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実は違いが大きい?レクサスの認定中古車の5つのメリットと1つのデメリット!

自動車ディーラーが自ら認定した中古車を販売する「認定中古車」がありますが、高級車で有名なレクサスにも認定中古車制度があります。

でも普通のレクサスの中古車と何が違うのかってよくわかりませんよね。

ということで、今回はレクサスの認定中古車を選ぶことのメリット・デメリットをご説明します。

レクサスの認定中古車のメリット

高級車の車売り

認定中古車とは自動車メーカー各社のディーラーが販売する中古車に対して、メーカー独自の認定基準をクリアした中古車のことです。

メーカーの認定ですので一般的に普通の中古車よりもクオリティが良く、信頼性が高いことがメリットになっています。

しかし日本屈指の高級車ブランドであるレクサスの認定中古車にはさらに充実した認定基準があり、独自の認定中古車ブランドとして認定中古車を「CPO(Certified Pre-Owned)」と呼んでいます。

そんなレクサスの認定中古車を購入するメリットは次の5つです。

高年式の中古車がそろっている

まずレクサスの認定中古車の特徴は、高年式の中古車しか認定しないことにあります。

一般的な認定中古車はメーカーの基準さえ満たしていれば、新車後10年経過した車も認定中古車になります。

しかしレクサスでは独自の基準として、8年以上経過した車は認定中古車として認めていません。

現代の車は耐久性が昔と比べ物にならないほど上がっており、10年経過でも十分問題なく乗れるのですが、あえてレクサスは中古車のクオリティを保つため8年までとしています。

2019年1月現在ですと、8年落ちのレクサスにはIS250やLS460などがあります。CT200hやRX450などはギリギリ8年以内です。(現在のIS、LS、RX、の詳細は以下の記事をご参照ください。)

レクサスISのフロントレクサスISの試乗レビュー!乗り心地の感想・インプレッション!レクサスLSのフロントレクサスLSの試乗レビュー!乗り心地の感想・インプレッション!レクサスRXのフロントレクサスRXの試乗レビュー・感想!乗り心地はいかに?!

なお8年以上経過した車は認定中古車にはなりませんが、その場合には一般の中古車として販売されます。

8年経過したからといって車としてのクオリティは十分残っており、中古車市場にそういった車が出てくれば結構お買い得です。

レクサスの一般の中古車は「ズバット」のサイトだと探しやすいですよ。年式や予算も指定できるので目当ての車が見つかりやすいです。

詳細は「ズバット」のサイトを以下のリンクからご参照ください。

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認定中古車としての特別な点検整備がある

通常の中古車でも納車前には必ず点検整備が入りますが、レクサスの認定中古車には独自の点検整備項目があります。また通常行われない部品交換サービスも含まれます。

点検整備項目は90項目以上

レクサスの認定中古車の点検整備項目は90項目以上に及び、それをレクサスの車に精通した整備士が点検整備を行います。

点検整備項目の中には一般の中古車でも行われていることもありますが、認定中古車はレクサス正規ディーラーの整備士が実施してくれますので信頼性が抜群です。

12項目の部品交換

レクサスの認定中古車は、部品の劣化度合によって事前に12項目の部品交換を行います。12項目は次の通りです。

タイヤやバッテリー、ブレーキパッドなど消耗品の交換まで入っているところは、さすがレクサスと言えるでしょう。

無条件交換エンジンオイル
エンジンオイルフィルター
ワイパーブレードゴム
年式、走行距離などの

条件により交換

タイヤ (スペアタイヤも含む)
ブレーキフルード
バッテリー
Vベルト (パワーステアリングベルト、ファンベルト、エアコンベルト)
タイミングベルト
ブレーキパッド
点火プラグ
エアクリーナエレメント
ナビ地図ソフト

この中でVベルトやタイミングベルトなどは、一般的に80,000km走行ぐらいで交換が必要な部品です。

もし1年の走行距離が10,000㎞換算ですと、認定中古車の期限である8年経過までに80,000kmに近づきますので、あらかじめ交換されていればその後も長く乗り続けられるでしょう。

なお通常の中古車の場合、無条件交換のものは実施するところも多いですが、その他の部品については事前に交換はされておらず、中古車購入時に交換費用などが加算されます。

ここまで細部まで行き届いているレクサスはやはりすごいですね。ちなみにそれは数字に現れていて、レクサスの故障率は驚異的ですよ。詳細は以下の記事をご参照ください。

LEXUS LS500のフロントグリル2レクサスは故障しない?逆に多い?故障率を徹底解明!

無償で2年の保証が付き、追加も可能

通常の中古車の場合、車の故障などの保証は新車時のメーカー保証が期限になりますが、レクサスの認定中古車の場合には購入時に2年の保証が無償で付き、費用負担はありますが追加で1年増やすこともできます。

これは中古車としてはなかなか考えられない保証の長さで、まさにレクサスが認定した中古車ならではと言えるでしょう。

この保証の長さを実現できるのは前述した点検整備のおかげだといえます。

事前に点検整備で悪いところを発見して対処してあり、普通の中古車に比べて信頼性が高く故障率が少ないためです。

この保証期間中は故障が起こっても無料修理が可能で、さらに期間中は6か月点検,12か月点検も無料になります。

もし7年経過した認定中古車を買った場合は、通常でも9年目まで、延長すれば10年目まで保証が継続でき、10年落ちの中古車に新車保証同様の保証がついてくるという、普通は考えられないサービスです。

MEMO

もしレクサスの認定中古車を買おうと思っている方は、正しい値引き交渉のやり方も覚えておくといいですよ。

このやり方を知らないと最大60万円以上も損しますよ。詳しく知りたい方は、下記の『たった1分で車を60万円値引きできる裏技』のページをご覧ください。 裏技を知って後悔する人たった1分で車を60万円値引きできる裏技!安く購入する秘密のテクニックとは?!

しかしそれ以上に重要なのは、次に説明する「CPOハイブリッド保証」です。

ハイブリッド車はとくに保証のメリットが大きい

LEXUS LC500h

ここ10年でハイブリッド車は大人気となり、毎年かなりの台数のハイブリッド車が販売されています。

レクサスの認定中古車では、ハイブリッド車に対しても独自の「CPOハイブリッド保証」が付いており、期間内はハイブリッド機構の故障にも無料修理が受けられます。

これはハイブリッド車の中古車を買ううえで非常に大きなメリットで、ハイブリッド機構が故障した際の高額な修理金額が無料となるのです。

ハイブリッド車はエンジンと電気モーターを組み合わせた車のことで、エンジン、モーターのどちらか、もしくは両方を使って駆動しています。

ハイブリッド機構にはモーターの他に大型バッテリーやインバーターなどの専用部品があるのですが、もしこれらが故障した場合には修理費用として100,000円~200,000円もかかる高額修理部品なのです。(詳細はハイブリッド車のプリウスの記事をご参照ください。)

タイヤのないプリウス壊れやすい?プリウスは故障が多いのか故障率の実態とは?!

とくにバッテリーについては、スマホの電池などと同じく長い間使っていると容量がどんどん低下していきます。

中古車でハイブリッド車を買う場合には、年式や走行距離によってはバッテリー容量が減っている車も多く、すぐに動かなくなるわけではありませんが乗り続けていると交換が必要となります。

レクサスを含めたトヨタではハイブリッド機構の保証は「5年または100,000㎞保証」となっており、これを越えたハイブリッド車は中古車であっても有償修理となります。

しかしレクサスの認定中古車にはハイブリッド車に対する「3年間もしくは新車登録から10年間のうちどちらか長い方。ただし200,000㎞まで」のサービスが付いており、中古車にもかかわらず非常に長い保証受けられます。

これは3年または10年の保証ではなくどちらか長い方に適用されるため、次のような場合でも新車登録10年まで保証が受けられるのです。

  • 3年落ち認定中古車:認定中古車保証2年+ハイブリッド保証は10年まで
  • 7年落ち認定中古車:認定中古車保証2年+延長保証1年+ハイブリッド保証3年=ハイブリッド保証は13年目まで有効

機構が複雑で万が一の故障には多大な出費がかかるハイブリッド車において、これだけの期間安心して乗れるのはとても大きなメリットです。

レクサスオーナーとしての特典がついてくる

レクサスという車は、車としての性能が良いだけではなくオーナーへのさまざまなサービスがありますが、認定中古車の購入でもサポートプログラムへ加入ができます。

次のような特典があり、認定中古車では中古車であってもレクサスオーナーとしてのステータスの高さも実感できるでしょう。

レクサスオーナーズカードを入手できる

レクサスオーナーズカードはレクサスオーナーの証であり、点検整備時にスムーズに手続きができるほか、専用のラウンジを活用することができます。

まさにレクサスを所有した喜びを感じられるカードを中古車でも入手できるのは、認定中古車ならではです。

G-Linkを2年間無料で活用できる

G-Linkは車に乗りながらレクサス専用の緊急対応デスクと連絡が取れるサービスで、事故や故障などの連絡に加え、警察消防などへの緊急連絡もサポートできるサービスです。

認定中古車を購入すると、無条件で2年間無料で活用できます。

急な事故などでもG-Linkを使って連絡すれば、レクサスのスタッフによるサポートが24時間365日受けられます。

普段必要な機能ではありませんが、緊急時には心強いサービスです。

レクサスオーナーズデスク

さきほどのG-Linkの機能を使って、緊急時以外でも専用のオーナーズデスクでサポートが受けられるサービス。

レクサスに関するさまざまな質問や相談、または車のナビゲーション、ホテルや飲食店の予約まで、幅広いサービスに対応しています。

中古車でこういった高級車向けのサービスが受けられるのも認定中古車だからです。レクサスオーナーズデスクは、以下の記事で深く掘り下げています。興味のある方はあわせてどうぞ。

女性のオペレーターレクサスオーナーズデスクとは?料金や使い方など全てを解説!

レクサスの認定中古車のデメリット

レクサスミーツのフロント

ここまでレクサスの認定中古車のメリットをご紹介してきましたが、それとは逆にデメリットもあります。それは中古車価格が高いということです。

中古車としては価格が割高

レクサスの認定中古車は信頼性も高く保証内容も良いのですが、その分中古車としては割高なのです。

車種にもよりますが、同年式、同程度の中古車を購入する場合、普通の中古車屋で購入する場合とレクサス認定中古車では500,000円程度の価格差がでることがあります。

たしかに認定中古車にはメリット多いのですが、費用面だけを考えると結構な価格差がでてしまいます。

しかし事前に部品交換なども行われていることを考えれば、整備費用、修理費用を先払いしていると考えることもできるでしょう。

特に前述したハイブリッド車に対する保証は重要ですので、7年落ちなどのハイブリッド車を長く乗りたいのであれば、認定中古車はおすすめでしょう。

認定中古車が割高なのか、そうでないのかは、車の使い方やこの先どのぐらい乗るのかなど、考え方次第です。

レクサスの一般の中古車は「ズバット」のサイトを使うと価格などが調べやすいですよ。年式や予算も指定できるので目当ての車が見つかりやすいです。

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