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イグニスは雪道に弱い?雪道走行の性能について徹底分析しました!

最近のスズキといえば、コンパクトカーで次々とヒットを連発しているイメージがありますよね?

CMを見ていても、可愛らしいデザインと、ちょっぴりアクティブなキャラクターが目を惹きます。

私はジムニーがすごく好きなので、スズキにはいい印象しかありません。

というわけで今回は、個人的に注目しているスズキ「イグニス」について、雪道での走行性能に焦点を当てて分析してみました。

ライバル車とも比較してみたので、購入についてんでいる方は、ぜひ参考にしてくださいね。

イグニスは雪道での走行はどうなのか

スズキ イグニス

この手のスズキ車といえば、やっぱり「ジムニー」が思い浮かびます。まさしく、名実ともに「最強の小型SUV」ですよね?

そういったイメージからか、スズキ車のアクティブなモデルは雪道での信頼性が高いように思えますが…イグニスもちゃんと期待通りの車なんですよ。

ジムニーほどではありませんが、コンパクトカーが得意なスズキですから、作り込みには抜かりありません。

それでは、こちらの諸元を参考にしながら、具体的な話にまいりましょう。

項目諸元
種類水冷直列4気筒DOHC16バルブ+モーター
排気量1,242cc
最高出力エンジン:91PS/6,000rpm
モーター:3.1PS
最大トルクエンジン:12.0kgf・m/4,400rpm
モーター:5.1kgf・m
車重880-920kg
全長×全幅×全高3,700×1,660×1,595mm
最低地上高180mm
駆動方式FF/フルタイム4WD

走行性能の評価

雪道で困るシチュエーションといえば、「アイスバーンでスリップして、発進できない」ということ。雪国にお住まいの方なら、一度は経験がありますよね?

交差点はアイスバーンになりやすいため、とくにスリップしやすいポイントです。他にも登坂や駐車場、轍(わだち)や雪の凹凸など、走りにくい場所は公道のいたる所に潜んでいます。

イグニスは安心して雪道を走れるのでしょうか?雪道走行に求められる条件を解説しましょう。

  • 駆動方式
  • 最低地上高の高さ
  • 車重の重さ
  • トルクの大きさ

発進のときは、タイヤのグリップ力が非常に大切。タイヤには荷重が加わっていないと、氷上でのグリップ力が弱くなってしまいます。そのため、発進にはある程度重い方が有利なのです。

コンパクトカーの中でも、イグニスはかなり軽量なモデルです。その可愛らしい見た目から、軽自動車と勘違いしている人もいることでしょう。そのため、タイヤに加わるグリップ力は、けっして大きくはありません。

また、トルク性能もハイブリッドカーの中でも低いですね。深い積雪では突き進むことが困難でしょう。スタック(雪にハマること)したときが心配です…。

不安要素は、「グリップ力」と「トルク」の2つですね。全体的にパワーが足りない感じです。しかし、発進に関して有利な点もありますよ。

まず「駆動方式」ですが、4WDなので雪道では安心ですね。ジムニーよりはずっと劣りますが、4輪が駆動することには変わりないので、走行には有利です。

次に「最低地上高」ですが、これは150mm以上が楽に走れるラインといわれています。イグニスはこれを大きく上回る「180mm」の高さを確保しているので、余裕をもって走行可能です。轍や凹凸などがあっても心配ありません。

まとめると、パワー不足感は否めませんが、イグニスは雪道でもちゃんと走れるでしょう。

あまりハードな使い方はできませんが、日常使用なら問題ないでしょう。念のため、「牽引ロープ」「スコップ」「スタックラダー」の準備は忘れずに。

コーナリング性能の評価

雪道では、ドライな路面以上にコーナリング性能が重要です。大型のSUVなど、雪に強い車だって路肩に突っ込んでいたりしますが、これにはどんな事情があるんでしょうか?

それはコーナリングに求められる条件に、こんなものがあるからです。

  • 車重の軽さ
  • 重心の低さ

なんとなく4WDが有利な気がしますが、実際にはそう大差ありません。

このように感じるのは、強くて重いボディを持つ四駆車のほうが、路面を強くグリップできるため。ようするに、コーナリングフォース(遠心力)に負けないからなのです。

しかし、雪道は摩擦が極端に少ないため、軽いボデイのほうが有利とされています。グリップ力よりも、コーナリングフォースを減らしたほうが安全に旋回できるということ。

その点、超軽量なイグニスは有利といえますね。

また、コーナーにおいては重心が低いほうが安心です。重心が高いと、コーナー旋回中に踏ん張りが利かず、横転してしまうことがありますからね。

イグニスは最低地上高が高いにもかかわらず、意外にも重心はそれほど高くありません。他のコンパクトカーと大差はないでしょう。

したがって、雪道のコーナーにおいて、イグニスはかなり強いモデルいえますね。スピードには注意が必要ですが、路肩に突っ込むことはまずないでしょう。

ブレーキ性能の評価

イグニス

雪道において、もっとも注意が必要なのが「停車」です。赤信号で止まれなかったら、命に関わりますからね…。

そのため、「ブレーキ性能」は雪道性能で一番チェックすべきポイントなのです。ブレーキの制動力には、これらの条件が関わっています。

  • 車重の軽さ
  • 駆動方式

通常、車重と制動距離の間には大きな差がありません。なんとなく、重い車は止まりにくいイメージがありますよね?事実、重量が大きいほうが、静止させるのに多くのエネルギーを必要とします。

ポイント

しかし、荷重が加わる分、タイヤのグリップ力も増えるのです。それに、重い車はタイヤサイズが大きいですし、そもそもブレーキシステムが強力に設計されています。

ゆえに、車の制動距離に関して、車重は関係ないのです。

これに関しては、国土交通省が実施した「ブレーキ性能試験」からも判断することができます。

参考 ブレーキ性能試験結果一覧自動車総合安全情報

しかし、これはあくまでもドライ路面における話。雪が積もった道路では適用されません…。

「では、どうなのか?」というと、イメージのとおり、重い車のほうが止まりにくいのです。

理由を簡単に説明すると、雪によって極端に摩擦力が減り、グリップ力が荷重に対して比例しないから、ということです。


少し、長い話になりましたが、ようするに「軽い車のほうが止まりやすい」ということ。何度も言っているとおり、イグニスはボディが軽いので、ブレーキに関しても有利です。

ポイント

また、4WDというのも、実は有効なんです。駆動方式はフットブレーキとは直接関係ありませんが、エンジンブレーキは関連が深いんですよ。

なにせ「駆動するのが2輪か?4輪か?」という話ですからね。

停車直前に、アクセルオフやエンジンブレーキで減速力を働かせておくことで、スリップの危険を減らすことができます。

2輪駆動車でエンジンブレーキを使うと、横滑りする恐れがあるのですが、4輪駆動ならその心配もありません。

まとめると、イグニスなら雪道のブレーキングも心配ありませんね。国産の高級スタットレスを履かせて、用心して運転すれば問題ないでしょう。

イグニスでの雪道走行での評価は?

イグニスの雪道走行については、みなさんどう思っているのでしょうか?

Twitterから感想をいくつかピックアップしてみました。

良い評価

イグニスは「コンパクト」「可愛いデザイン」ということで女性人気も高そうですよね。4WDを搭載し、最低高も高いので、運転の苦手な女性も難なく乗りこなせます。

路肩に積まれる雪も、雪国の悩みです。除雪が大切なので、仕方ないことではありますが…。この積まれた雪のせいで見通しが悪かったり、狭い路地ができたりしています。

イグニスなら走行性能はもちろん、車格もコンパクトなので、スムーズな取り回しが可能です。見通しもいいので、街中での事故が軽減できそうですね。

パワーは物足りませんが、ちょっとした雪道を走る分には十分です。相当な悪天候でない限り、へっちゃらなので、雪をガンガン進んでいきます。

可愛らしいルックスとのギャップがすごいですね。

悪い評価

いっぽうで、4WD性能に物足りなさを感じる人も、少なくありません。なぜかというと、イグニスの4WDは日常使用向けで、本格的な走破性はないからです。

スズキのモデルということで、どうしても期待値が高くなってしまうんですよね…。ジムニーと比較したら、そりゃ物足りなく感じてしまいますよね…。

他の車はどうか

ここで気になるのは、「同クラスで比較すると、どうなのか?」ということ。各メーカーのライバル車の性能と比べてみましょう。

今回比較対象に選んだのはトヨタ「アクア」、ホンダ「フィット ハイブリッド」、マツダ「デミオ XD」の3台です。

トヨタ アクア

トヨタ アクア

人気コンパクトカーということで、トヨタから「アクア」を選んでみました。

ハイブリッドカーとして絶大な信頼感を得るアクアですが、イグニスと比較すると、雪道ではどう評価できるのでしょうか?

まずは、アクアの諸元をご覧ください。

項目諸元
種類直列4気筒+モーター
排気量1,496cc
最高出力エンジン:74PS4,800rpm
モーター:61PS
最大トルクエンジン:11.3kgf・m/3,600-4,400rpm
モーター:17.1kgf・m
車重1,060-1,090kg
全長×全幅×全高4,050×1,695×1,455mm
最低地上高140mm
駆動方式FF

ハイブリッドカーとしては同じ車格ですが、モーターのパワーがアクアのほうが優れていますね。ドライな路面なら、走行性能はイーブンといったところでしょうか?

しかし、雪道の走行を考えると、車重・最低地上高、そして駆動方式のアドバンテージにより、イグニスのほうが上手といえますね。

ホンダ フィット ハイブリッド

ホンダ フィット ハイブリッド

ホンダ「フィット ハイブリッド」も、同クラスのコンパクトカーですね。雪道性能について、さっそく比較してみましょう。

項目諸元
種類水冷直列4気筒DOHC16バルブ+モーター
排気量1,496cc
最高出力エンジン:110PS/6,000rpm
モーター:29.5PS
最大トルクエンジン:13.7kgf・m/5,000rpm
モーター:16.3kgf・m
車重1,080-1,180kg
全長×全幅×全高3,990×1,695×1,550mm
最低地上高135-150mm
駆動方式 FF/4WD

ユニットのパワーで比べてみると、フィットに軍配があがります。

加えて、アクアとは違って4WDモデルも設定されているのです。発進性能はフィットの方が優れていると考えられますね。

しかしイグニスは、軽量性・最低地上高といった点で優れているので、コーナリング性能・ブレーキ性能で上回るパフォーマンスを期待できます。ブレーキが効くイグニスのほうが、雪道で安心できますね。

マツダ デミオ XD

マツダ デミオ

最後に比較するのは、マツダのコンパクトカー「デミオ」です。その中でもディーゼルモデルの「XD」と雪道性能を比較してみましょう。

デミオの諸元はこちらです。

項目諸元
種類水冷直列4気筒DOHC16バルブ ディーゼルターボ
排気量1,498cc
最高出力105PS/4,000rpm
最大トルク25.5kgf・m/1,500-2,500rpm
車重1,080-1,220kg
全長×全幅×全高4,060×1,695×1,550mm
最低地上高145mm
駆動方式FF/4WD

ディーゼルということで、立派なトルク性能ですね。4WDもラインナップに入ってますし、最低地上高も145mmと、アクア・フィットより高いです。

ディーゼル車はボディが重いことが特徴的ですが、デミオの車重はおよそ1,200kgといったところ。雪道でも踏ん張りを利かせて走れそうですね。

ただし、200kgの違いはブレーキングで大きな差となるでしょう。イグニスとデミオが同じスピードで走っていたら、制動距離には明確な違いが表れるはずです。

したがって、雪道ではイグニスのほうが信頼できるでしょう。

イグニスは雪道走行する車としては買いか

というわけで、イグニスの雪道走行についての解説は以上になります。

まとめると、『パワーは足りないけど、軽いので雪道でもコントロールしやすい車』という感じですね。

アイスバーンからの発進やスタックなど、不安要素はありますが、これはスタットレスや装備でカバーできる範疇でしょう。

というわけで、冬に乗るコンパクトカーとしておすすめです。