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ジムニーは車中泊が快適な理由7つ!フルフラット化のやり方も!人数は2人まで!

スズキ ジムニーは軽自動車のSUVで、本格的なオフロード走行の出来る軽自動車として唯一のクオリティをもっています。

今回はそんなジムニーでの車中泊についてご説明します。

ジムニーの車中泊が快適な理由

スズキ ジムニー参考:www.suzuki.co.jp

スズキ ジムニーはスズキが初期の頃からラインナップしている軽自動車で、現行モデルで4代目となります。

ジムニーは初代から現行モデルに至るまで車を構成する基本的な要素が継承されており、本格的なオフロード車には定番であるラダーフレームとリジッド式サスペンション、本格的な4WD走行性能を備えています。

これらの構成は普通車のクロスカントリーSUVにも採用されているものですが、軽自動車でここまでのオフロード性能を持っているのはジムニーだけです。

また現行モデルは2018年に登場した新しい車ですが、そのデザインは非常に上質で存在感のあるものとなっており、発売当初は納車が数年待ちになるほどの人気車種となりました。

当初ほどではないもの現在でも納車は遅めとなっており、その人気が続いていることがわかります。

近年SUVの利用方法の一つとして車中泊というものがあるのですが、これは旅行の際に車の車内で一晩を過ごすものです。

旅行の際にホテルや旅館に宿泊するのではなく車内で寝ることになるので、その分宿泊費用を抑えることができるのが大きなメリットとなっています。

また車中泊はキャンプでのテントの代わりとしても利用することができるので、これを活用するとテントなどの大きな荷物を持っていかなくてもキャンプが可能となります。

そういったメリットもあるので、近年は車中泊専用のオートキャンプ場も登場しています。

ジムニーは軽自動車とはいっても本格的なオフロード走行も可能なため、車中泊への期待も大きくなります。

そんなジムニーで車中泊が可能かどうかを見るためにまずは車のサイズを見ていきましょう。

スペックジムニー
価格1,485,000円〜1,875,000円
乗車定員4名
全長3,395mm
全幅1,475mm
全高1,725mm
室内長1,770mm
室内幅1,300mm
室内高1,200mm
ラゲッジルーム高さ850mm
1,300mm
奥行き240mm
運転席寸法高さ約1,100mm
約500mm
奥行き約1,000mm
助手席寸法高さ約1,100mm
約500mm
奥行き約1,000mm
後席寸法高さ約1,000mm
約900mm
奥行き約700mm
3列目寸法高さ3列目シートなし
奥行き

ジムニーはSUVとはいってもあくまで軽自動車なので、軽自動車規格で決められたサイズにおさまる外観となっています。

全長および全幅は軽自動車規格ギリギリのサイズですが、これは軽自動車全般にいえることです。

ですが全高は規格に入っているとはいっても軽自動車としては大きなサイズとなっており、これは最低地上高の高さと大径タイヤの採用によるものです。また車のデザインは直線的なスクエアボディとなっており、SUVらしい力強さをもっています。

車内のサイズについては以前のジムニーでは少し窮屈なことが定番でしたが、現行モデルでは室内長はそれなりにしっかり確保されています。

室内幅は軽自動車として一般的ですが、室内高も以前のモデルよりも広めに確保できていて車内の快適性はかなり向上しています。

一方でラゲッジスペースの前後サイズはそんなに大きいわけではないのですが、軽自動車は全長に規制があるのでシートの広さを確保する上では仕方ない面でもあります。

こういったサイズ感を持つジムニーですが、以前のモデルではとても車中泊は厳しかったのですが現行モデルになってからは車中泊はしっかり出来る車に進化しています。

そんなジムニーの車中泊に適している点をご紹介していきましょう。

車内でしっかりフルフラット化ができる

ジムニー シート参考:www.suzuki.co.jp

まずジムニーの車内でしっかり車中泊が出来るようになった点としてフルフラット化が可能という点があり、これが以前のジムニーとは大きく違う点です。

車中泊にはいくつか車の構造的に必要なスペックがあるのですが、その中の1つとして車内にフルフラットモードが可能かどうかという点があります。

車の車内で快適に寝るためには自宅の寝台と同じ用にしっかり平たい寝台がほしいところなのですが、車の車内は構造やデザインなどで必ずしもフラットではありません。

ですが最近の車はシートアレンジを駆使することでフルフラット化ができることがあり、これを使うことでフルフラットな寝台も作れるようになっています。

ポイント

ジムニーは以前のモデルでは車内のシートを収納するような機能はあまりなかったのですが、現行モデルにフルモデルチェンジする段階で現代的なフルフラットなシートアレンジが可能となっています。

普通車では後部座席しか収納できないこともあるのですが、ジムニーは前席もしっかり収納することができる構造になっています。

その結果車室内の前側からラゲッジスペース後端までのスペースをすべてフルフラットにすることができ、この空間を車中泊の寝台として利用することができます。

こういった構造を持っているため、ジムニーは軽自動車としてもかなり快適な車中泊が過ごせる車になっています。

寝台の前後サイズは十分に確保できる

ジムニーの車内のシートアレンジでしっかりしたフルフラットな空間が作れるのですが、その前後のサイズもしっかり車中泊を過ごせるサイズとなっています。

車中泊に必要なスペックとしては車内のフルフラット化のほかにそのサイズも重要で、寝る時にしっかり足を伸ばして寝られる寝台のサイズが必要とされます。

その必要なサイズは車内で寝る人の身長によって変動はするのですが、身長170cmぐらいの人を想定すると最低でも1,700mmは欲しいところです。

ですが身長ギリギリのサイズでも窮屈感はありますので、ゆとりをもって確保すると1,800mm〜1,900mmは欲しいところです。

これに対してジムニーでは車室内のほぼすべての空間を寝台として利用でき、その前後サイズは約1,800mmは確保できるので車中泊の寝台としては十分なサイズです。

ジムニーの室内長は1,770mmしかありませんが、ここに短いながらラゲッジスペースの長さも加わるので、合わせるとちょうどよい寝台のサイズとなるのです。

これだけの前後サイズが確保できていればほとんどの身長の方がしっかり足を伸ばして快適に寝ることが可能で、ちょっと身長の高い人でもなんとか収まることができるでしょう。

以前のジムニーでは車室内のスペース自体も小さくなっていたのでこれほどの車内スペースは確保できなかったのですが、フルモデルチェンジで車内も広くなっているために寝台スペースがしっかり確保できています。

横幅的に2名まで寝ることは可能

ジムニーは軽自動車の規格で全幅はあまり大きいわけではないのですが、それでも車内で2人は寝ることができます。

車中泊は旅行としての使いかたがメインであり、複数人での旅行もあるでしょう。その際に車中泊を利用するとなると最低でも2人で寝られないと対応できないのですが、普通車ならともかく軽自動車は規格で乗車人数が4名に決められており、あまり車内が広くないのです。

また全幅も規制があるので車室内の横幅があまり広くないので、軽自動車の複数人での車中泊には限界があります。

ポイント

ジムニーも軽自動車なので乗車定員は4名で室内幅も決して広くはないのですが、それでも室内幅は1,300mmあるので横並びで2名寝る形であればしっかり快適に寝ることができます。

ジムニーは軽自動車にしては車内の横幅がしっかり確保できている車で、サイドのボディデザインがほぼ垂直なスクエアデザインなので軽自動車の枠をフルに活用できています。

またジムニーは最低地上高が高いことで車室内に飛び出すタイヤハウスの大きさも小さく出来、余計な張出しが車内にないこともメリットです。

アウトドアでのキャンプにも最適

ジムニー 外観参考:www.suzuki.co.jp

ジムニーでの車中泊は普通の旅行の際にも利用できますが、ジムニーという車の性能を活かすとアウトドアでもかなり便利に活用できます。

現行のジムニーはそのデザインが非常に力強いものとなっており、都会的なクロスオーバーSUV的な要素とオフロードのクロカンSUV的な雰囲気を併せ持っています。

また車の走行性能としては本格的なクロスカントリーSUVとしてのものをもっており、強靭な車体構造があるのでかなりの凹凸のある悪路でも走行ができます。

そのためジムニーであれば山奥に入り込んでの渓流釣りや、海外沿いのアウトドアなどにも利用できます。

この性能を活かしながら車中泊も過ごせるとなると、まず便利なのはキャンプでの車中泊です。

一般的なキャンプ場はもちろんのこと、多少入り組んだ山の中での車中泊キャンプにもしっかり活用できるのです。

さらには山中などにも車である程度は入っていけるので、渓流釣りをしながら夜は山中で一晩を過ごすなどという使いかたも可能となります。

こういった使いかたは普通車のクロスオーバーSUVでもなかなか難しいので、軽自動車であるジムニーで可能なのはかなり大きなメリットです。

アンダーラゲッジが用意されている

ジムニー ラゲッジ参考:www.suzuki.co.jp

ジムニーにはラゲッジスペースの下側にアンダーラゲッジが確保されているのですが、ジムニーの車中泊の際には貴重なスペースとなります。

アンダーラゲッジとは通常のラゲッジスペースの下側にも荷室が設定してある構造のことですが、近年の車にはよく設定されています。

ラゲッジスペースは上下に広い空間ではありますが、その下側にもあるとさらに高さのあるものを積み込めるので便利になります。

またラゲッジスペースとアンダーラゲッジは仕切板で分けられていることがあるので、濡れたものなどを入れるスペースとしても便利です。

ポイント

実はジムニーは後ほどご説明するように車中泊の時のラゲッジスペースが不足しがちなのですが、これは車内のスペースをすべて寝台として使っているためです。

これは軽自動車で快適な車中泊をするという点としてはしかたないのですが、その不足するラゲッジスペースを補うためにアンダーラゲッジが利用できます。

アンダーラゲッジの容量は決して大きいわけではないのですが、ジムニーの車中泊のときには意外と便利です。

なおジムニーではアンダーラゲッジの上面ボードは仕様によっては設定のないモデルもあるのですが、このボードは車中泊時の寝台には必要です。

ですが設定のないモデルでもこのボードをオプション設定することが出来るので、車中泊を考慮しているときには用意しておきましょう。

AC電源やUSBを使用できる

ジムニーは車内でアクセサリーの電源ポートが利用できるのですが、これを活用することで車中泊のときにも便利なものとなっています。

以前の車は車内にシガレットポートがあってそこから電源を取り出すことができるのですが、最近はそのシガレットポートに変えて家庭用のACコンセントやUSBポートなどを設定できる仕様が増えてきています。

このポートは普段使いでも便利な仕様なのですが、車中泊時にもこれを利用して車内で様々な電化製品を使うことが出来るようになって便利です。

ジムニーにも現行モデルからこういった電源ポートがオプション装備として用意されており、これを設定しておくことで車中泊時にも利便性があがります。

ジムニーではカーナビを設定したり仕様によって設定できないものもありますが、基本的には可能な限り設定しておいたほうが便利でしょう。

車内で電源が使えれば照明や娯楽製品も使えますし、ちょっとした調理器具なども使えるので利用方法によっては快適性が一気に上がるでしょう。

車中泊用アクセサリーが豊富に用意してある

ジムニーには純正アクセサリーとして様々なものが設定されているのですが、その中に車中泊に活用できるものもいくつもあります。

車中泊には後ほどご説明するように快適に寝るために必要なアイテムがいくつかあるのですが、その中で車中泊マットと遮光アイテムが必要となります。

この2つの必要性については後ほどご説明しますが、まずジムニーのアクセサリーには車中泊マットが用意されています。

これは「ベッドクッション」という名前のアクセサリーで、ディーラーオプションとして設定できるものなので車の購入後でもディーラーで手に入れることができます。

ベッドクッションは左右どちらかの一人分のものですが、ジムニーの車内にぴったりフィットするので非常に使い勝手の良いものとなります。

もう一つは遮光アイテムなのですが、これもアクセサリーに「フロントプライバシーシェード」と「リアプライバシーシェード」というものがあります。

これらはジムニーのフロントウインドウとサイドおよびリアウインドウを塞ぐことができるものとなっており、この2つを導入すればジムニーの車内をしっかり遮光することができます。

またフロントプライバシーシェードには左右のドア部部分に窓の箇所を開いて換気できる構造があり、メッシュ式になっているので窓を空けても虫が入らずに歓喜も出来る優れものです。

これらのアクセサリーは価格は多少高めのものなのですが、車の車内にピッタリフィットする完璧な装着感のあるものなのでクオリティは随一です。

ジムニーで車中泊をする方法

次にジムニーの車内で車中泊をする方法をご説明しましょう。

車内のフルフラット化

ジムニー ラゲッジ参考:www.suzuki.co.jp

まずジムニーの車内を車中泊ができるようにフルフラット化する必要があり、ジムニーのシートアレンジをすべて駆使する形になります。

ジムニーのフルフラット化では前席と後席どちらも背もたれを収納することになるのですが、その前の段階でまずはヘッドレストを取り外します。

ヘッドレストは前席も功績もフルフラット化には邪魔なものなので、取り外してシートの下側など邪魔にならないところに置いておきましょう。

ポイント

その後に操作するのは次は後部座席で、後部座席の背もたれはレバーを引くことで前側に倒れ、そのままラゲッジスペースとシートの背面がフラットになる位置まで収納することができます。

その次は前席シートを操作しますが、こちらはシートに通常で設定されているリクライニング機能を使います。

最初には前席シートを一番前側までスライドさせ、その後にヘッドレストを取り外した前席の背もたれを後ろに倒します。

うまくシートのスライドができていればちょうど前席の背もたれの先端と後部座席がつながるようになりますので、もしうまくいかない場合にはシートスライドを見直しましょう。

さらにラゲッジスペースには前述のラゲッジボードを装着しておけば車内の全域に渡ってフルフラットな空間を作り出せ、ここを寝台としてしっかり利用できるようになります。

車中泊アイテムの準備

ジムニー シェード参考:www.suzuki.co.jp

次に車中泊を快適に過ごすためのアイテムを準備しますが、これには必須のアイテムが2種類あります。

これに関しては前述のジムニーのアクセサリーの項でご説明しましたが、最低限必要なものは車中泊マットと遮光用のボードやカーテンとなります。

ジムニーに限らず車のシートアレンジを駆使して寝台を作るとほとんどは上面が樹脂製となっており、寝台としての感触にしては固いものとなります。

そのためここで快適に寝るためにはクッション代わりとなる車中泊マットが必要で、ジムニーには専用のベッドクッションがあるので準備は楽です。

また車中泊マットはさまざまな社外品も販売されているので、その中から好みのものを選んでも良いでしょう。

もうひとつの遮光アイテムは車のウインドウを塞ぐためのものなのですが、もしウインドウが開いたままで一晩を過ごそうとすると外から街灯の光が入ってきたり、他の車のヘッドライトの光が気になったりします。

これではあまり快適に寝られないこともありますので、これを解消するためのアイテムとして遮光ボードや遮光カーテンが車中泊には必要となります。

こちらもジムニーには専用のプライバシーシェードというアイテムが用意されているので便利ですが、価格が高い時などには汎用品の遮光ボードなどを利用しても良いでしょう。

なおこれ以外にも車中泊用のアイテムというものは様々なものが販売されており、それらを組み合わせることでより快適な車中泊が過ごせるでしょう。

車中泊の注意点

車中泊では様々な準備が必要となりますが、その他にも注意点として車中泊時の換気があります。

注意

車中泊のときには防犯などを考えると窓をしっかり締め切って寝たいと考える人は少なくないでしょうが、実際に車中泊時に窓を締め切って一晩過ごしたりすると朝起きた時に息苦しさを感じたり汗をかいていたりします。

これは車内の空気を寝ている間に呼吸で消費して二酸化炭素が増えているためで、一晩ぐらいなら健康問題になるほどではないにしても快適な睡眠を妨げられてしまいます。

そのため快適に寝るためには車内の換気が必要であり、一番簡単な方法は窓を少しでも空けておくことでしょう。

ですが窓が空いているとそこから虫が入ってきたり外の音が聞こえやすくなったりするので、この方法でもあまり快適ではありません。

そのため車の設備を活かして換気を行うためにエアコンを稼働させておくのが便利であり、外気循環モードでエアコンを動かせば換気をしながら車内の温度管理も出来て便利です。

このときにはバッテリーがあがるのを防ぐためにエンジンはアイドリング状態にしておくほうがよく、燃料の残量なども気をつけましょう。

なおアイドリング時に急な積雪などで排気管が詰まったりすると排気ガスの逆流の危険がありますので、もしそういった危険が想定されるときには窓を少しだけ空けておいたほうが安全です。

ジムニーの車中泊に向かない点

ジムニーは軽自動車にしてはかなり車中泊を過ごしやすい車ですが、次のような点は少し不便な点です。

車中泊時にアンダーラゲッジ以外の荷室がほとんどない

ジムニーでは車内のスペースをフル活用することで車中泊をしっかり行えるのですが、その分荷室がほとんどなくなってしまうのが不便な点です。

車中泊ではなにより車内で確保できるフルフラットの寝台や足を伸ばして寝られるサイズなどが気になるのですが、実際に車中泊を過ごす時には荷室が結構ネックとなります。

車中泊を利用するシーンというのは旅行の際が圧倒的に多いので車の車内に積み込まれる荷物は多めであり、キャンプともなると大型の荷物も増えてきます。

ホテルや旅館に宿泊する際には荷物は車に積み込みっぱなしに出来たり、またキャンプではテントの中に収めるなども出来るのですが、車中泊となるとすべての荷物は車の中にしまって置かなければなりません。

ポイント

しかしジムニーでは車中泊のときに車内の座席とラゲッジスペースすべてを寝台として活用してしまいますので、車内にパッと荷物を置けるスペースは少なくなります。

一応前述したアンダーラゲッジなどはあるものの容量は限られており、旅行で大きな荷物を持っていくと園置き場所にはちょっと困るでしょう。

またキャンプなどでも車中泊ならテントは不要となりますが、その他のキャンプ用品を車内に収めるのが難しくなるのであまり大きなものは持っていけないでしょう。

ジムニーはもともとラゲッジスペース自体が小さくてあまり荷物は乗らないのですが、旅行の際には後部座席などにも荷物を載せるでしょう。

その際にあまり大きな荷物を積み込んでおくと車中泊のときに不便なので、荷物の大きさや量をセーブするか、小分けにしておくほうがよいでしょう。

またジムニーにはルーフの上に装着できるルーフキャリアというアイテムがありますので、これを装着しておけばキャンプでの大きな荷物は屋根の上に置いて車内をフル活用することができます。

室内高はあまり高くなく、キャンプのような過ごし方は厳しめ

ジムニー シート参考:www.suzuki.co.jp

ジムニーは軽自動車にしては車高の高い車ですが、車中泊のときに寝台の上でしっかり身体を起こせるほどのスペースはなくミニバンのような使いかたはできません。

ジムニーは車の全高はミニバン並に高い車なのですが、その高さはクロカンSUVらしいフレーム構造の車体や最低地上高の高さ、大径タイヤなどで占められており室内高自体はそこまで高くはありません。

それでも車高の低い軽自動車よりは多少ゆとりのある室内高ではありますが、ラゲッジスペースの上面から天井までが850mmなので大幅にゆとりのあるサイズではないのです。実際にはそこに車中泊マットをさらに敷きますのでサイズは小さめとなります。

この室内高ぐらいあれば車中泊で仰向けに寝る時にはそんなに大きな問題はなく、天井までの距離もあるので窮屈感は感じないでしょう。

しかし寝台の上で体を起こすなどの動きは少し厳しめであり、寝返りをうったりしても場合によっては天井にこすったりしてしまいます。

またミニバンなどでは室内高が高いことから車内でキャンプのような過ごし方も出来るのですが、ジムニーはアウトドア向けの車とはいえそういった利用方法は少し難しいでしょう。

とはいえ軽自動車での車中泊としてはなかなか快適なサイズ感ですので、ジムニーとしては及第点の車内スペースでしょう。

ジムニーの車中泊の口コミ・評判

ジムニーの車中泊についてはtwitterにもさまざまな評判が投稿されているのですが、その中から2つほどご紹介しましょう。

こちらの方はジムニーの車内をテント代わりとして車中泊を過ごしていらっしゃいますが、キャンプ自体は車の外で楽しんで夜だけ車内で過ごすという使いかたは便利ですね。

このときはどうやら雨だったそうなのですが、車中泊であれば雨でも全く心配することなく寝られるのは良いですね。

こちらの方はジムニーの車内で使えるサンシェードを設置していらっしゃいますが、これはメーカー純正のアクセサリーではなく社外品のようです。

しかし形状はジムニー専用となっているようで完璧に装着されており、きっと価格も安価なので便利そうな製品です。

ジムニーでは車中泊などへの需要が高いのでこういったアクセサリーも豊富に販売されており、純正アクセサリーでなくても車中泊アイテムはしっかり揃うでしょう。

総評

ジムニーは軽自動車唯一ともいえる本格的なオフロード性能を持っており、走破性などはかなりの性能があり、また現行モデルでは居住性やデザインの面でも大きく進化しています。

また車内のシートアレンジがしっかり用意されていることから車中泊をしっかり過ごせるだけのスペース感も持っており、軽自動車の中ではかなり車中泊向けの車といえるでしょう。

さらにジムニー持ち前の走破性で山でも川でも場所を選ばない車中泊が過ごせるのが大きな魅力です。