スバル インプレッサはスバルの中型車として有名な車ですが、その中でハッチバックタイプの車がインプレッサスポーツです。
今回はそんなインプレッサスポーツのサイズや寸法を見ていきます。
インプレッサスポーツのサイズ・寸法と広さ・大きさ
インプレッサはスバルが以前からラインナップしている車で、現行モデルで2016年に登場した5代目となります。
現行モデルのインプレッサには基本設計を共有した2つのモデルがあり、セダンタイプのインプレッサG4とハッチバックタイプのインプレッサスポーツがあります。
今回ご紹介するのはインプレッサスポーツのほうですが、基本的な構造とフロントマスクなどのデザインは共通でボディタイプの違いによる使い勝手の差で別れています。
セダンはその性格上おとなしめの車というイメージで、ハッチバックタイプがスポーティなモデルという違いがあります。
インプレッサG4とインプレッサスポーツのエンジンや足回りなどの性能はほぼ同一ですが、どちらもスバルが得意とする高い走行性能を兼ね備えており、インプレッサスポーツの走行性能は高いものでまとまっています。
またシャープな見た目もスポーティさを際立たせており、満足感の高い車になっています。
加えて車体剛性の高さがインプレッサスポーツのキビキビした走りを支えており、日本のみならず欧州でも評価が高い車です。
そんなインプレッサスポーツですが、まずは外観寸法を見ていきましょう。
インプレッサスポーツの外観
インプレッサスポーツの外観寸法は以下のとおりとなっています。
スペック | インプレッサスポーツ | |
全長 | 4,475mm | |
全幅 | 1,775mm | |
全高 | 1,480mm | |
ホイールベース | 2,670mm | |
トレッド(前/後) | 1,540/1,545mm | |
最低地上高 | 130mm | |
車両重量 | 1,300kg〜1,400kg | |
タイヤサイズ | フロントタイヤ | 205/50R17、225/40R18 |
リアタイヤ | 205/50R17、225/40R18 | |
ウインドウサイズ | フロントウインドウ | 約1,400mm✕400mm |
サイドウインドウ | 約2,000mm✕400mm | |
リアウインドウ | 約1,200mm✕300mm | |
ミラー幅 | 約2,000mm | |
エンブレム・ロゴサイズ | 約100mm✕100mm |
インプレッサスポーツの寸法
インプレッサスポーツは車の大きなくくりとしては普通車ですが、その中では比較的コンパクトな車です。
国内の普通車は大きく分けて2種類の枠組みが決まっており、5ナンバーサイズと3ナンバーサイズの2つがあります。
この2つは以前は税金の差がありましたが現在では廃止され、車の大まかなサイズ感を表すものとなっています。
5ナンバーサイズは比較的コンパクトなサイズで3ナンバーサイズは大きめのサイズの車となっています。
スペック | 5ナンバー | 3ナンバー |
エンジン排気量 | 2,000cc以下 | 2,001cc以上 |
全長 | 4,700mm以下 | 4,701mm以上 |
全幅 | 1,700mm以下 | 1,701mm以上 |
全高 | 2,000mm以下 | 2,001mm以上 |
インプレッサスポーツの外観サイズはこのカテゴリーでいうと3ナンバーサイズになるのですが、それは全幅が1,775mmと1,700mmを超えているためです。
ですが全長は4,475mmと中型車としては小さめのサイズに収めてあり、全長と全高は5ナンバーサイズに収まっています。
インプレッサスポーツはワイドな全幅で安定感のあるフォルムと走行性能を持ちますが、このコンセプトには車内の横幅も広げる効果を持っています。
ですが全長は抑えめにすることで小回りの効きや旋回性の確保などができ、インプレッサスポーツのキビキビした走りにつながっています。
インプレッサスポーツは駐車場に収まるか?
次にインプレッサスポーツのサイズ感で駐車場に収まるかどうかを見ていきます。
駐車場の基本的なものは平置きの駐車場で、こちらは自宅の駐車場や有料駐車場、ショッピングセンターやコンビニなどで見られるものです。
この駐車場は場所や施設によってサイズがまちまちですが、一般的なサイズ感は幅が2.5m・奥行き5.0mとなっておりこのサイズに収まればだいたいどこの平置き駐車場でも駐車出来ます。
これに対してインプレッサスポーツの外観サイズでは全長も全幅もしっかり収まるので、平置き駐車場への駐車は難しくないでしょう。
もう一つ一般的な駐車場として立体駐車場がありますが、こちらは駅前などの土地の狭い箇所でビルのような駐車場に上下にエレベーターで駐車するタイプのものです。
立体駐車場ではその構造上車のサイズに対して高さの制限があり、昔からある立体駐車場は「高さ制限1.57m」という所が多いです。
しかしインプレッサスポーツの全高は1,480mmとなっており、立体駐車場への駐車も問題はありません。
更に最近は大型のミニバンやSUVなどの増加によって車高の高い車が増えており、立体駐車場も次第に高さ制限が緩和されるようになってきています。そのためインプレッサスポーツであればよりゆとりを持って駐車が可能です。
その他の外観のサイズ感
インプレッサスポーツの特徴の1つはスポーティな外観デザインですが、これには車の最低地上高の低さも関係しています。
車の最低地上高は車の下面から地面までの距離を指しますが、普通車では150mm前後が一般的なスペックです。
しかしインプレッサスポーツの最低地上高は130mmとなっており、普通車としては結構低目の最低地上高となっています。
この最低地上高の低さは車の性能の他にも見た目にも影響しており、より車高が低くてスポーティなスタイルを際立たせています。
また最低地上高の低さは車の安定性を向上させることができ、カーブでのロールの少なさなど旋回性を高めることに繋がります。
スバル車にはスバル伝統の水平対向エンジンという重心の低いエンジンが搭載されインプレッサスポーツにも入っていますが、このエンジンと最低地上高の低いボディの影響で車の重心が低く出来、安定性がより高まります。
こういった車のスペックもインプレッサスポーツの走行性能につながっており、スポーツの名前にふさわしい走りとなっています。
インプレッサスポーツの内装
次にインプレッサスポーツの内装のサイズ感を見ていきます。
スペック | インプレッサスポーツ | |
室内長 | 2,085mm | |
室内幅 | 1,520mm | |
室内高 | 1,200mm | |
ラゲッジルーム | 高さ | 777mm |
幅 | 1,039mm | |
奥行き | 820mm | |
運転席寸法 | 高さ | 約1,000mm |
幅 | 約500mm | |
奥行き | 約900mm | |
助手席寸法 | 高さ | 約1,000mm |
幅 | 約500mm | |
奥行き | 約900mm | |
後席寸法 | 高さ | 約1,000mm |
幅 | 約1,300mm | |
奥行き | 約1,000mm |
インプレッサスポーツの車内の広さ
インプレッサスポーツの車内のサイズは中型車として標準的なサイズですが、狭すぎるということはありません。
インプレッサスポーツは全幅は広い車で車内幅も1,520mmと広々としており、特に後席に3人掛けしたときの左右のサイズ感に多少ゆとりはあります。
また室内長についても前席と後席で2,085mmの長さがあり、前後の寸法もそれなりに広めです。
このサイズ感があれば座席に座ったときの足元空間も広めに確保できており、セダン譲りの快適な空間となっています。
また室内高については1,200mmとなっていますが、インプレッサスポーツのような車高の低い車にしてはそれなりに広めのサイズとなっています。
インプレッサスポーツは最低地上高が低くて走行安定性の高さがありますが、最低地上高の低さは車内の高さを広げることにもつながっており多少ゆとりがあります。
インプレッサスポーツのラゲッジルームの広さ
次にインプレッサスポーツのラゲッジルームの広さを見ていきましょう。
インプレッサスポーツはハッチバックタイプの車なのでトランクルームがなく、後席の後ろから車の後部までの空間がラゲッジルームとなります。
このラゲッジルームの高さと幅はハッチバックカーとして標準的なサイズとなりますが、ラゲッジルームの奥行きも820mm確保されており結構広くなっています。
このサイズ感であれば普段使いの荷物であればしっかり積み込むことが出来、スポーティな車ながら利便性の高さも併せ持っています。
またインプレッサスポーツの後部座席は前側に折りたたむことができ、さらにラゲッジルームの奥行きを広げることができます。
そうすればより長い荷物や大きな荷物を積み込むことが可能となるので、非常に利便性が高いです。
この後部座席は左右分割式で倒すことができるので、組み合わせで座席との併用も可能となっています。
その他の内装のサイズ感
インプレッサスポーツは前席に2名、後席に3名の5人乗車の車ですが、前席より後席のほうが多少広めとなっています。
インプレッサスポーツの前席の前後のサイズは900mm程度ですが、後席は1,000mm確保されておりサイズ感としては後席が広く取られています。
左右の幅は後席はベンチシート式なので簡単な比較ではありませんが、3人掛けのベンチシートとしては必要十分なサイズが確保できています。
それに加えて足元空間の広さも後席が広く取られており、運転席、助手席より後席の快適性を重視しています。
インプレッサスポーツはスポーティなデザインの車ではありますが車内のサイズは乗用車として広めに取られており、スポーツという名前ながら快適性は悪くありません。
インプレッサスポーツの運転
次にインプレッサスポーツの運転性について見ていきましょう。
スペック | インプレッサスポーツ |
最小回転半径 | 5.3m |
ハンドルサイズ | 370mm |
インプレッサスポーツの旋回性
まず見ていくのはインプレッサスポーツの旋回性で、小回りがどのぐらい効くかは最小回転半径というスペックで決まってきます。
最小回転半径は車のハンドルを左右どちらかに最大まできった状態で低速走行し、その後に車を360°旋回させるのに要する半径を指します。
このスペックが小さいほど小回りがきくと言えるのですが、一般的なスペックとしては軽自動車で4.5m前後、コンパクトカーで5.0m前後、普通車で5.5m前後が標準的なスペックとなります。
これに対してインプレッサスポーツの最小回転半径は5.3mとなっており、中型車の小回りとしては十分に効く方と言って良いでしょう。
インプレッサスポーツは全長が短くホイールベースなども短めなので、これが最小回転半径の小ささにつながっており小回りがきくようになっています。
このため住宅地など狭い道ではもちろんのこと、山道などのクネクネした道でのキビキビとした走りにつながっています。
インプレッサスポーツの走行感覚
インプレッサスポーツの走行感覚はスポーツという名前は付いていますがそこまで難しいものではなく、普通車に近いものとなっています。
インプレッサスポーツの車の車両感覚は普通のセダンやハッチバックカーと近いものであり、スポーツカーのように普段は扱いづらいようなものではありません。
ボンネットのオーバーハングは比較的短めのものとなっており、ドライバーから車の前方までの距離が短くて車両感覚はつかみやすい車となっています。
サイドについては車幅が広めの車なのでそれなりに気をつける必要はありますが、直線的なデザインとなっているので案外車両感覚はつかみやすいです。
またリアについてもハッチバックカーなので後部の角の位置を把握しやすく、狭い道での運転時やバックの際などにも扱いやすいサイズ感です。
同じシリーズのインプレッサG4ではトランクがあることで多少後部の車両感覚が掴みづらいですが、これに対してもインプレッサスポーツであれば扱いやすい車となります。
インプレッサスポーツの車内の運転感覚
インプレッサスポーツの車内からの運転感覚はそれなりに視界も広めで運転しやすい車です。
インプレッサスポーツは車高が低目の車なので各ウインドウのサイズは上下はそこまで高くありませんが、車幅が広いのでウインドウの横幅は広くなっており左右の見通しは良好です。
またフロントオーバーハングも短いので前方の見通しも悪くなく、スポーツカーのように視界が狭いということもインプレッサスポーツではありません。
またサイドウインドウも車の前方から後部まで可能な限り広めに確保されており、剛性が必要なリア部分も三角窓とすることで視界が確保されています。
リアウインドウについてはフロントウインドウよりは少し狭めのサイズ感で、車のデザイン上リアウインドウの上下が小さくなっています。
しかし左右の幅は広いのでそこまで後方視界が悪いことはなく、そこそこの視界があるといえます。
近年のスポーツモデルは空力重視で車の後部が低くなって後方視界が悪いことがあるのですが、インプレッサスポーツはそれに比べれば良好な視界と言えます。
インプレッサスポーツのサイズの評判
インプレッサスポーツのサイズ感についてはtwitterにもさまざまな評判があがっていますが、その中から2つご紹介します。
#乗ってる車名と長所と短所書いてけ
インプレッサスポーツ
長所
5人乗り(後席ちゃんと広い)
荷物乗る
内装イケメン
本気出せば燃費20くらい出る
レギュラー
なんやかんやアイサイト便利短所
社外エアロ無い
Sモードは名前だけ
インプレッサを想像すると良くも悪くもインプレッサらしくない車 pic.twitter.com/JWj3iLjoBE— orangeueue (@orangeueue) June 12, 2020
こちらの方は実際にインプレッサスポーツに乗っていらっしゃる方で、その長所として広めの車内のサイズ感や荷室の広さ、燃費の良さなど普段使いの車としてのメリットが多い車といっていらっしゃいます。
ですがインプレッサスポーツのスポーツのような走りは微妙なようで、他の方もそこまでパワフルな走りではないという評判が多いですね。
特にインプレッサスポーツ、マツダ6、CX-30、スイスポは乗りたい
インプレッサスポーツは視認性と高コスパなパッケージング
マツダ6はラージサイズのワゴンルックスに惚れ
CX-30はジャストすぎるサイズと着座位置
スイスポはシートと破格過ぎる価格に魅力マツダは共通して運転しやすいのがポイント pic.twitter.com/zxt3hUv1ao
— HAYABUSA (hyb8823) (@F_j_H7) February 1, 2020
こちらの方のインプレッサスポーツの評価としてそのコストパフォーマンスの高さも挙げられていますが、視認性の良さもメリットとなっています。
近年スポーツモデルは視界の悪い車が増えてきているのですが、スバルは一貫してそのあたりを視認性重視としており扱いやすい車になっています。
インプレッサスポーツを他の車と比較
では最後にインプレッサスポーツとそのライバル車のサイズ感を比較してみましょう。
スペック | スバル インプレッサ スポーツ/G4 | マツダ3 ファストバック/セダン | トヨタ カローラ スポーツ/カローラ | ホンダ シビック ハッチバック/セダン | |
価格 | インプレッサスポーツ:2,002,000円〜2,706,000円 インプレッサ G4:2,002,000円〜2,706,000円 | MAZDA3 FASTBACK:2,221,389円〜3,688,463円 MAZDA3 SEDAN:2,515,741円〜3,616,963円 | カローラ スポーツ:1,692,000円〜2,824,800円 カローラ:1,936,000円〜2,948,000円 | シビック ハッチバック:2,948,000円 シビック セダン:2,761,000円 | |
全長 | インプレッサスポーツ:4,475mm インプレッサ G4:4,640mm | MAZDA3 FASTBACK:4,460mm MAZDA3 SEDAN:4,660mm | カローラ スポーツ:4,375mm カローラ:4,495mm | シビック ハッチバック:4,520mm シビック セダン:4,560mm | |
全幅 | インプレッサスポーツ:1,775mm インプレッサG4:1,775mm | 1,795mm ※「MAZDA3 FASTBACK」と「MAZDA3 SEDAN」で共通寸法 | カローラ スポーツ:1,790mm カローラ:1,745mm | シビック ハッチバック:1,800mm シビック セダン:1,800mm | |
全高 | インプレッサスポーツ:1,480mm インプレッサ G4:1,455mm | MAZDA3 FASTBACK:1,440mm MAZDA3 SEDAN:1,445mm | カローラ スポーツ:1,460mm カローラ:1,435mm | シビック ハッチバック:1,435mm シビック セダン:1,415mm | |
ホイールベース | インプレッサスポーツ:2,670mm インプレッサ G4:2,670mm | 2,725mm ※「MAZDA3 FASTBACK」と「MAZDA3 SEDAN」で共通寸法 | カローラ スポーツ:2,640mm カローラ:2,640mm | シビック ハッチバック:2,700mm シビック セダン:2,700mm | |
トレッド(前/後) | インプレッサスポーツ:1,540/1,545mm インプレッサ G4:1,540/1,545mm | 1,570/1,580mm ※「MAZDA3 FASTBACK」と「MAZDA3 SEDAN」で共通寸法 | カローラ スポーツ:1,530/1,530mm カローラ:1,510/1,520mm 1,530/1,540mm | シビック ハッチバック:1,535/1,555mm シビック セダン:1,545/1,565mm | |
最低地上高 | インプレッサスポーツ:130mm インプレッサ G4:130mm | 140mm ※「MAZDA3 FASTBACK」と「MAZDA3 SEDAN」で共通寸法 | カローラ スポーツ:135mm カローラ:130mm | シビック ハッチバック:135mm シビック セダン:135mm | |
車両重量 | インプレッサスポーツ:1,300kg〜1,400kg インプレッサ G4:1,300kg〜1,400kg | 1,320kg〜1,470kg ※「MAZDA3 FASTBACK」と「MAZDA3 SEDAN」で共通寸法 | カローラ スポーツ:1,300kg〜1,400kg カローラ:1,250kg〜1,440kg | シビック ハッチバック:1,320kg〜1,360kg シビック セダン:1300kg〜1,320kg | |
タイヤサイズ | フロントタイヤ | インプレッサスポーツ:205/50R17、225/40R18 インプレッサ G4:205/50R17、225/40R18 | MAZDA3 FASTBACK:215/45R18 MAZDA3 SEDAN:215/45R18 | カローラ スポーツ:195/65R15、205/55R16、225/40R18 カローラ:195/65R15、205/55R16、215/45R17 | シビック ハッチバック:235/40R18 シビック セダン:215/55R16 |
リアタイヤ | インプレッサスポーツ:205/50R17、225/40R18 インプレッサ G4:205/50R17、225/40R18 | MAZDA3 FASTBACK:215/45R18 MAZDA3 SEDAN:215/45R18 | カローラ スポーツ:195/65R15、205/55R16、225/40R18 カローラ:195/65R15、205/55R16、215/45R17 | シビック ハッチバック:235/40R18 シビック セダン:215/55R16 | |
室内長 | インプレッサスポーツ:2,085mm インプレッサ G4:2,085mm | 1,820mm ※「MAZDA3 FASTBACK」と「MAZDA3 SEDAN」で共通寸法 | カローラ スポーツ:1,795mm カローラ:1,830mm | シビック ハッチバック:1,910mm シビック セダン:1,930mm | |
室内幅 | インプレッサスポーツ:1,520mm インプレッサ G4:1,520mm | 1,490mm ※「MAZDA3 FASTBACK」と「MAZDA3 SEDAN」で共通寸法 | カローラ スポーツ:1,510mm カローラ:1,510mm | シビック ハッチバック:1,465mm シビック セダン:1,525mm | |
室内高 | インプレッサスポーツ:1,200mm インプレッサ G4:1,200mm | 1,160mm ※「MAZDA3 FASTBACK」と「MAZDA3 SEDAN」で共通寸法 | カローラ スポーツ:1,155mm カローラ:1,160mm | シビック ハッチバック:1,160mm シビック セダン:1,160mm | |
ラゲッジルーム | 高さ | インプレッサスポーツ:777mm インプレッサ G4:492mm | MAZDA3 FASTBACK:710mm MAZDA3 SEDAN:540mm | カローラ スポーツ:770mm カローラ:530mm | シビック ハッチバック:780mm シビック セダン:780mm |
幅 | インプレッサスポーツ:1,039mm インプレッサ G4:1,151mm | MAZDA3 FASTBACK:1,020mm MAZDA3 SEDAN:1,000mm | カローラ スポーツ:980mm カローラ:1,150mm | シビック ハッチバック:1,290mm シビック セダン:1,380mm | |
奥行き | インプレッサスポーツ:820mm インプレッサ G4:1,007mm | MAZDA3 FASTBACK:840mm MAZDA3 SEDAN:1,100mm | カローラ スポーツ:800mm カローラ:990mm | シビック ハッチバック:930mm シビック セダン:1,090mm | |
最小回転半径 | インプレッサスポーツ:5.3m インプレッサ G4:5.3m | 5.3m ※「MAZDA3 FASTBACK」と「MAZDA3 SEDAN」で共通寸法 | カローラ スポーツ:5.1m〜5.3m カローラ:5.0m〜5.3m | シビック ハッチバック:5.5m シビック セダン:5.3m |
その前にインプレッサスポーツと姉妹車であるインプレッサG4ともスペックの差を見ておきますが、外観寸法としては全幅は一緒なものの全長はインプレッサG4が長くなります。
一方で車の全高についてはインプレッサスポーツが多少高めとなっており、フロントマスクのデザインやホイールベース、トレッドなど共通点は多いものの車のサイズは結構差があります。
車内のサイズについては外観サイズの違いのような違いはなく、室内長、室内幅、室内高ともインプレッサスポーツとインプレッサG4のサイズは全く一緒です。
ただラゲッジルームについてはハッチバックカーとトランク付きのセダンとの差があり、高さはインプレッサスポーツが幅や奥行きはインプレッサG4が広めとなっています。
なお最小回転半径は同スペックで、価格帯も全く一緒なので車のデザインや使い勝手で比較すると良いでしょう。
インプレッサスポーツとマツダ MAZDA3 FASTBACKのサイズ感の比較
マツダ MAZDA3はマツダの中型車で、インプレッサシリーズと同じくハッチバックタイプとセダンタイプの2種類があります。
このうちインプレッサスポーツと比較するのはハッチバックのMAZDA3 FASTBACKとなります。
MAZDA3 FASTBACKは車の外観サイズがインプレッサスポーツと非常に近い車であり、全長はインプレッサスポーツより多少短い4,460mmとなっています。
また前項もインプレッサスポーツのほうが高いのですが、全幅についてはMAZDA3 FASTBACKのほうがより幅広になっており安定感のあるフォルムとなります。
ですが最低地上高はインプレッサスポーツが10mmも低いので、走行安定性は結構変わってきます。
車内のサイズについては室内長、室内幅、室内高ともにインプレッサスポーツが広くなっており、全体的にMAZDA3 FASTBACKの車内は少し狭めです。
ラゲッジルームについても高さや幅はインプレッサスポーツが広いのですが、奥行きについてはMAZDA3 FASTBACKのほうが多少長くなっています。
なお価格帯についてはMAZDA3 FASTBACKのほうが最高額が上ですが、これはMAZDA3 FASTBACKにコスト高のディーゼルエンジンモデルがあるからであり、ガソリンエンジンモデルで比較するとインプレッサスポーツとそこまで大きく変わりません。
インプレッサスポーツとトヨタ カローラスポーツのサイズ感の比較
トヨタ カローラスポーツはトヨタのハッチバックカーですが、こちらもインプレッサと同じくハッチバックカーとセダンの2種類のタイプがある車です。
ハッチバックカーがカローラスポーツで、セダンが従来からトヨタがラインナップするカローラです。
カローラスポーツはカローラをベースとしてスポーツハッチとした車で、欧州で人気の高い車です。
カローラスポーツの全長や全高はインプレッサスポーツに対しては短めとなっていますが、全幅についてはカローラスポーツのほうが広めとなっています。
またホイールベースも少し短めなのでカローラスポーツは最小回転半径もインプレッサスポーツより小さめとなっており、小回りはカローラスポーツのほうが有利です。
車内のサイズについてはカローラスポーツの室内長はインプレッサスポーツよりも結構短めで、スポーツカーらしいコクピット周りとなっています。
室内幅や室内高もインプレッサスポーツより短めとなっていて居住性についてはインプレッサスポーツが上となります。
ラゲッジルームについては高さや幅はほぼ同サイズで奥行きもカローラスポーツが少し短めなので、ラゲッジルームの使い勝手はそこまで変わらないといえるでしょう。
なおカローラスポーツの価格帯はインプレッサスポーツより安価であり、手に入れやすい車です。
インプレッサスポーツとホンダ シビックハッチバックのサイズ感の比較
ホンダ シビックハッチバックはホンダの中型ハッチバックカーで、この車もハッチバックカーとセダンの2タイプがあります。
セダンはシビックセダン、インプレッサスポーツと比較するハッチバックカーがシビックハッチバックとなります。
シビックハッチバックは以前はインプレッサとほぼ同クラスの車でしたが、現行のシビックはより高級路線となっており車のサイズは大型化しています。
そのためシビックハッチバックの全長はインプレッサスポーツより大きくなっており、それに伴って最小回転半径も大きくなっています。
全高についてはインプレッサスポーツよりシビックハッチバックが低くスポーティですが、全幅はよりシビックハッチバックが大きく、ローワイドなシルエットが強調されています。
車内のサイズについては外観サイズの差とは逆となっており、室内長、室内幅、室内高ともインプレッサスポーツのほうが広めになっています。
しかしラゲッジルームについてはその高さと幅がインプレッサスポーツを上回っており、奥行きもシビックハッチバックが110mmも長くなっているので、室内のサイズが狭めな分ラゲッジルームは使いやすいものとなります。
ただシビックハッチバックはその価格帯がかなり高くなっており、コストパフォーマンスはインプレッサスポーツが圧倒的に上といえます。
総評
インプレッサスポーツはスポーティなデザインのハッチバックカーとしては全体的にバランスよくまとまっている車で、価格帯も安価なことから手に入れやすい車といえます。
サイズ的に目立った広さなどはありませんが、車内の広さとラゲッジルームが両立するサイズ感が扱いやすく、スポーツという名前は付いていますが普通のハッチバックカーとして完成度が高い車です。