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エスカレードは故障が多い?壊れやすいのか故障率をもとに解説!

キャディラック エスカレードはアメリカ製の大型SUVで、日本車にはない迫力とゆとりのある動力性能が魅力です。

日本にもエスカレードは結構人気が高く年々乗る人が増えていますが、一方で輸入車は故障しやすいと言われている中でエスカレードはどうなのでしょうか。

今回はエスカレードの故障率を調べてみましょう。

エスカレードの故障率

キャデラック エスカレード

キャディラックはアメリカ最大手メーカーのGM(ゼネラルモーターズ)の1ブランドで、おもに高級車を手掛けるメーカーです。

日本ではあまり見かけませんが、アメリカでは大統領専用車を手掛けるなどアメリカ車のなかでも最高級の部類に入ります。

エスカレードはそんなキャディラックが手掛ける高級SUVで、現行車で4代目となります。

初代こそオフロードカーライクなデザインでしたが、2代目以降はグリルにキャディラックの高級車に使われるデザインを取り入れ、非常に質感が高く迫力がある車となりました。

そのためオフロード性能はあまり高くなく、乗用車としての乗り心地や快適性を追求した車となっています。

日本でのキャディラック全体の販売台数は2017年でわずか560台と少なく、エスカレードが日本では珍しい車といえます。

そんなエスカレードの故障率をデータをベースに調査してみましょう。

キャディラックの故障率調査

エスカレードの故障率はメーカーが調査しており実際の故障件数などのデータを持っているはずなのですが、そのデータは重要な社外秘のデータなのでわたしたちでは見ることができません。

しかしメーカーの調査とは別に、民間調査会社などの故障率調査というものがあり、こちらで代わりにできます。

アメリカのJ.D.パワー社という調査会社の調査のひとつに「自動車耐久品質調査」というものがあり、各国で販売している自動車メーカーの故障件数を調査してランキング形式で発表しています。

日本市場でも毎年調査が行われていますがキャディラックは日本では台数が少なくて調査対象外となっています。

そのため参考としてアメリカ市場での調査結果を見て、日本メーカーとキャディラックの故障率を比較してみましょう。

2018年 米国自動車耐久品質調査

ランキングメーカースコア
1レクサス99
2ポルシェ100
3ビュイック116
4インフィニティ120
5キア122
6シボレー124
6ヒュンダイ124
8BMW127
8トヨタ127
10リンカーン133
10日産133
12ホンダ140
業界平均142
27キャディラック186

参考:J.D. Power 2018 U.S. Vehicle Dependability Study

アメリカ市場では日本メーカー各社のほかに韓国メーカー、ドイツメーカーなどがひしめき合っており、故障率のランキングも非常に多数となります。

ランキングトップは日本メーカーのレクサスで、4位に日産の高級車ブランドインフィニティも入っています。(レクサスの故障率は以下の記事で詳細をご覧ください。)

LEXUS LS500のフロントグリル2レクサスは故障しない?逆に多い?故障率を徹底解明!

トヨタ、日産、ホンダなどは8位以下ですが、スコアを見てみると4位以下は大きくスコアは差がありません。

さてキャディラックはというと、かなり下位の27位となっており、アメリカ市場でも比較的故障の多いメーカーであるといえます。

スコア的にもトヨタの1.5倍程度であり、日本車より故障率が高いことが見てとれます。

エスカレード単体での調査ではありませんが、キャディラック全体の傾向としてはトラブルの多いメーカーのようですね。

なお日本車メーカーの故障率は以下の記事で解説しているので、こちらも参考にしてみてください。

トヨタのロゴトヨタは故障が多い?壊れやすいのか故障率をもとに解説! ホンダのロゴホンダは故障が多い?壊れやすいのか故障率をもとに解説! 日産ロゴ日産車は故障が多い?壊れやすいのか故障率をもとに解説!

エスカレードは故障しやすい?

エスカレードはアメリカにおいても故障率は日本車より悪そうですが、これが日本に輸入されるとさらにトラブルが増える可能性はあります。それはアメリカと日本の環境の違いが関係しており、一般的に日本の環境のほうが車には厳しい状況だからです。

アメリカは広大な土地があってさまざまな環境はありますが、全体的にいえば温暖で乾燥しています。

道路状況はとにかく直線道路が多く、日本ほどアップダウンがないので平らな道路で快適なように柔らかいサスペンションのセッティングなどもなされています。

しかし日本はそれとは全く違い、高温多湿な夏場と寒くて乾燥している冬場がいりまじる環境です。

また道路状況はストップアンドゴーが多く、狭い道やきついカーブなどが連続する道がほとんどです。

アップダウンも多くて上下振動も強くなり、アメリカの環境とは正反対の環境といえるでしょう。

そんな中でエスカレードは一応日本向けにも設計されているものの、基本的にはアメリカ市場に合わせた車となっています。

その車が日本にくると高温多湿の環境の中で部品の劣化がより進む結果となり、また道路状況の違いからアメリカとは違う場所に負荷がかかります。

このような違いからエスカレードは日本にまだまだマッチしているとは言えず、故障が多いのもある意味当然と言えるでしょう。

こういった現象は輸入車全般に言えることです。実際にベンツやBMWの故障率は、日本ではそこまで低くないです。詳細は以下の記事で解説しています。

漆黒に光り輝くベンツ壊れやすい?ベンツは故障が多いのか故障率の実態とは?! BMW Z4次期型のホイールBMWは故障が多い?壊れやすいのか故障率をもとに解説!

中古のエスカレードの故障しやすさ

エスカレードは台数は少ないものの中古車市場にも一定数が流れており、案外安い価格で取引されています。

というのも日本車に比べて故障の多い輸入車は一般的に中古車買取価格が大幅に下がる傾向にあり、エスカレードも同様だからです。

中古車の価値を表す指標としてリセールバリューというものがあり、新車から3年経過した際の買取価格の割合を示しています。

日本車ではおおむね60%~70%で取引される中、エスカレードは40%代と非常に低く、10,000,000円クラスの車がわずか3年で4,000,000円代になってしまうのです。

また走行距離についても50,000kmを超えた車はさらに買取価格が下がる傾向にあり、それは50,000km以降でトラブルが増えてくることを見越してのことです。(走行距離の限界の詳細は、以下の記事をご参照ください。)

車のメーター中古車は走行距離が何万キロまで安心して乗れる?答えはこれだ!

中古のエスカレードは新車価格から比べると非常にお買い得に見える車が多いのですが、購入後に修理費や維持費が多く必要になるリスクもあります。

中古を買う際には基本的な中古車を選ぶ基準をよく調査した上で買うようにしましょう。なお中古車を選ぶ基準については、以下の記事で詳細を解説しているので、こちらもあわせてご覧ください。

中古車選び初心者が絶対意識すべき中古車の選び方の5つのポイント・コツ!

エスカレードオーナーの評判

エスカレードの故障の状況については実際のオーナーさんの体験がもっとも参考になります。

今回はTwitterからそういった体験談を探してみました。

走行中にホースが外れる

この方のエスカレードはなんと走行中に冷却水のホースが抜けてしまうトラブルにあわれたようです。

ホースから大量に冷却水が漏れるとエンジンの冷却ができなくなるので危ないところでしたね。

国産車に乗っていてもホース自体が劣化することはあるものの、ホースが抜けてしまうというのはあまり聞きません。

このあたりの信頼性設計はキャディラックはイマイチなのでしょう。

激安中古は要注意

お知り合いが中古で激安のエスカレードを買われたところ、なんと半年で修理不能なトラブルをかかえこんでしまったそうです。

エスカレードが3,000,000円で買えるとなると状態が悪くても欲しくなってしまうのは仕方ないのですが、リスクは非常に高いです。

この方のお話に出てくる車は非常に状態の悪い車だったのでもう少し条件のよい場合もありますが、安い輸入車である以上トラブルがゼロというわけにはいかないでしょう。

エスカレードに限らず安い輸入車には絶対安い理由があるので、買う際には用心深く買うようにしましょう。安い理由については、以下の記事で詳細を解説しているのであわせてご覧ください。

BMWの黒外車の中古車はなぜ安い?5つの意外な理由とは?!

エスカレードを手放した話

エスカレードのもつ上質感や高級感は日本車ではちょっと手に入らないもので、その魅力から夢の車と考える人も多いです。

故障は多くても!と意気込んで買ったとしても、いざ実態を体験してしまうと手放さざるをえない人も結構いらっしゃるようです。

いくら魅力的な車だからといって、修理工場にずっといっているようでは乗り続けるのは厳しいですよね。

MEMO

もしエスカレードの購入を考えているなら、値引き交渉の正しいやり方を覚えておくといいですよ。

このやり方を知らないと最大60万円以上も損しますよ。詳しく知りたい方は、下記の『たった1分で車を60万円値引きできる裏技』のページをご覧ください。 裏技を知って後悔する人たった1分で車を60万円値引きできる裏技!安く購入する秘密のテクニックとは?!

エスカレードの故障事例

エスカレードの故障事例はいろいろあるのですが、今回はいくつか代表的なものをご紹介しましょう。

頻繁なオイル漏れ

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エスカレードのトラブルでもっとも多いものはエンジンからのオイル漏れで、結構な頻度で起こるトラブルです。

国産車でもオイル漏れは起こりますがだいたいはオイルの滲みぐらいで済むことが多く、100,000kmまでは1度シール部品のガスケットを交換すれば十分な場合がほとんどです。

しかしエスカレードの場合は50,000kmいかない程度でもオイル漏れは起こり、滲むだけでなくエンジンを多少濡らす程度のオイル漏れにすぐ発展します。

そのまま放置すると症状はどんどん悪化していき、最終的にはオイルが滴り落ちるところまでいくこともあります。

このあたりは車の信頼性設計が日本車と違っている点で、日本では車はほとんど故障しないことが大事に思われますが、海外では軽度の故障で部品交換で済めばそれでOKという考え方がほとんどです。

エスカレードもそういった考え方で作られていて修理しながら乗る車になっていますので、ある意味オイル漏れぐらいは当然といえます。

それでも修理には200,000円ぐらいの費用はかかりますし、長く乗り続けるならずっと付き合っていくトラブルとなります。

とにかく頻繁な点検とメンテナンスがエスカレードに乗り続ける上で重要なのです。

冷却水漏れトラブル

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前述のツイートにもありましたが冷却水の漏れもエスカレードに起こりやすいトラブルです。

オイルにしても液体系の漏れ防止は結構難しいのは確かですが、ほとんど起こらない国産車がいかに信頼性が高いかがわかります。

冷却水は車のさまざまな部分に流れており、エンジン本体はもとより、ラジエータなどの冷却系、ヒーター系など車のエンジンルーム全体を循環しています。

そのため漏れが起こる箇所は結構多く、エンジンのウォーターポンプ、ラジエータのコア部などからの漏れは代表的なものとなります。

ほかにもツイートにあったようにホースとパイプの繋ぎ部分であったり、エンジンのガスケットからだったりもします。

冷却水漏れはオイル漏れに比べると発生から致命的なトラブルになるまでが早く、冷却水がなくなることでのエンジンのオーバーヒートはその最たるものです。

オーバーヒートはひどいものだとエンジンが焼き付いておしゃかになってしまうこともありますので、冷却水が少しでも漏れていたらすぐに修理する必要があるのです。

修理箇所によって修理費用はさまざま違いますが、ホース抜けぐらいであれば数万円程度の修理で済むでしょう。

しかしウォーターポンプの交換やガスケット交換となると100,000円クラスの修理になりますし、ラジエータのコア交換などでは200,000以上かかることもありますので、高額修理の可能性も高いです。

冷却水が漏れると水温計のインジケータがレッドラインになりますので、そうなったらすぐに車を止めて点検、修理工場に連絡などを行いましょう。

エアコンコンプレッサーの故障

エスカレードは電気系統が故障することも多い車ですが、その最たるものはエアコンのコンプレッサーの故障です。

エアコンは高温多湿の日本では使用頻度が高い上に、湿気が高くて電気系統にはダメージを与える環境でもあります。

エアコンコンプレッサーの故障で多いのは回転部分のベアリング劣化による異音や以上振動ですが、電気系統のトラブルによる故障もよくあります。

こうなると修理はコンプレッサー交換しかなく、費用は100,000円〜150,000円もかかる高額修理部分となります。

エアコンコンプレッサーは日本車でも弱い点ですが走行距離80,000kmぐらいまでは故障することは希です。

しかしエスカレードでは数万キロに一回程度故障することも多く、一度起こったら再発する可能性は高い点です。

エアコンは日本では必須ですので、維持費がかかる部位のひとつと言えるでしょう。

エスカレードは買っても大丈夫か?

エスカレードの高級な雰囲気は日本車では得ることができず非常に魅力的な車なのですが、こと故障に関しては結構な維持費が必要な車でもあります。

そもそもが10,000,000円レベルの車であり収入が結構ある方向けですので、維持費が多少高くても維持できるのです。

そのため中古車で購入すると維持費の支払いが非常に厳しくなることは珍しくなく、いくら安くなっているとはいえ高年式、高走行車は避けるべきでしょう。

故障してもよいからエスカレードがほしい!という人も少なくないでしょうが、実際には結構悲惨なことになることがほとんどですので、よほどの覚悟が必要です。

エスカレード以外の輸入車についても記事がございますので、こちらもぜひ一緒にご覧ください。購入の参考になりますよ。

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