アルファロメオはイタリア車の代表格で、スポーティーなイメージと情熱の赤が最高に似合う車です。

車好きなら一度は乗りたいアルファロメオですが、イタリア車には故障も多いと聞きますが実態はどうなのでしょうか。

今回はアルファロメオの故障率についてご説明しましょう。

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アルファロメオの故障率

アルファロメオ GIULIETTA

アルファロメオは1910年創業の古いメーカーで、現在はイタリア最大のメーカーであるフィアット傘下にはいっています。

フィアットが大衆車に重きを置いているのに対しアルファロメオはスポーティーなイメージの強い車種が多いのが特徴です。

アルファロメオはどの車も非常にかっこ良く街で見かけるとついつい欲しくなってしまうのですが、一方でイタリア車は故障が多く維持が大変というのも良く聞きます。

それを知っている人はアルファロメオに手を出すのを躊躇してしまうのですが、実際にアルファロメオは故障が多いのでしょうか。

メーカーごとの故障率をまとめたデータなどからアルファロメオの故障率を見てみましょう。

アルファロメオの故障率ランキング

車の故障率というのは各自動車メーカーがデータを持っているのですが、それはすべて社外秘とされており一般には公開されません。

しかし民間調査会社や保険業界などが独自に調査したメーカーごとの信頼性調査は公開されており、こちらを参考にすることでアルファロメオがどのぐらいの故障率をもっているのかがわかります。

アルファロメオは世界中で販売されていますが販売台数は決して多くなく、主要な民間調査にはランキングされないことが多いのですが、英国での自動車保険などを手掛けるWarranty Direct社の調査の中にアルファロメオがありましたので、こちらを参考にしてみましょう。

この調査では英国市場での車の修理に関しての費用などをランキングしており、平均を100としたランクで数値が少ないほど信頼性が高いことを表しています。

保険会社が保険料などを割り出すための調査をまとめた結果ですので、かなり信頼性がある調査といえるでしょう。

参考:Manufacturer Ratings Car Reliability Index

ランキング メーカー スコア
1 ダイハツ 2
2 ホンダ 43
3 スズキ 49
4 トヨタ 59
5 マツダ 64
6 レクサス 73
7 フォード 76
8 ローバー 78
9 ニッサン 87
10 ルノー 89
16 フィアット 101
34 アルファ
ロメオ
194

英国市場には日本メーカーもしっかり浸透しており、ランキングの上位はほとんどが日本メーカーで占められています。

またそのスコアも平均値である100を大きく下回っており、英国での故障率の平均より信頼性が高いことが見てとれます。

そしてアルファロメオですが、かなり下位の34位に位置しており、全部で39メーカーのランキングですのでワースト5入りしてしまっています。

スコアも194と市場平均の倍近いスコアとなっており、それほど故障が多いメーカーといえるでしょう。

また親会社であるフィアットは16位でスコアもほぼ市場平均の101であることから、おなじぐループとはいえアルファロメオのほうが信頼性が劣るようです。

英国で圧倒的な信頼性を持つ日本車に対してアルファロメオは約3倍~4倍のスコアの開きがあり、同市場でも故障しやすい車といえます。

日本市場では同様な調査は公開されていませんが、英国よりも環境が厳しい日本ですので推して知るべしでしょうね。

アルファロメオは故障しやすい?

先程のデータを見るまでもなく、アルファロメオは日本車に比べると故障しやすいと昔から言われてきました。

しかしそれはアルファロメオが故障しやすい、というよりは日本車があまりにも故障しにくいからだとも言えます。

私たちが普段接している日本車はどの車も故障はほとんどなく、日常的な点検などしなくてもずいぶん長い距離をノートラブルで乗れる車です。

私たちはその日本車に慣れすぎていて車というものは壊れないものだと思ってしまっており、メーカー各社もそれを目指して車の設計をしています。

しかし海外メーカーではある程度の故障は部品交換で対応すればよいという考えであり、車の維持はメンテナンスありきなのです。

アルファロメオもその考え方で設計されているので日本車と比べてしまうとどうしても故障が多いように感じるのですが、設計思想の違いがあるのでアルファロメオの維持にはオーナー側もそれなりの対応をしなければならないのです。

日本車では当たり前のことでも輸入車ではそうではないので、アルファロメオに乗るのであれば考え方を変えなくてはネガティブなイメージばかりがついてしまうでしょう。

ただ日本の環境が車に対して厳しいのも事実であり、イタリアをはじめとしたヨーロッパよりも高温多湿な環境の日本では部品の劣化も激しくなり、ヨーロッパの環境で鍛えられた車では日本に対応しきれていない面もあります。

それも含めてアルファロメオには頻繁なメンテナンスが必要で、それなりの維持費をかんがえておかなければなりません。

中古のアルファロメオの故障しやすさ

アルファロメオは新車でも国産車よりトラブルは多いのですが、中古車ともなればその傾向は強くなります。

車の部品は年式や走行距離が増えると経年劣化で故障が増えてくるのですが、日本の環境には不向きなアルファロメオではそれも強くなります。

車ごとの状況は違うので一概には言えませんが、5年もしくは50,000kmを超えているような中古車には要注意でしょう。

また定期的なメンテナンスが行われていない車だと、もっと新しい車でもトラブルは多いでしょう。

中古車価格もそれを反映して古いアルファロメオほどかなり安くなっていますが、値段とスタイルだけを見て安易に手を出してしまうとその後の修理に多額の費用がかかることになります。

それでもアルファロメオには強い魅力があるのは確かですので、中古車のデメリットを把握した上であれば手にいれて見るのも一興でしょう。

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アルファロメオオーナーの評判

アルファロメオが実際にどれぐらい故障しやすいかはやはりオーナーさんでしかわからないことが多く、Twitterに投稿された意見は非常に参考になります。

今回はその中から3件ご紹介してみましょう。

故障など些細なこと

アルファロメオという車がどういう車なのかを分かって乗っていらっしゃる方の貴重なご意見で、故障が多いのは当然としてもそれを覆すほど車が素晴らしいというわけですね。

アルファロメオは車の完成度という点では日本車に及ばないものの、そのスタイリッシュなイタリアンデザインや走りの軽快さはとても日本車では追い付くこともできません。

その魅力の前では故障の多さなど些細なことなのです。

なお上のツイートは英国の有名な自動車ジャーナリストの台詞ですが、短い文にアルファロメオという車のことがしっかり説明されていますね。

アルファロメオ故障の筆頭株

この故障事例については後程ご説明しますが、部品一つ一つの設計に関してもアルファロメオはトラブルが多いものだったりします。

国産車では考えられないようなトラブルも発生しますので、国産車の常識は通用しないのです。

アルファの信じられない故障?

この方のアルファロメオがどの車種なのかはわからないのですが、国産車ではあまり考えられないようなトラブルのオンパレードですね。

どうも走行距離もそれなりに多い車のようなのですが、アルファロメオが経年劣化してくるとこういうトラブルも起こるという例です。

これを見てしまうとアルファロメオに手を出せないと考える人がほとんどでしょうが、アルファロメオの素晴らしさを味わってしまうとこのようなトラブルを乗り越えてまで乗りたくなってきてしまうのです。

アルファロメオの故障事例

アルファロメオの故障は前述したようにさまざまなトラブルが発生するのですが、その中から有名な故障事例をいくつかご紹介しておきましょう。

セレスピードの故障

前述のツイートにもありましたが、アルファロメオの故障でよく聞くものにオートマチックトランスミッションの「セレスピード」のトラブルがあります。

故障が多いミッション

セレスピードは2001年に日本に導入されたアルファロメオ147などに搭載されたミッションで、いわゆる2ペダル式MTです。

マニュアルミッションの変速部分を自動化したもので、機構はMTですがATと同じように変速操作は全自動です。

スポーティな乗り味を発揮して素晴らしいミッションだったのですが、問題は故障が非常に多かったことでしょう。

セレスピードは変速制御に油圧アクチュエータを使用しており、複雑な油圧回路のトラブルが原因でギアが入らなかったり、ギアがある段数で固定されてしまったりと、さまざまなトラブルが引き起こされます。

それ以外にも前述したハウジングの破損や羽ドルシフト部分の故障などさまざまな症状はあるのですが、もっとも多いのはやはり油圧関係でしょう。

定期的なメンテナンスが必要

故障は設計の不備も当然あるのですが、それと会わせてセレスピードのメンテナンスが適切に行われていなかったことも原因にあるようです。

日本車ではトランスミッションのメンテナンスなどほぼ不要なのでその感覚でセレスピードに乗っていては当然トラブルは増えてくるのです。

とくに大事なのがミッションオイルの点検と交換で、10,000km~20,000kmごとにオイル交換するとトラブルは減るようです。

しかしどうしても国産車よりも経年劣化は早いようで、50,000kmを超えたセレスピード搭載車にはトラブルが増加する傾向にあります。

故障の状態によっては数万円の修理費ですむ場合もありますが、セレスピード本体の故障の場合はミッション乗せかえとなることも多く、その場合は200,000円〜300,000円もの高額修理となるでしょう。

中古車でセレスピード搭載車を購入する場合、走行距離とそれまでのメンテナンス履歴を確認するのが重要です。

またセレスピードではなく3ペダル式のマニュアルミッション搭載車を選ぶのもトラブルを減らす手段になるでしょう。

エンジンメンテナンスは早めに

アルファロメオはエンジンのフィーリングが素晴らしいことでも有名ですが、エンジンのメンテナンスも国産車のようにはいきません。

国産車のエンジンは80,000km~100,000kmぐらいまでほとんど大きな部品の交換が不要なほど信頼性の高いものですが、アルファロメオのエンジンはもっと早い時期のメンテナンスが必須です。

具体的には走行距離50,000kmを目安として、スパークプラグ、タイミングベルト、ウォーターポンプなどの主要な定期交換部品を交換するのがエンジン寿命を伸ばすことになります。

これらの交換には150,000円〜200,000円ぐらいかかるのですが、突然故障してエンジンが壊れてしまう前にメンテナンスしておかなければなりません。

また各種センサー類やゴムホースなども国産車より早い時期に交換することになりますので、維持費は確実に国産車より高くなるでしょう。

しかしアルファロメオに乗るということはこういったメンテナンスは必須ですので、決して国産車の感覚で乗ってはいけないのです。

電気系統の故障

輸入車の故障で昔から言われているのは電気系統ですが、アルファロメオでもやはり泣き所で、とくに高温多湿の日本では電気系統の劣化も早いようです。

エアコンやオルタネータなどの補機類をはじめとして、さまざまな箇所に使われているモーター類なども影響を受けます。

パワーステアリングなどのポンプ、パワーウインドウレギュレーターなどもよく故障する部品であり、定期的なメンテナンスでしっかりと補修しながら乗るのがアルファロメオです。

また電装品と繋がっている電線(ハーネス)も劣化や断線などのトラブルもあり、年式が古い車、走行距離が多い車ほどその傾向は強くなります。

とにかく電気系統全般は要注意ですが、いつどこの部位にトラブルが発生するかはわかりませんのでいつトラブルが起こってもよいようにディーラーや自動車工場との連絡は密にできるようにしておきましょう。

アルファロメオは買っても大丈夫か?

アルファロメオを故障の観点から見てしまうと全くおすすめできる車ではありません。

間違いなく国産車よりもトラブルは多いですし、メンテナンスや修理費用などの維持費はかなりのものがかかります。

いくら新車で買ったとしても早め早めに部品交換をしていかなければならず、長期にわたって費用がかかるでしょう。

しかしそういったデメリットをすべて吹き飛ばしてしまうような魅力がアルファロメオにはあります。

アルファロメオにのっている人達が口を揃えて言うその魅力は、やはり乗ってみなければわからないものですので、故障があることをあらかじめ覚悟しておけば新たな車の魅力を存分に味わうことができるでしょう。

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この記事を書いた人

佐藤茂道
佐藤茂道
某自動車メーカーのエンジン部門で開発経験あり。子供の頃から車雑誌を切り抜きし、高校ではオートバイ・車にどハマりする。就職する際に、某自動車メーカーを選び、仕事でもプライベートでも車漬けに。今は日産スカイラインR33が愛車。