日産 エクストレイルは国産中型SUVの代名詞とも言える存在で、スタイリッシュながらで力強いデザインが大人気の車です。
そんなエクストレイルですが、海を愛するサーファーの人たちにとっては使いやすい車なのでしょうか?
今回は日産 エクストレイルがサーフィンに向いているかどうかについてご説明しましょう。
エクストレイルがサーフィンする人に向いている理由
日産 エクストレイルは2000年の登場以来、ミドルサイズSUVではアウトドア色の強い車として定着しており、サーフィンにはまさにもってこいの車です。
サーファーでエクストレイルを愛用してる人も多く、海岸でもよく見かけます。
そんなエクストレイルがサーフィン向きなポイントをご紹介しましょう。
サーファー向きのスタイリッシュSUV
まずサーフィン向きの車に必要な条件としてカッコよさは外せません。エクストレイルはサーファーにぴったりのスタイリッシュで力強いSUVです。
サーフィンに向いている車として考えると、どうしても荷物がたくさん載せられたり、大人数が乗れるなどを思いがちですが、実際には車のカッコよさで決めたい人が多いものです。
サーフィンというスポーツはスタイリッシュなスポーツですので、車もそれに合ったものが好まれます。
エクストレイルはアウトドア向けのタフさを持ちながら、都会的なスタイリッシュさもあわせ持っており、サーファーのイメージのぴったりのデザインです。
初代および2代目エクストレイルはアウトドアのイメージが強い車でしたが、現行の3代目からはクロスオーバーSUVになりさらにスタイリッシュになりました。
どの世代のエクストレイルもサーフィンというスポーツのイメージに合っており、サーファーに好まれる車です。
エクストレイルのデザインについては以下の記事でも掘り下げています。興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。
【画像】エクストレイルはかっこいいのか?デザインについて徹底分析!車内にサーフボードが積める
エクストレイルは外観以外の実用的な面でもサーフィンにもってこいで、シートアレンジを工夫すれば車内にサーフボードを積むことができます。
現行エクストレイルのラゲッジルームは、前席以外を折り畳むことで広いスペースを確保でき、1,745mmの奥行きをとることができます。
サーフボードには主に2種類ありますが、ショートボードであれば十分に室内にのせることができるでしょう。
- ショートボード:~1,800mm
- ロングボード:1,800mm~3,000mm
助手席側だけを倒せば、3人乗車+ショートボード3枚という載せ方もできるので、友達2人とエクストレイル1台で十分便利に使えます。
また運転席と助手席の間のセンターコンソールまで活用すればもう少し長いボードも載りそうですが、視界が悪くなるのであまり無茶な使い方はおすすめできません。
とはいえ積載性の点でもエクストレイルは十分にサーフィンに使えます。
サーフィンには最高の防水ラゲッジ
エクストレイルがほかのSUVよりサーフィン向きな点と言えば、水に濡れても安心な防止ラゲッジを備えている点でしょう。
エクストレイルは初代からとにかくアウトドアでの使い勝手の良さを重視している車で、泥や水などで汚れていても気にせず座れる防水シートが設定されてきました。
また2代目からはラゲッジルームにも防水仕様が施され、汚れたものや濡れたものを積んでもあとから拭き取るだけでキレイにできるようになっています。
防水シート、防水ラゲッジはまさにサーファーのためにあると行っても過言ではない装備で、サーフィンの途中に濡れたウェットスーツのままで車に乗っても大丈夫ですし、濡れたサーフボードだってそのまま積み込めます。
しかもシートやラゲッジだけでなく、フロアや天井までも防水加工にできるので、どんなシーンでも気兼ねなく使えるのが便利です。
ほかのSUVではここまで徹底した防水しようの車がないので、まさにエクストレイルがサーフィンにもってこいの要素といえるでしょう。
なお防水仕様は標準装備でないものも多いので、車を選ぶ際に注意してください。
ちなみにこの防水仕様があるので、サーフィンだけでなくキャンプにも最適な車です。詳細は以下の記事で解説しているので、こちらもあわせて参考にしてみてください。
日産 エクストレイルがキャンプに最適な理由4つ悪路も走れる4WD
エクストレイルは2WDと4WDを使い分けられる車で、ちょっとした悪路や砂浜なら十分に走行できる性能を備えています。
エクストレイルには2WDと4WDの2種類がありますが、サーフィンに乗っていくなら断然4WDでしょう。
重量は少し重たいのですが、その分どこでもオールマイティに走ることができ、一般道では2WD、悪路になったら4WDに切り替えてそうは性を高めることができます。
海の近くは道の悪いところや砂浜など足をとられやすい場面が多いので、4WDは本当に重宝します。
ただエクストレイルは本格的なクロカンSUVに比べると走破性が落ちるので、あまり激しい状況に突っ込んでしまうと車がスタックする危険があります。
日本の海岸はだいたい車の乗り入れが禁止されているのでそこまで厳しい状況にならないとは思いますが、過信しすぎて無理させ過ぎないようにしましょう。
走破性については以下の記事でも詳しく解説しています。こちらもあわせて参考にしてみてください。
エクストレイルの走破性を徹底解剖!クロカン・オフロード性能はいかに?!長いボードはルーフレールに
サーフボードでもロングボードとなると室内には積めませんが、そうなったらルーフレールの出番です。
エクストレイルには純正でルーフレールがオプション設定されており、ロングボードなどの長物を載せる場合には重宝します。
社外品と違い車のデザインにバッチリマッチしたルーフレールですし、取り付けの手間もかかりません。
ルーフレールさえついていれば、あとはベースキャリアなりサーフボードにあった装備が楽につけられますし、強度もしっかりしていて安心です。
もしロングボードや多くの荷物を載せたいときにはルーフレール付きのエクストレイルにしておきましょう。
なにげに便利なリモコンバックドア
現行エクストレイルに設定できるリモコンバックドアはサーフボードを積む際に便利で、これはサーフボードを抱えていてもバックドアをあけられる便利装置です。
リモコンバックドアはバックドアの取っ手の下にバックドアのセンサーがついており、そのセンサーに手をかざすことでバックドアが自動で開く装置です。
荷物で手が塞がっていても、片手をちょっとだけ出せばバックドアが開き、荷物を楽に載せることができます。
サーフボードを車に積むときなどにもこの装備はとても便利で、大切なボードを持ったままバックドアを開いてスムーズに収納できるのです。
とくにエクストレイルは防水ラゲッジにできますから、サーフィンを終えて車にボードを載せるときなど、海からさっとひきあげてそのまま載せてしまうことができます。
この装備はとくに一人で荷物を載せ下ろしするときにとくに便利ですね。
もしエクストレイルの購入を考えているなら、値引き交渉の正しいやり方を覚えておくといいですよ。
このやり方を知らないと最大60万円以上も損しますよ。詳しく知りたい方は、下記の『たった1分で車を60万円値引きできる裏技』のページをご覧ください。 たった1分で車を60万円値引きできる裏技!安く購入する秘密のテクニックとは?!
エクストレイルのサーフィンする人に向いていない点
エクストレイルはサーフィン用としてはまさしくもってこいの車なのですが、サーフィンのために買うのであれば現行型のエクストレイルのハイブリッド仕様は避けた方がよいでしょう。
現行型エクストレイルから日産念願のハイブリッド仕様が追加され燃費も向上しましたが、このエクストレイルハイブリッドにはノーマル仕様にあった防水フロア、防水ラゲッジが設定されていません。
これは床下にハイブリッド用のバッテリーが搭載されているためで、水に弱いバッテリーに万が一のことがあってはならないと、水に濡れたものをラゲッジに載せないようにするためです。
シートだけは防水シートとなっていますが、サーフボードを濡れたまま積めないというのはサーフィンには不向きな点なので、その場合はハイブリッドはおすすめしません。
燃費はノーマルに比べて5km/Lも向上し税金も一部安くなりますが、あくまでサーフィンメインで考えるなら防水ラゲッジがしっかりしているほうがよいでしょう。(燃費の詳細は以下の記事をご参照ください。)
エクストレイルの燃費は悪い?街乗りや高速の実燃費は?改善し向上させる方法まで解説!エクストレイルをサーフィンで使った人の評判
エクストレイルの評判はTwitterにもさまざま投稿されていますので、今回はその中からいくつかご紹介します。
まさにこの使い方!
刈谷さんのエクストレイル。
後ろにはサーフボードとウェットスーツが。#abe02 pic.twitter.com/OX4vCETB38— はまにゃん (@nyanko225) 2017年2月19日
エクストレイルにサーフボードを実際に載せている写真がありましたのでご紹介します。
ショートボードぐらいのボードを平置きしてありますが、まだまだラゲッジには余裕がありますね。
これならボードを何枚かと荷物を一杯積んでも楽にサーフィンに行けそうです。
防水シートはこんなに濡れても問題なし
あああああやらかした〜〜!
子供が窓開けたまんまなの知らずに洗車してもうてエライコッチャ〜〜〜‼︎‼︎
エクストレイルはシート全面防水仕様なのが初めで役立った…(T . T) pic.twitter.com/eCl1O9h7ib— 藤田はよ (@EOS_hayo) 2016年10月19日
防水シートや防水ラゲッジってはじめて濡らすときに結構ビクビクしてしまうものですが、この方の写真ぐらい濡れてしまっても全く問題ないのがエクストレイルの防水シートです。
どうも窓を開けたまま洗車したらしいのですが、普通の車だったら最悪シートが使い物にならなくなるレベルですよね。
エクストレイルの防水シートは3代に渡って成熟されているので、その性能は折り紙付きなのです。
濡れるとなるとエクストレイル
@73leash 悩んでハリヤーはたかいし、サーフィンがほとんどで中が濡れるからエクストレイルにした 笑
— DAPONDA (@DAPONDA) 2014年3月22日
現役サーファーの方のようですが、同じ中型SUVであるハリアーと比べた結果、防水性能でエクストレイルにされたみたいです。
SUVは世界的に人気でほとんどの自動車メーカーからさまざまな車種が販売されてますが、しっかりした防水加工が標準で施されているのはエクストレイル以外にはありません。
サーフィン第一で考えるのならエクストレイル以上の車はないでしょうね。
なおエクストレイルの口コミ・評判は以下の記事でも詳しくまとめています。詳細まで知りたい方はこちらもあわせて参考にしてみてください。
エクストレイルの口コミ/評判!価格から外装や走行性能まで全てチェック!これからエクストレイルを買おうと思っている方は、以下の記事もぜひあわせてご覧ください。購入の参考になりますよ。
エクストレイルは故障が多い?壊れやすいのか故障率をもとに解説!エクストレイルはモテるか?モテる理由を徹底的に考察!