ジープ ラングラーという車はSUVの元祖とも言えるジープの血を受け継ぐ大型SUV。これぞアメ車といえる迫力とサイズをもっています。
アウトドア向けの車であるラングラーですが、荷物がたくさん必要なキャンプでの使い勝手はどうなのでしょうか。
今回はジープ ラングラーがキャンプに向いているかどうかをご説明します。
ラングラーがキャンプに向いている理由
ラングラーの元祖と言える車はアメリカ陸軍で軍用に開発された「ウィリス ジープ」で、ジープという社名もここからきています。
ジープという名前自体がヘビーデューティなクロカンSUVの代名詞のようになっており、ジープと聞くとタフな車だと誰もがイメージするほどです。
ラングラーもそういうイメージ通りの車で、四角い車体、張り出した大径タイヤ、シンプルで飾り気のないデザインなど、質実剛健を形にしたような車となっています。
しかしラングラーはあくまで乗用車なので、クッション性のあるシート、エアコン、オーディオ、エアバックなど最新の乗用車としての快適装備はちゃんと装着されています。
ジープの特徴を受け継ぎつつ乗用車として設計されたのがラングラーで、日本で販売される米国車のなかではトップの売り上げを誇っています。
アメ車らしいパワフルな車でアウトドア好きの人にはたまらない1台ですので、キャンプにももちろん最高です。
ではラングラーがキャンプに向いている点をご説明しましょう。
アウトドアの最高の相棒
ラングラーはクロスカントリーSUVの代表とも言える車で、キャンプを含めたアウトドアには最高の車です。
それはSUVとしての性能はもちろんのことですが、何よりジープ譲りのデザインが一番の魅力です。
ジープは車のデザインとしては特別なものがあり、四角いボンネットと車体、そこから飛び出すオーバーフェンダーが見た目にインパクトを与えています。またSUVには欠かせないリアのスペアタイヤもジープのデザインアイコンです。
この基本コンセプトはウィリス ジープから継承されているもので、このデザインを見たら誰もがオフロードやアウトドアを思い浮かべるほどイメージが定着しています。
キャンプ場でもラングラーの存在感はかなり強いものがあり、キャンプが趣味の人ならば羨ましくなる1台です。
SUV的な性能面はのちほどご説明しますが、ラングラーの魅力はなんといってもその男らしいデザインにあるのです。
ジープのデザイン的な魅力については、以下の記事でさらに詳しく解説しています。
【画像】ジープはかっこいいのか?デザインについて徹底分析!キャンプに使うなら”UNLIMITED”
現行のラングラーは3代目となるモデルですが、ラングラーには2代目から「UNLIMITED」と呼ばれるロングボディモデルがあり、キャンプなど荷物の多い場面ではこのモデルが便利です。
ラングラーのベースモデルは2ドアのコンパクトなモデルですが、UNLIMITEDは車両全長が延びており、その分荷室が大きくなっています。
ベースモデルの方がよりジープっぽいスタイルなのですが、キャンプでは荷室のほうが欲しくなります。
それは販売台数を見ても明らかで、UNLIMITEDが発売される前のラングラーの年間台数が500台だったのに対し発売後は1500台と3倍になったことからもUNLIMITEDの人気がわかるでしょう。
ベースモデルとUNLIMITEDのサイズは次の通りです。
ラングラー ベースモデル | ラングラー UNLIMITED | トヨタ ハリアー | 日産 エクストレイル | |
乗車定員 | 4名 | 5名 | ||
全長 | 4,185mm | 4,705mm | 4,720 mm | 4,690mm |
全幅 | 1,880mm | 1,835 mm | 1,820mm | |
全高 | 1,845mm | 1,690 mm | 1,740mm | |
ホイール ベース | 2,425mm | 2,945mm | 2,660 mm | 2,705mm |
最低地上高 | 225mm | 220mm | 195mm | 205mm |
ベースモデルに対しUNLIMITEDは500mm近く長いのですが、実はUNLIMITEDはSUVとして見ると国産ミドルサイズSUVのトヨタ ハリアーや日産 エクストレイルと長さはほぼ変わりません。
ちなみにエクストレイルも以下の記事で解説していますが、キャンプに最適な車と言える車です。
日産 エクストレイルがキャンプに最適な理由4つ車幅が少し大きいですがアメ車としては驚くほど大きくなく、車両感覚は国産SUVとあまり変わりません。
ただ車高がけっこう高くトールサイズミニバンぐらいあるので、車としては大きく見えるでしょう。
ベースモデルは全長がコンパクトカー程度しかなく、また乗車定員も4名と少ないので、キャンプにはUNLIMITEDがベストです。
走破性は折り紙つき
ラングラーの走破性の高さはジープから受け継がれた特徴です。
オンロードはもとより厳しいオフロードでもしっかり走れる走行性能を持ち、さらに過大な入力を受け止めるしっかりした車体フレームを持っています。
まずラングラーの走破性を支えるのは耐久性の高いラダーフレーム構造で、強度も強く、また万が一歪みが入っても車は走れる冗長性もあわせ持っています。
ここにコイルスプリング式のリジッドサスペンションが加わり、クロカンSUVの胆ともいえる基本構造を備えています。
また組み合わされる駆動系には副変速機付きのパートタイム4WDシステムを備え、悪路を走破するトルクを産み出す低速ギアを切り替えることで、一般道から林道、山道、岩場、泥濘地までありとあらゆる状況を走り抜きます。
デフロックこそ持たないものの、トラックロックとよばれる機械式LSDと浮いた足にブレーキを掛けて擬似的なデフロックとするBLD(ブレーキ・ロック・ディファレンシャル)を組み合わせて、悪路を走破するトラクションを確保しています。
さらにもっと高いオフロード性を持たせたモデルとして「ルビコン」とよばれる特別使用者があり、こちらは前後にデフロックを備えた伝統的なオフロード車となっています。
またローレンジのギア比をより低めに設定することでより低速でのトルクが増大しています。
加えて「アクティブ・スウェイ・バー・システム」(ASBS)とよばれるフロントスタビライザーを一時的に解除するシステムにより、ホイールストロークを大きくしたい厳しい地形にも対応することができ、より過酷な場所での走破性をもたせてあります。
ラングラーの最高レベルの走破性は、どんな厳しい自然環境の中に入れることを意味し、一般的なキャンプ場よりもっと大自然に囲まれた場所でキャンプを過ごすことができます。
普通のキャンプでも十分楽しいのですが、ラングラーならではのキャンプは素晴らしい体験を私たちに経験させてくれることでしょう。
大自然の中でオープントップ
ラングラーは一見クローズドボディを持つ車に見えるのですが、実は屋根をはずせるように設計されており、すべて取り外せば解放感のあるオープントップ車になるのです。
ラングラーの祖先であるジープはもともとオープントップの車で、軍用だったので幌もありませんでした。
乗用車モデルになる最に雨よけの必要があり幌を装備し始めましたが、車は基本的にはオープントップであり、ラングラーもその特徴を受け継ぎオープントップの車となっています。
現行のラングラーの場合はベースモデルは樹脂でできたハードトップとなっていますが、屋根の部分を3分割で外すことができ、運転席と助手席の屋根部分をはずせばセミオープンに、加えて後部座席とラゲッジを覆う部分をはずせば完全なオープントップになります。
屋根の取り外しには専用のネジ回しが必要ですが、ラングラーのテールゲートの下側にそのはずしたネジを収納する部分がわざわざ作ってあり、オープンを基本で考えていることが良くわかります。
ラングラーのようにオープントップになるSUVというのはこの車以外にはありませんので、ラングラーであればこそキャンプ場の大自然の中で最高の解放感を得ることができ、気持ちのいいドライブを楽しむことができるでしょう。
ラングラーはオープントップになりますが、その代わりに雨漏りの事例もあります。その点はあらかじめ注意しておきましょう。
詳細は以下の記事で解説していますので、あわせて参考にしてみてください。
ラングラーは雨漏りするかオーナーの声を調査!対策はないのか?!特別仕様のソフトトップも便利
ラングラーのオープントップは素晴らしい解放感を得られる構造ですが、屋根を外すのは案外手間なものではずした屋根の置場所も考える必要が出てきます。
しかし特別仕様であるソフトトップなら幌を折り畳むだけなのでかなり便利で楽にオープンにできます。
ただこの車は75台限定の限定モデルなので、現時点では新車で手にいれるのは難しいかもしれません。
この限定車の名前は「ジープ・ラングラー アンリミテッド スポーツ ソフトトップ エディション」という長い名前ですが、75台という台数には意味があり、ジープブランドの75周年記念モデルだからです。
特徴は折り畳みの簡単なソフトトップを採用していることで、ハードトップの部分が丈夫なアクリル素材でできており遮音性や耐候性も高くなっています。
またハードトップは一度はずしてしまうとドライブ中に雨に降られたらどうしようもありませんが、ソフトトップなら急な雨にもすぐ対応できます。
オープンスポーツカーにあるような電動格納式ではないので開閉に多少時間はかかりますが、それでもソフトトップの利便性はハードトップを遥かに越えています。
洗える内装
ラングラーのユニークな特徴のひとつに車内の水洗いができる点があり、カーペットを外すことで泥で汚れた部分を簡単にきれいにできます。
ラングラーの内装には車としては本当に珍しい排水溝が設置されており、カーペットをはずしてしまえば汚れた部分に水をかけて排水溝から流してしまえます。
もしオフロードを走行していて車内に水や泥が入ってきても、あとからきれいにすることができるのです。
さすがオフロードを考え抜いたラングラーならではの装備ですが、内装にはシートなど一部防水でない部分もありますので、濡らしてはいけない部分をあらかじめ調べておきましょう。
アウトドア向けのアクセサリーが豊富
ラングラーにはジープ純正のアクセサリーパーツが多数設定されており、外観をカスタムするパーツやホイールなどかなり選択しが豊富です。
その中にアウトドア向けの純正アクセサリーがありますのでご紹介します。
サイクルキャリア、スキー&スノボキャリア
このアクセサリーは後部のスペアタイヤのさらに後ろに装着するラックで、自転車をのせるものと、スキーやスノボーをのせるものがあります。
これを使えばアウトドアに使う大きな荷物を車室に納めなくてすむので、マウンテンバイクやスノボなどのアウトドアスポーツを楽しむ人には便利なそうびです。
ソフトトップキット
純正アクセサリーにもラングラーの簡易的なソフトトップがあり、これを装着しておけばハードトップを開けたままでも急な雨に対応できます。
このアクセサリーには運転席、助手席の上だけを覆う「サンボンネットトップ」と、それに加えてラゲッジも覆える「コンビネーションキット」があります。
どちらも日除け程度のあまり厚くないソフトトップですが、ハードトップ車でオープンにするなら装着しておくと便利です。
このソフトトップを格納する「ソフトトップブーツ」も一緒に装着するとよいでしょう。
もしラングラーの購入を考えているなら、値引き交渉の正しいやり方を覚えておくといいですよ。
このやり方を知らないと最大60万円以上も損しますよ。詳しく知りたい方は、下記の『たった1分で車を60万円値引きできる裏技』のページをご覧ください。 たった1分で車を60万円値引きできる裏技!安く購入する秘密のテクニックとは?!ラングラーがキャンプに向いていない点
ラングラーは車の生い立ちからしてキャンプやアウトドアをするために生まれてきたような車ですが、残念ながらいくつか不向きな点もありますのでそこをご説明しましょう。
実はそこまで荷室が大きくない
ラングラーは見た目がかなり大きく見えるので荷室の広さがすごそうに見えますが、実はそこまで大きくなくキャンプ用品を載せる時に手狭なことがあります。
ラングラーはボンネットが張り出しているデザインでその分車室寸法が短めなので、近年のSUVより荷室は狭くなりがちです。
次の表にラングラーUNLIMITEDの荷室寸法と、こちらでも比較対照として国産ミドルサイズSUV2車種をまとめてみました。
ラングラー UNLIMITED | トヨタ ハリアー | 日産 エクストレイル | ||
荷室幅 | 1,022mm | 1,130mm | 1,010mm | |
荷室高 | 908mm | 765mm | 790mm | |
荷室長 | 2列目最後端 | 905mm | 1,000 mm | 840mm |
2列目格納 | 1,505mm | 1,900mm | 1,780mm |
こうして比べてみるとラングラーは車体の大きさの割には荷室が少々狭くなっており、キャンプ用品を載せるのには手狭です。
車高があるので荷室高は高いですが、何より荷室長が短いのが辛いところです。
後席は分割可倒式になっているので人数によって荷室を調整できますが、片側は倒しておくとかなり荷室の使い勝手は上がるでしょう。
アメ車だし車が大きく見えるので荷物がたくさん載ると考えがちですが、国産SUVで積載可能な程度しか載りませんので過信は禁物です。
キャンプ用品のサイズと量には注意しましょう。
ルーフレールが付けにくい
SUVでキャンプするときに収納性が気になる場合ルーフレールとルーフキャリアやコンテナを使って底上げしますが、ラングラーの場合は着脱式のハードトップということもありあまり大きなルーフレールはつけられません。
ハードトップは屋根としての強度はしっかりあるものの、車体の一部になっているわけではないので普通の車より耐荷重は低いのです。
一応社外品でラングラー用のルーフレールキットやルーフキャリア、コンテナもありますが、軽量のアルミや樹脂でできておりかなり重量に気を使っているのがわかります。
またルーフキャリアを付けられても載せる荷物はあまり重たいものは無理ですので、長くて軽いテントなどを載せるといいでしょう。
さらにルーフレールの取り付けにはハードトップに穴を開けたり加工が必要で、ラングラーはあまり一般的な車ではないので熟練した自動車工場で作業してもらう必要があります。
またルーフレールありの状態だとラングラーの楽しみのひとつであるオープントップに簡単にできなくなるので、外す苦労が増えてしまいます。
ラングラーの荷室の狭さは車の性格上しかたありませんので、無理にルーフレールを使うぐらいなら荷物の見直しをしたほうがいいかもしれませんね。
小回りの効かない大型車
ラングラーの車体サイズは国産のミドルサイズSUVとあまり変わりませんが、車の小回りを表す最小回転半径では大きな差がありラングラーは狭い林道などで取り回ししにくい車です。
国産SUVはだいたい5.5m前後が標準的な最小回転半径でこれでも慣れてない人には運転しにくいものですが、ラングラーはなんと「7.1m」もあります。
SUVが5.5mですがコンパクトカーは5.0m前後であることを考えると最小回転半径が運転に与える影響はかなり大きいのですが、ラングラーの最小回転半径はなんと4tトラック並みです。
ボンネットが大きいので車の見切りも悪く小回りも効かないとあれば、ラングラーは運転にかなりの技術が必要で、さらに林道やキャンプ場などで切り返しをかなりしないと所定の動きはできないでしょう。
燃費が悪い
アメ車の購入を検討する際に誰もが気になるのは燃費の悪さですが、ラングラーも例に漏れず燃費は悪いです。
ラングラーのエンジン仕様は一機種だけで、3.6L V6エンジン(※1)が搭載されています。
国産SUVでこのレベルのエンジンが載っているのは三菱パジェロなどの大型SUV の域に入っていますが、米国車としては平均的なサイズのエンジンです。
ちなみに以下の記事で解説していますが、パジェロはキャンプに最適な車です。
パジェロ(パジェロロング)がキャンプに最適な理由4つまたラングラーはラダーフレームなどで重量が嵩んでおり、2t越えの車両重量も燃費に悪影響を与えています。
ラングラーのカタログ燃費は7.4km/L~7.9km/Lとなっていますが、国産SUVは軒並み10km/L~13km/Lが標準であることを考えるとかなり燃費の悪さが際立ちます。
実燃費も5km/L前後ということで、キャンプで遠出する際の燃料代は国産車の倍ぐらいは覚悟せねばなりません。
一点救いがあるのはラングラーにはレギュラーガソリンが使えることで、欧州車にありがちなハイオクのみというわけではありません。
本当は軽油が使えるディーゼルが安くていいのですが、残念ながらラングラーにはディーゼル仕様はないのです。
※1 「V6エンジン」とは何かについては以下の記事でご覧ください。
V6エンジンの特徴!どんな音?搭載車を日本車/外車の車種からそれぞれ紹介!後席の使い勝手がイマイチ
ラングラーの後席は分割可倒式のベンチシートになっていますが、このシートの使い勝手がかなり悪く国産車で慣れていると驚く点です。
なんとこの後席ですが、収納のために前には倒れるのですが後ろにはリクライニングできない構造で、背もたれの角度は備え付けの15°で決まってしまっているのです。
ちょっと窮屈だなと思ったり横になりたいと思っても不可能です。
国産車は非常に便利に使いやすくできており、少ないながらもリクライニングできる車がほとんどですが、ラングラーではそこまで構造を複雑にするつもりはないようです。
一応社外品でリクライニングが可能になる改造キットが販売されておりこれを使えばようやく快適になるのですが、そもそも値段が100,000円近くするのと、シートを前に全部倒せなくなったりするデメリットもあるので一概に便利とも言えません。
日本車の気遣いの行き届いたシートで慣れているとラングラーがダメな車に見えてしまいますが、これは日本車の標準が高いだけでありアメ車としてはラングラーは標準です。
アメ車というのはこういうものだと割りきって使うのがよいのでしょう。
ジープと国産車の違いについては以下の記事で詳しく解説しています。深く知りたい方はこちらもあわせてご覧ください。
ジープはどこの国の車?国産車との違いはこの3つだ!車中泊は難しい
最近日本ではテントの代わりに車のなかで寝る車中泊キャンプが流行っていますが、ラングラーでは車中泊には手狭で厳しいものがあります。
ラングラーUNLIMITEDの荷室の狭さは前述しましたが、なにより荷室全長が1.5m程度しかありませんので背の低い人しか足を伸ばして寝ることはできません。足を曲げて寝る方法もありますが、かなり疲れが残ってしまうでしょう。
また荷室幅も狭いので横に2人でならんで寝るのも窮屈です。
さらに後席を全部畳んだとしても荷室はフルフラットになりませんので、凸凹を何とかするマットなどが必要となります。
そもそも車中泊は日本で流行っているもので米国では関係ないのでしかたありませんが、ラングラーのようなクロカンSUVで無理に車中泊をすることもないでしょう。そういう車じゃありません。
ちゃんと車中泊をしたいなら、やはり無難にエルグランドやアルファードなどの国産ミニバンがおすすめです。
アルファード(ヴェルファイア)がキャンプに最適な理由7つ日産エルグランドがキャンプに最適な理由3つ故障率は日本車より高い
これは輸入車にはつきものと言っていいことですが、ラングラーの故障率はそれなりに高く、日本車よりは当然のように高くなっています。
昔よりは故障はしにくくなっていますが、日本車のような感覚で乗っていると、故障が多いと感じてしまうでしょう。
故障については、以下の記事で詳細を解説しています。こちらにも目を通してみてください。
ラングラーは故障が多い?壊れやすいのか故障率をもとに解説!ラングラーの評判
ラングラーのキャンプでの使い勝手はTwitterに体験談がいくつも投稿されており、見る機会の少ないラングラーを買う際にはなかなか参考になります。
今回はそういった中から3つのツイートをご紹介しましょう。
ラングラーは大自然にベストマッチ
かわせみ河原キャンプ場、強そうなラングラーが沢山いました。 pic.twitter.com/XzhQOfd83n
— Takashi556 (@tks556) May 28, 2017
写真を見る限りラングラーのみのキャンプミーティングのようですが、ラングラーはこういったフィールドだと本当にパワフルでかっこいいですよね。
こういった場所に入り込める走破性もそうですが、何よりデザインがベストマッチです。
この光景を見てしまうと、さまざまなデメリットを差し引いてもキャンプには絶対ラングラーでいきたくなってしまいます。
車中泊ならぬ”車外泊”?
星降る夜、車の屋根でシュラフ泊。 渓流釣り(仕事ですよ)の前夜に河原で一泊。3月下旬ですがマイナス5度まで冷えました。ラングラーの屋根は意外と頑丈。樹脂っぽいのであまり冷えませんし寝るには最適でした。#ブッシュクラフト #車中泊 #渓流 #フライフィッシング #キャンプ #野営 pic.twitter.com/eIcm6c1sMm
— サバイバルjp (@survivaljp) March 24, 2017
なかなかユニークなラングラーの使い方があったのでご紹介しますが、樹脂製のルーフの上に寝袋を敷いて寝るという使い方です。
遮るもののない車の上ですので星空は良く見えますし、樹脂製のルーフは鉄板ほど冷たくならないそうです。
ラングラーは車室内があまり広くなく荷室も1.5mぐらいしかとれないので車中泊には全く不向きな車です。
しかしルーフが完全にまっすぐなので、こういう使い方をするとなかなか面白そうですね。
ただ寒さがしのげなかったり、ルーフの強度的な問題もあり、最悪転げ落ちる危険性もあるので、その辺りはしっかり対策した上で自己責任で行う必要があります。
夜空を見るときだけ屋根の上に上って、寝るのはテントという使い方が良さそうです。
水洗いはなかなか不思議な光景です
“ウォッシュアウトインテリア排水栓とフロアカーペットを外せるため、室内を水洗いすることができます。Jeep® Wranglerなら、アウトドアを満喫した後の泥汚れの心配はありません。いつでも清潔な状態で、新たな冒険を楽しむことができます。” pic.twitter.com/N4ijRH47Yi
— えるまー (@hermer) February 24, 2017
水洗いできるラングラーの内装ですが、実際に行っている写真がありましたのでご紹介します。
このようにフロアカーペットをはずして水をかけながら洗うことができるので、どんなにひどい汚れでもきれいにすることができるでしょう。
それにしても普通の車ではこんな光景はまずみれないので、知らない人からしたら驚きでしょうね。
ここではラングラーの性能について書いてきましたが、他にもキャンプに最適な車はもちろんございます。他の車については以下の記事で解説しているので、あわせて参考にしてみてください。
FJクルーザーがキャンプに最適な理由4つデリカD:5がキャンプに最適な理由8つ