ジープはオフロード車をメインに製造するメーカーで、古くは軍用車を生産していたアメリカのメーカーです。

その独特の力強いデザインと本格的なクロカン走行性能は日本でも人気が高いのですが、ジープの車は故障についてはどうなのでしょうか。

今回はジープの故障率についてご説明しましょう。

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ジープの故障率

ジープ チェロキー

ジープという社名は同社が最初期に生産していた軍用4WD車の愛称が発祥で、ジープは同時に車名も表しています。

現在ではジープは社名のみでモデルはそれぞれ固有の名称を持っています。

もともとが頑丈で耐久性のある軍用車を開発していたこともあり、ジープのオフロードでの走破性は最高クラスの性能です。

また軍用ジープから続く武骨で力強いデザインもかなり人気が高く、男性だけでなく女性にもジープを愛好している人はたくさんいます。

とくに最近はアウトドアブームの人気でジープも台数が増えており、街中でも結構見かけるようになりました。

そんな日本でもオーナーの多いジープのメーカーとしての故障率を調べてみましょう。

ジープの故障率

車の故障率というものはどこのメーカーでも社外秘のデータとなっており、ネットでメーカーの故障率を調べても見つかるものではありません。

しかしメーカー以外の民間調査会社や保険会社などが独自の調査をいくつも行っており、その中に故障率や信頼性の調査がありますのでこれが参考になります。

ジープはアメリカのメーカーですのでアメリカの調査会社であるJ.D.パワー社が発表している自動車耐久品質調査を見てみましょう。

この調査では各国市場での実際のオーナーたちから故障件数を聞き取りしてメーカーごとのランキングとしており、新車購入から3年~5年の間に故障が少ないメーカー、多いメーカーがわかります。

今回は米国市場での調査結果を見ていますが、日本市場ではジープは販売台数が少なくて対象外となっているためです。

2018年 米国自動車耐久品質調査

ランキング メーカー スコア
1 レクサス 99
2 ポルシェ 100
3 ビュイック 116
4 インフィニティ 120
5 キア 122
6 シボレー 124
6 ヒュンダイ 124
8 BMW 127
8 トヨタ 127
10 リンカーン 133
10 日産 133
業界平均 142
28 ジープ 188

参考:J.D. Power 2018 U.S. Vehicle Dependability Study

米国市場での調査は総勢31メーカーでのランキングですが、ジープはワースト4の28位となっており、故障は比較的多いメーカーだということがわかります。

上位勢には日本メーカー、韓国メーカーなど信頼性に定評のあるメーカーに加えて、近年信頼性の増してきた米国メーカーもいくつか含まれていますが、ジープはそれと比べるとかなり低い位置です。

また故障の少なさを表すスコアも上位勢は100ポイント前後ですが、ジープは約2倍に近い188もあり、上位勢の1.5倍~2.0倍の故障率となっています。

前年度の調査でもジープはワースト2でしたので、慢性的に故障率は高いのです。

しかし耐久性もあって頑丈なジープがどうして故障が多いのでしょうか?

車の耐久性と故障率は違う

チェロキー オフロード

ジープはオフロードをしっかり走るために、頑丈なラダーフレームと走破性の高いサスペンション構造、しっかりしたトルクを発生させるエンジンと4WDシステムなどが大きな特徴です。

これらのお陰で岩場や森林、雪道などを走れる性能を有し、また多少の破損なら走行できなくなることはない冗長性もあわせもっています。

しかし普通自動車より耐久性の高いジープですが、車の故障率というのはそれとは別の設計用件であり、一時の負荷が高い状況よりも、長距離、または長期間で故障しない設計や、材料選定が重要となるのです。

その点は日本メーカーが得意としている面で、世界的にも高温多湿で過酷な環境である日本で耐えうる車を作ってきた経験によるといえるでしょう。

ジープも車の頑丈さでは素晴らしいものがあるものの、耐久性、信頼性の面では決して優れているわけではないのです。

中古のジープの故障しやすさ

ジープは日本での年間の販売台数が10,000台に満たないのですが、根強い人気とアメ車らしいデザインから中古車市場でも結構みかけるようになりました。

ジープはモデルによっては値崩れしにくいことでも有名な車で、輸入車にありがちな買取価格の大幅な低下が起きにくいメーカーです。

しかし中古車の故障に関しては走行距離の多さ、年式の古さによってトラブルが増えていき、おおよそ走行距離50,000kmを超えた車は買取価格がガクッと下がる傾向にあります。

そういうジープを手にいれると購入時は安くてよかったものの、後程修理に多額の費用がかかる可能性も出てきます。

ジープの状態のよい車は中古車市場でもひっぱりだこですが、そこから外れたようなある種お買い得な中古車には注意が必要でしょう。

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ジープオーナーの評判

ジープの故障については実際に所有しているオーナーさんの評判を聞くのがもっとも参考になります。

Twitterにそういったオーナーさんの意見がいくつも投稿されていますので、参考に何件かご紹介しましょう。

ジープは維持費に泣く

この方はジープのたぶんチェロキーに乗られていたんだと思いますが、故障が頻発し費用も高くて大変な思いをされたようですね。

輸入車は車検代などが高いことで有名ですが、それ以外にも修理やメンテナンスには国産車の倍以上の費用がかかることも珍しくなく、それでいて部品の取り寄せに時間がかかったりとなにかと維持が大変なのです。

それでも乗り続けたいと思わせる魅力がジープにはありますが、中古の軽自動車が買えるほどの修理費はちょっと考えちゃいますよね。

3ヶ月で手放すことに

ご友人がジープ ラングラーを買った直後に電気系等のトラブルで修理が必要となり手放されたそうです。

新車か中古車かはわかりませんが、電気系等は輸入車の泣き所とはいえ、3ヶ月は早すぎますね。

一見質実剛健そうなジープでも最近は電子制御系の部品が非常に多くなり、その面でのトラブルが増加しています。

国産車ではかなり走行距離が延びてからでなくてはこういったトラブルは起きにくいのですが、日本の環境になれていない車だと電子部品は弱いです。

中古でも故障続発

この方は中古でジープを購入されたようですが、あまりの故障の多さに手放さざるを得なくなったそうです。

5年落ちということは年間走行距離が10,000kmと考えると、50,000kmに近かったのかもしれませんね。

国産車は70,000km~100,000kmまでノートラブルということも珍しくありませんが、輸入車は50,000kmが故障が増えてくるひとつの節目のようです。

ジープの故障事例

ジープの故障事例は調べると色々出てくるのですが、やはり電気系等の故障が多く見られます。

ただ電気系等といっても様々な部位があるのですが、その中からいくつかご紹介します。

また電気系等以外に発生しやすい故障もご紹介しましょう。

突然のバッテリー上がり

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バッテリーの劣化自体は故障ではなくメンテナンスの範疇なのですが、ジープでは結構突然にバッテリー寿命が来ることがあるようで、昨日までエンジンがかかっていたのに次の日にはバッテリーが上がっていることがよくあるようです。

バッテリーは3年ごとぐらいに交換が必要なのですが、その間に充電と放電の連続で少しずつ劣化が進みます。

劣化が進んでいくとバッテリー電圧が下がって交換時期がわかるのですが、たいていは定期メンテナンスの際にチェックにひっかかるものです。

国産車では劣化してから交換までそれなりに期間があるのですが、ジープは電力消費が多いのかはわかりませんが、急にバッテリー上がりまでいってしまうようですね。

バッテリーは輸入車の純正バッテリーだと50,000円以上かかることもあるのですが、基本的にバッテリーは容量とサイズがあっていれば純正品を使う必要はありませんので、自動車用品店などで手にはいるバッテリーで問題ありません。

ジープは結構大きなバッテリーですが、50,000円までかかることはないでしょう。

とはいえバッテリー上がりした際には他の車の助けがなくては自走できなくなってしまうので、車にはブースターケーブルを積んでおくのがよいでしょう。

またガソリンスタンドなどで積極的にバッテリーのチェックをしてもらって、バッテリー劣化を早めに発見するようにしましょう。

電気系等部品の故障

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何度か話題に上がっている電気系等の故障はいろいろな部品に電子制御が組み込まれていることからトラブルの箇所が多いものです。

電気系等の故障でよくあるのはオルタネータの故障ですが、これについては比較的故障の発生率は多くなく、走行距離が50,000km~70,000kmぐらいまでは持つようです。

しかし前日リコールが発生したことからもトラブルが少ないとは言いがたいでしょう。

またエアコン関連のトラブルも多く、エアコンコンプレッサーの故障、ブロア系の故障、エアコン冷媒漏れなどさまざまな部位に故障が発生します。

修理費用はそれぞれですが、100,000円前後は覚悟しておかなければなりません。

その他に例をあげると、カーナビ故障、センサー故障、各種スイッチ類の故障と、さまざまな部品に故障のリスクがあるようです。

すべてがすべて起こるわけではありませんが、ある日突然機能が使えなくなることも珍しいことではありません。

修理費用も部位ごとにさまざまなのですが、国産車の故障よりは高額であり倍ぐらい維持費がかかるのがジープです。

ブレーキ系統の不具合多数

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ジープのブレーキにはいろいろと不具合事例が多く、決して車が止まらないというわけではないのですが、細かい不具合が多発します。

ブレーキの不安が多い

よく不具合としてあげられているのはブレーキを踏んだときにハンドルが振動するという不具合で、車は制動するものの不安が多いというものです。

これはブレーキマスターシリンダの動きが悪くなったり、ブレーキパッドの接触などいろいろな要因があるようで、一概に故障とは言えないのですがブレーキで不安があるのは怖いものです。

ディーラー等で点検修理してもらえば直ることは多いです。

他にはブレーキの鳴きがひどいという不具合もあり、ジープ レネゲイドでよく聞かれる不具合です。

これはどうもこの車種固有の設計的な問題があるようで、ディーラーで購入する際にブレーキ鳴きがある車だと説明があることもあるようです。

ブレーキパッドに面取りをするとよくなることもあるようですが、根本的な改善方法はないようですね。

ABSの不具合

またABSの警告灯が点灯することも多いようで、点灯したからといってブレーキが効かなくなるわけではないのですが、センサーの不具合などでABSは働かないようです。

これはABSの部品交換で済むことが多くそこまで費用はかかりませんが、万が一ABSユニット全体の交換となると100,000円以上かかる高額修理となります。

ジープのブレーキは車の制動はしっかりできるものの、細かい部分で不具合が多く不安が付きまといます。

国産車であればこういった細かい不具合はかなり解消されているのですが、ジープの作り込みが甘い点といえるでしょう。

ジープは買っても大丈夫か?

ジープのオフロード性能は素晴らしく、またデザインも日本車にはない独特の力強さがあって魅力に溢れた車です。

アウトドアなどではジープのスタイルは非常にマッチして、素晴らしい満足感を得られるのは間違いないでしょう。

またオフロード走行もできる車としてさまざまな場所に車で行けるのもよい点です。

しかしそういった車としての魅力が多い反面で故障は多く維持費は多くかかりがちになります。

ジープは輸入車としては購入しやすい価格帯なのでステップアップとして購入する場合も多いのですが、どうしても維持費には目がいかないことがあり、購入する際にはしっかりその辺りを覚悟しておかなくてはなりません。

また新車であれば比較的トラブルも少ないものの中古車ともなれば故障の頻度は上がります。

ジープの中古車を買おうという際には走行距離や年式を気を付けるのはもちろん、購入後に必ず何かしらトラブルが発生するのを見越して修理費を貯めておくのが懸命ですね。

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この記事を書いた人

佐藤茂道
佐藤茂道
某自動車メーカーのエンジン部門で開発経験あり。子供の頃から車雑誌を切り抜きし、高校ではオートバイ・車にどハマりする。就職する際に、某自動車メーカーを選び、仕事でもプライベートでも車漬けに。今は日産スカイラインR33が愛車。