フォルクスワーゲンといえばビートル、ゴルフと言った日本国内でも名のしれた車が多い海外自動車メーカーです。

その他にもアウディやBMW、ベンツといった多くの海外メーカーがありますが、中でもフォルクスワーゲンは日本人には馴染みのあるメーカーです。

ところでフォルクスワーゲンとは一体どこの国の自動車メーカーなのでしょうか。そして国産車とはどう違うのでしょうか?

実はその車の違いは、国民性や文化の違いから出てきた違いだったのです。

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フォルクスワーゲンはどこの国の車か

フォルクスワーゲン ビートル

フォルクスワーゲンはドイツのヴォルフスブルクに本社を構える自動車メーカーです。

実はフォルクスワーゲンの設立にはドイツのある有名な独裁者が関わっていたのですが、ご存知ですか。

ここではフォルクスワーゲンの歴史を設立から現代まで、そしてなぜここまで日本での知名度が高いのか解説していきます。

フォルクスワーゲンの設立

フォルクスワーゲン

その歴史は古く、第二次世界大戦より前までさかのぼります。かの独裁者ヒトラーが、国民が乗るための車を作る”国民車計画”を提唱しました。

そしてそこで開発されたの車の名前がフォルクスワーゲンと言い、名前の由来もそのままでドイツ語で”大衆車”が語源となっています。

ただ、大衆車とはいってもデザイナーはカイエンや911で有名なポルシェの創設者、フェルナンド・ポルシェ氏が開発に関わっているなど、今考えるとすごい車だったのです。

しかし第二次世界大戦が始まったことにより軍事生産が優先されることとなり、この計画は実行に移されることなく消えてしまいました。

その後、第二次世界大戦が終わり、連合軍の支配下になったドイツで、以前大衆車として開発されていた試作車がフォルクスワーゲン・タイプ1というネーミングで再開発・生産がなされ、フォルクスワーゲンの工場は復興されました。

そして販売網・サービス網が整備されていき、フォルクスワーゲン社の基礎が作られることとなったのです。

その後、フォルクスワーゲン・タイプ1はその耐久性と経済性、そしてアフターサービスの優秀さで世界中の市場から愛されフォルクスワーゲンの名前は広まりました。

ちなみにそのタイプ1とは、その形状からビートルという愛称がつけられ、今でもその名で新型車の製造が続く、フォルクスワーゲンのアイコンのような車です。

その後、タイプ1に変わる次世代の前輪駆動自動車、ゴルフが開発されました。その使い勝手の良い機能性や走行性能が認められ、世界的なベストセラー車となりました。

そのゴルフをもとに、多くの車種展開・販売に成功し、フォルクスワーゲンはヨーロッパを代表する自動車メーカーに成長し、現代に至っています。

日本での販売

日本でのフォルクスワーゲンの販売は、当初ヤナセが輸入販売を行っていました。当時から日本では一般的だった右ハンドルの仕様の車を導入するなど、日本市場の介入に積極的だったので、日本での輸入車シェアはトップクラスでした。

それからフォルクスワーゲン社が独自資本で輸入販売会社フォルクスワーゲングループジャパンを立ち上げ東京に本社を設立しました。

その後陸上げ・輸入整備などを独自に行うために愛知県に国内最大級の埠頭を設立し、本社を移転し現在に至っています。

フォルクスワーゲングループジャパンが輸入販売の元締めを始めたことにより、従来より輸入販売を行っていたヤナセは輸入からは離れ、販売のみとなり、その他にもトヨタや地場資本の販売会社がフォルクスワーゲンの展開を続けています。

フォルクスワーゲンは市場に合わせた開発とアフターサービスによって、日本での輸入車としての地位を確固たるものにしたのです。

フォルクスワーゲンのドイツでの扱い

ゴルフGTE

前述のとおり、フォルクスワーゲンはドイツでは国民用の車、いわゆる大衆車計画からスタートし、現代ではUPやゴルフ、ビートルなど多くの車種が販売され、ネーミングどおりの大衆車として世界的に大きなグループとなりました。

日本ではフォルクスワーゲンの車は価格が高いため、高級車のような扱われ方をしていますが、フォルクスワーゲンは本国では日本で言うトヨタやスズキのような一般大衆向けの自動車メーカーです。

主力車種のゴルフも自動車学校の教習車として使われていたりと、大衆に馴染みやすい車格の車を販売しています。

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なぜ日本ではフォルクスワーゲンは高級車のようなあつかいなのか?

先程、フォルクスワーゲンはドイツの大衆車メーカーで、日本のトヨタのようなものだとお話しました。しかし日本では国産車の1.5倍から2倍近い価格で販売されており、高級車のような感覚に陥ってしまいます。

なぜそのような事になってしまったのでしょうか。そこには日本ならではの2つの要因があったのです。

車体本体以外のマージン・コストの存在

フォルクスワーゲンはドイツから輸入されてきます。その距離は直線距離で約9000kmあります。そこを海路で移動してくるのでどうしても輸送費は高くなってしまいます。

ちなみに現代は海外の情勢の問題もあり保証費なども高く、さらに輸送費は高くなっています。

そこからさらに日本に到着してから輸入車の点検・整備が行われます。日本人は車に対して目が厳しいため、生半可な整備ではすみません。そこでまた金額がかかってきます。

要するに車体以外のマージン・コストが上乗せさせられるのです。そのため車両価格は国産車に比べ高くなってしまいます。

バブル経済によるイメージ戦略

先程、輸入車には車体以外のマージン・コストが掛かるというお話をしました。これでは国産車と同じような装備なのに価格だけが高いという状態になり、日本では売れません。

そこで輸入車の販売元は高級装備のオプションをたくさんつけて輸入し、さらに高額な価格設定をしました。それにより輸入車=高級車というブランドイメージを作り上げることに成功しました。

さらに輸入車が全盛期のころ、日本はバブル経済という、非常に好景気な状態でした。高額商品がバンバン売れている時代だったので、高級という響きに輸入車は売れたのです。

そして、日本車はお手頃、輸入車は高額というイメージが出来上がってしまったのです。

フォルクスワーゲンと国産車との違い

フォルクスワーゲンの車はただ高額なだけではありません。車好きの間では作りの部分で評判が高いです。

では国産車はフォルクスワーゲンに比べて劣っているのでしょうか?

そんなことはありません。そこには車の使用方法、道路状況、国民性などの違いがありました。

ここでは4つの視点から国産車との違いを解説していきます。

デザインの違い

ゴルフ

日本の車ってフルモデルチェンジやマイナーチェンジのたびに車のデザインが違ってがっかりすることってありませんか。

その他にも同じメーカーでも車種によってデザインが大きく違うためエンブレム以外でメーカーの違いがわからないことが多々あります。

しかしフォルクスワーゲンはひと目見てフォルクスワーゲンの車だ、とわかるようなデザインです。

海外のメーカーはデザインを非常に大事にしており、ひと目でどこの車だということがわかりつつ、新しいデザインを取り入れている事が多く、伝統と革新という言葉が似合います。

現にフォルクスワーゲンタイプ1の影響を色濃く残すビートルは今もそのようなデザインで製造されています。

ひと目でビートルと分かるのに古臭くない、これがフォルクスワーゲンのデザインのいいところです。

道路状況の違い

パサートGTE

アウトバーンというのを聞いたことがあるでしょうか。アウトバーンとは速度無制限道路で時速200km近い速度で自動車がビュンビュン走っています。

そこで車の挙動をしっかり操作できなくては事故になってしまいます。加速・減速の制御性能は国産車の時速100km制限のものとは比べものになりません。

国産車の場合はいかに壊れずに長く乗れるかという需要が高いため、メーカーもそれを目的に車が開発されています。

しかし、ドイツではどんな状況でもしっかり車がしっかり減速、もしくは停止ができ、時速200kmまで加速できる性能、それでもふらついたりしない車が必要となってきます。

国民が車に求める性能がぜんぜん違うため、基本的にはフォルクスワーゲンのほうが足回りもきっちりしており、走行性能が高くできています。

構造の違い

フォルクスワーゲンのブレーキ

先程フォルクスワーゲンのほうが走行性能が高いという話をしました。

つまり、よく効くブレーキ、時速200kmまで軽々加速できる性能、それでもふらついたりしない足回り・車体剛性と、日本車とは全く違うベクトルで開発されているため消耗品や乗り心地も違ってきます。

日本では出しても時速100km程度であり車体の性能はそこまで必要ではありませんが、柔らかい乗り心地が好まれていたり、低燃費性能、長く乗っても壊れない耐久性能が求められています。

一番わかりやすい例がブレーキの交換です。

国産車の場合ブレーキの整備といえばブレーキパッドの交換、というのが一般的です。しかしフォルクスワーゲンなどはブレーキパッドと同時にローターも交換することが推奨されています。

国産車では交換部品ではない部品が、海外では消耗品に指定されています。

こういった考え方の違いが、日本車は耐久性能が高く、フォルクスワーゲンは走行性能が高いと言われる理由です。

ガソリン

実は使われている燃料も違うことをご存知でしょうか?日本ではフォルクスワーゲンにはハイオクが指定されています。しかし現地ではレギュラーガソリン相当のガソリンを入れているのです。

これも環境・文化の違いかもしれませんが、海外のレギュラーガソリンはオクタン価が日本よりも高く、95ぐらいだと言われています。

ちなみにオクタン価とは、簡単に説明するとガソリンに燃え難さを表しています。日本のガソリンのオクタン価は90ほどであり、このままではオクタン価が足りず、不具合を起こしてしまうため、日本ではハイオク指定となっています。

燃料代も大きく変わってきます。

フォルクスワーゲンと国産車は国民性や道路状況のちがいから、車にもこんなに違いが出てきました。どちらの車が優れているというわけではありません。

どちらも一長一短あり、その文化の違いからくる車の違いを楽しんでみるのにフォルクスワーゲンに乗ってみるのはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

佐藤茂道
佐藤茂道
某自動車メーカーのエンジン部門で開発経験あり。子供の頃から車雑誌を切り抜きし、高校ではオートバイ・車にどハマりする。就職する際に、某自動車メーカーを選び、仕事でもプライベートでも車漬けに。今は日産スカイラインR33が愛車。