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ロードスターがキャンプに不向きな理由4つ

マツダ ロードスターはライトウェイトスポーツカーの代名詞的な車で、日本のみならず世界的にファンが多い名車です。

そんなロードスターですが、もしキャンプにこの車でいくとしたらどうなるのでしょうか?

今回はマツダ ロードスターがキャンプに向いているかどうかについてご説明しましょう。

ロードスターはキャンプに向いていない理由

マツダ ロードスターはコンパクトな2シータースポーツカーで、その軽快な走りは現代の車では唯一ロードスターだけが持つ本物のスポーツカーです。

その初代から変わらないスタイルは多くのファンを惹き付け続けておりドライブするにはぴったりなのですが、キャンプとなるとロードスターでは不向きな点がいくつもあり、決してキャンプに適した車とは言えません。

まずはロードスターがキャンプに不向きな点をご紹介します。

ドライブ重視の2シーター

走っているロードスター

ロードスターの特徴はなんといっても2人乗りのコンパクトな車体で、それを最大限活用したドライビングカーがロードスターの本質です。

しかしそれはキャンプ用の車に求められる要件とは真逆であり、ロードスターがキャンプに向かない点の一番大きなものです。

キャンプ用の車に求められる要件は、なんと言っても人と荷物がたくさん乗せられる積載性であり、座席数は最低でも4つはほしいものです。

たとえ4人乗らないとしても余った席は荷室にできますし、キャンプならどんなに荷室が広くても困ることはありません。

その点ロードスターは2シーターですし、シート周りも結構窮屈なレイアウトになっていますので、2人で乗って余ったスペースに荷物を載せる、などといった使い方はできません。

キャンプの最高のシーズンは暖かい夏ですしロードスターのようなオープンカーで走るのには最高の時期なのですが、そこにキャンプという要素が加わるととたんに不便になってしまうのです。

トランクルームはとにかく小さい

ロードスターのトランク

ロードスターは乗車定員も少ないですが、車が小さいのでトランクルームも小さく、あまり大きな荷物は積めません。

収納性の低さにロードスターの購入を後悔する人もいたりするくらいです。(詳細は以下の記事をご覧ください。)

マツダ ロードスターロードスターを買って後悔している人はいるか?実態を調査してみた!

そもそもロードスターのトランクルームは荷物を載せる用ではなく、オープンカーの特徴であるソフトトップやハードトップといった折り畳み式のルーフをしまう場所です。

最近のロードスターはすべて電動格納式ルーフですので、それらの駆動部も場所をとっているのでゆとりのスペースはないのです。

では現行ロードスターでどのぐらいの荷物が乗るかと言えば130Lほどしかなく、ミニバンが1,300L~2,000Lも乗ることを考えるといかにロードスターのトランクが小さいかがわかります。

ロードスター載せられる荷物は小型のトランク2つ分ぐらいで、とてもミニバンなどに載るキャンプ用品は積み込めません。

もしロードスターにキャンプ用品を載せるとしたら結構コンパクトなものでなくてはならず、特にテントのサイズには気を付けましょう。

2人用のテントにはロードスターに積み込めるコンパクトサイズのものがあるので、テントの購入時にはしっかり確認してください。

ロードスターのトランク寸法では、長いものでも700mm程度までしか載せられません。ロードスターでキャンプをする場合にはキャンプ用品を吟味し、余計な荷物は準備しないようにしましょう。

オープンでは走行できない

ロードスターにキャンプ用品を満載してしまうと、ロードスターの一番の売りであるオープンカーで走ることができなくなってしまいます。

ロードスターという車の本分は、やはり屋根を開けた状態で風を受けながらドライブを楽しむことです。(運転の楽しさは以下の記事で詳しく解説しています。)

マツダロードスターロードスターが楽しい車である7つの理由!運転が最高に面白い?!

それこそがロードスターであり、屋根を閉めた状態はオマケみたいなものです。

しかしキャンプとなるとオープンで走れるのはキャンプ場に荷物を下ろした後ぐらいしかなく、それではロードスターで大自然のなかに来た楽しみは半減してしまいます。

ロードスターで無理してキャンプに来ても楽しめないのでは、少々本末転倒感がありますよね。

車内で休憩できない

ロードスターのシート

2シーターのロードスターではシートを後ろに倒すということはできないので、小休憩であっても車内では十分にくつろげません。

ロードスターでシートをリクライニングしても、すぐにシートの後ろにあるバーに接触してしまいほとんど倒せません。

普通の車であれば、フルフラットで寝られないにしてもシートを後ろに倒せばそれなりに休むことはできるものが、ロードスターでは不可能です。

当然ロードスターでは車中泊など夢のまた夢ですが、それ以上に車内で寝ることができないのは行き帰りの長距離移動に響きます。

長距離運転には小休止がかかせないものですが、ロードスターでいく場合には高速道路のサービスエリアやパーキングエリアなどをうまく活用してすこしでも休める体制を整えましょう。

MEMO

もしロードスターの購入を考えているなら、値引き交渉の正しいやり方を覚えておくといいですよ。

このやり方を知らないと最大60万円以上も損しますよ。詳しく知りたい方は、下記の『たった1分で車を60万円値引きできる裏技』のページをご覧ください。 裏技を知って後悔する人たった1分で車を60万円値引きできる裏技!安く購入する秘密のテクニックとは?!

ロードスターでキャンプするのに便利なパーツ

ロードスターはキャンプに向いている車とは言いがたい1台ですが、それでもかっこいい車でキャンプにいきたいと思う人も少なくないでしょう。

そこで次は少しでもロードスターでキャンプがやりやすくなるパーツをご紹介しましょう。

オープンカーの定番パーツ”トランクキャリア”

ロードスターのようなオープンカーに荷物が載らないという問題は、それこそオープンカーがこの世に登場した時からの問題です。

そこでオープンカーには昔からトランクキャリアというパーツが用意されており、ロードスターにも社外品ではありますが装着が可能です。

トランクキャリアはトランクの上に装着する金属製の棚で、車の外側に荷物をくくりつけられるようにできるパーツです。

トランクの上も決して広いわけではありませんが、それでもオープンカーには貴重な荷物の積めるスペースになります。

取り付け方は車本体の改造が不要なものが多く、比較的簡単に装着できます。

トランクキャリアの上であればテントなど長い荷物や大きな荷物でも余裕をもって載せることができ、さまざまな活用法ができます。

トランクと合わせればもとの倍以上の荷物スペースが確保できるでしょう。

またトランクキャリアには普段は革製の鞄をくくりつけることが定番となっており、エレガントな英国オープンカーのような楽しみ方もできるでしょう。(参考は英国車のモーガン)

モーガンのキャリア装着車引用元:Car&レジャー

一点だけ注意点があり、トランクキャリアに荷物を載せた状態ではオープンカーにするために屋根を格納することはできません。

格納しようとするとトランクキャリアにのった荷物に幌や屋根が干渉してしまい、思いがけない問題を引き起こします。

ロードスターはフルオートで格納しますので、気づかないうちに干渉してしまうこともあります。

またトランクキャリア自体は対応品なら干渉したりしませんが、汎用品の場合には同様に注意が必要です。

もっと積みたい”ルーフキャリア”

トランクキャリアでも不足だと感じる人には更なる追加パーツとしてルーフキャリアの検討をおすすめします。

ルーフキャリアは屋根の上に載せる金属製の棚で、ミニバンやSUV、ステーションワゴンなどではわりと一般的なオプションパーツです。

車内が狭い車でもルーフキャリアに大きな荷物を載せることでかなりの収納性の向上が見込めます。

しかしオープンカーであるロードスターでは普通は装着できないパーツで、ロードスターにルーフキャリアをつけた車はほとんど見かけません。

ですが決して装着が不可能というわけではなく、汎用品のルーフレールなどを使うことでロードスターの屋根の上に荷物を載せることは可能です。

ルーフキャリアをつけたロードスター参考:ルーフキャリアをつけたロードスター

なおロードスターでルーフキャリアを装着する場合には注意点があり、ひとつはハードトップの車にしかつけられないことです。

ロードスターは布製のソフトトップも選べますが、ソフトトップの上には重量物であるルーフキャリアは装着できません。

ソフトトップ以外の場所でルーフキャリアを支えることもできますが、その場合専用のパーツが必要となるでしょう。

またルーフキャリアがついた状態では屋根の開閉ができませんので、ルーフキャリアは取り外しが簡単にできるものにしておかなければロードスターの魅力であるオープンカーが使えなくなってしまいます。

キャンプの時にだけルーフキャリアを装着できるようなものが望ましいですね。

ロードスターに荷物をたくさん載せるというのはなかなか大変なものですが、一時期だけ使えるキャンプバージョンにできるようにしておけば、十分キャンプに活用できる車になるでしょう。

ただ上記で説明してきたパーツは用意するのが面倒だと思いますので、強いこだわりがなければ無難にキャンプ向きの車を買う方がいいでしょう。

他にも運転が楽しくてキャンプに向いた車は、例えばジープラングラーやレヴォーグなどがあります。詳細は以下の記事で解説しているので、こちらもあわせて参考にしてみてください。

キャンプ中のラングラーラングラーがキャンプに最適な理由7つキャンプしているレヴォーグスバルレヴォーグがキャンプに最適な理由5つ

ロードスターの評判

ロードスターでキャンプをしようとする人は多くはありませんが、実際にキャンプに活用している人もおられ、その評判がTwitterに投稿されています。

今回はその中から3件ご紹介します。

トランクも助手席もぎちぎちです

この方はどうやらソロキャンプのようで、助手席まで荷物を載せておられますが、それでもトランクも助手席もギチギチに荷物がつまっていますね。

荷物が多くてもロードスターを活用できるのはソロキャンプならではですね。

荷物を厳選すればデュオキャンプも可能

こちらの方々は2人でのキャンプだそうですが、キャンプ用品の選び方がうまいのかロードスター1台でこなしておられます。

写真を見てもコンパクトなテントとタープながら、なかなかおしゃれなキャンプになっていますね。

トランクキャリアなどもなく本当にコンパクトに荷物がまとまっており、キャンプに慣れた人達ならロードスターでも十分楽しめるようですね。

トランクキャリアはとても便利

トランクキャリアに実際にキャンプ用品を載せた写真を投稿されていますが、かなり大きな荷物が2つも載せられており、収納性の高さがよくわかります。

この大きさの荷物ではとてもトランクには乗りませんが、外に出してしまえばロードスターでも運べます。

雨ざらしにはなってしまうので、濡れても大丈夫なものを載せましょう。

これからロードスターを買おうと思っている方は、以下の記事もぜひご覧ください。購入の参考になりますよ。

マツダ ロードスターロードスターのガソリンの種類はハイオク?レギュラー仕様?どっちなのか解説!マツダ ロードスターロードスターは雨漏りするかオーナーの声を調査!対策はないのか?!