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プリウスのEVモードとは?使い方から速度まで徹底解剖します!

トヨタのプリウスはエンジンとモーターを両方使って走るハイブリッドカーですが、プリウスの走行モードの一つに「EVモード」がありますね。

でもEVモードについて詳しく知っている方は多くはいらっしゃらないでしょう。

ということで、今回はプリウスのEVモードについて詳しくご説明します。

プリウスのEVモードとは?

早朝のプリウスの走り

プリウスには走行中にパワーや運転フィールを変更できるモードがいくつかついていますが、その中でモーターのみで走行するモードを「EVモード」と言います。

プリウスはハイブリッドカーですので、通常走行時にはエンジンとモーターの両方を使って燃費が最適になるように制御していますが、EVモードになるとエンジンが停止しモーターだけで走行できます

EVモードにはメリットもありますがデメリットもあります。詳しく解説していきます。

EVモードのメリットは静粛性と燃費向上

まずはメリットから紹介しましょう。

静粛性の向上で静かに運転できる

EVモード使用時にはエンジンは稼働しませんので、とても静かな走行が可能となります。

プリウスに乗ってまず初めに気づくのは、エンジンスタートや走り出しの時にほとんど音がせずとても静かなことです。

これは通常モードでも走り出しの時にはモーターだけで走行しているので、聞こえる音といえば車のタイヤが動き出す音や、車外の音だけです。

一度このモーターの走行感を知ってしまうと、エンジンというものがいかに騒々しいものかがわかるでしょう。プリウスの静粛性の詳細は、以下の記事でご参照ください。

プリウスのハイブリッドシステムプリウスの静粛性はいかに?!エンジン音、ロードノイズがうるさい?

EVモードであればこの静かな状態をある一定条件に達するまでキープできるので、普段味わえない静粛感がメリットなのです。

またあまり騒音を立てたくない住宅地を運転する時や、夜間、または外の音を聞きながらドライブしたいときなどにも有効でしょう。

上り坂では無駄な充電分を効率よく消費

山道や峠道の上り坂はパワーが必要となるので、通常エンジンのみでの走行となっており、その間ハイブリッド駆動用バッテリーは充電され続けています。

そのため上り坂ではハイブリッド駆動用バッテリーが満充電になることも少なくなく、満充電になった後はエンジンが高回転で回っているだけです。

そうすると燃費が悪くなる一方なのですが、ここでEVモードを使用することで無駄な充電をする前にハイブリッド駆動用バッテリーを消費する活用方法があります。

上り坂でのハイブリッド駆動用バッテリーの充電具合はインジケーターに表示されていますので、満充電になったタイミングでEVモードにすることで、ある程度までハイブリッド駆動用バッテリーを消費しましょう。

ハイブリッド駆動用バッテリーが減ってきたタイミングでエンジンはかかりますが、結局高回転になるのでハイブリッド駆動用バッテリーはまたすぐ充電されます。

こうすれば無駄な充電分を捨てることなく有効活用できるわけです。

下り坂でもガソリン消費を抑えられる

また下り坂でもEVモードは有効活用できます。

下り坂では車はエンジンやモーターを動かさなくても自然に下っていきますが、その際ハイブリッドカーはモーターを逆回転させることで、下り走行のエネルギーで充電しています。(回生ブレーキ)

そのため下り坂でEVモードに入れると、エンジンは停止していても自動的に充電されるようになるので、結果的にガソリン消費を抑えて燃費に良い影響が生まれます

これを積極的に使っていけば、燃費の悪くなりがちな山道や峠道でもハイブリッドカーならではの燃費対策ができるのです。

EVモードのデメリットは燃費の悪さ

EVモードのデメリットってあまり無いようにも感じますが、使い方によっては燃費が悪くなることがあります。

ハイブリッドカーにはモーターを駆動するためのハイブリッド駆動用バッテリーが搭載されていますが、このハイブリッド駆動用バッテリーを充電するのはエンジン駆動の発電機です。

普通のモードで走っている場合には、エンジンでのハイブリッド駆動用バッテリーの充電とモーターの駆動による放電を繰り返しており、そのタイミングは燃費が最もよくなるように車のコンピューターが計算して制御しています。

EVモードを使うとハイブリッド駆動用バッテリーに蓄えた電気を一方的に使うので、ギリギリまでEVモードを使うとその後の充電の際にはエンジンを余計に回す必要が出てきます。

エンジンの回転数が多ければ燃費が悪くなるのは道理ですので、EVモードを使った後だとハイブリッド走行時よりも多少燃費が悪くなることもあるのです。

しかし山道や峠道を走っている時には逆の場合があり、EVモードを積極的に使ったほうが燃費が良くなることもあるので、結局は使い方次第と言えるでしょう。

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プリウスのEVモードの使い方

プリウスのEVモードを使うには操作が必要で、EVモードスイッチをONにすることで使用できます。

EVモードスイッチはカーナビなどが付いているインストゥルメントパネルに付いており、一度押すとEVモードON、もう一度押せばOFFになります。

EVモードになると、マルチインフォメーションディスプレイに表示が出るので一目瞭然です。

ただし次のような状態の時にはEVモードは使用できず、ブザーが鳴ってディスプレイにメッセージが表示されます。

  • 車速が高いとき
  • アクセルペダルを大きく踏み込んだときや坂道など
  • ハイブリッドシステムが高温のとき
  • 炎天下に駐車したあとや登降坂、高速走行後など
  • ハイブリッドシステムが低温のとき。約0℃を下まわるような低温下に長時間駐車したあとなど
  • ガソリンエンジンが暖機運転中のとき
  • 駆動用電池の充電量が低いとき
  • フロントウインドウガラスの曇り取りを使用しているとき

要約するとモーターだけでは走行できない場合や、ハイブリッドシステムが作動できない場合にはEVモードが使えません。

しかしいちいちこの条件を覚えておくのも面倒ですので、実際にEVモードのスイッチをONにして使えない場合には、少々時間をおいてから再トライするとよいでしょう。

EVモードの機能の詳細

プリウスのドライブ

では次はEVモードを使ったときの走行できる距離や速度、または解除条件など。

EVモードにまつわる機能をご説明していきましょう。

EVモードで走れる走行距離

EVモードが使用できるのはハイブリッド駆動用バッテリーの充電量が減った時までですが、

一般的にEVモードで走れる距離は数百メートル~1km程度となっています。

以下のような要因によって走行できる距離は変わってきますが、長くても1kmなのであまり長い距離は走れません

  • アクセルの踏み具合
  • 加速度の度合い
  • 道路状況

本当に静かに走行したい場合に使う程度の使い方となるでしょう。

しかし前述したように下り坂で回生ブレーキで充電できる状況であれば、状況によっては1㎞以上でも走行は可能です。

EVモードの最高速度

EVモードには制限速度があり、この速度を超えると自動的にEVモードが解除されます。

EVモードは2代目プリウスから登載されましたが、2代目、3代目ともに制限速度は60km/hまでです。

しかし現行の4代目プリウスからは110㎞/hまで制限速度が伸びており、高速道路の走行でも使えるようになりました。

しかし100km/hで走ってしまうとバッテリーの消費も激しくなるため、実際に走行できるのは本当に短い間でしょう。

最高速度については、以下の記事でさらに詳しく解説しています。あわせてご参照ください。

走っているプリウス実は速い!?プリウスの最高速度など速度について徹底解説!

EVモードの解除条件

EVモードが自動で解除される条件は制限速度以外にもあり、前述したものを合わせて次の3つがあります。

  • 駆動用電池の充電量が低下したとき
  • 車速が高いとき
  • アクセルペダルを大きく踏み込んだときや坂道など

3つ目のアクセルペダルを大きく踏み込んだ時というのは急加速した時や、上り坂でパワーが足りず踏み込んだ時などです。

高速道路での車線合流時などにのEVモードが解除される可能性が高いでしょう。

EVモードをできるだけ長く使うためには、加速せず一定速度で走行し、バッテリー消費をできるだけ抑える走り方が必要となります。

EVモードの燃費

EVモードはエンジンを動かさずに走行できるので燃費が良くなると考えがちですが、ハイブリッドカーの場合、充電は結局エンジンとガソリンを使うので、EVモードを使っても燃費が良くなるわけではありません。

ハイブリッドカーの燃費が良い状態はエンジンとモーターを両方使って効率的に走った場合ですので、EVモードだけでは前述したように燃費が悪くなる可能性もあります。

走り方次第ですので一概に言えませんが、EVモードを多用した場合には燃費が20km/Lを下回ってしまうことがあります

しかし山道や峠道などで下り坂を活用できるのであれば、EVモードを使った方が燃費は良くなり、うまく活用すれば28㎞/Lぐらいまで行きます。

充電状況や燃費がどのぐらいになっているかは、プリウスのディスプレイに表示されますので、これを見ながら運転を調整すればEVモードを使ったエコ運転が実現できるでしょう。

これからプリウスを買おうと思っている方は、以下の記事もぜひご覧ください。購入の参考になりますよ。

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