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ジムニーが楽しい車である6つの理由!運転が最高に面白い?!

スズキジムニーは軽自動車のクロスカントリーSUVという世界でも稀有な車で、本格的な悪路走行もこなせる面白い車です。

今回はそんなジムニーの楽しさについて、いろいろお話ししていきましょう。

ジムニーが楽しい車である理由

スズキ ジムニーの白

ジムニーは1970年に初代が発売された歴史の長い車で、その当時から現在に至るまで車のコンセプトが一貫しているモデルです。

2018年には最新型である4代目ジムニーが登場しましたが、コンセプトはまったくブレがなくジムニーの特徴をさらに伸ばした車となっています。

ジムニーのコンセプト、それは軽自動車でありながら本格的なオフロード走行が可能な4WDクロカンであるということです。

そのコンセプトを実現するべく、ジムニーは強度の高いラダーフレームを採用し、サスペンションにも耐久性のあるリジッドサスペンションを使っています。(耐久性の詳細は以下の記事をご参照ください。)

新型ジムニージムニーの耐久性が高い4つの理由!強度が半端ない?!

ジムニーの登場した当時には同じようなコンセプトの車もあったのですが、現在では乗り心地やコストなどの制約でどんどん減っていき、軽自動車ではジムニーのみ、国産の普通車まで見てもわずか数台という貴重な特徴を持つ車なのです。

とはいってもジムニーはあくまで軽自動車なので、エンジンの制約やサイズの制限があり普通車ほどの快適性やパワーはありません。

しかしジムニーにはジムニーにしかない魅力があり、一度乗るとその楽しさに魅了されている人は多いです。

どんな風に楽しいのでしょうか? 楽しさを紹介しましょう。

軽なのにどこまでも走れそう

ジムニーは非常にコンパクトでありながらオフロード走行もこなせる車なので、なんだかどんなところでも走れるような気がしてしまいます。

実際ジムニーで走れないような道路はほとんどないといっていいでしょう。

都会の狭い路地では軽自動車の取り回しのよさでクリアでき、普通の車が走れないような悪路や雪道、不整地路などもジムニーの走破性ならまったく問題ありません。

軽自動車はいろいろな制限があり特に悪路走行など考えられないものですが、ジムニーならばそんな制限など気にならず走りたいところに走っていけるのです。

まあ高速走行などは苦手な部類ですが、ジムニーでスピード出す必要などあまりありませんよね。

走破性の詳細は以下の記事でさらに解説しています。こちらもあわせて参考にしてみてください。

スズキ ジムニージムニーの走破性を徹底解剖!クロカン・オフロード性能はいかに?!

元気のよい子供みたいなかわいさ

新型ジムニー

ジムニーは外観にも楽しい魅力があって、軽自動車のコンパクトさと丸目のヘッドライトでなかなかかわいいデザインをしています。

軽自動車でもシャープでかっこいいデザインの車が多い中、ジムニーは割とレトロなデザインで現在ではなかなか他にない車となっています。

ボディは背の高い直線基調で、コンパクトボディーに丸目のヘッドライトがあわさって何だか男の子のような車なのです。

どんなところも走れる走破性もやんちゃな子供のようで、走っていると楽しくなってくるのがジムニーなのです。

デザインについては以下の記事でさらに掘り下げています。興味のある方はこちらもご参照ください。

スズキ ジムニー【画像】ジムニーはかっこいいのか?デザインについて徹底分析!

コンパクトで取り回しがとても楽

ジムニーの魅力は先程も少しお話ししましたが、コンパクトさから来る取り回しのよさにもあります。

オフロードが走れる本格的なクロカンSUVには大型の車が多く、例えば以下のような車があります。

  • トヨタ ランドクルーザー(日本車)
  • 日産パトロール(日本車)
  • ランドローバー(外車)
  • ジープ(外車)

※ランドクルーザーの詳細は以下の記事をご参照ください。

トヨタ ランドクルーザーランクルの走破性を徹底解剖!クロカン・オフロード性能はいかに?!

どの車も大型車の部類にはいる車たちであり、日常使いにはその大型の車体で運転しにくい点があります。

しかしジムニーはコンパクトなのでそういったプレッシャーはなく、街中の運転やバックでの駐車などでも擦ったりぶつけたりする心配は少ないです。

この点は女性にも好まれるジムニーの魅力で、大型クロカンは苦手という奥さまなどにもジムニーならおすすめできるのではないでしょうか。

ただ実はジムニーの最小回転半径は4.8mと軽自動車としては大きく、構造的に回転半径を小さくすることが難しかったのです。

それでも普通車よりは間違いなく取り回しのよい車です。

維持費が安くて頼りになる

ジムニーは軽自動車ということで維持費が安いことも大きな魅力のひとつです。

オフロード車は普通重たく燃費も悪いので維持費が高いのが悩み所なのですが、ジムニーにはそんな心配はありません。

軽自動車で普通車より税金が安い

ジムニーの維持費でまず安くなるのは税金の面で、軽自動車には自動車税と自動車重量税が普通車より安いというメリットがあります。

自動車税は普通車の場合39,500円ですが、軽自動車の場合は10,800円と1/3以下です。

また自動車重量税は車検ごとに支払いなので2年に一回程度ですが、クロカンなど大型の車は24,600円か32,800円です。

軽自動車の場合は1t以下のものが多くジムニーもギリギリ1t以下なので16,400円で済みます。

燃費がクロカンの中では最良の部類

この税額の差だけでも長い車との付き合いのなかではかなりお金が節約できますが、さらに燃費の点でも経済性があるのがジムニーです。

クロカンなどだと大きなエンジンと重量のある車体で構成されているので燃費は10km/L以下がほとんど、悪ければ7km/Lぐらいの車もあるほどです。

ジムニーはその点カタログ燃費は14km/L~16km/Lと高く、実燃費でも10km/Lは軽く越えるので、燃料代もクロカンのなかでは最良の部類です。

コンパクトカーやハイブリッド車のような燃費に特化した車にはさすがに及びませんが、ジムニーのような特殊なコンセプトの車としてはそこそこの良燃費であれば十分価値があるでしょう。

なお2018年に登場した新型ジムニーにもハイブリッド仕様はありませんので、ジムニーが低燃費を得るのはまだ先のようですね。

MEMO

もしジムニーの購入を考えているなら、値引き交渉の正しいやり方を覚えておくといいですよ。

このやり方を知らないと最大60万円以上も損しますよ。詳しく知りたい方は、下記の『たった1分で車を60万円値引きできる裏技』のページをご覧ください。 裏技を知って後悔する人たった1分で車を60万円値引きできる裏技!安く購入する秘密のテクニックとは?!

カスタムパーツで自分だけのジムニーに

ジムニーの楽しさは車だけではなく、いわゆる社外パーツと呼ばれるカスタムパーツの豊富さにもあります。

デザインを変える外装パーツから始まり、サスペンションやダンパーなどの駆動系部品、軽自動車とは思えない超大径タイヤなど、カスタムパーツの種類も数も圧倒的なものがあります。

これらを駆使することで自分だけのジムニーを作ることができ、その楽しさは無限大に広がります。

ジムニーのカスタムを専門としているショップもあるほどで、そこでは現行ジムニーだけにとどまらず初代、2代目ジムニーのカスタムも行われています。

いまだに初代や2代目ジムニーも人気が高く、カスタムの幅は現行ジムニー以上であるほどです。

ジムニーがフレーム車という単純で改造しやすい構造の車であったこともカスタムの幅が広がった要因といえ、ジムニー以外の車でここまでさまざまなカスタム文化が生まれた車は日本車にはほかにありません。

ジムニーの楽しさは走破性や取り回しのよさだけにとどまらず、その自由度の高さも根強い人気の元となっているのです。

初代や2代目ジムニーは中古車として買うには少し注意が必要ですが、完全に車の新たな使い方を示してくれる車です。(中古車を買う際の注意点は以下の記事をご参照ください。)

初代のジムニー絶対読んでください!ジムニーの中古車を購入時の11の注意点!

ジムニーは最高の遊び車

ここまでいろいろなジムニーの楽しさをご紹介してきましたが、それというのもジムニーという車が多分に遊びの要素を持っているからでしょう。

普通の車に人々が求めるものと言えば利便性や乗車人数、積載量の多さなどですが、ジムニーに求められているのはこういう要素よりもなにより楽しい車であるという点です。

オフロード性や幅広いカスタム性を見ても、ジムニーには遊びの要素が欠かせません。

普段の車として使うだけではなく、2台目の遊び専用車として所持したり、休日の釣りやキャンプなどのアウトドア用として乗っている人もたくさんいます。

中にはあえて悪路走行をするためにジムニーで山にはいる人もいるほどです。

さらには新型ジムニーでシートアレンジが大きく変わり、先代までの泣き所であったフルフラットのシートアレンジがとれるようになりました。

この変更によりより長い荷物が乗せやすくなっただけにとどまらず、ついにジムニーでも車中泊が快適に行えるようになったのです。

キャンプでの使い勝手が大幅に向上したわけで、長くて大きなテントも積めるし、テントなしの車中泊も選択肢にできるようになったのです。(キャンプ性能については以下の記事をご参照ください。)

ジムニーの荷室ジムニーがキャンプに不向きな理由3つ!ソロキャンプなら可能?!

ジムニーという車の持つ遊びの要素が、見る人にどこか楽しげな印象を与えているのでしょうね。

ジムニーオーナーの評価

ジムニーの楽しさは実際にのっていたドライバーさんが一番よくわかっておられ、Twitterにさまざまなエピソードを掲載しておられます。

今回はその中から3つほどご紹介しましょう。

どこでも走れるジムニーは楽しい

ジムニーの楽しさのひとつははどこでも走れる圧倒的な走破性ですが、それは雪道で最大限発揮される能力です。

この方の写真にあるような豪雪の状態でも、ジムニーならば何ら不安を感じることなくしっかりと走ることができます。

悪路、特に雪道での安心感は日本車でも最高の部類にはいるのがジムニーであり、時には悪路走行を楽しむためにジムニーで山にはいるのです。

ジムニーの雪道性能については以下の記事で詳しく解説しています。興味のある方はこちらもご参照ください。

スズキ ジムニージムニーは雪道に弱い?雪道走行の性能について徹底分析しました!

ジムニーはカスタムが楽しい

ジムニーの魅力はカスタム性の幅にもあり、こんなところまで!?と思うほど細かいカスタムが可能なパーツが揃っています。

こういう楽しみ方はジムニーにしかできないので、ジムニーの次の車もジムニーという人は少なくありません。

それにしてもこの方のジムニーの使い方はすごいですね。軽自動車が材木を引いている絵なんてジムニーじゃなければ考えられませんね。

ジムニーのパーツが一杯

ジムニーのカスタムパーツが豊富に売っているお店の写真のようで、こういうお店でパーツをみているだけでも楽しいのがジムニーです。

実際に買わなくても面白いパーツを見つけたときなどはテンションあがりますよね。

ショップに「ジムニー」ののぼり旗が掲げてあるのが見えますが、単独の車がここまでクローズアップされるのはジムニーならではですね。

これからジムニーを買おうと思っている方は、以下の記事もぜひあわせてご覧ください。購入の参考になりますよ。

山を走るジムニージムニーは故障が多い?壊れやすいのか故障率をもとに解説!ジムニーキエティックイエロージムニーを欲しい人が知るべき6つの欠点!買う前に必ず見てください!