1分で車を60万円値引きする裏技

カムリの加速性能を解説!0-100km/h加速タイムはどのくらい?

カムリといえば、「落ち着いた大人な車」というイメージをもつ方が大半かと思います。

しかし、実際にはけっこう走れる車なんですよ。

クラウンやマークXなど、上級セダンに隠れてしまっていますが、個人的にはかなりおすすめできる一台です。

というわけで今回はトヨタのミドルクラスセダン「カムリ」について、その加速性能に注目して解説していきたいと思います。

エンジン性能や0-100km/h加速タイムを参考にしながら、ライバル車とも比較してみたので、ぜひご覧になってください。

カムリの加速性能

トヨタ カムリ

単刀直入にいうと、カムリの加速力は、ハイブリッドセダンとしてトップクラスのレベルです。どことなく大人しい印象を受けますが、実際に乗ってみたら度肝を抜かれると思いますよ。

これを踏まえたうえで、カムリの加速性能を順序だてて解説していきたいと思います。というわけで、まずはこちらの諸元表をご覧ください。

項目諸元
種類直列4気筒+モーター
排気量2,487cc
最高出力エンジン:178PS/5,700rpm
システム:211PS
最大トルクエンジン:22.5kgf・m/3,600-5,200rpm
モーター:20.6kgf・m
車両重量1,570-1,600kg
PWR7.5kg/PS
TWR68.4kg/kgf・m
0-100km/h6秒後半

※直列4気筒エンジンの詳細は以下の記事をご参照ください。

BMW 直4エンジン直列4気筒エンジンの特徴!どんな音?搭載車を日本車/外車の車種からそれぞれ紹介!

補足させていただくと、「エンジン種類~車重」の項目は公式カタログから引用し、「PWR・TWR」は平均重量から算出しました。「0-100km/h加速」のタイムは、オーナーさんの口コミを元にしています。

それでは具体的に評価していきましょう。

0-100km/h加速タイムの評価

手っ取り早く加速性能をイメージするのに、0-100km/h加速のタイムが参考になります。

現実に考えて、静止状態から100km/hまで一気に加速するシチュエーションはまずありえませんから、実用的な指標ではないです。しかし、このタイムが速ければ、文句なしに加速力のある車といえますよね。

さて、カムリの加速タイムですが、なんと「6秒後半」という意見がたくさんあります。6.58秒と計測している人もいるくらいですからね。

一応、どのくらい速いのかイメージできない人のため、こちらにトヨタ車のタイムを用意してみました。

車種0-100km/h加速タイム
マークX(3.5L)5.9秒
867.3秒
クラウン(ターボ)7.5秒
カローラフィールダー9.0秒
プリウス10秒
シエンタ(ガソリン)12秒

マークXが速いのは有名ですが、それ以外の車種よりもずっとカムリのほうが速いんですよ。

とくに、スポーツカーである86よりも速いのは驚き…。トヨタのなかでも屈指の加速性能を誇ることが確認できましたね。

なお上記の表にある車種の加速性能については以下の記事で詳しく解説しているので、詳細まで知りたい方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

トヨタ マークXマークXは速いのか?加速性能から0-100km/h加速タイムまで解説!プリウス 運転プリウスの加速性能を解説!0-100km/h加速タイムはどのくらい?シエンタのガソリンモデルの運転シエンタの加速性能を解説!0-100km/h加速タイムはどのくらい?

エンジン性能の評価

カムリのラインナップは、2.5Lハイブリッドモデルのみが用意されています。ラインナップの豊富なトヨタとしては、けっこう珍しい車種なんです。

搭載しているのは、ミドルクラスセダンとしてクラストップレベルの性能を誇る2.5L直列4気筒エンジン。最高出力178PS、最大225kgf・mという優れた性能をもち、動力性能・加速性能はもちろん、低燃費性も強いユニットです。

これに加えて、高回転高出力モーターを備えているため、システム全体では211PSというパワフルさを発揮します。モーター単体のトルクも20.6kgf・mと優れているので、低速域からスーッと加速していくのがツボになりますよ。

ボディ軽量性の評価

加速性能を語るには、エンジンだけでなくボディの性能も見ておく必要があります。

とりわけ重要なのが「軽量性」。軽量であればあるほど、エンジンのパワーを効率よく推進力に変えることができますからね。

車の軽量性を示す指標に、「PWR(パワーウェイトレシオ)」「TWR(トルクウェイトレシオ)」というものがあります。

簡単にいうと、出力・トルクに対するボディ重量のことですね。「数字が小さいほど加速が速い」と考えるとわかりやすいでしょう。

カムリはPWRが7.5kg/PS、TWRが64.8kg/kgf・mということで、数字で見るとそれほど優れていません。こちらについても、トヨタの人気車種と比較してみます。

車種PWRTWR
マークX(3.5L)4.87[kg/PS]40.1[kg/kgf・m]
866.15[kg/PS]58.9[kg/kgf・m]
クラウン(ターボ)6.90[kg/PS]47.3[kg/kgf・m]
カローラフィールダー8.29[kg/PS]66.3[kg/kgf・m]
プリウス13.98[kg/PS]94.5[kg/kgf・m]
シエンタ(ガソリン)12.52[kg/PS]94.2[kg/kgf・m]

見てわかるとおり、86やクラウンよりも劣っていますよね? これは動力源を複数持つハイブリッドカーは、ガソリン車と方式が異なるからです。

つまり、モーターとエンジンの両方が駆動する領域では、もっと優れた数値になると予想されるので、実際にはクラウンや86に匹敵する性能ということ。

さらに、新世代のTNGA(Toyota New Global Architecture)プラットフォームは、重量バランスや剛性に優れるので、数字に表れない部分でも加速に貢献していますよ。

MEMO

もしカムリを買おうと考えているなら、あわせて正しい値引き交渉のやり方も覚えておくといいですよ。

このやり方を知らないと最大60万円以上も損しますよ。詳しく知りたい方は、下記の『たった1分で車を60万円値引きできる裏技』のページをご覧ください。 裏技を知って後悔する人たった1分で車を60万円値引きできる裏技!安く購入する秘密のテクニックとは?!

カムリの実際の加速感

走っているカムリ

数字だけではいまいちピンと来ないと思うので、TwitterやYouTubeも参考にしてみましょう。オーナーさんの投稿をいくつかピックアップしてみたので、実際の加速感をご覧ください。

Twitterで加速感をチェック

カムリはベースグレードの購入価格が329万円ということで、このクラスのセダンとしては廉価なモデルです。しかしながら、その性能は価格以上。

こちらのオーナーさんも、初めて加速を体感したときに驚きを隠せなかった様子。

大人しい印象のカムリですが、次第に口コミが広がり、「速い車」と認知する人も増えてきました。

さきほどの0-100km/hタイムでも触れましたが、カムリは86と同等か、それ以上の加速力を有していますからね。

TNGAプラットフォームも非常にいい仕事をしています。

TNGAトヨタのTNGAとは?読み方は?エンジンの種類から採用車種までわかりやすく解説!

剛性が高いため乗り心地がよく、さらにエンジンのパワーを効率よく伝えるので、まさに高級車の乗り味を楽しめます。

ひとたび踏めば、シートに押さえつけられるほどの加速を見せるので、その点もプレミアムカーのような感覚ですね。

You Tubeで加速感をチェック


こちらは、実際にタイムを計測している動画です。開始から40秒ほどで0-100km/hの計測が始まりますが、そのタイムはなんと6.58秒。まさにスポーツカーなみの加速性能ですよね。

メーターでの計測なので、車体の動きだしからスタートした場合もう少し遅いタイムにはなると思いますが、十分速い部類といえるでしょう。


こちらは外から撮影した加速動画です。序盤はインテリアやエクステリアを撮っており、加速は開始から1分20秒ほどから始まります。

滑らかな出だしですが、スルスルと加速していくのがよくわかります。ハイブリッドカーとしては音もスポーティなので、乗っていてとても楽しそうですよね。

カムリの加速性能を他の車と比較

カムリの加速性能については、だいぶイメージが固まってきましたか?これらを踏まえて、ライバル車にあたるモデルたちと比較してみましょう。

今回比較してみるのは、同クラスの国産車である日産「ティアナ」、マツダ「アテンザ」、ホンダ「アコード」の3台です。

0-100km/h加速のタイムや、TWRなどに注目しながらご覧ください。

日産 ティアナ

日産 ティアナ

日産から販売されるミドルクラスセダンのティアナは、キャラクターが似ていることから、カムリ最大のライバルといえるでしょう。

2.5LクラスのNAということで、ハイブリッドではないものの、ポジションは近いです。

レクサス エンジンNAエンジン(自然吸気エンジン)とは?メリット5つ!音が最強の魅力?!

加速性能について比較してみると、どのような結果になるのでしょうか?まずは、ティアナの諸元をご覧いただきましょう。

項目諸元
種類直列4気筒DOHC
排気量2,488cc
最高出力173PS/6,000rpm
最大トルク23.9kgf・m/4,000rpm
車両重量1,470-1,480kg
PWR8.55kg/PS
TWR61.9kg/kgf・m
0-100km/h9.3秒

まずエンジン性能ですが、2.5L NAをベースとしていることから、それほど数値に差はありませんね。

モーターユニットを搭載している分、カムリのほうが重量が100kgほど重たいです。そのため、PWR、TWRで比較してみると、ティアナのほうがやや上手という結果に。

しかし、0-100km/hのタイムではカムリが圧勝しています。さきほど触れたように、これはTWRの数値がガソリン車のティアナとは単純比較にならないからでしょう。

ハイブリッドであるカムリは、中間域でエンジンとモーターのパワーを同時に発揮できますから、総合的に考えるとカムリのほうが加速性能は上といえますね。

マツダ アテンザ ディーゼル

マツダ アテンザ ディーゼル

続いて比較対象となるのは、マツダのフラッグシップセダンである「アテンザ」です。ご存知クリーンディーゼルを搭載したトルクフルなモデル。

アテンザもスポーティな印象のある一台ですが、加速性能についてはごちらが上でしょう?

項目諸元
種類水冷直列4気筒DOHC16バルブ ディーゼルターボ
排気量2,188cc
最高出力190PS/4,500rpm
最大トルク45.9kgf・m/2,000rpm
車両重量1,610-1,670kg
PWR8.7kg/PS
TWR36.38kg/kgf・m
0-100km/h8.6秒

最大で「45.9kgf・m」という、スポーツカー顔負けのトルクを発揮するのがアテンザの特徴です。

それも2000rpmから効いてくるので、発進直後はかなりのパワーで加速していきます。ディーゼルターボゆえ車重はやや重めですが、PWR、TWRがかなり優れているので、重さを感じさせません。

しかし、加速タイムはカムリのほうがまだ速いですね。これはディーゼルエンジンの特性上、中間加速でもたつくことが原因。

だいたい50km/hくらいから先の領域で、カムリが差をつけることにでしょう。よって、加速性能はカムリに軍配があがります。

なおアテンザについては以下の記事でも取り上げているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

マツダ アテンザアテンザの加速性能を解説!0-100km/h加速タイムはどのくらい?アテンザ エクステリアアテンザの口コミ/評判!価格から外装や走行性能まで全てチェック!

ホンダ アコード ハイブリッド

ホンダ アコード

最後に比較するのは、ホンダのミドルクラスセダン「アコード」。こちらもカムリとはキャラクターが似ており、さらにハイブリッドをラインナップにもつモデルです。

元々スポーツ色の強いモデルでしたが、新型は燃費性能も高めたと話題の一台ですね。それでは諸元表を見てみましょう。

項目諸元
種類水冷直列4気筒DOHC+モーター
排気量1,993cc
最高出力エンジン:145PS/6,200rpm
システム:215PS
最大トルクエンジン:17.8kgf・m/4,000rpm
モーター:32.1kgf・m
車両重量1,580-1,610kg
PWR7.5kg/PS
TWR50.1kg/kgf・m
0-100km/h7.2秒

出力、トルク性能を見てわかるとおり、アコードも非常にパワフルなモーターを備えています。

ユニットとしての性能は、カムリを圧倒するスペックですね。車重はちょうど同じくらいなので、PWR、TWRもカムリを上回ります。

エンジン自体のパワーがあるため、加速タイムで見ると、カムリがやや上手。

しかし、この差なら状況に応じて変動しそうな水準ともいえます。したがって、カムリとアコードは同等の加速性能とみて間違いありませんね。

なおアコードハイブリッドの加速性能については以下の記事でさらに詳しく解説しているので、詳細まで知りたい方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

ホンダ アコードハイブリッドアコードハイブリッドの加速性能を解説!0-100km/h加速タイムはどのくらい?

カムリは走行性能と質感を備えた優秀なセダン

以上でカムリの加速性能についての解説は終わりになります。

あらゆる角度から見てみたので、カムリの加速の凄さがよく伝わったんじゃないかと。カムリはルックスもよくて、加速も速く、そのうえ燃費性能も抜群なので、かなり高コスパな一台ですよ。