日本車の中で最高の高級車といえばレクサスですが、乗ってる人のイメージって社長さんみたいなステータスの高い人ですよね。
そんなレクサスですが、本当にたまにタクシー仕様のレクサスを見たことってありませんか?
今回はレクサスのタクシーについてご説明しましょう。
レクサスのタクシーは珍しいが存在する
まずはそもそもレクサスのタクシーはあるかについてですが、ずばりレクサスのタクシーは存在します。
レクサスのタクシーについては道でチラっと見かけた人もいると思いますが、実際にレクサスのタクシーの目撃談がTwitterにいくつもあがっています。
その中から3つほどご紹介しましょう。
レクサスのタクシーの3つの目撃談・体験談
会社からの迎えがレクサスタクシーだよ…まじっすか。Wi-Fiついとるし。 pic.twitter.com/w5Lagmk6PQ
— 椅子instant (@ISU_instant) 2017年7月19日
レクサスのタクシーにはなんとWi-Fiまでついているようです。
Wi-Fiといえば無線でインターネットが使える設備で、スマホやパソコンなどがタクシーの車内でインターネットにつながるようになっているのですね。
普通のタクシーではまず考えられない装備ですので、高級なレクサスならではと言えるでしょう。
金曜終電逃してタクシー乗ったらレクサスやったw あれはもう他のタクシー乗れんぐらい快適やったわ。
— trianglexi (@trianglexi) 2014年9月8日
一度レクサスのタクシーに乗ってしまうと、その後は普通のタクシーに乗りたくなくなってしまうようですね。
車内は豪華で乗り心地も良いレクサスですから、できれば運転席より後部座席でゆったりしたい車です。(レクサスの内装の例は以下の記事をご参照ください。)
【画像/写真】レクサスISの内装/インテリア!運転席周りや後部座席から荷室/トランクまで紹介!【画像/写真】レクサスLXの内装/インテリア!運転席周りや後部座席から荷室/トランクまで紹介!その点ではレクサスのタクシーというのは、タクシーとしては最高ですよね。
普通のタクシーかと思ったらレクサスLSやないか!!初めて乗った。やはり乗り心地最高
— Iz (@Idurut) 2018年10月5日
レクサスLSといえばレクサスのもっとも高級な車種で普通に購入して乗っている人すら多くない車種ですが、この車種もタクシーがあるようですね。
やはり乗り心地はよかったということで、 この方は相当に運が良かったですね。
なおレクサスLSについては以下の記事で取り上げているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。
レクサスLSの試乗レビュー!乗り心地の感想・インプレッション!タクシー関係者のレクサスタクシーに関するツイート
レクサスタクシーの目撃談だけでなく、Twitter上にはタクシーの関係者からのレクサスタクシーに関するツイートもありました。
2つ紹介するので、こちらもあわせて参考にしてみてください。
一応タクシーでも黒なら高級ではありますねw
クラウン、クラウンマジェスタ、アルファード、エルグランド、シーマ辺りは運転してますよ。
レクサスやらセンチュリーはまだ新人のうちは…って感じですね。いずれレクサス運転したいところです!— かとぅー (@ss_hornet) 2017年6月23日
どうやらこの方はタクシー運転手の経験者さんのようで、タクシー会社の車についてツイートされているようですね。
レクサスのタクシーはベテラン運転手の方でないと担当できないようですので、レクサスのタクシーは運転手さんからしても当りかもしれませんね。
国産のレクサス、なかなかタクシーと分かってもらえなくて配車先でお客さんに見つけてもらえないとか、運賃が高いと思われて避けられてしまったりだとかでもっと認知されてほしいとのことなので、RTしてもらえるとうれしいです。。。 pic.twitter.com/TVsOn3SkKa
— 東横ような🚕 (@toyoko_ltdexp) 2018年3月28日
レクサスの持つ高級なイメージは広く浸透していますが、実際はタクシーと分かってもらえないのですね。
たしかにタクシーについてあまり知識がなかったら、「値段が高いかも?」と思って避けてしいまいそうですよね。
レクサスのタクシーは法律的には大丈夫
レクサスのタクシーはあまり台数を見ないので法律上で問題になるか気になりますが、レクサスの車をタクシーに使うこと自体は違法ではありません。
ただしいわゆる「白タク」と呼ばれる車には注意が必要で、タクシーなのにナンバープレートが白色の物のことをそう呼びます。
白タクは違法なので乗らないように注意
タクシーは事業用自動車ですので、それを表す緑色のナンバープレートを付けなくてはなりません。
これはタクシー会社で登録されたタクシーはもとより、個人営業のタクシーでもすべて緑色のナンバープレートです。
白色のナンバープレートでタクシーを営業するのは違法であり、もしそのようなタクシーが目の前に止まっても決して乗らないことです。
乗った客が罪に問われることはありませんが、そういった違法営業のタクシーでは料金体系も曖昧で、高額の料金を請求されかねません。
レクサスなどの高級車で目を引いてお客さんをゲットすることもありますので、レクサスタクシーを見かけたら一応ナンバープレートを確認しておきましょう。
違法じゃないがタクシー用には禁止
法律的にはレクサスをタクシーに使っても問題ないのですが、一つだけそれが禁止なことがあります。
それはレクサスを販売しているディーラーです。
タクシー用にレクサスの車を手に入れるのに真っ先に思いつくのはディーラーですが、実はレクサスディーラーではタクシー用途での販売は禁止されています。
これは法律ではなくレクサスのブランドイメージのためで、タクシーというどちらかといえば大衆車寄りの車種にレクサスを使ってほしくないのです。(レクサスのイメージの詳細は以下の記事をご参照ください。)
レクサスのイメージは悪い?!乗ってる人のイメージまで徹底調査!では街で見かけるレクサスのタクシーはどうしているの?と思われるでしょうが、これは普通のレクサス車を購入した個人や法人が、タクシーとして改造しているのです。
タクシーはメーターや後席ドアの開閉装置など特別な装備が必要な車なので、ディーラーでタクシー仕様がない限りは車の改造が必要です。
また車自体の出どころとしては、ディーラー以外の中古車ショップが圧倒的に多く、試乗車落ちの走行距離の少ないものなどが選ばれます。
なかにはディーラーで個人用として購入して、あとからタクシーに改造している場合もあるでしょう。
もしあなたがレクサスでタクシーを始めようと思ったら、ディーラーに「タクシー用にレクサスを買いたい」などと言わないようにしましょうね。
なおレクサスは高級車と思われがちですが、実際はモデルによっては金持ちでなくても購入できます。
正しい値引き交渉をすれば普通より数十万円も安く買えるので、より手が届きやすくなるでしょう。
このやり方を知らないと最大60万円以上も損しますよ。詳しく知りたい方は、下記の『たった1分で車を60万円値引きできる裏技』のページをご覧ください。 たった1分で車を60万円値引きできる裏技!安く購入する秘密のテクニックとは?!レクサスのタクシーに乗る方法
レクサスのタクシーは見かけること自体があまりないので、乗ろうとするとそれなりに工夫する必要があります。
レクサスタクシーに乗るための方法をいくつかご紹介しましょう。
流しのタクシーを捕まえる
タクシーに乗るために一番一般的なのは、走っていたり待機しているタクシーを捕まえることです。
レクサスのタクシーも普通のタクシーと混じって同じように流しでの営業をしているので、場所を選べばレクサスに当たる可能性は高くなります。
レクサスのような高級車に乗りたい人たちが集まる場所にレクサスのタクシーも多く、その近辺の電車の駅などでは探しやすいでしょう。
特に大都市圏である東京、大阪、名古屋などではレクサスタクシーの遭遇率が高く、次の様な場所がねらい目でしょう。
東京 | 銀座、赤坂、新橋、東京駅 |
大阪 | 御堂筋、なんば、大阪駅 |
名古屋 | 栄、名古屋駅 |
しかし近年は全国的にもレクサスのタクシーは増えてきており、地方都市やあまり大きく無い駅でも見かけるようになりました。
実際私の住んでいる神奈川県西部の小さな駅でもレクサスのタクシーが止まっていることがよくあり、決して大都市圏だけでしか出会えないわけではありません。
なお料金についてはレクサスを使っているとはいえ普通のタクシーと変わりません。
料金は県ごとによって違いますし、県内でもエリアによって違います。
しかし同一エリア内であれば、基本的には運賃は統一されていますので、レクサスであろうと普通のタクシーであろうと変わらないのです。
全国的には、初乗り運賃はおおよそ2㎞で700円前後であり、以後250m~300mごとに80円程度が加算されていきます。
ただし東京23区だと1,052mごとに410円となっており、短い距離ならお得に、2km以降は少々高めになっています。
もし同じエリアで営業していてレクサスだけ料金が違う場合には、そういうケースはあまりありませんが、気を付けなくてはなりません。
ちなみにタクシーに多い車種はみなさんもご存知のクラウンです。このことについては以下の記事で取り上げているので、興味のある方はこちらもご参照ください。
タクシーにクラウンが多い7つの理由!なぜクラウンなのか解説!タクシー業者に予約する
もっと確実にレクサスタクシーに乗るためには、タクシー業者に予約を入れて迎えに来てもらうのが一番でしょう。
しかしタクシーでレクサスを使っているのは個人タクシーが多く、大手のタクシー会社ではレクサスは無い可能性もあります。
サイトでレクサスタクシーを探せる
個人タクシーの場合だと、個別に探さない限り電話もできないので、結構大変そうですよね。
そこで登場するのがタクシー配車サイトなどで、中にはレクサスタクシー専用のサイトまであるぐらいです。
そこには個人タクシーの運転手さんが何人も登録されており、予約すると登録されている個人タクシーが来てくれるわけです。
全国的にこういったサービスはいくつも展開されており、自分の住んでいるエリアをカバーしている業者さんもいるはずです。
追加料金が必要な場合がある
なおタクシー運賃としては基本的にそのエリアのタクシー運賃と同じであり、距離に従って一定の運賃が加算されます。
しかしタクシーの予約をした場合には「迎車料金」というものが発生しており、指定した場所まで迎えに来てくれるための料金となっています。
金額的には数百円程度なので、そう高い値段ではありません。また中には特定の車種を選ぶのに追加料金が必要な場合があります。
例えば東京で営業している「東京MK」ではレクサスの他にもベンツやトヨタアルファードなどのタクシーも取りそろえており、これら特定車種の指定には1,000円の追加料金がかかります。
参考 TOKYOMKタクシーの予約をするには多少の追加料金は発生しますが、レクサスのタクシーに乗りたいときにはとても便利な手段です。
なおベンツのタクシーについては以下の記事で詳しく解説しています。興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。
ベンツのタクシーはある?モナコやシンガポールでは普通?実態を調査!タクシーとハイヤーの違いに注意
レクサスなどの高級車を業務用にしている場合、ハイヤーという形態で営業している場合があり、タクシーとの違いに注意しなければなりません。
どちらも車で送迎するサービスという意味では同じですが、タクシーがある距離に応じた料金が発生するのに対し、ハイヤーはある一定距離、または時間によって料金が決まる点が違います。
タクシーを近距離用と考えれば、ハイヤーは遠距離用といった感じです。ハイヤーは基本的に予約制であり、タクシーのように路上で捕まえたりはできません。
前述のレクサスタクシーの予約サイトでも、タクシーとハイヤーどちらも予約受付をしている場合が多く、予約する際にはどちらになっているかきちんと確認しましょう。
ハイヤーはどんなに短い距離を乗っても金額は変わらず、おおよそ最低距離でも10,000円前後の料金が必要です。
タクシーと間違えてハイヤーを予約してしまうと、考えていたより大幅に高い金額を支払わなければいけないので、予約の際には注意しましょう。
なおレクサスについては試乗記事もございますので、興味のある方はこちらもあわせてご参照ください。
レクサスGSの試乗レビュー!乗り心地の感想・インプレッション!レクサスRXの試乗レビュー・感想!乗り心地はいかに?!