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【画像】スイフトはかっこいいのか?デザインについて徹底分析!

今回で3代目となるスイフト。

軽自動車のイメージが強いスズキながら、常に手堅い販売を続けている普通車です。

ガッチリした足回りやスイフトスポーツなどその小柄なボディにはスポーティな走りとパーソナルユースがとても似合うスイフトです。

デザインは2代目からほとんどキープコンセプトのままです。

今回はそんなスイフトのデザインについて解説していきます。

スイフトのデザインの特徴

スイフトは国産車の中でも比較的小柄なボディをもち、現在は4代目で2代目からほぼキープコンセプトで続いてきている車です。

しかし正直なところ今回のスイフトはスイフトらしいシルエットはありますが、デザインの特徴はあまり見られません。

変わらぬスタイル

スイフトの四角い箱にボンネットをつけたようなスタイルは、2代目スイフトから続くスタイルです。

そのシンプルなボディからは特にプレスラインなどに特徴が見られないため、デザイン的な特徴は見られませんが、その分鈑金屋さんにとっては非常に助かる車でしょう。

近年キャラクターラインなどでボディのデザインを飾る車が多い中で、このままシンプルなのは逆に個性かもしれません。

フローティングルーフ

スイフト フローティングルーフ

スズキが良く使うデザイン手法で、スイフトにも見られるのがこのフローティングルーフです。

AピラーBピラーをブラック・アウトすることで天井がボディと離れて見え、デザイン的に低重心感を感じられるデザインになっています。

4代目スイフトの場合はさらにCピラーもブラックアウトし、リアドアのドアハンドルをガーニッシュにつなげて隠すことで完全にルーフが浮いているデザインを作り上げました。

これによりデザインの重心がとても低く感じられ、全長の短いボディと5ナンバー枠いっぱいに広げた全幅がうまくマッチして、ふんばりがあり地面にしっかりと食いつくようなデザインが見られます。

ただ残念なフロントマスク

スイフト フロントマスク

ただ残念なのがスイフトのフロントマスクです。さまざまなメーカーのデザインをちょこちょこっと頂いただけのような見た目で、まとまりもなくかっこよくありません。

大きく開いたフロントグリルは近年のトレンドで各メーカーがやっていますが、6角形のグリルはスバルの使うデザインですし、その真中にラインを入れているのはマツダの手法です。

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そしてバンパー下に左右をつなぐように大きく入った黒のデザインはトヨタのランドクルーザーを思わせるようなデザインです。

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そんななか唯一スイフトらしい特徴として大きなヘッドライトがありますが、その真ん中に大きなグリルが居座っており、左右に大きく離れてしまっているためかブサイクなカエルのような顔になってしまっています。

正直デザインにスイフトらしさというのはあまり感じられませんし、ブサイクな顔に見えてしまうのが残念なところです。

スポーティなインテリア

スイフト インテリア

エクステリアはあまりいい印象のなかったスイフトですが、運転席からの眺めは結構しっかりしています。

ダッシュボードからセンターパネルに続く立体的なデザインや、シフトノブにはシフトブーツがキレイにかかっており、ドアハンドルは太ももに当たる部分を削ったD型のハンドルを採用し、コックピットのようなとてもスポーティなデザインになっています。

さらにオートエアコンのパネルもダイヤルと液晶を組み合わせて近代的ですし、赤を基調としたスポーティなメーターパネルはスイフトのキャラをしっかり表しており、とてもよくできた内装です。

コストを優先した軽自動車の延長のような作りではなく、しっかり作り込んである内装は運転手を楽しませてくれます。

スイフトのかっこいい色

シンプルな外装とスポーティなインテリアが良くできているスイフトにはどんなカラーが似合うのでしょうか。またカラーにはどんなこだわりがあるのでしょうか。

ここではスイフトに似合うカラーをチェックしていきます。

プレミアムシルバーメタリック

スイフト プレミアムシルバーメタリック

もともとスポーティな印象の強いスイフトはプレミアムシルバーメタリックがにあいます。

コンパクトカーの中でも小柄で全幅と全長のバランスが良く、ワイドアンドローなボディはシルバーと合わせることで車体が大きく見え、スタイリッシュさが際立ちます。

スピーディブルーメタリック

スイフト スピーディブルーメタリック

スピーディブルーメタリックは欧州の淡い暖色系の街並みに映えるようなブルーをイメージし、特別スイフトの中でもこだわり抜かれた色です。

スイフトのブルーカラーは先代からもずっとコマーシャルカラーとして表立ってでているため、スイフトといえばブルーといえるくらい大事な色です。

バーニングレッドパール

スイフト バーニングレッドパール

現在のスイフトのコマーシャルカラーであるバーニングレッドパールです。実はこのレッドもスズキはこだわっており、走りに対する情熱を表す色なのだそうです。

スイフトスポーツやRSなど、走行性能に重きをおいているスズキのスイフトへの期待が大きくこもっているカラーだと言えるでしょう。

実物を見ることが大事

おすすめのかっこいいカラーをお伝えしてきましたが、やはり色は現物を見ずに決めると絶対に後悔します。

ベタ塗りの色、メタリックカラー、パールカラー、色の深み、色合いなどすべてが細かく違ってきますので、イメージだけで車はきめてはいけません。

MEMO

もしスイフトを買おうと考えているなら、あわせて正しい値引き交渉のやり方も覚えておくといいですよ。

このやり方を知らないと最大60万円以上も損しますよ。詳しく知りたい方は、下記の『たった1分で車を60万円値引きできる裏技』のページをご覧ください。 裏技を知って後悔する人たった1分で車を60万円値引きできる裏技!安く購入する秘密のテクニックとは?!

スイフトの古いモデルと比較

ではここでスイフトのデザインの遍歴を初代から振り返ってみます。

実はスイフトは現行モデルで4代目であり、2代目からキープコンセプトですが、初代だけはコンセプトが違いちょっとイメージが違います。

ではデザインの違いを見ていきます。

初代スイフト

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初代のスイフトです。実はもともとは軽自動車のKeiを大きくしたような車で、クロスオーバーSUVのデザインで登場しました。

そんな中でもエアロが付いたグレードが登場し、さらに価格も抑えられていたのが功を奏してか、人気を博しスイフトはスポーティな車という位置づけになったようです。

2代目スイフト

二代目からは現行モデルに通ずるデザインになってきています。このモデルも低価格が売りでしたがそれでも走行性能が非常に良くなっており、デザインもひと目でスイフトと分かるようなスタイルでとてもおもしろい車に仕上がっています。

ただし内装の作りが非常に残念なのが2代目のウィークポイントです。

3代目スイフト

 

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3代目スイフトは、おとなしいながらも個性のあった2代目の特徴的な曲線のキレイなボンネットと縦ラインの強いヘッドライトなどのデザインを進化させています。

ホイールベースとトレッドを広げよりワイドアンドローなスタイルになり、縦型のヘッドライトも縦のラインをさらに強調しヘッドライトの端からからリアコンビネーションランプまで一直線につながっているデザインはとても躍動的でかっこよくできています。

ただインテリアは先代に比べると向上している感がありますが、どうしてもまだ軽自動車の延長のような質感で残念です。もうひと工夫あればインテリアもかっこよかったでしょう。

スイフトのデザインの世間的評判

ここまでスイフトのデザインについて解説してきました。さて実際には世間ではスイフトはどうみられているのでしょうか。

ツイッターから生の声をピックアップしていきます。

スイフトはそのちっちゃな車体でバランスの取れたスタイルがかっこいいですし、また丸っこい感じが可愛らしさももっておりとても良い車です。

さらに走行性能も想像以上に良いのでドライブも楽しいです。(走行性能の詳細は以下の記事をご参照ください。)

スズキ スイフトスポーツスイフトの加速性能を解説!0-100km/h加速タイムはどのくらい?

私もこう思います。せっかく良い素材を持っている車なので、フロントデザインをもっとスイフトらしく作り込んでくれていたらとてもかっこいい車だったと思います。

スイフトはやはりそのスポーティな外観が好評のようです。価格もお手頃ですし、今回はリアドアのドアハンドルがCピラーガーニッシュにそろえられており、2ドアクーペのように見えるデザインも好評です。

スイフトはその硬派なスポーティなスタイルでありながらも、ころっとした可愛さを持っており、そのスタイルが人気なのがわかりました。しかし現行スイフトのフロントマスクはやはり評判は良くないようです。

スイフトのデザインを他の車と比較

このクラスでもスポーツ性能が頭一個分抜け出ているスイフト。ここではそんなスイフトと比較されやすい日産マーチ、トヨタヴィッツ、ホンダフィットとデザインを比較していきます。

日産 マーチ

日産 マーチ

マーチは海外で生産され、日本に逆輸入という形で販売している日産のグローバルカーです。スイフトと似た立ち位置のマーチですが、デザイン性ではスイフトのほうが優れています。

マーチはお椀をひっくり返したようなスタイルが特徴的で、ころっとしたキュートさが売りの車です。

しかしフロントマスクはスイフトと同じで、全くデザイン的に繋がりがないためマーチらしさは見えませんし、無理やりつけたVモーショングリルがデザインの破綻を生んでいます。

内装もプラスチック感丸出しで、造形的にもこだわりの見られない非常にチープな内装をしています。

没個性で安っぽさが丸出しのマーチは、このクラスでデザインが良いという理由で選ばれることはない車ですので、スイフトのほうが良いでしょう。

トヨタ ヴィッツ

トヨタ ヴィッツ

ヴィッツはトヨタの代表的なコンパクトカーです。近年はアクアの登場で影を潜めていますが地道に売れ続けている車です。(アクアの詳細は以下の記事をご参照ください。)

アクアのフロントアクアの口コミ/評判!価格から外装や走行性能まで全てチェック!

そんなヴィッツですが、先代までのコロッとした可愛らしさをなくしトヨタのコンパクトカーらしいデザインになりました。そのためヴィッツらしさというものはほぼないに等しいでしょう。

ポイント

しかし近年のトヨタらしいキーンルックや大きく開いたグリルが迫力を持っており非常にスタイリッシュです。

リアビューも効果的にブラックアウトやLEDラインをつくってあり先進的なイメージがあり、とてもよくできています。

ただインテリアは保守的なデザインすぎるので、スイフトのほうがかっこいいでしょう。

パッと見のスタイリッシュさはヴィッツのほうがわかりやすく良いですが、スイフトらしいスタイルとインテリアの造形はスイフトのほうが優れていると言えるでしょう。

なおヴィッツについては以下の記事でも取り上げているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

ヴィッツ 外装ヴィッツの口コミ/評判!価格から外装や走行性能まで全てチェック!トヨタ ヴィッツヴィッツの燃費は悪い?街乗りや高速の実燃費は?改善し向上させる方法まで解説!

ホンダ フィット

ホンダ フィット

フィットはホンダの販売する主力コンパクトカーです。デュアルクラッチミッションを採用したハイブリッドやアトキンソンサイクルを採用した効率の良いエンジンなど、機械的に面白いことの多い車です。

フィットは初代からホンダのマンマキシマム・マシンミニマムという設計らしいボンネットのほとんどないデザインです。

それを常に受け継ぎ今回も同じようなボディスタイルを持っています。そしてフロントマスクも近年のホンダらしいホンダロゴを中心とし、翼を広げたようなデザインのソリッドウィングフェイスを採用し、ひと目でホンダと分かるデザインになっています。

インテリアもホンダらしいコックピットデザインを採用していますが、平面が多いためかちょっと古くさいデザインをしています。

フィットと比べるとスイフトのデザインのほうが躍動的でかっこいいでしょう。しかしフィットのほうが飽きのこないデザインかもしれません。

なおフィットについては以下の記事でも取り上げているので、興味のある方はこちらもあわせてご参照ください。

ホンダ フィットフィットの口コミ/評判!価格から外装や走行性能まで全てチェック!ホンダ フィットフィットの燃費は悪い?街乗りや高速の実燃費は?改善し向上させる方法まで解説!

スイフトのかっこいいカスタム車

ではここでスイフトのカスタムした画像をご紹介していきます。

スイフトはスポーティさが売りですがユーザーはどういったカスタムをするのでしょうか。非常に気になります。

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各種スポイラーにルーフウィング、そしてブラック・アウトされたボンネットとルーフがとてもスポーティなスイフトです。

そしてアニメのキャラなのでしょうか?ステッカーが貼られていますがセンスよく配置されており、所謂痛車っぽくならず、これもまたかっこいいです。

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こちらは3代目スイフトです。こちらも各種スポイラーの装着とステッカーチューンが目立ちますが、ステッカーもブラックですがヘッドライトもインナーブラックを施してあり、シルバーのボディとブラックのツートンカラーの使い方が非常にスタイリッシュです。

そして差し色のようにちらりと見える赤のブレーキキャリパーがとても刺激的です。

ローダウンインチアップ、そしてハの字になったタイヤがスポーティ感をさらに強くしています。

色の塗り分けなど非常にシンプルに見えるカスタムですが、ヘッドライトにプロジェクターを埋め込んであるなど細かいところもしっかり作り込んであるカスタムです。

スイフトは見た目より中身

スイフトは先代からスポーティな走行性能と低価格を踏襲してきています。

今回もマイルドハイブリッドを搭載しつつも低価格を実現していたり、足回りもこのクラスでは優秀だったりとデザイン以上に中身の洗練度の高さが伺える車です。(エンジンの詳細は以下の記事をご参照ください。)

マイルドハイブリッド(MHEV)とは?仕組み/構造は?搭載車の燃費は悪いのか解説!

そしてモデルチェンジを重ねるたびにインテリアのデザインが進化してきているように、スズキのデザインは進化の途中なのかもしれません。今後のモデルにより一層期待が持てる車です。