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レヴォーグのガソリンの種類はハイオク?レギュラー仕様?どっちなのか解説!

レガシィツーリングワゴンの後継として2014年にデビューしたレヴォーグは、ワゴン人気が下火となった現在でも着実に販売台数を伸ばし、幅広いユーザーから支持を得ているスバルの代表車種のひとつです。

ターボ×AWDでよく走るクルマというイメージがありますが、ガソリンの種類はどうなっているのでしょうか。

「ターボだからやっぱりハイオク?」「レギュラーは使えるの?」…そんな、レヴォーグのガソリンに関する疑問について徹底的に解説していきます。

レヴォーグのガソリンの種類は?

スバル レヴォーグ

レヴォーグには2種類のエンジンが搭載されています。

それぞれのガソリンの種類はどうなっているのでしょうか。

ガソリンの種類は1.6Lと2.0Lで違う

レヴォーグに搭載されているエンジンは、「1.6L直噴ターボエンジン」と「2.0L直噴ターボエンジン」の2機種です。

両モデルのガソリンの種類は以下のとおりです。

  • 1.6Lモデル…レギュラー
  • 2.0Lモデル…ハイオク

意外にも1.6Lモデルはレギュラー仕様となっています。

ターボの走りの良さとレギュラー仕様による経済性を両立した量産モデルで、レヴォーグ人気が高い理由のひとつでもあります。

一方で2.0Lモデルは走りを重視したハイパフォーマンスモデルで、こちらはイメージ通りのハイオク仕様です。

ハイオク車にレギュラーを入れてもいいのか?

ガソリンを給油

2.0Lエンジンを搭載したレヴォーグがハイオク仕様であることが分かったところで、1.6Lはレギュラーなんだし、この車にも同じようにレギュラーを入れても大丈夫なのか気になりませんか?

レヴォーグのハイオク車にレギュラーを入れても大丈夫なのか?ダメなのか?また、その理由について詳しく解説しましょう。

レギュラーを入れてもいいが、本来のパフォーマンスを発揮できなくなる

ハイオク車にレギュラーを入れてもいいのか、ダメなのかはその車の年式や車種、メーカーの考え方によって微妙に異なってきます。

レヴォーグの場合は、車の諸元表の注釈のところに以下のように書いてあります。

「無鉛プレミアムガソリンが入手できない時は無鉛レギュラーガソリンを使うこともできますが、エンジン性能は低下します。」

この記載から、ハイオク仕様のレヴォーグは万が一の時にでもレギュラーで対応できるように作られていることが分かります。

ポイント

実は最近の車は、一般的な乗用車であればハイオク車でもレギュラーを入れた場合に不具合なく走ることができるように、各センサーからの信号を元にコンピューターで制御されるようになっています。

そして、レギュラーを使うことでエンジンに負担が及ばないように出力を抑えるので、「エンジン性能は低下します。」とあります。

また、あくまで「無鉛プレミアムガソリンが入手できない時は…」とあるので、緊急時を除いて通常はハイオクを使う必要があるとも読みとれます。

つまり、レギュラーを入れることは必ずしもダメではなく普通に走ることもできますが、ハイオク車にはきちんとハイオクを使うのが最善でしょう。

なぜハイオクとレギュラーという2種類のガソリンがあるの?

ヨーロッパには日本で言うハイオクガソリンの性能を持ったガソリンが一般的に数種類販売されていて、日本で販売されているレギュラーの性能を持ったガソリンはほとんど販売されていません。

ガソリンには性能を示す数値として「オクタン価」が用いられていますが、法令で定められた販売条件等が国によって違うので、各国で販売されているガソリンの性能も違います。

外車は一般大衆車でもハイオク指定になっていることが多いのはこれが理由です。

日本では石油会社をはじめとした産業界、石油からガソリンを精製するコストや流通バランス等々の様々な理由により、レギュラーとハイオクという2種類のガソリンを販売するにいたっています。

オクタン価とノッキングについて

ガソリンの性能を示すオクタン価を一言で説明すると、オクタン価が高いほどガソリンが燃えにくくなり、そんなクルマオクタン価の高いガソリンは高性能なガソリン=ハイオクです。

日本国内ではレギュラーのオクタン価は89以上、ハイオクのオクタン価は96以上と定められています。

何故、燃えにくいガソリンが高性能なハイオクなのでしょうか。

エンジンにはノッキングと呼ばれる異常燃焼現象が存在します。

MEMO

ノッキングは、エンジンが空気とガソリンが混じった混合気に点火を行う前に、他の熱源により着火してしまうことを指します。

次で詳しく解説しますが、高性能なエンジンになればなるほど理論上、ノッキングが起こりやすくなります。

よって燃えにくいガソリンを使うことで、他の熱源による着火=ノッキングを予防してしまおうということです。

レヴォーグも1.6Lより高性能なエンジンを持つ2.0Lのみがハイオク仕様となるのは、これが理由です。

ノッキングが起きるとエンジン内部から「カラカラ」「キリキリ」と金属音が発生します。

これは車側が意図しないタイミングでエンジンの燃焼が起きることで、衝撃波が発生するためです。

この衝撃波はエンジンにとっていいものではなく、エンジンにダメージを与える原因となります。

そうは言っても普通にレギュラーが売られている日本で、レギュラーを入れたからとエンジンが壊れてしまっては問題なので、そうならないようにきちんと設計、制御されているので安心してくださいね。

高性能なエンジンでノッキングが起こりやすくなる理由は?

ここで言う高性能なエンジンとは、パワーのあるエンジンのことを指しますが、エンジンパワーを出す為には様々な手法があります。

  • 圧縮比を高める(高圧縮化)
  • 過給器をつける

圧縮比が高いと、圧縮比が低いエンジンより多い空気をシリンダに取り込んで圧縮することになります。

一方で、過給器はターボチャージャーやスーパーチャージャーが一般的で、レヴォーグの場合は1.6L、2Lどちらのエンジンにもターボがついています。

簡単にターボの仕組みを説明すると、排気ガスの力で回ったタービンの羽根が同軸上にある吸入空気の通路内にある羽根も回すことで、強制的にエンジンに空気を押し込むというイメージです。

するとターボのない車より多い空気がシリンダに送り込まれて圧縮されます。

高圧縮化と過給器をつけることのどちらにも共通して言えるのが、普通のエンジンと比べて混合気が圧縮されるというところです。

空気は圧縮されるほど、温度が高くなるという性質を持っています。

温度が高くなるということは燃えやすいということにつながり、結果的にノッキングを誘発してしまうのです。

そうならないために、燃えにくいハイオクを使うことが推奨されるのです。

ちなみにレヴォーグは、圧縮比は1.6Lの方がわずかに高いですが、ターボによる過給能力が2.0Lと1.6Lでは大きく違い、エンジンの出力特性も異なります。

1.6Lのエンジン出力は170PSですが2.0Lは300PSもあります。

レヴォーグの場合、ガソリンの種類の違いは圧縮比の差というより、ターボとエンジン制御の違いによってパワーが大きく違うことが理由だと言えるでしょう。

レヴォーグのガソリン代

それぞれのモデルでどれくらいガソリン代が変わってくるのか気になりますよね。

燃料タンクの大きさはどちらのモデルも60Lとなっています。

ここでは、ひと月の走行距離を1,000km、ハイオクが150円、レギュラーが140円と仮定してそれぞれのモデルでひと月にかかるガソリン代を計算してみます。

ガソリン代の差はレギュラーとハイオクの違いによるところが大きい

実際のユーザーの声を元にした実燃費を元にガソリン代を計算したものを以下の表にまとめました。

エンジン実燃費ガソリン代使用燃料
1.6L10.7km/L13,084円レギュラー
2.0L10.4km/L14,423円ハイオク

それぞれ、およそ93L / 96Lのガソリンが必要となるので、ひと月に1〜2回の給油が必要となります。

実燃費そのものの差はごく僅かで、ガソリン代の違いはレギュラーとハイオクの違いによるところが大きく、およそ1,400円の差があります。

これを年間にすると16,800円の差となり、1年間でおよそひと月分のガソリン代の差が出ることになります。

1か月単位で見ると大した差に思えないですが、塵も積もればで1年単位で見ると意外と大きな差となります。

レヴォーグでガソリンはどうするべきか

レヴォーグ 2.0Lモデル

ここまでレヴォーグのガソリン事情について解説してきましたが、レヴォーグを買う際にガソリンはどうするべきなのか最後にまとめます。

ランニングコスト重視ならレギュラー仕様の1.6Lモデル

排気量の違うモデルで燃費がほとんど変わらないレヴォーグの場合、とにかくランニングコストを少しでも抑えたければレギュラー仕様の1.6Lモデルがおすすめです。

仮に2.0Lモデルにレギュラーを入れ続けたとしたら、実燃費が落ちてしまいエンジンを保護するための制御によりパワーダウンする可能性もあります。

せっかくの2.0Lエンジンの魅力を享受できず、そうしたデメリットありきで敢えて2.0Lモデルを選択してレギュラーを入れ続けるのはナンセンスです。

1.6Lでもターボエンジンであれば走行性能は必要十分なので、レギュラーを使いたいのであれば1.6Lモデルを選びましょう。

また、逆にレギュラーである1.6Lモデルにハイオクを入れても何ら問題はありません。

「やっぱりターボ車にはハイオクを入れたほうがいいのでは…」という気持ちも分からなくはありません。

しかし、レギュラー仕様で作られたクルマである以上わざわざ高いハイオクを入れる必要もないので、気兼ねなくレギュラーを使いましょう!

走りにこだわるために、細かいことは気にしないのであれば2.0Lモデル

2.0Lモデルの300PSもあるビッグパワーはクルマ好きにとって大きな魅力です。

さらに、レギュラーとハイオクの違いはあれども1.6Lモデルと実燃費は同じくらい。

そんな2.0Lモデルはパワーも燃費も兼ね備えた魅力あるモデルだと、前向きに捉えることができるクルマ好きな人であれば、値段が高いハイオクを愛車のために使うことに躊躇しないはずです。

元々2.0Lモデルは、メーカーとしてもそうしたユーザーをターゲットにラインナップしています。

「2.0Lモデルのレヴォーグに乗るのであればハイオクを使うことは当然!」「自分が満足するためのクルマに乗るためなら、お金が掛かるのは当然」と考えられる人が、ハイオク仕様である2.0Lモデルを検討する方が良いでしょう。