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BMWは雪道に弱い?雪道走行の性能について徹底分析しました!

「キドニーグリル」が印象的なBMWは、シャープで洗練されたルックスがかっこいいブランドですよね。

欧州らしく、スポーティな感触が楽しめる走行性能も、非常に魅力的です。

しかしながら、FRというイメージから「雪道は走れないんじゃないの?」と感じる方々が多い様子…。

というわけで今回は、ドイツ御三家でお馴染みのBMWについて、メーカーとして「どれくらい雪道性能が高いのか?」に着目して解説していきたいと思います。

Twitterの投稿や、車種ごとの性能、そして他メーカーとの比較なども調べ上げたので、ぜひ最後までご覧になってくださいね。

BMWの雪道走行性能

BMW X1

具体的な解説の前に、BMWに対する世間のイメージを見てみたいと思います。いくつか気になる投稿を見つけたので、参考までにご覧ください。

FRのラインナップが多いことから、BMWのモデルは雪道に弱いイメージがあるようです。雪国のBMオーナーさんは、たびたび感想を聞かれるようですね。

こちらの方はその回答として、「BMWでは操縦不能になったことがない」とのこと。FRにも関わらず、これは素晴らしいですね。

BMWはスポーティ色が強い自動車メーカーなので、重量バランスが非常に優れています。つまりタイヤの接地感が抜群に良いので、雪道でもコントロールしやすいんですよ。

モデルによって異なりますが、FRモデルでも多少の雪ならクリアできます。

こちらの投稿者さんは、「318i」の古いモデルに乗っているようですね。購入当初は、想像以上に雪道を走れることに驚いた様子。なにせ、雪に強いイメージはありませんからね。

過去のモデルも雪道をそこそこ走れますが、電子制御がより進歩した現行モデルは、さらに性能が仕上げられています。あらゆる部分で雪への対応力を感じるはず。

BMWの雪道走行性能の理由

X1 オフロード

それでは、BMWの雪道性能について解説をしていきましょう。モデルによってエンジン性能やボディ性能が異なるため、ここでは駆動方式という点に注目してみたいと思います。

4WDシステム「XDrive」の性能

BMWの最新モデルには、「XDrive」という4WDシステムが採用されています。このXDriveの評判はまずまずで、「日本の雪道でもけっこう走れる」と評価は比較的高めです。

以前の4WDシステムは、センターデフ(前後車軸をつなぐパーツ)に遊星ギアという機構が使われていました。前後輪が38:68の比率で基本駆動するフルタイム4WDであるいっぽう、デフロック機構をもたない場合空転に弱かったことと、凝ったつくりであることネックだったのです。

そのため最新のXDriveでは、センターデフをもたない、よりシンプルな仕組みの4WDが採用されています。フルタイム4WDでなく「アクティブ・オンデマンド方式」という、いわゆるスタンバイ式に分類されるものですが、雪道への対応力はかなり高いですよ。

簡単な仕組みとしては、センターデフの代わりに「電子制御カップリング」を用いることで、油圧と電子制御によって前後トルクを分配するもの。基本的な設計思想は、国産車に多くみられる4WDに近く、とくにマツダの「i-ACTIVE AWD」とは非常に似ています。

ただし、FFベースのi-ACTIVE AWDに対し、XDriveはFRベースという点が異なりますね。つまり、通常の状態では後輪駆動で走行し、タイヤのスリップを検知したときに、前輪も駆動させるシステムなのです。

国産車と比較すると、走破性というよりもスポーツ走行に強い印象ではありますが、XDriveなら日本の雪でもちゃんと走れますよ。実際、北海道でも冬にBMWを見かけることはありますしね。

「DSC」による優れた安定性

DSC (Dynamic Stability Control)とは、いわゆる横滑り防止装置のこと。ベンツではESP(Electronic Stability Program)、トヨタでは「VSC (Vehicle Stability Control)」などと呼ばれますが、基本的には同じようなものです。

「FRベースだから、雪道で左右に振られるんじゃないか?」と心配する方もいるかと思いますが、BMWは横滑りを自動制御するシステムが高性能なんですよ。

簡単な仕組みは、各部分に設置されたセンサーがスリップを検知すると、タイヤで独立したブレーキをかけたり、エンジン出力を調整するなどして、挙動を抑え込むような感じです。

例えば、左コーナーで曲がり切れないときは、左前輪にブレーキをかけることで挙動を制御します。

これは左前輪が踏ん張ることで、コーナリングフォース(遠心力)によって右前輪に乗った荷重を、軽くする狙いがあるのです。結果として左右のトルクバランスが保たれ、スムーズに曲がれるようになるんですね。

DSCはコーナー旋回中だけでなく、直進時の横振りにも対応できるので、雪道でも安心して走ることができますよ。

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BMWの車種ごとの雪道走行性能

続いては、BMWのおすすめモデルについて具体的に見ていきたいと思います。FRモデルが多いBMWですが、今回はXDriveを備えた人気モデルを選んでみました。

2シリーズ

BMW 2シリーズ

項目218i218d
種類直列3気筒DOHCターボ直列4気筒DOHCターボ(ディーゼル)
排気量1,498cc1,995cc
最高出力140PS/4,600rpm150PS/4,000rpm
最大トルク22.4kgf・m/1,480-4,200rpm33.7kgf・m/1,750-2,750rpm
車重1,460kg1,500kg
全長×全幅×全高4,375×1,800×1,550mm4,375×1,800×1,550mm
最低地上高165mm165mm
駆動方式FFFF/4WD

※直列3気筒、4気筒、ディーゼルターボ、の詳細は以下の記事をご参照ください。

日産 NOTE 直3エンジン直列3気筒エンジンの特徴!どんな音?搭載車を日本車/外車の車種からそれぞれ紹介!BMW 直4エンジン直列4気筒エンジンの特徴!どんな音?搭載車を日本車/外車の車種からそれぞれ紹介!マツダ ディーゼルエンジンディーゼルターボとは?速いのがメリットで寿命がデメリット?搭載車種も紹介

2014年に登場した「2シリーズ」は、FFベースの機構が新鮮なコンパクトモデルです。コンパクトながら、国産車よりもスポーティな走りを楽しめると人気。たくましさと美しさを備えたワイドシルエットもかっこいいですよね。

2シリーズには1.5Lモデル「218i」、1.5Lハイブリッド「225xe」、2.0Lモデル「220i」、そして2.0Lディーゼルモデルの「218d」の4種類が用意されています。今回は、とくに人気の218iと218dの公式諸元を引用してみました。

4WDがラインナップされているのは、225xeと218dの2種類ですね。諸元のとおり、218iには4WDが用意されていません。

ポイント

さきほど、「XDriveはFRベースの4WD」といいましたが、2シリーズなどのコンパクトモデルは、FFベースに設計されています。つまり、マツダの機構と似たようなものと思って、差し支えありません。

ディーゼルモデルはさすがにトルクが大きく、深い雪道でもしっかり走れそうな予感。最低地上高も165mmと高く、車重もそこまで重くはないので、普段使いに活躍しそうです。

あまり知られていませんが、2シリーズには7人乗りのボディタイプも用意されているので、日本で乗るならかなりおすすめのモデルといえるでしょう。アクティブに使いたい人にはもってこいですね。

5シリーズ セダン

BMW 5シリーズ セダン

項目523d540i
種類直列4気筒DOHCターボ(ディーゼル)直列6気筒DOHCターボ
排気量1,995cc2,997cc
最高出力190PS/4,000rpm340PS/5,500rpm
最大トルク40.8kgf・m/1,750-2,500rpm45.9kgf・m/1,380-5,200rpm
車重1,700kg1,810kg
全長×全幅×全高4,945×1,870×1,480mm4,945×1,870×1,480mm
最低地上高145mm145mm
駆動方式FRFR/4WD

※直列6気筒、ターボ、の詳細は以下の記事をご参照ください。

ベンツの直6エンジン直列6気筒エンジンの特徴!どんな音?搭載車を日本車/外車の車種からそれぞれ紹介!ゴルフ ターボエンジンターボエンジンとは?仕組み/構造は?メリット2つとデメリット4つ!

スポーティで躍動的な走りを楽しめるBMWのセダンシリーズですが、そのなかでも廉価なモデルが「5シリーズ」です。上位モデルと比較するとクラスは低く感じられますが、十分ラグジュアリな一台。

2.0Lディーゼルモデルの「523d」、2.0Lハイブリッドモデルの「530e」、3.0Lモデルの「540i」など、かなり多くのバリエーションを用意していることからも、力の入れ具合がうかがえますね。今回は、523dと540iの公式諸元を引用してみました。

ポイント

2シリーズはラインナップは豊富ですが、4WDシステムは540iにのみ設定されています。523dも対応できますが、ベストなのはやはり540iでしょう。

こちらは、先ほど解説したFRベースのXDriveシステムによる四輪駆動ですね。3.0Lターボだけあり、トルクは45.9kgf・mという強力さ。加えて、セダンとしては高めな最低地上高を備えているので、雪道でも思ったほどストレスは感じないかと。

その分、車重はかなり重めなので、ブレーキングやコーナーリングは慎重さが必要です。また、トルクの大きいことから、アクセルワークもおろそかにはできません。

こういったポイントを押さえておけば、セダンとしてはかなり雪道で使えるモデルですよ。

X6

BMW X6

項目XDrive 35iXDrive 50i
種類直列6気筒DOHCターボV型8気筒DOHCツインターボ
排気量2,979cc4,394cc
最高出力306PS/5,800rpm450PS/5,500rpm
最大トルク40.8kgf・m/1,200-5,000rpm66.3kgf・m/2,000-4,500rpm
車重2,140kg2,270kg
全長×全幅×全高4,925×1,990×1,700mm4,925×1,990×1,700mm
最低地上高210mm210mm
駆動方式フルタイム4WDフルタイム4WD

※V型8気筒、ツインターボ、の詳細は以下の記事をご参照ください。

レクサスLC V8エンジンV8エンジンの特徴!どんな音?搭載車を日本車/外車の車種からそれぞれ紹介!LS500 エンジンツインターボエンジンとは?仕組みは?搭載車を日本車/外車の車種からそれぞれ紹介!

世界的なSUV人気から、ラインナップを強化しているBMW。そんな流れのなか、2008年に登場したモデルが「X6」です。

SUVながら、スポーティさを前面に押し出したスタイリングが人気で、2代目となる現行モデルは、その雰囲気をより高められました。

ポイント

ラインナップは3.0Lモデルの「XDrive 35i」、4.4Lモデルの「XDrive 50i」の2種類で、名前からもわかるとおり、すべて4WDとなっています。

特筆すべきは、V8ツインターボエンジンから繰り出される66.3kgf・mもの強大なトルクですね。スポーツカー顔負けのトルクに加えて、210mmという最低地上高を備えているので、深い積雪でもゴリゴリ進めそうな予感がします。

車重は2.2tとかなり重たいですが、5シリーズセダンと同様ブレーキやコーナーに気を付ければ、日常生活でかなり活躍するモデルといえるでしょう。強いていうなら燃費が少し気になるところ。

BMWと他のメーカーの雪道走行性能を比較

BMWの雪道性能についてはだいたいわかりましたが、他社と比較すると実際どうなんでしょうか?

というわけで、最後にドイツ御三家ブランドの「メルセデスベンツ」「BMW」、そして雪道に定評のある国産ブランド「スバル」と比べてみたいと思います。

メルセデスベンツ

メルセデスベンツ Gクラス

スポーティなBMWに対し、重厚な車づくりで知られるベンツ。堅牢なボディと、プレミアムカーのイメージを裏切らない走行性能が魅力的なブランドです。

ベンツは4WDシステムに、フルタイム式の「4MATIC」という機構を採用しています。遊星ギアをセンターデフに用いており、デフロック機能をもつ「電子制御LSD」を搭載していることから、FRベースではあるものの非常に優れたシステムと評判です。

ただし、スタンバイ式とはいえ、XDriveもトルク配分の素早さに定評があるため、4MATICとは大きな性能差はありません。

そのため、雪道性能はBMWと同等の水準といわれることが多く、日本の雪国でも同じくらい見かけますしね。

なおベンツの雪道性能については以下の記事でさらに詳しく解説しているので、詳細まで知りたい方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

メルセデスベンツ GLSベンツは雪道に弱い?雪道走行の性能について徹底分析しました!

アウディ

アウディ Q3

ドイツ御三家ブランドとしては、BMW、ベンツに埋もれているイメージのアウディ。しかし、数年前からメキメキと人気を増やしているブランドでもあります。その理由のひとつとされるのが、日本の湿った雪にも対応する「優れた走行安定性」です。

アウディは、4WDシステムに「Quattro」という独自の機構を採用しています。XDriveと同じく電子制御カップリングを用いた機構なのですが、FRではなく、FFベースのつくりになっていることが大きな違いでしょう。

雪道ではエンジン側に駆動を置くFFのほうが、FRよりも優れているというは周知のこと。加えて、QuattroはAWD(常時全輪駆動)とも呼ばれ、名前のとおり常に四輪が常時駆動する仕組みになっています。

FFながら、エンジンを縦置きにしてまで重量バランスにこだわっており、かなり優れたグリップを発揮。したがって、雪道ではBMWよりもアウディのほうが強いという意見が多いようですね。

なおアウディの雪道性能については以下の記事でさらに詳しく解説しているので、詳細まで知りたい方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

Audi Q5アウディは雪道に弱い?雪道走行の性能について徹底分析しました!

スバル

スバル レヴォーグ

最後に比較するのは、日本を代表する雪道ブランドのスバルです。国内では言わずと知れた「4WDメーカー」ですが、BMWと比較するとどうでしょうか?

まず、スバルの4WD方式ですが、「シンメトリカルAWD」というアウディ同様バランスに優れたシステムを採用しています。FFベースながら、エンジンを縦置きにしている点もアウディに似ていますね。

水平対向エンジンは左右前後へのバランスに優れているので、4WDとの相性が抜群で、四輪の接地感が非常に高いです。こういった点から、スバルのほうが優秀な4WDシステムを搭載していると考えられますね。

他の項目で比較すると勝負はわかりませんが、単に雪道性能だけを見るなら、BMWよりも上手といえるでしょう。

なおスバルの雪道性能については以下の記事でさらに詳しく解説しているので、詳細まで知りたい方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

スバル フォレスタースバルが雪道に強い理由3つ!雪道走行性能が最強の車種はこれだ!

BMWは日常使用程度なら雪道走行は可能

というわけで、BMWの雪道性能についての解説は以上になります。

スバルやアウディと比較すると劣りますが、日常使用なら十分な性能といっていいでしょう。他の国産ブランドには劣らないシステムだと思いますよ。

個人的には、雪道での普段使いを考えるなら2シリーズなどのコンパクトモデル、ちょっとスポーティに楽しみたいならX6などのSUV、優雅にクルージングを楽しむなら5シリーズなどのセダンがおすすめですね。

なおBMWについては以下の記事でも取り上げているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

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