MINIは外車の中でもスタイリッシュで、思わずほしくなっちゃいますよね。

でも中古車で買うとなると何か問題はないのか、不安になると思います。

今回はそんなMINIの中古車を買う際の注意点をご説明します。

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MINIの車種ついて

ミニクーパーの赤

MINIという車は長い間イギリスの代名詞のような車でしたが、2001年からはドイツのBMWが設計、生産を行っている車です。

そんなBMWMINIは現在3代目となっており、中古車市場でも主に3種類のMINIが存在しており、それぞれの車種について注意点をご説明していきます。

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なおそれぞれのMINIの違いは次の通りです。

エンジンの出力などもさまざまですが、特にボディタイプが多く、同じ世代でもたくさんの種類があるのがわかります。

MINIの中古車を探す際には自分のライフスタイルにあったボディタイプのMINIを選ぶとよいでしょう。

初代

(2001~2006年)

2代目

(2006~2013年)

3代目

(2013年~現行)

エンジン 直列4気筒

1.4L/1.6L

直列4気筒

1.4L/1.6L

直列3気筒

1.2L/1.5L ターボ

直列4気筒

2.0L ターボ

直列3気筒

1.5Lディーゼル

直列4気筒

2.0L ディーゼル

駆動形式 FF FF FF
最高出力 90PS-170PS 98PS-211PS

/6,000rpm

102-192PS

/4,500-6,000rpm

最大トルク 15.2kgm(149Nm)

/4,500rpm

15.6-26.5kg

·m(153-260N·m)

1,850-5,600rpm

22.4kg·m(220Nm)

/1,250rpm

ミッション 5MT/6MT/

6AT/CVT

6速MT/6AT/

CVT

6速MT/6AT
全長 3,625mm 3,715-4,120mm 3,821mm
全幅 1,690mm 1,685-1,790mm 1,727mm
全高 1,425mm 1,430-1,550mm 1,415mm
車両重量 1,130kg/1,270kg 1,130-1,460kg 1,170-1,270kg
ボディタイプ ハッチバック

コンバーチブル

ハッチバック

エステート

コンバーチブル

クロスオーバー

クーペ

ロードスター

ハッチバック

ステーションワゴン

コンバーチブル

MINIの中古車を購入するときの注意点

それではそれぞれのMINIについて、購入の際の注意点をご説明しましょう。

MINIに限らず、中古車全般の選び方がわからない初心者の方は下記もあわせてご覧ください。

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初代MINIの注意点


初代MINIは販売開始から15年以上経過していますので、中古車も年式の古いものばかりとなっています。

後述する年式による不具合は考えられますが、それ以外に初代MINI特有の注意点として次の2点があります。

CVTの故障が多い

初代MINIはミッションが4タイプありますが、その中のCVT(無段階減速機)は比較的トラブルが多く、年式の古い車だと故障する可能性がありますので注意が必要です。

CVTは変速に金属ベルトを使用しており、負荷のかかるベルトやベアリングの経年劣化による破損が報告されています。

CVTの故障の修理は150,000円程度かかる高額な修理になります。

初代MINIの現車を確認する際に、変速時に違和感があったり異音がする場合にはCVTの故障を疑ってもよいでしょう。

すべてのCVT搭載車に故障が発生するわけではありませんが、安全を取るのであればほかの6MT6ATなどのモデルを選ぶことをオススメします。

電気系統の故障が多い

初代MINIは電気系統にも比較的故障が多いので、電気部品のトラブルに注意が必要です。

初代MINIの電気系統でトラブルが多いのは次の部品で、おおよそ修理費がかかります。

部品 故障部位 修理費用
サイドミラー 自動格納機能の故障 部品交換 35,000
パワーウインドウ モーター故障 部品交換 40,000

ほかの中古車でも年式が古いとトラブルの起こる、以下のようなところに比較的故障が多く発生します。

  • エアコンコンプレッサー
  • オルタネーター
  • 電動ファン
  • パワーステアリングポンプ

注意しましょう。

2世代MINIの注意点


2代目になり初代の不具合が改善され、故障の発生率も減ってきました。

特に初代で問題だったCVTは改善され、電気系統のトラブルの発生も改善していますしています。

しかし2代目MINIにも特有の故障個所があり、次の2点について注意が必要です。

クランクプーリーの故障

2世代MINIで故障が多い箇所は、まずクランクプーリーです。

年式が古くなってくるとプーリーに使われている部品の劣化でトラブルが発生しますので注意すべき部品です。

クランクプーリーはエンジンの動力でエアコンやオルタネーターといった部品をベルトで駆動するためのプーリーです。

かなり負荷のかかる部品なので内部にクッションとなるゴムを使っているのですが、これが経年劣化ではがれて異音、異常振動の原因になります。

また最悪の場合、エアコンやオルタネーターのベルトが切れてしまい、エアコンが効かない、エンジンがかからない、などのトラブルに発展することがあります。

何万キロ以上で故障が起こるかは車によって変わってきますが、走行距離が50,000㎞を超えていたり、年式が5年以上経過していたら要注意です。

現車の確認の際に、エンジンルームからの異音や、異常な振動が起こっていないか確認しましょう。

また念のために購入時にクランクプーリーとベルト類を交換しておけば、その後も安心して乗ることが出来ます。

クランクプーリーは40,000円程度、ベルトは5,000円程度、プラス工賃で交換できますので予算に余裕があるなら考えましょう。

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サーモスタットからの冷却水漏れ

サーモスタットはエンジンについている冷却水の温度管理をする部品ですが、この部品からの冷却水漏れが第2世代MINIでは頻繁に起こるので注意が必要です。

冷却水漏れはサーモスタットの部品が劣化して起こりますので、年式が古ければ古いほどトラブルの発生は多くなります。

冷却水が減っていくとエンジンの冷却が満足に出来なくなり、エンジンのオーバーヒートや、最悪はエンジン本体の故障にもつながってしまいます。

サーモスタットの部品交換は20,000円程度で出来るので、交換すればひとまず冷却水漏れは収まりますが、長く乗っていればまた再発するトラブルです。

現車確認の際にサーモスタットはなかなか見えませんが、タンク内の冷却水が減っていたり、エンジンをかけたときに冷却水が乾いて発生する甘い匂いがしたりしたら、要注意です。

水温センサーのトラブル

水温センサーはサーモスタットに取り付けられている部品で、センサー自体の故障も比較的多く発生するトラブルです。

センサーはサーモスタットの部品に組み込まれていますので、故障時にはサーモスタット自体を交換することになりますので、前述のサーモスタット交換時に一緒に変えることが出来ます。

センサーが故障するとエンジン警告灯が点灯しますので、比較的故障は発見しやすいです。

3世代MINIの注意点

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3世代MINIは発売からまだ日が浅く、中古車も状態が良い車がほとんどです。

多発するトラブルは今のところありませんが、第3世代から車自体が大きく変わっていますので、次の3つの変化点に注意する必要があります。

ボディサイズが大きくなった

1世代、第2世代は5ナンバーサイズのボディサイズでしたが、第3世代からは大型化され3ナンバーサイズとなりました。

車両重量は大きく変わっていませんので、重量税など税金への影響はありませんが、大きくなったことで車の取り回しが多少大変になりました。

名前はMINIですが、3代目からはあまりミニではないことを考えて車を選びましょう。

3気筒ガソリンエンジンが追加された

3世代のMINIからエンジンラインナップが増え、最新式の3気筒ガソリンエンジンが追加されました。

しかしこのエンジンは今までの4気筒エンジンに比べてエンジン音が大きく、運転すると多少気になる程度にノイジーなのは注意すべき点です。

3気筒エンジンは燃費や重量の面で有利であり、世界的にも採用が進んでいるエンジン形式ですが、その反面エンジンの振動が大きく、それがノイズの原因ともなっています。

当然最新テクノロジーで振動は極力減らされているのですが、それでもラインナップされている4気筒エンジンと比べてしまうとどうしてもノイズが気になります。

しかし燃費は3気筒モデルの方がよく、次の表の通りリッター3キロ~5キロぐらいは変わってきますので、ノイズより燃費を重視する場合には3気筒モデルがオススメです。

車種 エンジン 燃費
MINI3ドア 

ONE

1.2L 3気筒 ターボ 6MT 20.2km/L

6AT 19.2km/L

MINI3ドア 

クーパー

1.5L 3気筒 ターボ 6MT 19.6km/L

6AT 18.3km/L

MINI3ドア 

クーパーS

2.0L 4気筒 ターボ 6MT 15.8km/L

6AT 17.6km/L

この2モデルの中古車市場での価格差は500,000円程度と結構大きいですが、せっかくのMINIを買うのであれば、ラグジュアリーで静かな4気筒モデルも考えてみてはどうでしょう。

ディーゼルエンジンモデルが追加された

もう一つのエンジンの改良点として、ディーゼルエンジンが追加されたことです。

ディーゼルエンジンは前述の3気筒ガソリンエンジンと比べても多少振動が大きく、ディーゼル特有のガラガラ音などが発生するのが注意すべき点です。

ディーゼルエンジンはガソリンエンジンと比べると比較的振動が大きくなるエンジンですが、その代わり燃費が良く、CO2排出量も少ないのが特徴です。

経済性でディーゼルエンジンを選ぶ場合は、振動やノイズが大きくなるのはある程度仕方ないことと言えます。

しかしディーゼルと聞くと「黒い煙を出して、排出ガスも汚い」と思う人もいるかもしれませんが、最新型のクリーンディーゼルエンジンではその点は心配無用です。

黒い煙の元となるススはフィルターで99%以上除去され、排気ガスも有害物資のフィルターの技術の進化でほとんど排出されません。

日本のディーゼルエンジンの排気ガス規制は世界的にもトップクラスの規制ですので、

日本で販売できるディーゼルエンジンはかなり排出ガスがキレイです。(白いハンカチを排気管に近づけても黒くなりません)

なお燃費は次の表のようにガソリンエンジンと比べると圧倒的ですが、使用燃料が軽油になるので燃料代自体も安くなります。

車種 エンジン 燃費 5,000㎞での燃料代
MINI3ドア

クーパー

1.5L 3気筒 ターボ 6MT 19.6km/L

6AT 18.3km/L

30,000円程度
MINI3ドア

クーパーD

1.5L 3気筒

ターボ ディーゼル

6AT 23.9km/L 20,000円程度
MINI3ドア

クーパーSD

2.0L 4気筒

ターボ ディーゼル

6AT 23.8km/L

もしガソリンエンジンとディーゼルエンジンの2車種が中古車であったら、ぜひ乗り比べしてみることをオススメします。

振動やノイズが気にならない範囲であれば、経済性の良いディーゼルモデルも選択肢に入るでしょう。

MINIの中古車のオススメは?

さていろいろな注意点をご説明してきましたが、MINIを中古車で購入するのであれば、やはり故障も少なく年式も新しい3代目MINIがオススメでしょう。

初代は年式が古くなっていますし、2代目もトラブルは減ったとはいえ今後トラブルが増えてくことは間違いありません。

せっかくの外車を手に入れるのですから、予算が許容範囲であれば3代目MINIが一番でしょう。

トラブルも少なく、長く安心して乗れる1台です。

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この記事を書いた人

佐藤茂道
佐藤茂道
某自動車メーカーのエンジン部門で開発経験あり。子供の頃から車雑誌を切り抜きし、高校ではオートバイ・車にどハマりする。就職する際に、某自動車メーカーを選び、仕事でもプライベートでも車漬けに。今は日産スカイラインR33が愛車。