アルファロメオ ジュリエッタはイタリアが誇るスタイリッシュなコンパクトカーで、日本でもかなり人気が高い車です。

しかしイタリア車は昔から故障が多いといわれていますが、ジュリエッタはどうなのでしょうか。

今回はジュリエッタの故障率についてご説明します。

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ジュリエッタの故障率

アルファロメオ ジュリエッタ

アルファロメオはイタリアを代表する自動車メーカーのひとつで、赤をベースカラーとするスポーティーでスタイリッシュなデザインが多くの人を惹き付けるメーカーです。

ジュリエッタはそのなかでコンパクトハッチバックの位置を占める車であり、2009年にアルファロメオ 147の後継として登場しました。

車のコンセプトは147を受け継いでおり、丸みを帯びたボディデザインにコンパクトな車体と吹け上がりの良い小排気量のエンジンを組み合わせ、イタリア車の躍動感を詰め込んだ車に仕上がっています。

なお「ジュリエッタ」という車名はアルファロメオで度々使われており、初代は1959年、2代目は1976年に登場しましたが、現行のジュリエッタとは車のコンセプトもデザインも全く変わっており、世代ごとの関わりはありません。

今回の記事では現行型のジュリエッタに絞ってご説明していきます。

ジュリエッタの故障率は簡単にわからない?

ジュリエッタがどのぐらい故障するかを見るために一番なのはその車種の故障率を調べることですが、車種ごとの故障率というものは実は一般では調べることができないものです。

そういった故障率は自動車メーカーが独自にデータを収集しているのですが、そのデータは社外秘データなので外部には出てこないのです。

ではどうやって故障率を調べるかというと、メーカーとは無関係の民間調査会社や保険会社が調べた故障率データというものがあり、これによって各国市場ごとの自動車メーカーの信頼性ランキングが発表されています。

通常であれば米国J.D.パワー社が公表する自動車耐久品質調査の結果を参考にするのですが、アルファロメオはどの国の市場でも販売台数の割合が高くなく調査対象外となっているので、今回は英国の保険会社であるWarranty Direct社の調査結果を参考にします。

この調査では英国市場での車の修理に関してその頻度や費用などの多さを調べており、平均を100としたランクで数値が少ないほど信頼性が高いことを表しています。

そのデータをもとにメーカーの信頼性ランキングとなったのが次のデータです。

Reliability Index

ランキング メーカー スコア
1 ダイハツ 2
2 ホンダ 43
3 スズキ 49
4 トヨタ 59
5 マツダ 64
6 レクサス 73
7 フォード 76
8 ローバー 78
9 ニッサン 87
10 ルノー 89
16 フィアット 101
34 アルファロメオ 194

参考:Manufacturer Ratings Car Reliability Index

この調査は英国市場での結果ですが、英国には日本メーカーもすべて参入しておりランキングに登場しています。

その結果は上々で、ランキングの上位10位以内に日本メーカーは8つもランクインするなど、日本車の信頼性の高さは健在です。

それに対してアルファロメオは34位とかなり下位に沈んでおり、日本車との信頼性の差が浮き彫りとなっています。

スコアを見ても9位の日産に対しても2倍以上高いものとなっており、大きな開きがあるのです。

またアルファロメオは現在イタリア最大手のフィアット傘下にあるにも関わらず、フィアットと比べても低いスコアになっています。

フィアットも決して高くはありませんが、アルファロメオの故障率の高さは本当のようです。

アルファロメオは設計基準が違う

よく輸入車の故障が多いといわれているのは日本車と比べて部品設計の考え方が違う点があり、一部の部品の耐久年数が短かったりすることが原因です。

日本では車の部品というものは100,000kmあたりまで壊れないものと考えられていて、日本メーカーはその要求に最大限応えられるような設計をおこなっています。

しかし欧州では車の消耗品というのはトラブルがあればさっさと交換すれば良いという考え方で、そういった対応で済むトラブルなら故障とは見なさない傾向があります。

そういった理由から、基本的に輸入車は年式で5年、走行距離で50,000kmを越える辺りからトラブルが増えてくるのです。

またアルファロメオはそれに加えてより部品交換の頻繁な部品というものがあり、ドイツ車やフランス車以上にメンテナンスが必要な部分があります。

ジュリエッタにもそういう部品があり、代表的なのはのちほどご説明するタイミングベルトです。

日本車では100,000kmが推奨交換時期とされているタイミングベルトはジュリエッタでは50,000kmであり、設計思想の違いが大きく現れているのです。

とはいえ考え方によってはそのほうが車の状態をより新車に近づけられ、より良い状態に保てるとも言えますが、日本で一般的にいうトラブルや故障が多いのは間違いないでしょう。

そのため維持費は高い傾向にあり、前述の調査には費用もパラメータとして入っているのであれほどランキングが低かったのです。

ジュリエッタはデザインも走りも良く、一目惚れしそうになるような車ではありますが、維持費の高さについてはある程度覚悟しておかなければなりません。

中古のジュリエッタの故障しやすさ

ジュリエッタは新車であっても短い期間で部品交換の必要がある車ですので、中古車であればその頻度はより高まっていると言えるでしょう。

そういった要素は中古車価格にも現れており、アルファロメオは割と中古車市場では安い車が多いメーカーです。

中古車価格が下がる要因は人気以外にも故障の多さ、維持費の高さも関係しており、維持費が高そうな車はそもそもの価格を下げなければ売れないのです。

ですのでジュリエッタも輸入車にしては比較的安価な中古車はたくさん存在しており、一番古いもので9年落ちまで存在します。

しかしそういった車では故障や部品交換の必要性はかなり高まっている車であるので、中古車としてはかなり故障の可能性は高いと言えるでしょう。

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ジュリエッタオーナーの評判

ジュリエッタの故障の多さはデータからなんとなくはわかりますが、その実態についてはやはり実際のオーナーさんからの情報が一番参考になります。

今回はTwitterからそういった意見を集めてみましょう。

意外にもジュリエッタは故障は少ない?

この方のジュリエッタは2012年式で6年ほど経過していますが、そのあいだは意外にも故障はなかったそうです。

前述でジュリエッタは部品交換が多いと言いましたが、輸入車になれている方はそのあたりをしっかり把握されていますので、故障する前にちゃんと部品交換をする方もいらっしゃいます。

このジュリエッタもメンテナンスがしっかりされているのが故障がなかった理由でしょう。

内装が落ちるってどういうこと?


この方のジュリエッタは納車日に故障したり、日本車では考えられないような内装のトラブルが起こったようです。

日本車でこういうトラブルがあると大問題になるのですが、昔からこういったトラブルの多いアルファロメオではオーナーさんも肝が座っておられますね。

トランスミッションの信頼性はあがった


ジュリエッタのトランスミッションはMTとDCTの2種類が設定されていますが、前型のモデルまでで不安のあったトランスミッションは信頼性が上がっています。

ジュリエッタの前型である147に搭載されたセレスピードと呼ばれるATは信頼性に乏しく故障が多かったのですが、ジュリエッタでは大幅に改善されてトランスミッション関係のトラブルは少なくなりました。

しかしDCTというミッションも機構的には不安の残るものなので、今後どうなるか気になるところです。

ジュリエッタの故障事例

ジュリエッタの故障はこれまでのアルファロメオに比べるとかなり少なくなっているようですが、それでもアルファ特有のトラブルはあります。

その中からいくつかご紹介することとしましょう。

早期のタイミングベルト交換

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前述でのべたエンジンのタイミングベルトの交換ですが、日本車のみならずドイツ車などと比べても交換のインターバルが短く、50,000kmごとの交換が推奨されています。

タイミングベルトはエンジンのピストンの上下動と点火、および吸排気のタイミングを合わせるための重要部品であり、エンジンの内部にあるゴムベルトです。

走行距離が増えるとゴムベルトが延び始め、そのうち経年劣化によって切れてしまいます。

そうなると点火タイミングがメチャクチャになるだけではなく、エンジン内部部品の破損にも繋がる重大なトラブルに派生するものです。

アルファロメオに限らず国産車でも同様の現象は起きるので部品交換の必要はありますが、国産車は80,000km~100,000kmぐらいが交換タイミングとなります。

しかしアルファロメオでは交換タイミングが早く50,000kmが推奨されており、この差はエンジンの耐久設計の考え方が違うからです。

50,000kmだから故障が多いというわけではなく、あくまでも部品設計が違うだけです。

しかし日本車に慣れているわたしたちはタイミングベルトはもっと耐久性があるものと思っており、50,000kmぐらいで交換するものでないと考えている人がほとんどでしょう。

ですので早い時期に交換の必要性が出てくるとどうしても故障と見なされてしまう傾向にあって、アルファロメオが故障が多いと言われている理由のひとつとなっているのです。

ですが部品交換さえしっかり行えばエンジンの状態は戻りますので、あくまでアルファロメオがそういう車だということです。

ほかにも定期交換の早い部品はいくつもありますので、ジュリエッタは国産車よりも頻繁なメンテナンスと部品交換が必要な車だということを理解することが重要です。

内装のトラブル

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前述のツイートにもありましたが、アルファロメオは内装のトラブルは結構多く、ジュリエッタにも起こりやすいトラブルのようです。

国産車ではまずもって起こり得ないものですが、ジュリエッタの場合新車であっても内装のいろいろな箇所の建て付けが悪いのか、結構異音が発生することがあります。

イタリア人はどうやらそういったことをあまり気にしないようですが、普段静かな日本車にのっている私たちには気になります。

異音だけならよいのですが、そういった建て付けの悪さは他のトラブルに発展することがあり、天井の内張りが落下したり、ドアハンドルが外れたりと内装部品の耐久性がいまいちなのです。

こういったトラブルが発生するのは内装を固定しているクリップであったり部品自体の設計に問題があるのですが、基本的には数万円程度の比較的軽度な修理で対処できるものです。

このあたりもトラブルは部品交換で対応すれば良いという考え方が反映されているというわけです。

とはいえアルファロメオでは昔から内装のトラブルは付き物と言われていますので、輸入車に詳しい人にはあまり問題視はされないものでもあります。

電装系のトラブル

輸入車に起こりやすい電装系トラブルはアルファロメオでも起こりやすいものであり、とくに年式が古くなるとトラブルは増えます。

電装品といってもさまざまな部位がありますが、エンジンや車両のセンサー部分は結構故障する確率が多いもので、エンジンの警告灯などで知らせが来ることがあります。

この場合は該当するセンサーの部品交換が必要となり、修理費用としては数万円程度のレベルのものです。

またほかにも電装品同士を繋いでいる電線部分であるハーネスにもトラブルは起こりやすく、電線が途中で断線したりショートが起こる場合もあります。

ハーネスは複雑に入り組んで配線されており結構急激に曲がっている箇所も多いのですが、国産車ではそういう部分でもトラブルは起こりにくく、信頼性が高いものです。

しかしジュリエッタではそういった箇所が弱点となり、故障を引き起こすのです。

修理にはハーネスの交換というわけにはいきませんので、問題の部分を見つけて修理という形になり、数万円の作業費用が基本となるでしょう。

電装品の故障箇所は場合によって様々でどこが故障しやすいということはありませんが、ある日突然起こりますので予防が難しいのが現状です。

ジュリエッタは買っても大丈夫か?

ジュリエッタはアルファロメオの故障率を見てみると国産車に比べて信頼性が高い車とはいいがたいですが、Twitterの評判などを見てみると昔のアルファロメオよりは信頼性はかなりよくなっているといえます。

とくにトラブルの温床であったトランスミッションは大きく改善されており、それだけでもジュリエッタはこれまでのアルファロメオより買う価値のある車といえます。

何よりアルファロメオのスポーティさと走りのよさはコンパクトカーのジュリエッタにもしっかり受け継がれており、これこそがジュリエッタの素晴らしい魅力です。

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この記事を書いた人

佐藤茂道
佐藤茂道
某自動車メーカーのエンジン部門で開発経験あり。子供の頃から車雑誌を切り抜きし、高校ではオートバイ・車にどハマりする。就職する際に、某自動車メーカーを選び、仕事でもプライベートでも車漬けに。今は日産スカイラインR33が愛車。