トヨタのスタイリッシュミニバンエスティマ。
V型6気筒の大排気量エンジンやハイブリッドシステムなどパワフルなパワートレインと、大型ミニバンでありながらスタイリッシュなフォルムが印象的な車です。
ミニバンブームの火付け役として登場したこともあってそのブランド力は非常に強いものがあり、現行モデルは発売から13年が経過していますが、いまだにマイナーチェンジをしながら販売が続けられています。
現在では販売終了してしまい、新車で購入することはできないエスティマですが、評判はどうなのでしょうか。
ここではエスティマの良い評判や良くない話をまとめて検証していき、買うべきかどうかを検証していきます。
エスティマの2ch(5ch)での良い評価
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2006年の発売から長い歴史をもつ3代目エスティマ。掲示板などではどういった意見がかわされているのでしょうか。まずは良い点を見ていきましょう。
外観
前評判ひどかったけど普通にかっこええ…
エスティマは12年の販売期間の間に3度のマイナーチェンジを行っています。それぞれ前期・中期・後期・末期と言われており、最終型が所謂末期です。
末期モデルはそれまでのエスティマらしいデザインを大きく変え、キーンルックに大型アンダーグリルという最近のトヨタらしいデザインへと変更されています。
これはエスティマ好きとしてはやはり賛否両論別れ、発売前からいろいろな論争がありました。
実際に発売されてみるとボディカラーの組み合わせなどもあり、評判は良いです。大型でスタイリッシュなボディに適度な迫力のあるフロントマスクは、アルファードなどの大型ミニバンとキャラもうまくかぶらずうまく棲み分けされています。
フロントは後期の方が好きだが、テールレンズは現行ハリアーみたいな今どきっぽい感じになってて
良いな
後期乗りだけど、可能ならば取替えてみたいくらいw
とはいえそれまでのエスティマとは大きく味付けが変わった末期エスティマ。
フロントマスクはそれまでのほうが好きという意見も多く聞かれます。そんなエスティマ乗りの心をつかんでいるのが、このテールランプです。
ハリアーなどを彷彿とさせるスタイリッシュなユニットは、末期のフロントマスクが好きではないという人にも、自分の車につけてみたいと思わせるほどです。
前期乗りだが、今回のデザインは好きだ
赤黒マジ欲しい
末期のエスティマはそのデザイン意外にも特徴的なボディカラーも印象的です。なかでも人気が高いのがレッドのボディにブラックのルーフを組み合わせたボディカラーです。
エスティマの迫力のあるフロントマスクとマッチしてスタイリッシュですし、ホワイトやブラックに並んで人気があります。
茶と黒のツートーンはなかなかいいな
CGは陰影が無いから実車見ないとわからないけど
その他にもブロンズとブラックの組み合わせも人気があるなど、末期モデルはツートンカラーの人気が高いです。
流行りなどもありますが、エスティマはスタイリッシュなミニバンですから、こういったおしゃれに乗るのが意外とお似合いかもしれませんね。
内装
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今日新型エスティマ試乗したんだけど
エンジン一緒だから運転そのものは自分の後期と変わらない
いかんせんPremium-Gだからレザーシートや内装の豪華さとか
今回から新しくなったタッチパネルのエアコン、9インチナビとかがかっこよかった
内装は皮が使われるようになって少し高級感アップ。
ハンドルもいい感じだった。
エスティマの末期モデルは外観だけでなく、内装においても変更がなされています。
さすがにそれまでで10年近く販売してきたモデルですから、特に変更しなければインテリアも一昔前の雰囲気ですので古臭さが出てしまいます。
末期ではナビの入るセンターパネルを改良し、大型ナビ辺対応や視認性を良くしています。その他にも人工レザーを用いた内装は見た目にすぐわかるほど高級感を演出しています。
ハンドルに関してもスタイリッシュに変更されていますから、これまでのエスティマのイメージを大きく塗り替えるビッグマイナーチェンジと言えますね。
少なくとも運転席と後部座席へのウォークスルーはしないからセンターコンソール置いてる。
ハイブリッドみたいな作り付けで、あれが全部収納なら最高だね。
ガソリンモデルは運転席と助手席の間が広く取られており、後ろの空間へ容易にアクセスできるようになっています。
ただこれが不要という人は、ハイブリッドモデルのように大型のセンターコンソールを置くこともできます。
ハイブリッドモデルの場合はバッテリーなどの関係で置かれているわけですが、アフターパーツの場合は全てが収納として使えますから、非常に便利が良いですよ。
走行性能
2.4Lと3.5Lを試乗しました。
3.5Lの加速はすごいですね!
結論は、街乗りなら2.4Lでも十分のような気がしました。
エスティマには当初から2.4L4気筒エンジンと3.5LV型6気筒エンジン、そして大型ミニバン等に対応するハイブリッドシステムの3つのパワートレインが用意されていました。末期モデルでは3.5Lエンジンは整理されてなくなってしまっていますが。
3.5Lエンジンはオートマティックミッション(AT)ということもあり、ダイレクトで非常に良い加速性能です。2トンもの巨体を軽々と加速させていきます。
しかし2.4LもCVTの組み合わせということもあり、そんなにストレスにはなりません。高速で無茶な加速をして危ないくらいならば、普段から使いやすい2.4Lエンジンのほうが、扱いやすいかもしれませんね。
横風にもあまり影響されずに安定した高速走行できるので、走行性能は悪くないと思う。
そしてアルファードなどのような真四角の箱型ミニバンとは大きく違うエスティマ。
風の影響も受けにくくスムーズに加速していきますし、適度なハンドルの重さもあり、走行安定性は抜群です。走行性能で選ぶならエスティマが良いですね。
乗り心地
2.4L試乗したけど、乗り心地良かった。
3.5LGパケが一番良いみたいだね。
3.5Lも考えましたが、街乗りでは2.4の方がコントロールしやすかったですし、そんなに
とばす必要もないですからいい選択だと思っています(その分内装に金かけました)。
乗り心地に関しては2.4Lが扱いやすいという意見や、3.5Lがよくできているなどいろいろな意見があります。
やはり3.5Lモデルはエンジン性能が高いですから、それに合わせた剛性や足回りのセッティングなどが必要になってきます。それだけ予算がかかっていると考えて良いでしょう。
ただ2.4Lモデルはそれをベースに作られていますし、多少はデチューンされている部分もあるでしょう。
ただエンジンは4気筒となる分ボディは軽くなりますし、余計な加速はありませんから取り回しはしやすいです。価格も大きく違いますからその分内装の質感にお金をかけることもできますね。
常時3列目に子供2人(中2、小5)乗りたい条件の場合
エスティマはやめたほうがいいですか?
カタログ見ると3列目はリクライニングないみたいだし
よく3列目は絶えれないとか聞くもので・・・・
>>46
3列目リクライニングしますよ。確かに窮屈ですがそれほど酷くはないような・・・
ジジババ押し込んで小一時間走りましたが我慢できる範囲だと言っていました。
その他気になるところは面倒ですがディーラーに行ってチェックした方がいいですよ。
エスティマの3列目は床下収納できる用になっています。非常に便利な半面、シートはそれに合わせて薄く作られており乗り心地は良くないと言われています。
ただ実際に乗っている人からすると、小一時間程度の移動であれば我慢できる範囲だという意見もあります。大人でも我慢できる範囲ですから、体格の小さなお子様であればある程度は余裕があると言えます。
180cmの荷室長が取れるのが8人乗りのメリット。
正直車中泊なんて年に何日もやらないけど
キャンプ荒天時の逃げ場所に重宝しているよ。
シートを床下収納することができれば、なんと180cmものラゲッジスペースを撮ることができます。これだけのスペースが有れば車中泊も余裕でできますね。
人によってはバイクを乗せるトランポとして使うこともできますし、様々な趣味合わせて使い分けることができます。
燃費
市街地で10-12、郊外・田舎の一般道で13-15くらいかな。
バッテリーを11万キロくらいで換えただけで、あとは大きな不具合はなかった。
燃費もいいし、不具合のない当たりだったので、買い換えずにここまで乗り続けたよ。
車体も非常に大きく、燃費性能はあまり期待できそうになりエスティマハイブリッドですが、コンスタントに10km/l以上の燃費数値は出せるようです。
大型ミニバンといえば燃費数値は一桁が一般的ですから、これだけの燃費性能が期待できるならハイブリッドもありですね。
燃費よくて18。
でも四駆って考えたらすごい数字!
さらに燃費に良い走りをすると18km/lという驚異的な数値を出すこともできます。これならばもはやコンパクトカー並みの燃費ですから、ランニングコストとしても大助かりです。
エスティマの2ch(5ch)での悪い評価
最新安全装備や新型SUVが追加され、期待されている新型エスティマ。良いことばかりのようですが、悪い評判もあるのでしょうか。次に良くない評判を見ていきます。
外観
ネットカタログ見てた。
ガスエスとエスハイと同じになってショック。
エスハイ、後期はアエラスとGとフロントが違ったから区別できたけど、
末期は全部同じでショック。
末期のエスティマはそれまでは差別化されてきたハイブリッドとガソリンモデルの外観が共通のものとなりました。
通常であれば上位モデルに対する優位性を表現するために、小さくても変化を出すのが定石です。しかしモデル末期となると多くのモデルで起こり得る共通化で、コストカットの最たるものです。
末期型は基準車がなくなり、全てのモデルがスポーツタイプであるアエラスとなっています。共通化することで価格の上昇を抑えるのであればよいですが、価格も向上で特別感もないとなると、ユーザーとしてはショックですね。
顔が物凄いブサイクになった…
最近のトヨタ顔って酷すぎないか?
これじゃない感は半端ない
マイナーチェンジ後に買う予定だけど、実車見てから決めようかと
そして従来のエスティマのデザインが好きな人や、最近のキーンルックなどのデザインが好きではない人にとってはなかなかの改悪であったようです。
やはりキーンルックはカローラスポーツなどに代表されるようなデザインということもあり、どちらかと言うと大衆的なフロントマスクです。
トヨタの大型ミニバンですからこうなるのは当然な流れですが、やはりエスティマのブランドなどを考えるとちょっと悩ましいですね。
キーンルックはシエンタならまだいい
そんなにおかしいとは思っていない
しかしエスティマには合わん
やはりエスティマといえば上級なイメージが強いですから、大衆的なキーンルックは似合わないという意見も多くあります。
スタイリッシュに変更されることは喜ばしいですが、車格が下がってしまったような印象を持ってしまいますね。
内装
MCのダッシュボードとセンタークラスターの凹凸感とか、フラットで美しかったデザインがどうしてこういうデコボコなデザインに変更するんだよって衝撃を受けたw
フラットでライン取りも素直な美しさと非動物系の表面モールド処理でこれまでにないクリーンな室内デザインを実現した名車中の名車だと思うのに。
安っぽいといわれていた部分って、ドアのファブリック部分だったと思うんだよ。プレミアムエディションはそこは塩ビ(いわゆる合皮)で処理されていて改善はしていたけども。
ナビ画面が見やすいように改変されたセンターパネルやダッシュボードの表面処理など、現代的なアプローチで変更されたインテリアデザインも、見方によってはこれではないとなってしまうようです。
実用性を優先してデザインしたとしても、それが機能美につながるとは言い切れない実例の一つかもしれません。とはいえ実際に使ってみて納得できるかどうか確認してみてください。
premium-Gのサードシート格納が電動やね
あれほどいらないものは無いんじゃないか?
手動の方が早いしその分値引きしてくれよな
エスティマの上級グレードであるPREMIUM-G。様々な電動機構が採用されていますが、サードシートの床下収納まで電動となっています。確かに電動で動く分にはかっこいいですし、はたから見るとかっこいいでしょう。
ただ実際に必要な時に使うとなるとそれほど手間なこともないですし、手動のほうが速いと言うほどですから使いみちがあまりありません。
必要性を考えるとできればオプションにして価格を下げてくれたほうがうれしいですね。
三列目の収納シートの上に置く板は無しになったのか?
>>52
標準でついてるのは前期のみ
エスティマはサードシート使用時はラゲッジスペースには、シート格納用の大きな穴が空いています。ここを活用するためにラゲッジボードが前期モデルにはありました。
ただそれほど需要がなかったのか、中期以降はオプションとなりほとんどの車にはついていません。
便利そうな装備ですが、あったところでフラットな荷室を作れるわけではありませんのでこれこそオプションで正解ですね。
低床の弊害もいろいろあるけど
>>112
荷室が狭すぎて三列目使うとレジャー活用出来ないとこだな
そしてスライド機構のないサードシートですから、フル乗車の場合はラゲッジスペースもそれほど大きくありません。
ですからフル乗車が多いユーザーの場合は、ルーフキャリアなどラゲッジスペース以外での収納を作る必要があります。
走行性能
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2.4乗ってるけどCVTは慣れないと乗りづらいよ。正直楽しさはない。
街中はいいんだけど高速とかで追い越しするときとかエンジンがうなって全然加速しない(120くらいからかな)
街中メインなら2.4でいいけど高速よく乗る人は3.5のがいいんじゃないかな
2.4LエンジンにはCVTが採用されています。CVTはエンジンの回転数を効率が良くなるまで高めてから、ギアを変速しつつ加速していきます。
そのためアクセルレスポスは良くないので、人によっては唸るばかりとか加速が悪いという印象を持たれます。
もちろん街なかで走るには最適なエンジンなのですが、もし高速走行が多い場合は加速もよく、ダイレクトに繋がる3.5LエンジンにATの方がよいでしょう。
まぁHybridで比べたら値段、燃費共に段違いだからな
エスハイに限らずE-Four搭載のアルヴェルのようなハイブリッドは
コスパ悪すぎるよ
エスティマとエスクァイアで真剣に悩みましたよっと
ハイブリッドで考えてたから、更新されてない古いハイブリッド機構に大枚叩くよりは、安定した走りを捨てて、チープな作りのエスクァイアに妥協したよっと
トヨタのハイブリッドといえば、E-FOURの他にプリウスに代表されるFFタイプのハイブリッドシステムがあります。
実はエスティマのハイブリッドシステムは正直2代目のエスティマからほとんど変更点はなく、キャリーオーバーです。
しかし同じミニバンのエスクァイアなどにはプリウスに採用されている最新のシステムを搭載し、燃費も良いなど、商品価値的にも優れています。
内装もエスティマユーザーを抱え込むためにノア・ヴォクシーに高級感を与える演出がされていますから、これではエスティマもなすすべがないですね。
3.5の良い点は馬力と6気筒のスムーズさ、それに尽きるけん。
3.5LのV型エンジンはその加速の良さと6気筒ならではスムーズさが売りです。これは2.4Lはもちろんのこと、ハイブリッドシステムでも味わうことのできない高級感があります。
エスティマに対して走りの質を求める人は、この3.5Lエンジン以外はないでしょう。
安全性能
セイフティセンスがショボすぎ。オデッセイに完全に負けてる。
TSS-Cって、コンパクトカー用に開発されたものだって当時トヨタが説明していたと雑誌に書かれてる
オプションで6万くらいの装備だって
それをとりあえずみたいにこのクラスの車に使うのがトヨタらしい
3回目のマイナーチェンジは、大掛かりなデザイン変更が目を引きますが、その他にも予防安全装備の拡充も含まれていました。
ただ非常に残念なことにこの車格でありながらも搭載されたのが、ヴィッツなどのコンパクトカーなどに採用される、トヨタセーフティセンスC(TSS-C)でした。
ライバル車はアダプティブクルーズコントロール(ACC)も可能な高度な先進安全装備ですから、性能的には圧倒的に負けています。
トヨタもTSS-Cはコンパクトカー向けだというふうに説明していたということですから、車格から考えてもこの設定はひどいですね。
TSS-Cなんて罰ゲームじゃん、レダクルできないなんて。
>>147
まさにこれ。
TSS-Pだったらオデハイに乗り換えなかった。
このように、安全装備の性能が低いためライバル車に乗り換えることになったという人もいます。
アルファードなどと同じフレームを使っているのですから、TSS-Pも採用することができたのでアナイでしょうか。モデル末期でありながらもこんな状況ですから、エスティマは不憫ですね。
それにしても、パノラミックビューがなくなったのは残念だ。
アルヴェルとかパノラミックが廃止されてしまうともれなく毒キノコ付になるわけで、アルヴェルのMCは楽しみだ。
その他にもエスティマにはドライバーの安全運転を補助する、全方位モニターパノラミックビューを途中で廃止するという決定をしています。
この安全性が重視され始めている車市場で、それまでついていた安全装備を外してしまうなんて言語道断です。
安全装備はTSS-C、さらにパノラミックビューは設定廃止となれば、トヨタのエスティマに対する扱いの悪さがよくわかりますね。
乗り心地
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3列目畳んで2列目を目いっぱい下げた時の広さは唯一無二なんだけど
シートそのものがチャチいから出番ないんだよな
最高速度は凄いんだけど加速が鈍い的な使いにくさ
サードシートを格納すると、セカンドシートを更に奥まで下げるスーパーロングスライド機構が、エスティマには採用されています。
現在となってはトヨタの各ミニバンに採用されており目新しい機能ではありませんが、非常に画期的でした。
ただエスティマのシートはシート厚が小さく、意外に座り心地心地がよくありません。せっかくのロングスライドも台無しになるほどの残念さです。
燃費
うちの2代目のハイブリッドだけどリッター平均16kmだけど新型はハイブリッド機構の改良とか一切無いのなら全く買い替えの必要ないな。
中古でそこそこの程度の買った方がいいかもな、今安くなってるだろうし。
ハイブリッドシステムは先代エスティマのものをキャリーオーバーしているというお話をしました。
つまり最新型のハイブリッドも、10年以上前のハイブリッドシステムもほとんど燃費が変わらないということです。
車を変えるきっかけはそれぞれですが、ここまで変更の規模が小さいと、わざわざ車を乗り換える必要性がわからなくなりますね。
価格
アルヴェル、エスティマ、オデッセイと悩んでるけど、エスティマの予想下取り額がすごく低いね。そんなに不人気か?
>>59
そりゃMC直後とは言え、基本設計が10年経過しており、特に性能面ではTSSCが追加された点以外はほとんど改良されていないからね。
数年後にFMCされる恐れもあるし。
エスティマは下取り予想額が他車に比べかなり低いようです。下取りといえば人気という重要な要素もありますが、エスティマ自身は発売から10年以上経過し古くなっています。
そこにつけて最近重要視されている予防安全装備もついていませんから、これでは他社と比べてみ魅力という点ではかないませんね。
リセール価格が極端に下がってしまうのも仕方がありません。
その他
しかし2AZ-FEとか2AZ-FXEは糞エンジンだからな…
2AR-FEとか2AR-FXEになったら買ってもいいか…
2AZは不具合多発の地雷だろ
中国製エンジンはリコールすべき
エスティマユーザーを戦々恐々とさせるのが、2.4Lエンジンのオイルを食う問題です。これは一定期間に中国で生産されたエンジンなのですが、かなりオイルが減っていきます。
本来は修理するべきということなのですが、トヨタとしても実は結構お手上げのようで改善されることが少ないです。
世界のトヨタとして、このスティマエンジンの性質は無視して良いのでしょうか。
内装は良くなった
装備も良くなった
外装は正直微妙なんだよね~(泣)
買う気ではあるけど、実車見てから判断します
車は実車見ると良いじゃんってなること多いので
最終型のエスティマはこれまでのユーザーの意見を踏まえ、多くの部分で手直しをしつつ余計な部分を省いて最適化されています。
デザイン面では内外装含め良くなったという意見が多く聞かれますから、気になってしまった人はディーラーなどで現物を見て判断すると良いでしょう。
エスティマは買いなのか?
総評
デザイン
エスティマは初代から受け継ぐスタイリッシュなボディのミニバンです。末期モデルではキーンルックや大型グリルなどトヨタらしいデザインを盛り込み、非常にスタイリッシュなミニバンとなっています。
スタイリッシュなボディはツートンカラーなどおしゃれに乗るのが良いようです。ただ人によって賛否両論が別れており、あのデザインが嫌いだという人にはなかなか受け入れてもらえません。
内装では基本デザインは発売当初からはかわりません。それでもソフトパッドの採用やデザインの一部見直しなど、現代の車の基準に合わせた改善がしっかり行われています。
運転席と助手席の間はウォークスルーできる構造ですが、そこの空間に収納棚をつけるなど無駄のない空間利用をしている人もいます。工夫が生きる車内空間ですね。
その他にサードシートは床下収納となっています。ただ上位グレードに標準の電動収納はたしかに便利かもしれませんが速度が遅く、手で収納したほうが楽だという意見もあり賛否分かれます。
グレードによって色々と違いが出ていますから、エスティマへ乗り換えを考えている人は、事前に使い勝手を確認しておいたほうが良いでしょう。
走行性能
エンジンには2.4L4気筒、3.5LV型6気筒、2.5Lハイブリッドシステムと3つのラインナップがあります。
性能は2.4Lモデルでも十分こなせるようですが実用的すぎて走りに楽しみはないようです。その点3.5Lモデルの加速感には魅了するものがあります。
エスティマ自体が箱バンではなく流線型のスタイルをしているためか、走行安定性が高いですので走行性能は高い印象を持ちやすいようです。
末期モデルでは予防安全装備が採用されましたが単眼カメラとレーザーレーダーによるもので、アクアなどに採用されるものですからこの社格の車としては非常にチープとしかいえません。もちろんACCなどはありませんし、安全装備を理由に乗り換える必要はないでしょう。
中期などについていたパノラミックビューも省略されていますから、モデルラストの在庫整理というような印象です。
乗り心地は先代アルファードなどと同じシャーシを使っていることもあり、非常に安定しています。
そして取り回しに関しては車重の軽い2.4Lモデルのほうが扱いやすく、普段から高速を頻繁に使うユーザーでなければ2.4Lモデル、それ以上のパワーでが必要であればハイブリッドを選択するのが良さそうです。
居住性に関しては3列目シートは一見使いにくそうですが、休憩を適度にはさみながらであれば大人が座っていても問題ありません。
その他
エスティマの2.4Lエンジンは、物によってはオイルをガンガン消費していく仕様のものがあったりと、信頼性にはちょっと難ありです。
それに燃費性能はガソリンモデルでは一桁の燃費数値が多い中で、ハイブリッドモデルであれば18km/lを記録することもあり、100V電源が使えることや4WDの安定性も考えると使い勝手はなかなか良いです。
これらをこうりょすると、予算に余裕があるのであればエスティマはハイブリッドモデルがおすすめです。
買いかどうか
ここまで総評をしてきましたが、エスティマは買いなのでしょうか。他とは違うスタイリッシュさをミニバンに求める人にはおすすめです。
エスティマの売りはやはり大部分がそのデザインです。ほぼすべてのミニバンが居住性や迫力を考慮して全高の高い箱型を採用してきています。そんななかでこれほどスタイリッシュなミニバンはエスティマしかいないでしょう。
車内空間も十分に確保されていますからミニバンとしての用途も十分にこなすことができますし、乗り心地の良さや最低限の安全装備などもありますので十分魅力的です。
ただ現在となってはそれ以外では大きな魅力がないのが弱点です。すでに基本設計が10年以上前の車ですから、燃費性能や乗り心地では他社に対してアドバンテージはありません。そんなこともありリセールバリューもすでに低いです。
乗り心地や居住性を求めるのであれば同社のアルファードを選べばよいですし、コストパフォーマンスであればエスクァイアやヴォクシーがあります。
もちろん他メーカーにおいても燃費性能でも安全性能でも太刀打ちできませんから、どうしてもエスティマのデザインでなければ嫌だという人以外には魅力は少ないでしょう。
ですのでエスティマはデザインが気に入っていて、それ以外の部分を我慢できるという人にのみおすすめできる車なのです。