車を買うときの支払方法には一括現金払いと分割払いがありますが、どっちが支払いに有利なのかって詳しくご存知ありませんよね。

今回は一括現金払いと分割払いそれぞれのメリット、デメリットをご説明します。

この値引き交渉のやり方を知らないと、車を買う際に50万円以上の損をするかもしれませんよ。

営業マンに騙されずに、最大限まで値引きをしてもらうには、このやり方を知っておく必要があります。

詳しくは下記の車を確実に値引きして安く購入する二つの方法のページをご覧ください。

あわせて読みたい

車の「一括現金」のメリット・デメリット

車とお金

まずは一括現金払いについてご説明します。

一括現金払いのメリット

購入後の不安がない

まず一括購入のメリットと言えばこれでしょう。ローンで長い期間支払う場合と違って1回で支払い終えるので、購入後に支払の不安がありません。

もしもの場合ですが、病気などで収入がなくなったとしても車の支払で心配することはありませんよね。

またもし事故で車を失ってしまった場合でも、ローン残金のことを考えなくてもよいわけです。(そんな事態にならないのが1番ですが)

金利分がない

分割払いでローンを組んでしまうと、分割払いの利息である「金利」が発生します。毎月の支払金額だけで見れば金利分は少しなのですが、支払総額で考えると結構な額になるものです。

一括現金払いの大きなメリットはこの金利分を支払わなくてもよいことです。自動車ディーラーでローンを組む場合、金利はディーラーごとに違うのですが一般的には平均で年利7%となっています。

一括現金払いでの購入金額が2,000,000円の場合、7%の金利だと金利分だけで140,000円にもなってしまいます。中には10%金利のお店もありますので、200,000円も多く支払いたくありませんよね。

いつでも売却できる

もし何らかの理由ですぐに車を手放したい場合、一括現金払いであれば即売却することが出来ます。ローンが残っている車は、もし売却する時には基本的にローンを完済しないと売却できません。

しかし車の売却値段は新車購入時で既に60%程度まで下がってしまいますので、購入してすぐ売却するとローン残金が売却金額を上回ってしまうこともあるでしょう。

その場合は自己資金からいくらか出さなければなりません。

一括現金払いのデメリット

資金調達に時間がかかる

車は新車購入の場合は、どんなに安い車といっても1,000,000円~1,200,000円は必要になります。

これだけの資金をすぐに貯めるのは通常はできませんので、一括現金払いの場合には長い期間お金を貯めて準備するのが大変です。

新車であれば貯まるまで待ってもよいのですが、中古車の場合はお目当ての車があったときにはお金を貯めている間に売り切れてしまうかもしれません。

購入後の自己資金が少なく余裕が減る

一括現金払いのお金を貯めるのも大変ですが、購入後にも貯金が一気に無くなりますので、別の事に充てる資金が減ります。

一括現金払いをするのであれば、購入後のことも計画しておかないと資金が厳しくなります。

値引きしてもらえない

これは自動車ディーラーによって対応が変わるのですが、一括現金払いだと新車購入のときに値引きをしてもらえないことがあります。

一括現金払いの場合では金利の支払がありませんので、ディーラー側からしてみれば金利分で生じる利益が減るわけです。

その状況でさらに値引きをするのは厳しい、ということで値引きをしてもらえないことがあるのです。

金利の支払い分と値引き分、どちらが金額的に高いかは状況次第なので、どちらがお得かは一概には言えません。

もし車の購入を考えているなら、値引き交渉の正しいやり方も合わせて覚えておくといいですよ。

このやり方を知っているだけで数十万円は違ってきます。詳しく知りたい方は下記の車を確実に値引きして安く購入する二つの方法のページをご覧ください。

あわせて読みたい

車の「分割払い」のメリット・デメリット

では次は、分割払いについてご説明します。

分割払いのメリット

無理なく支払が出来る

分割払いは金利が発生する代わりに、余裕をもって支払が出来るメリットがあります。

2,000,000円の車を金利7%で60回払いすると、月々の支払金額は39,000円となります。ボーナス払いを組み合わせればもっと減らせるので、毎月の収入から無理なく支払が出来る程度の金額に収まります。

また残価設定型ローンを活用すれば大幅に分割払いの金額が減りますので、月々10,000円前後で新車に乗ることもできるでしょう。(その代わり、残価設定ローンは数年後に車を手放すか、残金を払って乗り続けるかを選ばなくてはいけませんが)

頭金があれば買える

分割払いは購入時の資金が少なくて済むのもメリットの一つです。

分割払いで購入する時には、最初に頭金を支払います。金額はある程度相談が効きますが、支払総額の20%~30%程度が相場です。

2,000,000円の車であれば400,000円の頭金を貯めれば購入できるので、一括現金払いに比べて資金を貯める期間が短くて済みます。

またそれまでに乗っていた車があれば、その売却金額で頭金にすることもできるでしょう。

分割払いのデメリット

金利で支払総額が多くなる

前述したとおり、金利で支払総額が増えてしまうのは分割払いの一番のデメリットです。毎月の支払金額で考えれば数千円レベルなので、そう大きい金額ではありませんが。

なお前述したディーラーの金利はローンとしては高い部類であり、銀行や信用金庫などが設定しているオートローンを活用できれば金利を減らすことが出来ます。

オートローンの金利では3%台からありますので、オートローンの審査に通るかどうかを一度試してみるのもよいでしょう。

もし通った場合には銀行や信用金庫からお金を借りるので、ディーラー相手には一括現金払いをして、銀行に分割で返済していく形になります。

私がおすすめする支払い方法

おすすめ

最後に私の経験からどちらがオススメかをご説明します。まず新車購入の場合ですが、この場合は分割払いをオススメします。

やはり一括現金払いの資金を貯めるのは数か月、ともあれば年単位で時間が必要になってしまいます。

新車なので車が無くなることはありませんが、買いたい車を決めてあるのに長い期間見ているだけというのは、あまり楽しくないでしょう。

新車の場合には分割払いで車を早めに手に入れた方が、楽しいカーライフになるでしょう。しかし中古車の場合は一括現金払いも選択肢に入ります。

1,000,000円代の場合は分割払いのほうがよいのですが、数十万円台であれば思い切って一括現金払いにしても、資金への影響は許容範囲内でしょう。

もし一括現金払いはできなくても少ない回数で分割払いにすれば、金利分の支払は少なくて済みます。購入金額によって、うまく一括現金払いと分割払いを使い分けましょう。

車を確実に値引きし安く購入する方法!

これから車を買おうと思っている方、値引き交渉の正しいやり方はご存知ですか?

この値引き交渉のやり方を知らないと、車を買う際に最大で50万円以上の損をする可能性があります。

「値引きしてくれませんか?」「オプションをつけてくれませんか?」と何も考えずに交渉すると、営業マンに舐められます。「この客はバカだな(笑)」と足元を見られ、最低限の値引きしかしてくれないでしょう。

確実に最大限まで値引きするには、このやり方を知っておく必要があります。詳しくは下記の車を確実に値引きして安く購入する二つの方法のページをご覧ください。

あわせて読みたい

この記事を書いた人

佐藤茂道
佐藤茂道
某自動車メーカーのエンジン部門で開発経験あり。子供の頃から車雑誌を切り抜きし、高校ではオートバイ・車にどハマりする。就職する際に、某自動車メーカーを選び、仕事でもプライベートでも車漬けに。今は日産スカイラインR33が愛車。