ロールスロイスはイギリスの高級車メーカーで、非常に歴史が古く英国王室でも愛されている由緒正しい車です。

日本にも台数は少ないものの輸入されているのですが、高級車のロールスロイスは故障などの信頼性はどうなのでしょうか。

今回はロールスロイスの故障率のについてご説明します。

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ロールスロイスの故障率

ロールスロイス ファントム

ロールスロイスの発祥は1906年と非常に古く、自動車製造のほかに航空機のエンジン、ジェットエンジンまでを手掛ける技術力の高いメーカーです。

高級車メーカーとしても名高く、世界中の著名人や芸能人、セレブが乗る車としてふさわしい品格と伝統を兼ね備えています。

現在はロールスロイスの自動車部門はドイツの自動車メーカーBMWの傘下に入っており、エンジンやその他主要部品のさまざまな箇所にBMW製の部品が使われています。

そのため現在のロールスロイスは昔よりも信頼性が上がっていると言われており、BMWとの提携の効果が上がっています。

ではロールスロイスの実際の故障率はどれぐらいなのでしょうか?

ロールスロイスの故障率調査

自動車の故障率は各自動車メーカーが独自に調査しており設計開発に取り込んでいます。

しかしそのデータは社外秘で一般公開されておらず詳細な故障率はわかりません。

また車の故障率はメーカーのほかにも民間調査会社や保険会社などが独自の調査をしており参考にすることもあるのですが、ロールスロイスは販売台数が少ないこともあり、どの調査にも名前がのってこないのです。

そのためロールスロイスと他メーカーの故障率を直接比較することができないのですが、多くの部分で部品を共用している親会社のBMWの故障率がどのぐらいかはわかります。

この調査はJ.D.パワー社という調査会社が公表しているメーカーごとの故障発生件数をランキング化したもので、自動車耐久品質調査と呼ばれています。

実際の車のユーザーから新車購入後3年~5年までの間に起こった故障件数をカウントしており、スコアが少ないほど故障件数も少なく信頼性が高いメーカーだといえます。

2017年 日本自動車耐久品質調査

ランキング メーカー スコア
1 トヨタ 59
2 レクサス 63
3 ホンダ 74
業界平均 74
4 メルセデス・
ベンツ
75
5 スズキ 79
6 三菱 80
6 日産 80
8 ダイハツ 82
8 スバル 82
10 MINI 88
11 マツダ 93
12 BMW 106

参考:2017年 日本自動車耐久品質調査

さて親会社のBMWはというと日本メーカーすべてより下の12位に位置しており、日本メーカーよりは故障率が高いことがわかります。

ロールスロイスにはBMWの中でも最高級仕様のものが使われているのでこのスコアどおりとはなりませんが、基本的な設計の考え方は変わりませんのでそこまで大外れもしないでしょう。

とはいえBMWのスコアは数年前より確実に改善しており、ロールスロイスの信頼性も上がっているでしょう。

ロールスロイスは故障しない?

ロールスロイスの故障について調べると、よく「ロールスロイスは故障しません」というような嘘とも誠ともわからない話を散見しますが、これは決して根拠のないものでもなさそうです。

車検費用が高い

後程ご説明するようにロールスロイスも工業製品ですので全く故障しないことなどなく、走行距離が増えたり年式が古くなったりすれば故障も増えていきます。

しかししっかりメンテナンスされているロールスロイスというのは確かに故障を少なくできることはしており、それは車検時によくみられるのです。

ロールスロイスの車検は非常に費用が高いことが知られており、一説にはたった一回の車検が1,000,000円〜2,000,000円もかかることがあるそうです。

ロールスロイスはエンジンも車体も大きく、税金などの車検費用が高いのは確かなのですが、それでも最低限の車検費用はせいぜい数十万円です。

部品を予防的に交換

では何がこんなにも費用を増やしているかというと、かなりの数の部品交換を車検時に行っているからなのです。

車検時に見つかった劣化部品を交換するのは当然としても、ロールスロイスでは比較的故障しやすい部品を予防的に交換するようで、故障する前に部品を新しくしておこうという考え方ですね。

これは車の維持をする上では確かに最高の方法ですし、故障も減るでしょう。

車検費用が高いと思われるかもしれませんが、そもそもロールスロイスは新車価格で50,000,000円もする超高級車であり、この車を購入できる層はこれぐらいの維持費は十分に支払える方々なので、あまり問題とはならないのです。

このメンテナンスがしっかり行われている限りロールスロイスの故障率は低くできますし、超高級車としての価値を維持する上で最高のパフォーマンスを発揮してくれるでしょう。

しかしこれは当然正規ディーラーなどでのメンテナンスが前提ですし、そこから外れた車には適用されませんよね。

中古のロールスロイスの故障しやすさ

さてロールスロイスは販売台数が少ないものの中古車市場でも購入できる車です。

その値段は中古車とは思えない20,000,000円〜30,000,000円もするのですが、新車価格から比べれば半額近くまで下がっているため、新車は買えないまでも十分に収入のある方なら購入できる価格帯です。

中古車には2種類あり、正規ディーラーが取り扱う認定中古車と、普通の中古車とおなじように中古車販売店が扱う車です。

認定中古車を購入するとそのままディーラーの正規のメンテナンスが続けて受けられることが多く、前述したロールスロイスの最高のメンテナンスを受けられるのですが、一般の中古車販売店で購入した場合には、基本的には他の大衆車と変わらないメンテナンスとなります。

そうすると車検ごとの予備的な部品交換はあまり行われなくなりますので、当然ながら故障率は上昇傾向になります。

ロールスロイスは部品自体が高く、また交換部品の在庫もないため、費用的な問題もあって一般的な自動車修理工場ではなかなかディーラーほどのメンテナンスはできないのです。

さらに大変なのは安い価格でロールスロイスを買ったユーザーで、購入価格自体は安かったものの車検にはお金がかかる、修理にも多額の費用がかかることがわかり、とても維持できなくて手放すことも珍しくありません。

ロールスロイスの信頼性を維持しているのはしっかりしたメンテナンスによる車のクオリティ維持の結果であり、高額の維持費を支払える経済性が不可欠です。

ロールスロイスは名実ともに超高級車なのです。

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ロールスロイスオーナーの評判

ロールスロイスの故障について、実際にはどうなのかは一般にはあまり知られてはいません。

しかしTwitterにはいくつかエピソードが投稿されていて参考になりますので、いくつかご紹介しましょう。

ロールスロイスも故障はします

この方はどのモデルのロールスロイスに乗っていらっしゃるかはわかりませんが、車検時にいろいろと修理が必要な部分が見つかるようです。

内容を見てみると結構さまざまな部分にトラブルが及んでいるようで、ロールスロイスが故障しないわけではないことがわかりますね。

特にオイル漏れなどのトラブルが多いようですが、輸入車としてはこれぐらいはよく起こるトラブルですね。

ロールスロイスは事前交換が基本

やはりロールスロイスは故障の可能性のある部品は事前に交換するのが基本なようですね。

車を故障させないためにはあたりまえと思われることですが、実際には費用がかかるので一般の車ではなかなかできないことです。

それが可能な経済性がロールスロイスには重要な要素です。

ロールスロイスとBMWは部品共用

ロールスロイスにBMWの部品が使われていることはご説明しましたが、これは逆の例ですがBMWにロールスロイスの部品をそのまま使ったという事例です。

実際BMWの部品がそのままロールスロイスに使われている例は多く、一般の修理工場などでは主にコスト面からロールスロイスの修理にBMWの部品を流用することもあるようです。

同じ部品だとしてもロールスロイス純正となるとなぜか高額になるんですよね。

ロールスロイスの故障事例

新車で購入されたロールスロイスは正規ディーラーの徹底的なメンテナンスによって故障事例はあまり見られませんが、一般の修理工場などで修理された事例がみられますのでいくつかご紹介しましょう。

電気系等の故障

輸入車のトラブルとして定番なのが電気系等のトラブルですが、ロールスロイスもそれは変わらずトラブルが多いようです。

BMWでもそうですが電気系等の故障はさまざまな部分に及ぶのですが、よく起こるトラブルはオルタネータやエアコンコンプレッサーなどの補機類です。

だいたい走行距離50,000kmを超えた辺りからトラブルが増え始めますが、だいたいは補機のベアリングの消耗で異音や異常振動などが起こって部品交換となります。

補機は定期交換部品のひとつで国産車でも交換が必要なものですが、輸入車は少し早めに交換時期がきます。

ロールスロイスも交換が必要な部品で、純正ディーラーでは車検時に一緒に交換することが多いようですね。

ほかにもエアコンは車内のブロア部分の電気系等や、エアコン配管からのガス漏れなどエアコン関係の故障は多いですので、走行距離の多いロールスロイスでは起こりやすいトラブルです。

電気系等の故障はほかにもエンジンのセンサー類や内装品の電装品などいろいろトラブルは出てきますので、中古車は要注意です。

エンジンなどからのオイル漏れ

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これも走行距離の多い車で起こりやすいトラブルですが、エンジンやトランスミッションなどからのオイル漏れも結構起こりやすいトラブルです。

オイル漏れ自体は国産車でも起こりうるトラブルですが、やはり輸入車では走行距離の少ない時期から起こります。

ロールスロイスではメンテナンス時にオイル漏れの対策の部品交換も行っており、費用的には数万円~数十万円ぐらいです。

基本的にはシール部品の交換で修理は完了するので比較的軽微ですが、やはりメンテナンスが行き届いていない中古車については注意しておいた方がよいでしょう。

エンジン自体はBMWのエンジンですので、BMWの部品が使える場面も多いと思います。

インテリアの故障

ロールスロイスのインテリアは非常に高価で最高級の素材でおおわれていますが、その中に入っている機械類は普通の車とそうかわりません。

それらのインテリア部品が故障することも割りと多い事例です。

とくに多いのはパワーウインドウのトラブルで、パワーウインドウレギュレーターと呼ばれる窓ガラスを上下する部品のモーターなどが動かなくなる故障事例です。

ここが故障すると窓が開きっぱなしになってしまうので早急な修理が必要ですが、ロールスロイスでは部品の交換をしようにも取り寄せに時間がかかったりしますので長期間ディーラーに預けることになることも多いです。

費用も数十万円単位でかかりますが、もしBMWの部品が使える部分でしたら期間的にも費用的にも少しは楽になるでしょうか。

またロールスロイスならではですが、インテリアに使われている本革部分やウッドパネル部分などのひびわれ、色褪せなどが古くなってくると気になってくる点です。

これらの修理も可能ですが、専門的な技術も必要となってきますので、ディーラーか、インテリアの修理専門の修理工場で行う必要があります。

これらは年式の古いロールスロイスに頻繁に見られるトラブルですので、やはり中古車では要注意のポイントです。

最高級ですばらしいクオリティを求めるロールスロイスですので、インテリアのトラブルは可能な限りきれいに直したいところですね。

ロールスロイスは買っても大丈夫か?

ロールスロイスの正規ディーラーのメンテナンス体制はかなり万全な体制を敷いていますので、費用はかかるものの基本的にディーラーにお任せしておけば故障の可能性は最小限になります。

そもそもロールスロイスの購入には多額の費用が必要で購入できる層は限られていますので、メンテナンス費用が一般車より高くてもあまり影響はありません。

しかし中古車でロールスロイスを購入した場合にはその修理費用の高さからディーラーほどのメンテナンスは望めないので、故障が次第に増えていくのは当然です。

ロールスロイスは夢の車ですので安く買えるというと無理をしがちですが、維持費についてしっかり考えておかないと非常にリスクの多い買い物となってしまいますので、ロールスロイスの中古車は要注意です。

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この記事を書いた人

佐藤茂道
佐藤茂道
某自動車メーカーのエンジン部門で開発経験あり。子供の頃から車雑誌を切り抜きし、高校ではオートバイ・車にどハマりする。就職する際に、某自動車メーカーを選び、仕事でもプライベートでも車漬けに。今は日産スカイラインR33が愛車。