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プリウスの納期/納車待ちの最新情報【2019】納車期間に遅れはあるかチェック!

トヨタ プリウスは日本で最も有名といっても過言ではない車で、世界初の量産型ハイブリッドカーでもあります。

今回はそんなプリウスの納期についてご説明します。

プリウスの納車期間・納期状況

プリウス フロント

プリウスは現在トヨタというメーカーのスタンスを最もよく表している車で、ハイブリッドカーという高い環境性能を持つ車の中で世界最高の性能を持っています。

国内でもプリウスを見ない日はないというほど有名で台数も多い車であり、誰でも一度はこの名前を聞いたことがあるでしょう。

1999年にトヨタが初のハイブリッドカーとしてプリウスを登場させたときにその燃費の高さは大きな衝撃であり、その後もモデルチェンジごとに世界トップの燃費を更新してきました。

プリウスは現行車で4代目となり、その燃費は最高で40.8km/Lに達するなど常に世界をリードするハイブリッドカーでもあります。

そんなプリウスの現在の納期は次の通りとなっています。

プリウスの納期

プリウスの現在の新車の納期は2ヶ月〜4ヶ月となっており、通常新車の納期が1ヶ月程度であることを考えるとかなり長い納期が必要な車となっています。

納期の長期化の理由については後ほど詳しくご説明しますが、プリウスの納期に関してはトヨタのホームページに状況が掲載されており、常に最新の状況がわかります。

プリウスのこの納期は比較的長い期間この程度の納期となっており、長期化はある程度常態化しています。

というのもプリウスはその販売台数が他の車種を圧倒的に超えており、そのオーダーの多さから常に納期が長い車となっています。

現行プリウスの発売時には発売わずか一ヶ月で100,000台もの受注を受けており、当時は現在よりもさらに納期は長期化していました。

現在はそれよりはオーダーが落ち着いているといえますが、変わらず好調ではあるために納期が長めになります。

プリウスの納期に関する口コミ

プリウスの納期に関してはTwitterにも多くの口コミが投稿されていますので、その中からいくつかご紹介します。

こちらの方は今年の1月にプリウスの納期を確認されたそうですが、その当時で納期は4月以降と3ヶ月近い納期が必要となっています。

これ以前にもプリウスの納期は長かったですが、ここ数ヶ月でもう少し長くなっているようです。

こちらの方は去年の10月ごろに納期を確認されましたが、この時は2ヶ月程度と前述の方より多少短めとなっています。

このように同じ車種であっても購入するタイミングで結構納期に差がでてきてしまうのです。

プリウスの納車期間・納期の理由

プリウスが他の車に対して納期が長期化している背景には次のような理由があります。

国内トップの販売台数

まずプリウスの納期が長くなっている背景にはバックオーダーの多さから来る生産の長期化があるのですが、これはプリウスという車の販売台数が非常に多いことが関係しています。

プリウスはここ20年近く国内の自動車販売台数では常にトップ3圏内に入るほどの人気を持っており、現行プリウスは年間で110,000台以上を売り上げる車です。

最盛期にはプリウスだけで年間300,000台を販売したこともあるのですが、流石に現在は他の車種にトップを明け渡している状況です。

それでも注文は以前好調ですのでバックオーダーは積み上がっており、そのために納期が長期化しています。

ビッグマイナーチェンジの効果

現行プリウスは2018年12月に大きなマイナーチェンジを実施したことで一気に人気を取り戻しました。
これがオーダーの増加に繋がりそれ以前よりも納期が長期化する結果となっています。

現行プリウスは2015年に前型モデルからフルモデルチェンジを行いましたが、その際新型プリウスの主にフロントマスクデザインが大きく変わりました。

そのデザインはあまり一般受けするものではなく賛否両論があり、プリウスの販売台数を押し下げる一因にもなりました。

そこで2018年末のマイナーチェンジでは問題だったフロントマスクデザインを大きく刷新し、より受け入れやすいデザインに変更されました。

このことによりそれまでプリウスを避けてきた層にも需要が広がり、今年に入ってからプリウスの受注が増えていることから納期が長期化しています。

部品供給問題の影響

プリウスは主に愛知のトヨタの工場で生産されていますが、そこに供給される部品は日本全国で生産されており、そのうち九州で生産されている部品の一部に供給問題があります。

トヨタは2016年に起こった熊本での大震災の影響でさまざまな部品の供給が遅れたりストップしたりしたことがあり、その結果いくつかの車種で納期の長期化が起こっています。数年経って状況は改善しているものの、まだ完全に解決していません。

プリウスに関してはおもにハイブリッド用バッテリーが不足していることから生産台数が安定していません。

そのため生産台数を一気に増やすことは出来ておらず、バックオーダーに対して生産が追いついていない状況です。

プリウスのグレード・仕様・色ごとの納車期間・納期

プリウスにはいくつかのグレードとボディカラーの設定がありますが、その中から人気のものを選ぶことで多少納期が短くなる可能性があります。

プリウスは完全なハイブリッドカーなのでガソリンエンジンの設定などはありませんが、内装や安全装備などの装備によってグレードが別れます。

MEMO

ベースグレードは「E」で特に燃費を重視してモデル最高燃費を誇ると共に最廉価モデルとなります。その次が標準モデルといえる「S」、その上が最上級グレードの「A」となりますが、この中で人気なのは中間のSグレードとなっています。

またボディカラーに関しては国産車の定番カラーであるホワイト系やブラック系が人気で、ホワイト系の「ホワイトパールクリスタルシャイン」が一番人気です。

またブラック系では「アティチュードブラックマイカ」が次に人気で、3番めがシルバー系の「シルバーメタリック」となっています。

これらによる納期への影響は大きくはありませんが、プリウスの場合はEとS、Aではバッテリーの仕様も大きく変わっているので納期にはそれなりに影響があるでしょう。詳細は各ディーラーに確認することで分かるでしょう。

プリウスの納車期間・納期の今後

プリウスの納期の長さは主にバックオーダーの多さによるものですので今後も当分はその状況が続くと見られ、納期が正常化するのは当分先となるでしょう。

トヨタはこれまでもプリウスの生産体制を度々改善しており、増産体制も整えてきています。

ですがなにより現在問題なのは部品供給問題にあるために、トヨタの生産ラインだけ改善しても状況は良くなるわけではなく、その正常化には時間が必要です。

それがいつになるかは不明ですが、少なくともプリウスの新車効果が続いている間は現状が続くでしょう。

プリウスの納車期間・納期を早める方法

プリウスの長い納期を待つのは新車を購入する上では結構なデメリットになるのですが、それを大は場に解消するためには「登録済み未使用車」を探すのが最良の方法でしょう。

ポイント

登録済み未使用車はディーラーが販売ノルマ達成のために自社で登録した車で、それを中古車として再度販売している車になります。

走行距離がほとんどないので状態は新車同然ですが、完成車を発売しているので納期は必要なく即納も可能な点が大きなメリットです。

プリウスの場合も登録済み未使用車はそれなりに台数がありますので、選択肢は豊富でしょう。

ただ完成車なのでグレードの選択やボディカラー、装備の選択は不可能であり、希望通りの車が手に入るかどうかは不確実です。

また価格も新車とほぼ変わらないので、普通の中古車のようなコストメリットもありません。あくまで納期が短いということがメリットの車となりますが、プリウスの場合はその効果は結構高いといえるでしょう。

なおプリウスの場合は最近ビッグマイナーチェンジを行ったということで、登録済み未使用車は初期型のデザインとなっている場合がほとんどなので、その点には注意しましょう。

他の車の納車期間・納期

プリウスのようなハイブリッド専用車は昔よりは増えているとはいえ、現在でも種類は多くありません。

そんな中でプリウスと比較検討できる車種には次のような車が挙げられます。

ホンダ インサイト

ホンダ インサイト参考:www.honda.co.jp

インサイトはホンダを代表するハイブリッドカーで、プリウスに対抗するためにホンダが投入した車となります。

初代プリウスの頃からインサイトはその性能を争うライバルであり、現在でもインサイトの燃費性能はプリウスに匹敵するものがあります。

最新型は2018年12月に新発売されたモデルであり、プリウスよりも新型の車です。それでも納期は1ヶ月半〜3ヶ月と、場合によってはプリウスより短い場合もあります。

新型インサイトはそれまでのハッチバックスタイルを捨ててセダンタイプとなり、組み合わされるハイブリッドシステムはホンダ独自の2モーター式となっています。燃費はプリウスに一歩及ばないものの、車の高級感では上回っています。

トヨタ カローラスポーツ

カローラスポーツ フロントから

トヨタにはプリウス以外にもハイブリッドカーは多数ありますが、プリウスと同クラスで同価格帯の車の一つにカローラスポーツがあります。

カローラスポーツはガソリンエンジンモデルもある車ですが、ハイブリッドカーも燃費性能は高く、またスポーツハッチバックというタイプなのでデザインもスポーティです。

プリウスのような効率優先の車ではありませんが、トヨタでは珍しいスポーツハッチバックということで、別の選択肢としては良い車でしょう。また価格を重視するならば小型ターボエンジンモデルも候補にあり、選択肢も幅広いです。

カローラスポーツの納期はガソリンエンジンモデルは1ヶ月と良好ですが、ハイブリッドモデルに関しては2ヶ月〜3ヶ月とプリウスと同程度になっています。

ホンダ グレイスハイブリッド

ホンダ グレイスハイブリッド参考:www.honda.co.jp

ホンダには小型セダンタイプのハイブリッドモデルとしてグレイスハイブリッドも存在しており、手頃なサイズ感のハイブリッドカーとなっています。

グレイスハイブリッドは燃費性能ではプリウスに次ぐ性能を持っており、ホンダ車の中ではインサイトと並んで環境性能の高い車となります。

プリウスに対しては多少小型のため室内空間の広さには差がありますが、その分取り回しは良く、また価格面でもメリットのある車になっています。またグレイスにはガソリンエンジンモデルも存在しており、コストメリットの高い選択肢もあります。

グレイスハイブリッドは納期が1ヶ月〜2ヶ月程度と一般的な新車の納期に納まっており、この面ではプリウスよりアドバンテージがあります。

プリウスの納車後・納車式の口コミ・レビュー

では最後に長い納期を待ってプリウスが納車された方々のレビューを見てみましょう。

こちらの方はつい先日プリウスが納車されたそうで、とても喜ばれていらっしゃいますね。新車を購入する際には性能や快適性などはもちろん重要ですが、納期が長いというのも大きな決め手となります。

プリウスはその点においてデメリットを持っているのですが、車自体の魅力の高さがそれをカバーしている形です。

こちらの方はプリウスの納車直後に神社にお払いに行かれたそうで、車をとても大事にされています。せっかく長い期間を待った車ですから、大事にしたい気持ちはひとしおでしょう。