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メルセデス・ベンツの車にはチャイルドシートが2~5台取り付け可能?おすすめのチャイルドシートはこれ!

メルセデス・ベンツはドイツの高級車メーカーで、コンパクトカーからラグジュアリーカーまで幅広く日本でも販売されているメーカーです。

今回はメルセデス・ベンツの現行モデルについて、チャイルドシートへの対応をご紹介していきます。

メルセデス・ベンツのチャイルドシートの設置可能場所

メルセデス・ベンツ チャイルドシート参考:www.mercedes-benz.co.jp

メルセデス・ベンツはドイツ発の高級車メーカーで、そのクオリティの高さと性能は世界中のみならず日本でも輸入車の中で圧倒的な人気を誇ります。

メルセデス・ベンツにはAクラスを始めとするコンパクトカーから各種SUV系車種、セダンやクーペなどのラグジュアリーカー、Vクラスのミニバンなど幅広い車種があり、ファミリー層から上流階級、またビジネスまでさまざまなニーズに答えられるラインナップが揃っています。

現在日本でも30モデルを超えるラインナップを展開しており、数ある輸入車メーカーの中でも日本市場に力を入れているメーカーとなっています。

一方でメルセデス・ベンツというと高級車のイメージが強くて子育て世代の車というイメージは少ないメーカーですが、それでもチャイルドシートにもしっかり対応した車種が数多くあります。

今回はメルセデス・ベンツの現行モデル全車種に対してチャイルドシートに対応しているかどうかをご紹介していきます。

車種車名最大乗車人数フロントシートセカンドシートサードシート
助手席左側席センター席右側席左側席センター席右側席
ISOFIX式シートベルト式ISOFIX式シートベルト式ISOFIX式シートベルト式ISOFIX式シートベルト式ISOFIX式シートベルト式ISOFIX式シートベルト式ISOFIX式シートベルト式
SEDANEQE Sedan5名
EQS Sedan5名
A-Class Sedan5名
C-Class Sedan5名
E-Class Sedan5名
4名
S-Class Sedan5名
S-Class Sedan Long5名
Mercedes-Maybach S-Class5名
4名
SUVEQA5名
EQB5名
EQC5名
EQS SUV7名
GLA5名
GLB7名
GLC5名
GLC Coupe5名
GLE5名
7名
GLE Coupe5名
GLS7名
G-Class SUV5名
Mercedes-Maybach GLS4名
StationwagonC-Class Stationwagon5名
C-Class All-Terrain5名
E-Class Stationwagon5名
E-Class All-Terrain5名
CLA Shooting Break5名
CompactA-Class Compact5名
B-Class Sports Tourer5名
CoupeCLA Coupe5名
E-Class Coupe4名
CLS Coupe5名
Mercedes-AMG GT 4-Door-Coupe5名
4名
Cabriolet/RoadsterE-Class Cabriolet4名
Mercedes-AMG SL Roadster4名
Mini VanV-Class7名

メルセデス・ベンツのチャイルドシート設置可能場所

まず現行車種の一覧とそれぞれに対するチャイルドシートの設置位置について一覧表にまとめました。

「◯」がチャイルドシートが設置可能な座席、「✕」が設置不可の座席となります。また「-」についてはシートの座席数が少なく設置可能場所ではないところです。

乗車人数については同じモデルで乗車人数の違いがある場合がありますが、チャイルドシートの設置場所については両方共合せた形で記載しています。

ポイント

さらにチャイルドシートにはその固定構造によって2種類に分かれており、「シートベルト固定式」と「ISOFIX式」があります。

シートベルト固定式についてはシートに備え付けられている3点式シートベルトを利用して座席にチャイルドシートを固定する方式であり、最も基本的で汎用的な固定方法となります。

これに対してISOFIX式はチャイルドシートに備わっている専用の金具を利用して固定する方式で、シート側にも固定器具の設置場所を設ける必要があります。

シートベルト固定式はどの車のシートにも備わっているシートベルトを利用するので扱いやすいですが、ISOFIX式は特定の座席にしか固定できないという点が違います。

一方でISOFIX式は金具による強固な固定が出来るため走行中の安定感がありますし、万が一の際の安全性もより高い点がメリットとなっています。

それぞれの固定方式によってチャイルドシートの設置可能場所が変わってきますので、一覧表によってまとめました。詳しくはこの後ご紹介していきます。

メルセデス・ベンツの助手席へのチャイルドシート設置について

メルセデス・ベンツでは全車種においてチャイルドシートを助手席に設置することを推奨しておらず、基本的に助手席へのチャイルドシート設置については行いません。

もともと国産車でも助手席へのチャイルドシートの搭載は推奨されておらず、その理由は事故の際に正面衝突などだと後部座席に比べて影響が大きいためです。

助手席シートにも3点式シートベルトが装備されているので緊急時などには一時的にチャイルドシートを取り付けることも不可能ではありませんが、普段からは後部座席をメインに考えるほうが良いでしょう。

どのみち運転席や助手席はご両親が乗ったりする席になりますので、チャイルドシートは安全性の高い後部座席が推奨されています。

メルセデス・ベンツにおいても基本的な考えは同一ですが、これに加えて助手席シート前にあるエアバッグについても言及しています。

メルセデス・ベンツの車種の中には助手席へのチャイルドシート搭載をセンサーで検知することで一時的にチャイルドシートの動作をオフにする「チャイルドセーフティーシートセンサー」機能がありますが、推奨していない上でこういった安全機能が備わっているのはさすがメルセデス・ベンツというところでしょう。

ただしチャイルドセーフティーシートセンサーはすべての車種に備わっているわけではありませんので、過信は禁物でしょう。

メルセデス・ベンツのチャイルドシートの可能台数

ここからはメルセデス・ベンツの各車種に対して、チャイルドシートの設置可能台数や取り付け状況についてご紹介します。台数が多いため要点のみご紹介していきます。

セダン系車種のチャイルドシート設置可能台数

まずはメルセデス・ベンツの花形とも言えるセダン系車種についてご紹介します。

EQE SEDAN

EQE SEDAN参考:www.mercedes-benz.co.jp

EQEはメルセデス・ベンツの新しいシリーズであるEQシリーズの1台です。

EQEはEQシリーズの中での高級車ポジションをになっていますが、大きくデザインの違うSEDANとSUVの2車種があります。

EQE SEDANは電気自動車ながらラグジュアリーセダンとなっており、車内の乗車人数は5名となっています。

このうちチャイルドシートの設置可能場所はセカンドシートとなり、シートベルト固定式についてはセカンドシートの3席全てに設置可能です。

一方でISOFIX式についてはセカンドシートの左右席に1つずつ取付可能となっており、センター席には設置できません。

EQS SEDAN

EQS SEDAN参考:www.mercedes-benz.co.jp

EQS SEDANはEQSシリーズの最上級モデルであり、高級ラグジュアリーセダンとなっています。

EQSはメルセデス・ベンツの車種で言えばSクラスの位置づけであり、最上級の性能と快適さを併せ持つ電気自動車となっています。

ポイント

EQSは5人乗りの車となっており、電気自動車の最上級セダンといっても特別なセパレート式シートのモデルはありません。

そのためセカンドシートへのチャイルドシートの設置可能個数はシートベルト式の場合は3つとなっており、ISOFIX式の場合は左右席の2つとなります。

とはいっても最上級セダンであるEQSに日常的にチャイルドシートを積込むシーンも少ないでしょうし、2つまで搭載できれば十分でしょう。

A-Class Sedan

A-Class Sedan参考:www.mercedes-benz.co.jp

A-Class Sedanはメルセデス・ベンツのラインナップの中で最小クラスのセダンであり、コンパクトカークラスの車種になっています。

Aクラスはメルセデス・ベンツのエントリーモデルであり、基本モデルのハッチバックタイプの他にこのセダンタイプが揃っています。

A-Class Sedanは車のサイズが全体的にコンパクトであり、チャイルドシートを設置するセカンドシートは前後サイズなどが少し窮屈さがあります。

それでも国産車に取り付けるチャイルドシートであれば搭載自体は可能であり、シートベルト式ではセカンドシートに3つまで搭載できるとなっています。

ただしチャイルドシート自体のサイズによっては3つ搭載すると横とぶつかることはありますので、A-Class Sedanのサイズ感では製品を選ぶ必要があるでしょう。

ISOFIX式であれば2つまでの搭載なのでサイズ的な問題はほぼないでしょう。

C-Class Sedan

C-Class Sedan参考:www.mercedes-benz.co.jp

C-Class Sedanはミドルサイズのセダンでメルセデス・ベンツのスタンダードモデルです。

C-Class Sedanの先代モデルまでは5人乗りの他に高級感のある4人乗りモデルもありましたが、現行モデルからは5人乗りのみとなっています。

C-Class Sedanは車内スペースも多少のゆとりがある車であり、シートベルト固定式であれば後部座席に3つまで搭載できるチャイルドシートも多くなるでしょう。

ISOFIX式についても2つ設置することが出来ますし、C-Class Sedanは車種的にもファミリーカーとしてニーズのある車なのでチャイルドシートを設置してあっても違和感はないでしょう。

E-Class Sedan

E-Class Sedan参考:www.mercedes-benz.co.jp

E-Class Sedanはメルセデス・ベンツの上級セダンであり、ラグジュアリー感とスポーティなフォルムが特徴の車になっています。

E-Class Sedanには5人乗りモデルと4人乗りモデルの2種類があり、その違いはセカンドシートがベンチシート式になっているか左右分割式のセパレートシートかという点です。

5人乗りモデルであればシートベルト式のチャイルドシートを3つ設置できますが、4人乗りモデルではセンター部分がシートではないのでシートベルト式でも2つまでの設置となります。

ISOFIX式については5人乗りモデルでも4人乗りモデルでも左右席にそれぞれ1つずつ固定器具が設置されていますので、設置可能個数は2つで同一となります。

S-Class Sedan

S-Class Sedan参考:www.mercedes-benz.co.jp

S-Class Sedanはメルセデス・ベンツの最上級ラグジュアリーセダンで、フラッグシップモデルと言える車種です。

S-Class Sedanは堂々とした大きなボディサイズと最上級車種にふさわしい高い質感の内装を備えており、世界的なラグジュアリーカーといえるでしょう。

ショーファードリブンカーとして運転手が付いたりする車なのであまりファミリーカーとして乗り回すような車種ではありませんが、チャイルドシートへの対応はしっかりしておりシートベルト固定式であれば3つまで設置できます。

またISOFIX式の固定器具も目立たないようにしっかり設置してありますので、チャイルドシートを設置して安全に子供さんを乗せられます。

S-Class Sedan Long

S-Class Sedan Long参考:www.mercedes-benz.co.jp

S-Class Sedan LongはS-Class Sedanをベースとして全長を延長したモデルで、よりセカンドシートのラグジュアリー性が高まった車種です。

S-Class Sedan Longのセカンドシート周りはまさに圧巻の一言であり、セダンとは思えないほど足を伸ばせるほどの足下空間の広さと質感の高いインテリアがあります。

S-Class Sedan以上に高級な車種となりますのでますますチャイルドシートの設置をする車種ではないのですが、S-Class Sedan同様シートベルト式は3つ、ISOFIX式は2つまでチャイルドシートが設置可能となっています。

車内スペースも圧倒的な広さがありますのでチャイルドシートを積み込むには十分すぎる広さですが、もしS-Class Sedan Longを手に入れられる家庭であればほかにもう1台子供を乗せるための車を用意しても良いでしょう。

Mercedes-Maybach S-Class

Mercedes-Maybach S-Class参考:www.mercedes-benz.co.jp

Mercedes-Maybach S-Classはメルセデス・ベンツのラインナップの最上級の中の最上級であり、最高級車種と言っても良いモデルとなっています。

Maybachはメルセデス・ベンツの中の高級車ブランドであり、かつてはSクラスを超える高級車種を扱っていました。

現在はSクラスをベースとした車ですがインテリアの高級さは圧倒的な質感を誇っており、ショーファードリブンカーの究極系と言って良いでしょう。

Sクラスでもチャイルドシートを積極的に搭載するような車種ではないのですが、Mercedes-Maybach S-Classに至っては場違い感もあるでしょう。

それでも5人乗りであればシートベルト固定式の場合で3つ、4人乗りであれば2つチャイルドシートを取り付けることは可能であり、ISOFIX式ではどちらのモデルでも2つまで搭載できます。

SUV系車種のチャイルドシート設置可能台数

次にメルセデス・ベンツSUV系車種のチャイルドシート設置可能台数をご紹介しましょう。

EQA

EQA参考:www.mercedes-benz.co.jp

EQAはメルセデス・ベンツの電気自動車シリーズのエントリーモデルの一つで、EQシリーズではSUVタイプの最もコンパクトな車種となっています。

EQAは比較的コンパクトなボディサイズとスタイリッシュなフォルムを持ち、クロスオーバーSUVらしい車に仕上がっています。

ポイント

車内は2列シートなのでチャイルドシートの設置場所としてはセカンドシートのみとなっており、シートベルト固定式のチャイルドシートは3つまで取り付けが可能となっています。

ただしEQAはボディサイズがコンパクトなので3つ横並びでチャイルドシートを配置することは製品によっては厳しいので、センター席部分はコンパクトなチャイルドシートが必要でしょう。

ISOFIX式については左右席の2席のみの設置となりますので、この場合にはチャイルドシートのサイズで搭載できないことはないでしょう。

EQB

EQB参考:www.mercedes-benz.co.jp

EQBはEQシリーズのSUVの中ではミドルサイズに当たる車種で、デザイン的にEQAよりも若干箱型に近いものとなっています。

EQBはEQAよりもボディサイズが若干拡大されており、ゆとりを持ちながら扱いやすいサイズ感が特徴です。

EQBの車内レイアウトは標準的な5人乗りレイアウトの車になっており、セカンドシートは3席のベンチシートなのでシートベルト式のチャイルドシートは3つまで設置可能です。

EQBでも車内スペースの横幅は広々としているわけではないため、EQA同様チャイルドシートのサイズによってはセンター席に搭載出来ない場合があります。

ISOFIX式のチャイルドシートはEQBでも2つまで設置となっており、基本的には2つまでの固定となるでしょう。

EQC

EQC参考:www.mercedes-benz.co.jp

EQCはEQシリーズの中では上級車種となっており、最も初期に登場した車種でもあります。

メルセデス・ベンツでは初めての電気自動車シリーズであるEQシリーズはEQCから始まっており、電気自動車ながら存在感のあるボディサイズと高級車らしい質感の高さを持った車となっています。

堂々としたボディは車内スペースも広く確保されており、2列シートなのでセカンドシートの居住性は高いものとなります。

シートベルト式のチャイルドシートであればセカンドシートに3つ設置できますが、ISOFIX式は左右席に1つずつの設置となります。

EQE SUV

EQE SUVは最も最近ラインナップに追加された車種で、EQシリーズの高級車シリーズとなります。

EQE SUVは前述したEQEとは別の車種であり、デザインやボディサイズなど大型SUVらしい車種に仕上がっています。

ボディサイズがEQCより大幅に拡大されているため、セカンドシートに3つのシートベルト式チャイルドシートを設置する際には、室内幅の広さによって搭載できるチャイルドシートはEQCより増えているでしょう。

またISOFIX式については他の車種同様2つ設置可能となっており、全体的に居住性の高さが魅力的です。

EQS SUV

EQS SUV参考:www.mercedes-benz.co.jp

EQS SUVはEQSシリーズの最上級車種であり、こちらもEQSとは別車種のSUV系車種となっています。

EQS SUVは電気自動車の最上級車種となっているため、堂々としたボディサイズと圧倒的な質感の内装を持つ車です。

車内レイアウトはEQシリーズ唯一の7人乗りとなっており、セカンドシートに3名、サードシートに2名の乗車人数となっています。

このEQS SUVにはシートベルト式のチャイルドシートであればセカンドシートとサードシートあわせて5つまで搭載できることになっており、室内の横幅が広々としているのでゆとりを持って積込むことができるでしょう。

ただし5つも搭載してしまうとセカンドシートからサードシートへのアクセスに問題が出たりしますので、搭載個数は調整が必要です。

一方でISOFIX式のチャイルドシートについてはセカンドシートの左右席それぞれ1つずつの設置となっており、2つ以上搭載したいときにはシートベルト固定式と併用すると良いでしょう。

GLA

GLA参考:www.mercedes-benz.co.jp

GLAはメルセデス・ベンツのSUVシリーズの中のエントリーモデルで、前述したEQシリーズと違ってエンジン車やハイブリッドカーがラインナップされています。

GLAはベースがAクラスなのでボディサイズなどは小さめであり、扱いやすさとSUVらしい力強いデザインが特徴となっています。

GLAの車内は2列シートですが、セカンドシートについてはそこそこ必要十分なサイズの前後サイズとなっており、チャイルドシートの搭載にはある程度ギリギリの場合があります。

シートベルト式のチャイルドシートは3つ、ISOFIX式のチャイルドシートは2つの設置可能個数ですが、チャイルドシートのサイズをきちんと確認してから設置すると良いでしょう。

GLB

GLB参考:www.mercedes-benz.co.jp

GLBはSUV系車種でありながらミニバン的な役割もある車種であり、7人乗りが可能となっています。

GLBはGLAよりワンサイズ大きなSUVとなりますが、車内には3列シートを装備していてセカンドシートに3名、サードシートに2名の乗車となります。

ポイント

GLBへのチャイルドシート設置個数はシートベルト式で最大5つとなっており、全席に3点式シートベルトが装備されるのでチャイルドシート自体のサイズが許せばかなりの台数が設置できます。

ですがGLBでもセカンドシートにチャイルドシートが満載されているとサードシートへのアクセスなどに問題が出ますので、搭載個数と設置場所は調整したほうが良いです。

ISOFIX式についてはセカンドシートの左右席に1つずつの設置となり、2つ以上はシートベルト式との併用となります。

GLC

GLC参考:www.mercedes-benz.co.jp

GLCはメルセデス・ベンツのSUV系の中ではミドルサイズとなっており、日本では大型車サイズの車となっています。

GLCは車内スペースも広々としていてゆとりがありますが、GLBと違って5人乗り2列シートの車種なので座席のゆとりもあります。

GLCへのシートベルト式チャイルドシートの設置可能個数はセカンドシートに3つまでとなっており、室内幅もそこそこ広いので3つ搭載できるチャイルドシートは多いでしょう。

ISOFIXに関してはセカンドシートの左右に2つ設置可能となっており、十分な余裕を持って設置可能でしょう。

GLE

GLE参考:www.mercedes-benz.co.jp

GLEはSUV系の中での上級車種となっており、車内のシートレイアウトは5人乗り2列シートと7人乗り3列シートの2種類から選べます。

GLEはクロスオーバーSUVの中ではファミリーカー的な要素もある車種であり、大柄なボディを活かした利便性の高さも魅力的な1台です。

5人乗りの場合にはセカンドシートがチャイルドシートの設置場所となっており、シートベルト式であれば3つ、ISOFIX式であれば2つまでの設置可能個数となっています。

一方で7人乗りモデルの場合にはセカンドシートとサードシートで最大5つまでチャイルドシートを設置できる場所があり、搭載個数とサードシートへのアクセスなどを考えながら設置すると良いでしょう。

一方でISOFIX式については7人乗りモデルでもセカンドシートの左右席のみです。GLEまでになるとサードシートの居住性やシートの質感なども高いものとなっていますので、セカンドシートとサードシートに分けて積込むなど工夫すると便利です。

GLE Coupe

GLE Coupe参考:www.mercedes-benz.co.jp

GLE CoupeはGLEをベースにしたクーペモデルであり、SUVながらスポーティなフォルムが特徴となっています。

GLEクーペはSUVながらボディの後端がクーペ式に低いフォルムとなっており、スタイリッシュでスピード感を感じる車です。

車内レイアウトについてはGLEであった3列シート7人乗りモデルはボディデザインから採用されておらず、2列シート5人乗りモデルのみとなっています。

チャイルドシートについてはシートベルト式でセカンドシートに3つ、ISOFIX式で2つとなっていますが、GLEに比べてセカンドシートの上の天井が低くなっていることでチャイルドシートの形状やサイズによっては搭載できない可能性があるので、搭載性はしっかり確認したほうが良いですね。

GLS

GLS参考:www.mercedes-benz.co.jp

GLSはメルセデス・ベンツのクロスオーバーSUVの最上級車種で、大柄なボディに3列シートを採用したミニバン的な役割もある車です。

メルセデス・ベンツの最上級車種はその質感や高級感などが素晴らしいものとなっており、チャイルドシートを乗せるような車には一見見えません。

しかしGLSについてはスクエアボディと広々とした車内スペースに大人数が乗れますので、ファミリーカーとしての利便性も十分にある車に仕上がっています。

チャイルドシートに関してはシートベルト式ではセカンドシートに3つ、サードシートに2つまで設置可能であり、アクセスなどを別にすれば十分これだけのチャイルドシートを積み込めるスペースはあります。

ISOFIX式についてはセカンドシートの左右席のみで2つとなりますが、シートベルト式と併用すると良いでしょう。

G-Class SUV

G-Class SUV参考:www.mercedes-benz.co.jp

G-Class SUVはメルセデス・ベンツの伝統的なSUVの車種で、GL系のクロスオーバーSUVとは違って本格的なクロカンSUVとなっています。

G-Class SUVはスタイリッシュなクロスオーバーSUVではなく質実剛健さを持つクロカンSUVとなっており、高級車種ながら本格的な走破性を併せ持つ車です。

とはいえ車内の質感はさすがメルセデス・ベンツといった質感の高さを持っており、決して実用性重視の車ではありません。

ポイント

車内のシートレイアウトは2列シート5人乗りとなっており、シートベルト式チャイルドシートは3つまで取付可能です。

またクロカンSUVでもISOFIX式のチャイルドシートも設置できるようになっており、セカンドシートに2つまで搭載できます。

Mercedes-Maybach GLS

Mercedes-Maybach GLS参考:www.mercedes-benz.co.jp

Mercedes-Maybach GLSはSUV系車種の最上級車種をさらに高級に仕上げた車種で、Maybachの名前を冠する車種になっています。

Mercedes-Maybach GLSはGLSをベースにしてより質感や高級感を増した車種で、特にセカンドシートは左右分割式のセパレートシートになってラグジュアリーなレイアウトとなっています。

とてもチャイルドシートを搭載するような車には見えない車種ですがチャイルドシート搭載自体は可能となっており、シートベルト式およびISOFIX式どちらでもセパレートシートに1つずつ搭載できます。

車内スペースは十分すぎるほど広いので、Mercedes-Maybach GLSをファミリーカーとして使う方がおられればしっかり活用できるでしょう。

Stationwagon系車種のチャイルドシート設置可能台数

Stationwagon系の車種はセダン系の車種をベースとしてリアのラゲッジスペースが拡大された車種となります。こちらのカテゴリーについてチャイルドシートの設置可能個数をご紹介しましょう。

C-Class Stationwagon

C-Class Stationwagon参考:www.mercedes-benz.co.jp

C-Class StationwagonはCクラスをベースとしたステーションワゴンで、メルセデス・ベンツのステーションワゴンの中ではエントリーモデルとなります。

CクラスのSEDANとC-Class Stationwagonはインテリアなど多くの部分が共通であり、車内は5人乗りのレイアウトとなっています。

チャイルドシートの設置場所はセカンドシートのベンチシートとなっており、シートベルト固定式は3つまで搭載できます。

ISOFIX式のチャイルドシートについては2つまでとなりますが、ステーションワゴン系の車種はラゲッジスペースが広いので多くのチャイルドシートを積み込んだ後でもベビーカーや荷物を積み込みやすいのは便利な点です。

C-Class All-Terrain

C-Class All-Terrain参考:www.mercedes-benz.co.jp

C-Class All-Terrainは比較的最近追加された派生モデルとなっており、C-Class Stationwagonをベースとした上級者酒になっています。

C-Class All-TerrainはボディサイズやデザインなどはC-Class Stationwagonと同一なのですが、C-Class All-Terrainにはより大きな径のタイヤが装着されて最低地上高が向上しており、より悪路走破性を高めたモデルと言えます。

ステーションワゴンはキャンプやアウトドアにも使う車なので走破性の高さは便利であり、そういったニーズにあわせた車といえます。

チャイルドシートの搭載個数についてはC-Class Stationwagonと同一でシートベルト式で3つ、ISOFIX式で2つとなりますが、最低地上高が上がっていることで子供をチャイルドシートに乗せるときの感じなどは多少違うでしょう。

E-Class Stationwagon

E-Class Stationwagon参考:www.mercedes-benz.co.jp

E-Class Stationwagonは上級セダンであるEクラスをベースとしたステーションワゴンで、もともとの大柄なボディを活かした堂々としたサイズ感が魅力です。

EクラスのSEDANから車内スペースは広々としていたので居住性は高いですが、さらに多くの荷物をつみこめるようになった点でファミリーカーとしての魅力が向上しています。

車内のシートレイアウトはSEDANと同一なのでセカンドシートにチャイルドシートが搭載でき、シートベルト式で3つ、ISOFIX式で2つとなります。

Eクラスのサイズになるとセカンドシートに3つチャイルドシートを搭載することもかなり可能になっていますので、セカンドシートに荷物などがおけなくてもE-Class Stationwagonで拡大された荷室が役立つでしょう。

E-Class All-Terrain

E-Class All-Terrain参考:www.mercedes-benz.co.jp

E-Class All-TerrainはCクラスなどと同じくE-Class Stationwagonをベースとした上級モデルです。

E-Class All-TerrainはE-Class Stationwagonに対して25mmの最低地上高増加がされており、大径タイヤの採用でSUV的なフォルムとなっています。

車内のシートレイアウトなどはE-Class Stationwagonと同じなため、Eクラスのゆとりのある車内そのままに悪路走破性が高まったことでさまざまなシーンに対応できる車となっています。

チャイルドシートについてはセカンドシートへの搭載となるのでシートベルト固定式で3つ、ISOFIX式で2つまでの搭載となり、フルに搭載したときでもその後部のラゲッジスペースが広いのでキャンプなどにも使えるでしょう。

CLA Shooting Brake

CLA Shooting Brake参考:www.mercedes-benz.co.jp

CLAは後述するメルセデス・ベンツのスポーツカーモデルですが、CLA Shooting BrakeはそのCLAをベースにしたステーションワゴンとなります。

CLAはコンパクトなサイズを持つクーペタイプのセダンなのですが、CLA Shooting BrakeはCLAよりも全長を大幅に拡大してスポーティさを併せ持つステーションワゴンとなっています。

クーペのような車後部が低くなるフォルムはステーションワゴンとなってなくなっており、その分ラゲッジスペースが広くなっています。

CLA Shooting BrakeはコンパクトクーペのCLAがベースということでシートのスペースは控え目であり、シートベルト固定式で3つまで搭載可能とはなっているもののチャイルドシートのサイズに制限されるでしょう。

一方でISOFIX式については2つまでの搭載となるので、こちらは搭載についてはそこまで問題にはならないでしょう。

Compact系車種のチャイルドシート設置可能台数

メルセデス・ベンツには比較的サイズの大きな車が多いのですが、何車種かエントリーモデルとなるコンパクトモデルもあります。

それらコンパクトモデルに対するチャイルドシートの設置可能台数をご紹介しましょう。

A-Class Compact

A-Class Compact参考:www.mercedes-benz.co.jp

A-Class Compactはメルセデス・ベンツの最小モデルとなっており、エントリーモデルでもあるハッチバックカーです。

A-Class Compactは日本車でいうとコンパクトカーよりワンサイズ大きな中型ハッチバックカーであり、メルセデス・ベンツの中でもコストパフォーマンスの高い車です。

ボディサイズは日本でも運転しやすい控え目なものであり、輸入車の中でも乗りやすい車といえます。

一方で車内スペースはこのクラスでは標準的なサイズであり、セカンドシートにシートベルト式チャイルドシート3つ搭載可能とはなっているもののセンター席に搭載するのが厳しい場合もあるでしょう。

ISOFIX式であれば左右席に2つ搭載となり、安全性も高いのでコンパクトモデルではこちらのほうがおすすめできます。

B-Class Sports Tourer

B-Class Sports Tourer参考:www.mercedes-benz.co.jp

B-Class Sports TourerはAクラスよりワンサイズ拡大されたコンパクトハッチバックカーで、スポーティなフォルムが特徴です。

以前のBクラスはコンパクトなミニバンと言ったフォルムの車でファミリーカー的なイメージの強い車でしたが、現行モデルでは大きくデザインが変わってスタイリッシュでカッコイイハッチバックカーになっています。

ボディ自体は結構大柄な直線基調のフォルムなので車内スペースは広めに確保されており、Aクラスでは物足りない方にピッタリの車といえるでしょう。

ポイント

現行B-Class Sports Tourerでは車内のシートレイアウトは5人乗りとなっているので、チャイルドシートの設置可能個数はシートベルト固定式で3つ、ISOFIX式で2つとなっています。

ですがB-Class Sports Tourerでも3つのチャイルドシート搭載はかなりギリギリであり、ラゲッジスペースもクラスの標準サイズなので大きな車種ほどのゆとりはありません。

Coupe系車種のチャイルドシート設置可能台数

Coupe系の車種はスポーツカーと形容されることの多いスポーティなフォルムを持つモデルですが、チャイルドシートへの対応については車種ごとに次のようになっています。

CLA Coupe

CLA Coupe参考:www.mercedes-benz.co.jp

CLA Coupeはセダン系の車種であるA-Class Sedanをベースとしたクーペであり、メルセデス・ベンツ最小のクーペとなります。

CLA Coupeはセダン系のフォルムをキープしつつスポーツカーに発展させた車であり、ドアの枚数はセダンと同じく4ドアでありながら車の前後のフォルムがシャープになってクーペらしいフォルムとなっています。

車内のレイアウトについては5人乗りでセダンと同一ではありますが、シートのデザインや内装のデザインなどはスポーティなフォルムとなっています。

ベースがセダン系の車種なのでチャイルドシートの搭載に対しては十分なスペースがあり、他のAクラスと同じくシートベルト式で3つ、ISOFIX式で2つの搭載が可能となっています。

E-Class Coupe

E-Class Coupe参考:www.mercedes-benz.co.jp

E-Class Coupeは上級セダンであるEクラスのSEDANをベースとしたクーペモデルですが、CLA Coupeと違って2ドアタイプの本格的なクーペとなっています。

E-Class Coupeはまさにクーペのお手本的なフォルムを持っている車で、伸び伸びとしたボディフォルムと車の後部にかけてルーフが低くなるスタイリッシュなデザインはクーペの伝統的なコンセプトとなっています。

車内レイアウトは4人乗りとなっているのでセカンドシートは2席のシートとなっていますが、2ドアクーペなのでセカンドシートへの乗り込みはフロントシートを倒して乗り込む形です。

シートレイアウトがセダンベースなので一応チャイルドシートはシートベルト式で2つ、ISOFIX式で2つ搭載可能とはなっているものの、実際にはセダンよりチャイルドシートへのアクセスが良くないので、チャイルドシートの実用性は低めにならざるを得ません。

CLS Coupe

CLS Coupe参考:www.mercedes-benz.co.jp

CLS Coupeはメルセデス・ベンツのクーペモデルの最上級車種で、セダンタイプの4ドアクーペとなっています。

CLS Coupeは最上級セダンであるSクラスとは別の車種となっていますが、ボディサイズなどは近いものがあり堂々としたフォルムのクーペになっています。

CLS Coupeは大柄なボディと伝統的なクーペスタイルを持つスタイリッシュな車ですが、4ドアクーペなので後部座席への乗り込みも楽なラグジュアリーカーとしての側面もあります。

チャイルドシートの設置個数はシートベルト式で3つとなっており、最上級セダンの広々とした車内スペースによって搭載できるチャイルドシートは多いでしょう。

ISOFIX式については2つまでとなっていますが、どちらのチャイルドシートでも搭載時にクーペフォルムのリアウインドウなどがぶつからない製品を見極める必要があるでしょう。

Mercedes-AMG GT 4-Door-Coupe

Mercedes-AMG GT 4-Door-Coupe参考:www.mercedes-benz.co.jp

メルセデス・ベンツにはスポーツモデルの最上級車種としてスーパーカーとしての専用車種がありますが、現行モデルではAMG GTの4ドアモデルがあります。

Mercedes-AMG GT 4-Door-Coupeはメルセデス・ベンツ最高のスポーツカーとして高い走行性能を誇る車種になっていますが、この車種は4ドアタイプのクーペであり乗用車としても活用できる車種となっています。

フォルムはクーペスタイルの4ドア車であり車内スペースは広めですが、セカンドシートの天井部分は大きく沈み込むスポーティなフォルムとなっているため上下スペースにはある程度制限があります。

Mercedes-AMG GT 4-Door-Coupeには5人乗りと4人乗りモデルがありそれぞれチャイルドシートが搭載できるようにはなっていますが、最上級スポーツカーですのでそういった運用をされる方は少ないでしょう。

Cabriolet/Roadster系車種のチャイルドシート設置可能台数

CabrioletもしくはRoadsterはいわゆるオープンカーカテゴリーで、ルーフを開いて解放感を感じられる車種となっています。

E-Class Cabriolet

E-Class Cabriolet参考:www.mercedes-benz.co.jp

E-Class CabrioletはE-Class Coupeをベースとしたオープンモデルとなっています。

E-Class CabrioletはEクラスの大柄なボディを活かした堂々としたオープンカーですが、低いフォルムはよりスポーツカーらしい車種となっています。

オープンカーではありますがセカンドシートもある4人乗りの車種となっており、実用性もあるオープンカーとなっています。

そのためチャイルドシートをセカンドシートに2つまで搭載可能とはなっており、シートベルト固定式でもISOFIX式でも取り付けが出来ます。

オープンカーなので天井の制限がなくて子供さんを乗せるときには結構楽ではありますが、セダン系の車種に比べれば安全性の面で低いのは確かなので気をつける点は増えるでしょう。

Mercedes-AMG SL Roadster

Mercedes-AMG SL Roadster参考:www.mercedes-benz.co.jp

Mercedes-AMG SL Roadsterはオープンカーモデルのスポーツカーの最上級車種で、専用設計のスタイリッシュな車種です。

Mercedes-AMG SL Roadsterはオープンカー伝統のロングノーズ、ショートキャビンのフォルムを持つ車となっており、かなり本格的なスポーツカーとなっています。

車内レイアウトについては4人乗りが可能なシートが設置されていますが、一般的な4人乗りではなく「2+2」という表記がなされておりセカンドシートは補助座席的な役割のシートになっています。

ポイント

セカンドシートは前後サイズが結構窮屈なのであまり快適には座れないものの、それでもISOFIX式のチャイルドシート固定器具は備わっていますのでチャイルドシート固定自体は可能です。

シートベルト固定式でもチャイルドシートは搭載できますが、前後サイズや実用性などで実際に搭載できるチャイルドシートは選ぶ必要があるでしょう。

ミニバン系車種のチャイルドシート設置可能台数

V-Class参考:www.mercedes-benz.co.jp

メルセデス・ベンツにはいわゆるミニバン的な車種があり、V-Class1車種のみとなりますが日本でもラインナップされています。

V-Classは国産ミニバンと比べるとボンネットのオーバーハングが大きめな特徴的なデザインのあるミニバンで、大柄なボディとゆとりのある車内スペースでファミリーカーとして便利な1台です。

車内レイアウトは7人乗りの3列シート車となっており、前から2-3-2のレイアウトとなっています。

この座席にはすべて3点式シートベルトが装備されていますので、シートベルト固定式のチャイルドシートはセカンドシートとサードシートあわせて5つまで取付可能です。

ISOFIX式についてはセカンドシートの左右席のみの装備となりますので2つまで設置可能となりますが、シートベルト固定式と併用すると良いでしょう。

なおチャイルドシートを多く設置するとサードシートへのアクセスが大変になったりしますので、実際には実用性を考えて搭載個数や設置場所は考える必要があります。

メルセデス・ベンツでのチャイルドシートの使用感

メルセデス・ベンツでのチャイルドシートの使用感についてはX(twitter)に色々な投稿があり、その中からいくつかの車種をピックアップしてご紹介します。

こちらの方はCクラスにチャイルドシートを取り付けて運用されていらっしゃいますが、若干使いづらい点があったようです。

チャイルドシートへのアクセスには少し腰をかがめるような体勢となりますので、車高の低いCクラスでは大変な部分が出てきます。

こちらの方はチャイルドシート2つにベビー用品などを大量に積み込んで運用されているようで、そのためにVクラスを購入されたようです。

メルセデス・ベンツの中で最も大きな車内スペースを誇るVクラスですので、チャイルドシートを積み込むような運用にはピッタリと言えるでしょう。

こちらの方はクーペであるCLAクラスにチャイルドシートとジュニアシートの2つを積み込んでいらっしゃいますが、写真でわかるようにかなり窮屈な感じとなっています。

この状態で子供さんをチャイルドシートに乗せなくてはならないので、Aクラスのサイズ感では結構アクセスが大変でしょう。

こちらの方は大柄なボディを持つGクラスにチャイルドシートを取り付けて運用されていますが、車内スペースはともかくとして子供さんを乗せるときにかなり体勢に無理があったようです。

Gクラスのような最低地上高の高い車では、車高の低い車とは別に高い位置まで上げなければならないという不便な点がありますので、ファミリーカーとしての車種選定は結構大変です。

メルセデス・ベンツのおすすめのチャイルドシート

最後にメルセデス・ベンツの車種に適応させやすいチャイルドシートをいくつかご紹介しましょう。

メルセデス・ベンツ純正 デュオプラス

メルセデス・ベンツ純正 デュオプラス参考:www.mercedes-benz.co.jp

メルセデス・ベンツにはメーカー純正のチャイルドシートが販売されており、こちらであればメルセデス・ベンツの車種にはぴったりでしょう。

メルセデス・ベンツにはチャイルドシートがいくつか用意されているのですが、デュオプラスは最も標準的なチャイルドシートであり0歳〜4歳までの最も大事な時期にあわせた製品です。

肩口などしっかりしたホールド性を持ったチャイルドシートになっており、メルセデス・ベンツらしい豪華なデザインも車にあわせたものといえるでしょう。またヘッドレストの調整機能などもあり、年齢にあわせた調整も出来ます。

デュオプラスはISOFIX式の固定方式を持つチャイルドシートであり、今回挙げたメルセデス・ベンツの車種であればどの車種にも取り付けが可能でしょう。

シートベルト固定式としての利用は出来ないため搭載できる個数に制限は出てきますが、1つ〜2つでも十分な場合がほとんどです。

また純正チャイルドシートにはこのほかに「キッドフィックスXP」という製品がありますが、こちらは3歳半からの適用となっているため年齢に合わせて取り替えるのもよいでしょう。

ただしデュオプラスにしてもキッドフィックスXPにしてもメルセデス・ベンツのチャイルドシート検知システムには非対応となっていますので、くれぐれも助手席への搭載は行わないようにしましょう。

日本育児 トラベルベスト EC FIX

日本育児 トラベルベスト EC FIX参考:www.nihonikuji.co.jp

トラベルベスト EC FIXは国産のチャイルドシートですが、メルセデス・ベンツの各車種にも搭載可能な製品です。

トラベルベスト EC FIXは乳幼児ではなく1歳頃〜7歳頃までが適応範囲のジュニアシート的なチャイルドシートですが、ある程度の年齢から長期に渡って活用できる点が便利な製品です。

ジュニアシートですが座り心地も良いので旅行などにも対応でき、子育て世代の家庭に1台あれば幅広く活用できるでしょう。

ポイント

トラベルベスト EC FIXはISOFIX式とシートベルト固定式のどちらでも対応できる製品であり、チャイルドシートを取り付けられる場所にも汎用性があります。

またトラベルベスト EC FIXはチャイルドシート自体の横幅が比較的控え目なため、セカンドシートへ3つ搭載する場合にも対応ができます。

左右席に別の大型のチャイルドシートが取り付いていると対応できない場合もありますが、トラベルベスト EC FIXのみであればAクラスのような小さな車にもフルに取り付けが可能で、メルセデス・ベンツにはピッタリの製品と言えるでしょう。

0歳時から対応しているチャイルドシートはどうしても横幅が大きくなりがちなので、年齢に合わせてトラベルベスト EC FIXに変更していくと家族が増えたときに対応しやすいでしょう。