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プリウス30系「前期」VS「後期」買うならどっち?違いは5つあり!

プリウスは日本を代表するハイブリッドカーで、その3代目が30プリウスと呼ばれています。

そんな30プリウスには前期型と後期型があるのですが、今回は前期と後期の違いについてご説明します。

30プリウスの前期と後期

トヨタ プリウスはトヨタの大人気のハイブリッドカーで、燃費性能が非常に高いのが特徴です。

プリウスは1997年に初代が登場してから現行モデルで4代目となりますが、今回ご紹介する30プリウスは2009年〜2015年がモデル期間の車種となります。

30プリウスはデザインがその前型で大人気だった20プリウスのキープコンセプトであることが特徴ですが、車の内部機構は一新されており、燃費性能の肝とも言えるハイブリッドシステムは9割もの部分が新規開発となっています。

その結果30プリウスはその登場時点で世界トップクラスの燃費性能を獲得しており、プリウスの人気はより高まりました。

そんな30プリウスはフルモデルチェンジが2009年5月に行われたのですが、その後に何度かマイナーチェンジを行っています。

そして2011年12月にはビッグマイナーチェンジと呼ばれる大幅な改良が行われ、ビッグマイナーチェンジ以前までを前期型、それ以降の2011年12月〜2015年11月までを後期型と呼んでいます。

全木型から後期型への変更はさまざまな点があり、主な違いを細かくご紹介していきましょう。

前期と後期の外装(エクステリア)の違い

まず30プリウスの前期と後期での外観デザインの違いを見ていきましょう。

フロントデザインの変更

まず車の顔とも言えるフロントデザインですが、ぱっと見では前期型と後期型の大きな差はわかりません。

というのもデザインの要となるヘッドライト形状やフロントバンパー、ボンネット等の形状は前期と後期で外形は変化はありません。

しかし細かく見ていくとフロントバンパーやフロントグリルには意匠変更程度のデザインが入っており、フロントグリルにあるエンブレム周りがわずかにシャープな形状になっています。

またフロントバンパーは下面のロアグリルが後期型のほうが左右に広がるような形になっており、多少印象が変わるようなデザイン変更となっています。

またフロントバンパーには前期型も後期型もフォグランプが装着されているのですが、前期型ではウインカーと一体化されていたフォグランプが後期型では分離され、フォグランプは中心よりに丸型のものが設置されています。

またその他の変更点としてヘッドライトの内部があるのですが、前期型でハロゲンタイプとLEDタイプが選択できたのですが、後期型ではさらに高輝度のHIDが選択できるようになっています。ヘッドライトの外観の形状は全く同じで、その内部の発光部分の構造が変更されています。

サイドデザインの変更

30プリウスの後期型のサイド部分のデザインや形状については前期と後期で全く変化点はありませんが、ドアミラーについては内部に細かい変更が入っています。

30プリウスのサイドミラーにはウインカーが埋め込み式で装着されているのですが、そのウインカーの発光部が前期のLEDから後期で電球式になっています。実際的に機能面での変化はないのですが、コスト削減などの意味があるのかもしれません。

リアデザインの変更

30プリウスの後期型のリアデザインは前期型とほぼ変更点がないのですが、テールランプだけに変更が入っています。

テールランプも外観の形状やデザインは全く前期型と後期型は一緒なのですが、唯一違う点として後期型のテールランプには赤いラインが入っていてより目だちやすい色になっています。

前期型のテールランプは白色が多い配色なので、後期型のテールランプのほうが存在感はあるでしょう。

またそれに伴って後期型のテールランプは内部の発光部の配置が大きく変わっており、テールランプの点灯時に見た目が少し変わっています。それ以外のリアバンパーやテールゲートなどは全く変更無く前期型と後期型で同等です。

ホイール

30プリウスには専用のホイールキャップが装着されるグレードがありますが、前期型と後期型でそのホイールキャップのデザインが変わっています。

前期型の30プリウスでは風車のような回転するようなデザインのホイールキャップになっているのですが、後期型では中心に集まるような対象的なデザインになっています。

この変更は15インチホイールのみで、その意匠変更だけなので性能面や価格面での差はありません。

ボディカラー

 

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30プリウスのボディカラーについては前期型と後期型でどちらも8色が設定されていますが、その一部に変更があり3色が入れ替わる形となっています。

前期型後期型
3代目プリウス・スーパーホワイトⅡ
・ホワイトパールクリスタルシャイン
・シルバーメタリック
・ブラック
・レッドマイカメタリック
・アクアブルーメタリック
・ダークブルーマイカ
・アイスバーグシルバーマイカメタリック
・スーパーホワイトⅡ
・ホワイトパールクリスタルシャイン
・シルバーメタリック
・ブラック
・レッドマイカメタリック
・ボルドーマイカメタリック
・フロスティマイカグリーン
・ライトパープルマイカメタリック

プリウスのような乗用車はホワイト系やシルバー系、ブラック系のカラーが定番とされており、それらのボディカラーは前期と後期で変更はありません。

また特徴的なカラーの一つであるレッドマイカメタリックも前期と後期で同じボディカラーとなっていますが、その残りの3色が変更されています。

残りの3色はグリーンやブルーなどのいわゆるアースカラーというもので、グリーン系はフロスティマイカグリーンに、薄めのブルー系がライトパープルマイカメタリックに変更となっています。

後期型で最も変化点があったのがブルー系のダークブルーマイカから変更されたパープル系のボルドーマイカメタリックで、後期型30プリウスを代表する新色になっています。

前期と後期の内装(インテリア)の違い

前期型から後期型で車のインテリアにも変更があり、主に次のような点が変化点です。

運転席周りの変更

まずインテリア周りで変更点が多いのは運転席周りです。30プリウスのハンドルには上級仕様にさまざまなステアリングスイッチが装着されており、これを使ってオーディオやナビなどの操作ができます。

ポイント

前期型と後期型でスイッチの一夜機能は変わらないのですが、ステアリングスイッチ自体の形状や大きさが変わっています。これによって使い勝手が変わることはなく、あまり気づかない変更点でしょう。

その他としては運転席前にあるメーター類の表示が一部変更されていたり、プリウスの状態を表示するディスプレイの表示も変化しています。

またウインカーをすべて点灯させるハザードボタンが運転席正面にあるのですが、そのハザードボタンの色が黒から赤に変更されています。

これらの変更によって多少視認性や車の状態を把握する状況が変わりますが、前期から後期に乗り換えた人でもなければ違和感はないでしょう。

コンソールボックス

運転席と助手席の真ん中にあるコンソールボックスにも変更が入っており、全体的なサイズはかわらないものの内部の構造が変わっています。

細かい変更点は各所にあるのですが最大の変更点はドリンクホルダーの形状です。前期型のコンソールボックスにあるドリンクホルダーはコンソールボックスの蓋を開けてから使うタイプだったのですが、後期型では蓋がないオープン型に変更されています。

これによってドリンクホルダーをより直接的に使うことが出来るので、利便性は多少上がっていると言えるでしょう。

シートおよびシートカラーバリエーション変更

プリウスの後期型では車内のシートカラーバリエーションに追加が入っており、前期型で選べた2色に加えて1色が増えています。

前期型でのシートカラーバリエーションは「アクア」と「ミディアムグレー」というの2種類があったのですが、それに加えて「ツートーンシート」が選べるようになっています。

ツートーンシートはプリウス用のシートカラーとしては非常に豪華なもので、ブラックとブラウンで分けられたツートーンカラーが高級車のような雰囲気を与えてくれます。このシートカラーがあることでプリウスの上級仕様に満足感のあるデザインが魅力的です。

またシート自体には追加機能として前席に電動パワーシートが設定されており、シート位置やリクライニングの調整が電動式となっています。

電動式なのでより細かくシートポジションを調整できる便利な機能で、使い勝手は高い装備です。

エアコンパネル意匠変更

後期型プリウスではエアコンパネルも多少変更が入っており、機能面では変わらないものの、その意匠変更があります。

意匠変更も実際の実用性にはほとんど影響がない変更点なので変更に気づかないこともあるでしょう。

前期と後期の走行性能(走破性・安全性)の違い

30プリウスの前期と後期でエンジンや電動モーターなどの走行性能が変化していないかどうかを、それぞれのスペックを比較してみてみましょう。

30プリウスの走行性能比較

プリウスはハイブリッドカーなのでエンジンと電動モーターを併用して走行する車で、エンジンとモーターそれぞれの性能が走行性能に影響を与えます。

スペック前期型後期型
エンジン2ZR-FXE型:1,797cc 直列4気筒DOHC2ZR-FXE型:1,797cc 直列4気筒DOHC
モーターフロント:3JM型:交流同期電動機フロント:3JM型:交流同期電動機
最高出力エンジン:73kW (99PS)/5,200rpm フロントモーター:60kW (82PS)エンジン:73kW (99PS)/5,200rpm フロントモーター:60kW (82PS)
最大トルクエンジン:142N・m (14.5kgf・m)/4,000rpm フロントモーター:207N・m(21.1kgf・m)エンジン:142N・m (14.5kgf・m)/4,000rpm フロントモーター:207N・m(21.1kgf・m)
車両重量[G、Sグレード]2WD:1,350kg [Lグレード]2WD:1,310kg[G、Sグレード]2WD:1,350kg〜1,400kg [Lグレード]2WD:1,310kg

このスペックの比較では前期型から後期型でのエンジンや電動モーターのスペック変更はなく、エンジンとモーターはそのまま流用という形になっています。

実際には細かい変更などは入っているのですがスペックに現れるような差はありません。そのため後期型プリウスでの走行性能や加速性能などはほとんど前期型と同じであり、出力やトルクなど同一スペックです。

実際にはエンジンのエアクリーナーインレットの形状変更が入っていたりもするのですが、車の外観からは変化点がわからないのでエンジンは変更点がないと言って良いでしょう。

ただひとつだけ車両重量は後期型で重くなっているグレードがあり、上級グレードで装備の追加などによる重量増加が50kgあります。

ですので重量が重たくなったグレードでは多少加速性能などには影響があり運転感覚は変わるでしょう。

安全性の変化点

その他機能的な点で安全性を高める機能として、いくつか追加機能があります。

まずはハイブリッドシステムであるTHS-Ⅱに緊急停止機能追加されており、プリウスが危険な際にハイブリッドシステムを停止する機能です。

ハイブリッドシステムには高電圧が流れているので緊急停止できる機能は重要です。そのほかにブレーキペダルのストロークセンサー変更なども入っており、細かい調整が入っています。

前期と後期の燃費の違い

プリウスはその最大の特徴とメリットは燃費性能の高さにあり、前期型と後期型の変更で一番気になる点は燃費性能にあると言っても過言ではありません。

そんなプリウスの前期と後期のカタログ燃費と実燃費をまとめてみました。

スペック前期型後期型
JC08モード燃費[G、Sグレード]2WD:30.4km/L [Lグレード]2WD:32.6km/L[G、Sグレード]2WD:30.4km/L [Lグレード]2WD:32.6km/L
実燃費20.33 km/L20.22 km/L

プリウスは前期と後期でエンジンスペックやモーターのスペックに変更がないために、カタログ燃費に関しても前期から後期での 変更はありません。

後期型での変更点としてG、Sグレードの一部で車両重量の増加があるのですが、それでもカタログ燃費自体に影響がないように調整してあるようですね。

プリウスが実際に走行した際の実燃費に関しても前期型から後期型で大きな差はないのですが、わずかに後期型のほうが低くなっているのはわずかな重量変化が影響している可能性はありますね。

前期と後期の乗り心地の違い

30プリウスの後期型で結構大きな変更点となっているのがボディ剛性の強化で、これによって乗り心地が上がっています。

ボディのスポット追加による剛性アップ

剛性とは車のボディの頑丈さの要素の一つで、ボディ剛性が高いと車のねじりや変形が減ることで走行中に車がしっかりしてロールが減少したり、タイヤの接地感が増加して安定性が向上します。

ポイント

後期型プリウスでは前期型に対してボディのスポット溶接の箇所が増加しているのですが、これはマイナーチェンジの内容としてはかなりしっかりした変更です。

プリウスに限らず現在の車の殆どはモノコックタイプと呼ばれるボディ構造になっており、薄板の鉄板を整形したパーツをいくつも重ね合わせてそれぞれを溶接してボディを形作っています。その溶接はスポット溶接というポイントで溶接するもので、スポット数の数でボディの剛性が決まってきます。

そのため後期型プリウスではボディのスポット溶接のポイントを追加して剛性アップを行っており、車がしっかりしたことで安定感がまして乗り心地も良くなっています。

その効果は運転したときにも体感できるほどで、評価の高い改良点となっています。さらに床下にあるフロアブレースという補強パーツ部品も多少形状変更が入っており、前期型より車全体でしっかりした構造となっています。

その他の乗り心地の改良点

ボディ剛性の強化は車の乗り心地改善に大きな役割を果たすものですが、その他の変更点もあります。

その変更点は入力分離型アッパーマウントの採用やショックアブソーバーの変更で、主に振動の起こるエンジンやサスペンション周りの仕様変更がなされています。

これらも含めて車の安定性や乗り心地、静粛性などは後期型のほうが優れており、ビッグマイナーチェンジを体感できるものでもあるでしょう。

また後期型では車の各所に遮音材・吸音材が追加されており、車内に入ってくる騒音を防いでくれます。

プリウスは特にモーター走行時が非常に静かな点が特徴でもありますので、遮音材や吸音材の追加での静粛性向上は効果が高いでしょう。

遮音材や吸音材は見た目で分かる箇所にはないため目立つ部分ではありませんが、うれしい改良と言えます。

前期と後期の広さ・居住性の違い

プリウスの前期と後期の変更では外観に多少の差は出ていますが車全体のサイズは全く変わっておらず、車内の広さも変化はありません。

後期型の30プリウスでは車内の長さ、幅、高さなどのサイズや乗員数、シート数などは前期型と同サイズで、車内の居住性も変化はありません。また荷物を乗せるラゲッジスペースの広さも同等なので、荷室容量も変化はないでしょう。

車内のスペースは近年車内で宿泊する車中泊にも影響しますが、プリウスの前期型と後期型で車内スペースが変わらないので車中泊での使い勝手も変わらないでしょう。

前期と後期の実用性の違い

30プリウスの前期と後期では実用性の面でも様々な変更が入っています。前期と後期でシートアレンジの機能や車への乗降性など大きな部分には特に変更はありませんが、マイナーチェンジ並みの小さな変更はいくつかあります。

車両接近通報装置の追加

まずプリウス特有の装置の追加が後期型でされているのですが、車両近接通報装置というのはハイブリッドカーに求められていた装備です。

プリウスのようなハイブリッドカーはその静粛性が大きな特徴の一つであり、特にモーターでの走行時にはエンジンが停止していているのでほとんど走行音が発生しません。

この特徴は車内にいるドライバーや同乗者にはメリットとなって静かな運転が楽しめるのですが、車の外にいる歩行者や自転車に乗っている人にとってはあまりに静かすぎて車が接近してくることがわからないというデメリットにつながってしまいます。

これはハイブリッドカーのような車種が登場してこなければわからなかった現象で、プリウスの走行台数が国内で爆発的に増えたために顕在化してきました。

ポイント

そこでプリウスは30プリウスの後期型に車両近接通報装置というものを新たに採用しており、これはモーター走行時に車に設置されたスピーカーから走行音に似た音を発する装置です。

これにより歩行者や自転車に対して車の接近を知らせることができ、プリウスによる接近事故を減少させる装置となっています。

この車両接近通報装置は30プリウス後期型から採用が始まり、その後のトヨタのみならず他メーカーのハイブリッドカーにも一気に広まっています。

走行中に安心できる仕様の採用

30プリウスではいくつか走行時に安心できる装備が採用されており、ワイパーとバックミラーに変更が入っています。

プリウスのワイパーは基本的にほかの車と大きく変わるものではありませんが、後期型ではワイパーの制御にレインセンサーが採用されており雨滴感知式ワイパーが採用されています。

雨滴感知式ワイパーはセンサーによって雨が降ってきたかどうかを感知し、自動的にワイパーを作動してくれます。走行中にいちいちワイパーを操作しなくても良くなるのでとても便利な装備です。

バックミラーには後期型から自動防眩ミラーが採用されており、自車の後方から照らされる他の車のヘッドライトなどに対する装備になっています。

夜間などに後ろの車が接近するとヘッドライトの光がバックミラーに反射してドライバーの邪魔になりますが、バックミラー自体がそれを検知して自動的に防眩ミラーにしてくれます。

ヘッドライトで眩しくなるのは一瞬のことで走行中には結構危険なのですが、ドライバーが手動でミラーを操作しなくても済みますので安心できる装備です。

その他の実用面の変更

その他に細かい変更点がいくつかあり、まずカーナビの仕様が変更されています。

30プリウスのカーナビはトヨタ車の標準的なナビシステムを搭載するようになっていますが、そのナビがマイナーチェンジに合わせて11年度仕様へ変更されています。

ナビは機能面でいくつかの仕様があり、前期型よりも機能面で充実したナビシステムも用意されています。

またその近くに設置されているアクセサリーソケットもイチが変更されており、多少使い勝手が変わっています。

その他に細かい点でシートヒーターのスイッチが一部変更されていますが、実用面ではそこまで大きな差はないでしょう。

前期と後期の故障・メンテナンスの違い

メンテナンス

30プリウスの前期と後期ではエンジンやハイブリッドシステムなどの主要コンポーネントには大きな変更はないため、車の故障やメンテナンス性、信頼性などの部分については前期型同様高いクオリティを維持しています。

前期と後期の価格・値段の違い

30プリウスの前期と後期では新車価格や中古車価格にも多少の差があり、これをまとめました。

プリウス新車価格中古車本体価格相場
30プリウス前期型 モデル期間:2009年5月〜2011年12月2,050,000円〜3,270,000円カーセンサー100,000円〜1,933,000円
goo-net148,000円〜2,780,000円
30プリウス後期型 モデル期間:2011年12月〜2015年11月2,170,000円〜3,340,000円カーセンサー200,000円〜2,430,000円
goo-net240,000円〜2,430,000円

30プリウスの前期型から後期型ではデザイン変更とともに車体の改良など結構たくさんの変更点があり、その結果か新車価格は後期型で70,000円〜120,000円ぐらい高くなっています。

ポイント

最上級モデルはレザーパッケージという特別仕様車なのですが、そのモデルも高くなり30プリウス最高額の3,340,000円となっています。

また中古車については30プリウスは最終モデルでもすでに6年〜7年落ちとなっており、新型モデルも出ているため30プリウスでは中古車価格は下落しています。

有名な中古車情報サイトのカーセンサーとgoo-netの中古車情報をまとめましたが、どちらも最低価格は100,000円〜200,000円ぐらいまで下がっており全体的にかなり手に入れやすいモデルとなっています。

中古車市場での台数もまだまだ数多く残っており購入しやすいプリウスです。最高価格については新車価格に匹敵するような価格の中古車もありますが、こちらは特別仕様車であったり未走行車であったりするので中古車のクオリティは高いモデルとなっています。

前期と後期の維持費・税金の違い

30プリウスの費用面で気になるのは新車価格や中古車価格の他に維持費や税金もあるのですが、前期型と後期型では変化はありません。

車の維持費や税金の額を決定するのは車の外観サイズや重量、エンジンの排気量やスペック等ですが、前期型から後期型でそういった基本スペックの変更は殆ど無いので税金額にも影響がありません。

後期型で一部車両重量が増加した グレードもあるのですが、それによる勢金額への影響はありません。

前期と後期の口コミ・評判の違い

30プリウスの前期と後期それぞれの評判についてはTwitterにも様々な投稿があり、今回は前期と後期それぞれでご紹介します。

前期型プリウスのTwitter投稿

こちらの方は30プリウス前期型でもその最初期のモデルに乗っていらっしゃるようですが、かなりお気に入りの車のようで長い間愛されているようですね。

30プリウスの初期型だとすでに10年以上が経過した車種ですが、現在でもまだまだ一線級の車であることは間違いないでしょう。

こちらの方はプリウスの前期と後期で変更のあったテールランプについて評価されていますが、昼間と夜間では印象が結構違うようです。

前期型のテールランプは全体的にシルバーで構成されていて点灯する部分で色分けされていますが、後期型では赤いラインが追加されるなど目だちやすいものとなっており、その結果昼と夜で印象がかわります。

こちらの方は30プリウス前期型の気になる点として車両接近装置を挙げておられ、安全性の面では重要な要素です。

歩行者や自転車の相手に車の存在を気づいてもらえないのは不足の事故につながるので不安であり、この点は前期型でもデメリットと言えるでしょう。

前期型プリウスのTwitter投稿

この方は30プリウス後期型に高い評価をされており、デザインや居住性などで便利な車とおっしゃっています。後期型はまだまだ耐久性の残っている車も多いので、十分実用に適する車といえるでしょう。

こちらの方は30プリウスの前期型と後期型を乗り換えられたそうなのですが、お勧めは後期型の方だそうです。

その評価のもととなっているのは後期型の乗り心地の良さのようで、大きな改良点であるボディ剛性のアップがしっかり働いた結果です。価格差は後期型のほうが多少高くはなりますが、それだけの価値はあるということですね。

こちらの方は後期型プリウスの車両接近装置に評価をされており、聞こえやすくてより安全になったようですね。

静かすぎるハイブリッドカーが歩行者の後ろから接近してきてもほとんど気づかずいきなり車が現れたようになって非常に怖い思いをするので、車両接近装置は重要な変更点と言えるでしょう。

前期と後期は買うならどっち?

30プリウスでは前期と後期でいろいろな改良点が入っているのですが、いまから購入するのであれば後期型のほうが良いでしょう。

30プリウスでは前期型と後期型でプリウス最大のメリットである燃費性能は変化がなく、エンジンやモーター性能も同一なので車の走行性能なども同じです。

前期型と後期型で年式の差による耐久性差はあるのですが、前期型は現在購入するならかなり中古車価格が下がっているので手に入れやすいプリウスということはできます。

しかし後期型プリウスでの改良点は剛性アップや車両接近装置の採用など非常に重要な変更が入っているため、車としてのクオリティは後期型がかなり高まっていると言えるでしょう。

乗り心地が良くなったり操縦安定性が高まるとともに車の静粛性なども上がっていますので、総合的に見ると30プリウス後期型は前期型より大幅に魅力の上がった車に仕上がっています。

後期型とはいってもすでに中古車価格は十分下がってきていますので、むしろ性能とコストパフォーマンスのバランスが良いのは後期型でしょう。