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プリウスのエンジンがかからない原因10つ!警告灯やビックリマークの意味とは?

トヨタ プリウスは世界初の量産型ハイブリッドカーとして絶大な人気を得ている車種であり、現行モデルもかなりの販売台数を誇ります。

今回はそんなプリウスでエンジンがかからない原因についてご説明しましょう。

プリウスのエンジン性能

 

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プリウスはトヨタの主力車種として非常に販売台数の多い車種ですが、ネットなどの情報を見ていると「エンジンがかかりにくいorかからない」とおっしゃっている人を見かけます。

今回はそういった際の原因などをご紹介していきますが、そもそもプリウスのエンジンに関しては非常に信頼性の高いものでもあります。

トヨタ車の信頼性

プリウスは現行モデルで4代目を数える車種ですが、その販売台数は国内でもトップ3に常に入っているような非常に台数の多い車です。

トヨタは全体的に信頼性が高いとよく言われるのですが、それを裏付けるデータの一つとして「JD POWER 年日本自動車耐久品質調査」というものがあります。

この調査では一般市場のユーザーからの意見を集約してメーカーごとの不具合項目などをカウントしてランキング化しており、毎年発表されています。最新の2020年のデータが次のものとなります。

参考 2020年日本自動車耐久品質調査(VDS)J.D. Power

このデータでは調査が始まって以来初めてダイハツが首位を獲得していますが、トヨタはその次点にレクサスとともにつけておりわずか1ptしか差がありません。

トヨタはこの調査で毎年トップ3に入るほど信頼性に関しては評価の高いメーカーであり、プリウス自体もこの調査で何度もトップ評価を受けるほどの車になっています。

なおトップ3はダイハツも現在トヨタグループになっているのでトヨタ系列で占められており、その信頼性の高さがしっかり現れています。

プリウスのエンジンの耐久性

プリウスはトヨタの車種の中でもトップクラスの台数を持っている車種であり、その信頼性の高さは評価の高いものです。

プリウスはハイブリッドカーというタイプの車種で、その最大の特徴はエンジンと電動モーターの2種類の動力源を搭載していることです。

ハイブリッドカーの主眼は燃費の大幅な向上にあり、内燃機関のエンジンが苦手とする領域を電動モーターに担わせることで燃料消費量を減少させ、燃費を従来の車より大幅にアップさせています。

特に低速走行域ではエンジンは非効率な部分が多いためそこはモーターでの走行を行い、中高速域になったところでエンジンをかけてエンジン走行となります。

そのため普通のエンジン車よりもエンジン自体の使用頻度が下がる傾向にあり、エンジン自体の劣化も起こりにくいのがハイブリッドカーです。

また今回のタイトルであるエンジンのかかりについてもプリウスは普通の車と違う点があり、エンジンをかけるスターターがハイブリッドモーターと併用となっています。

普通のエンジンではエンジンをかけるために専用のスターターモーターという部品が必ずあり、このモーターで瞬時に高いトルクを発生させてエンジンをかけます。

MEMO

ハイブリッドカーでもスターターモーターを持っている車種もありますが、プリウスではその強力な走行用モーターによってエンジンがかかるので瞬時にモーター走行とエンジン走行を切り替えることができます。

また普通のエンジンのスターターモーターは負荷の高い部品で経年劣化による故障が比較的多いのですが、プリウスの場合には大型の走行用モーターが使えるので故障も少なく信頼性の高いシステムとなっています。

このようにプリウスはエンジンやスターター部分の構造がむしろ普通の車より信頼性があり、エンジンがかからない原因はエンジン自体の構造よりも次のような要件が考えられます。

プリウスのエンジンがかからない原因10つ

プリウスのエンジンがかからない原因はエンジン自体の問題の他にも様々あり、次のような原因を確認すると良いでしょう。

ブレーキペダルを踏んでいない

ブレーキペダル

プリウスのエンジンがかからないときにはドライバーの操作ミスの可能性があり、それはエンジンをかける際にいくつか手順があるためです。

プリウスは車の仕様としてはオートマ車であり、車のギアの変速は完全にコンピューター制御となっています。

そんなプリウスの操作方法は一般的なオートマ車と近いところがあり、エンジンをかける際にも同様の操作が必要とされます。

ポイント

最近のオートマ車は車の急発進や急加速を防ぐためにエンジンスタートの際にブレーキを踏んでおかなければならず、足がペダルから離れているとエンジンがかからない制御になっています。

プリウスのような最近の車はエンジンをかける際に以前のような鍵は不要となっており、プッシュボタンでスタートするようになっています。

プリウスはエンジンをかける際にも非常に静かでエンジンをかけたかどうかがわかりにくいところもありますが、そんなときにブレーキを踏んでいないことでエンジンがかからないシーンはあるでしょう。

プリウスや最近のオートマ車にはよく採用されている安全装備なので慣れている人はすぐ問題に気づくでしょうが、レンタカーなどで初めて乗るような方はブレーキをしっかり踏んだのを確認してからスタートスイッチを押し込みましょう。

シフトポジションが”P”になっていない

シフト

もう一つスタート時の安全装置としてシフトポジションがあり、シフトポジションがP(パーキングレンジ)に入っていないとエンジンはかかりません。

オートマ車のエンジンスタートにはブレーキペダルを踏んでいるほかに急発進を防ぐための安全装置として、シフトレバーがパーキング状態になっている必要があります。

プリウスのシフトレバーは一般的なシフトレバーとは形状が違うのですが、P(パーキング)やD(ドライブ)などのシフトポジションは同様にセットされており、確実にPレンジに入れてなければエンジンスタートをすることができません。

Pレンジに入っていれば車のミッションにロックがかかった状態となるので、たとえエンジンがかかって急にアクセルを踏んでしまっても急発進を防ぐことができます。

この操作もオートマ車としては一般的なエンジンをかける手順となりますが、プリウスのシフトレバーの形状が一般的な車とは違うので慣れないうちは違うシフトポジションに入れてしまうことがあります。

またエンジンを切るときには必ずしもPレンジにしなくても良いので、エンジンを切る際に別のポジションになったままということもあります。

このあたりも確実にシフトポジションを確認したり、コンソールにあるシフトポジションインジケーターを確認してPレンジに入れるようにしましょう。

インテリジェントキーの電池切れもしくは故障

インテリジェンスキー

プリウスでエンジンがかからないときの意外な見落としとしてはインテリジェントキーの存在があり、車の防犯装置が働いてエンジンがかからないときがあります。

プリウスのいわゆる「鍵」は従来のような金属のキー式にはなっておらず、「インテリジェントキー」と呼ばれる電子式のキーとなっています。

インテリジェントキーは樹脂製のスイッチのついた形状をしており、このインテリジェントキーが車内にあれば車のエンジンスタートができるようになっています。

プリウスにはインテリジェントキーを差し込むスロットが設定されているので、ここにキーを差し込めばエンジンスタートはボタン式で可能です。

しかしインテリジェントキーは電池式で動いている電気製品であり、もしインテリジェントキーの電池が切れてしまっていると正常に可動しません。

またインテリジェントキー自体が故障してしまうと当然ながら鍵としての機能がなくなるので、外見上おかしくなくても故障する可能性は0ではありません。

もしインテリジェントキーにあるスイッチで車のドアロックができないときなどには電池切れや故障の可能性があるので、まずは電池を変えて確認をしてみましょう。

なおインテリジェントキーが動かないときにでもエンジンスタートする機能は備わっており、次のような手順で行います。

  1. ブレーキペダルを踏みながら、キーのトヨタマーク(車両マーク)のある面でエンジンスイッチ(パワースイッチ)に触れます。
  2. ディスプレイに、鍵マークの表示灯が緑色に点灯後、ブレーキペダルを強く踏みながらエンジンスイッチ(パワースイッチ)を押してください。
参考 エンジンがかからない(ハイブリッドシステムが始動しない)時は、どうしたらいいですか。トヨタ お問い合わせ・よくあるご質問

インテリジェントキーが車内にない

キー

インテリジェントキーは電池切れや故障の他に当然ながら車内になければ動かないので、インテリジェントキーを忘れてしまってもエンジンはかかりません。

インテリジェントキーは車とキーの間を無線通信でやりとりをしており、車の車内にあればインテリジェントキーの機能が開放されてエンジンがかかるようになっています。

プリウスにはインテリジェントキーのスロットはあるのですが、確実にそこに入れなくてもの機能が開放されてエンジンがかかるようになっています。

ポイント

プリウスにはインテリジェントキーのスロットはあるのですが、確実にそこに入れなくてもすぐ近くに置いてあれば機能は発揮します。

しかしインテリジェントキーが車の外にあると当然ながらエンジンをかけることができず、ブレーキペダルを踏んでいたりPレンジにしっかり入っているのを確認してエンジンスタートボタンを押しても、エンジンがかかることはありません。

車で出かける前の忙しいときにインテリジェントキーを別のところに置き忘れたりするとこの状態となりますので、確実にインテリジェントキーを車内に持ち込んでおきましょう。

鍵マークが出ている

プリウスのコンソールパネルにはいろいろな警告灯がつくのですが、その際に鍵のマークが点灯していてもエンジンをかけることができません。

この鍵マークは「イモビライザー」と呼ばれる車の安全装備の一つで、車の盗難防止用の機能です。

イモビライザーが作動していると登録されているキー以外ではエンジンがかからないようになっており、インテリジェントキーと車側の暗号のようなものが一致しないとイモビライザーが解除されません。

イモビライザーが解除されないとコンソールに鍵のマークが点灯していて知らせてくれるのですが、この状態ではエンジンはかかりません。

イモビライザーの解除には当然ながらインテリジェントキーが必要なのですが、前述のようにインテリジェントキーが電池切れしていたり故障していたりするとイモビライザーが解除されないことがあります。

またプリウスのインテリジェントキーにはドアロックを解除するための物理的なキーもついているのですが、もしこのキーでドアだけ開けて発進しようとしてもインテリジェントキー自体が正常に動いていなければ鍵マークはついたままでしょう。

ですのでもしスペアキーのようなものを作られたとしてもプリウスのエンジンはかからないようになっており、正式なインテリジェントキーでなければエンジンはかかりません。

もしインテリジェントキーを無くしてしまってエンジンがかからないなどの自体になった場合には、トヨタのディーラーに連絡してその車のイモビライザーに対応したインテリジェントキーを有料で発行してもらうようにしましょう。

ハンドルロックがかかっている

ハンドル

プリウスのエンジンがかからないときに意外な問題となるのがハンドルロックで、これも防犯装備の一つです。

ハンドルロックはその名の通りハンドルを固定して動かなくする機能のことで、エンジンをカットしたあとにハンドルをある程度回すとあるところでロックがかかります。

そうなるとたとえエンジンを不正な方法でかけられたとしてもハンドルが真っ直ぐではないので盗難を防ぐことができる機能です。

しかしその効果からハンドルロックがかかっている状態ではエンジンはかからないような機能が備わっており、停車時にハンドルをロックしているとブレーキやPがちゃんとしているにもかかわらずエンジンがかからないという自体になります。

これを解除するにはハンドルロックを解除すればよいのですが、普段ハンドルロックを使っていないとふいにロックがかかって解除のやりかたがわからないこともあるでしょう。

しかしハンドルロックの解除は結構簡単であり、通常のエンジンをかける手順であるブレーキを踏む&Pレンジに入れるまで行い、そのままハンドルを左右に動かしながらエンジンスタートボタンを押します。

ハンドルロック自体は軽く解除されるので、一度解除方法がわかれば対処はすぐにできるでしょう。

補機バッテリーがあがっている

バッテリー

ここからは多少機器やシステム的な問題に関するものとなりますが、ハイブリッドカーといっても補機バッテリーがあがるとエンジンがかからないようになります。

ハイブリッドカーは最大の特徴として電動モーターを搭載していますが、その電動モーターを動かしているのはハイブリッドシステム用の大型バッテリーです。

このバッテリーは従来の車のバッテリーよりも遥かに容量の多いバッテリーで、その大きさから床下に搭載されています。

また電動モーターの他にインバーターやDCーDCコンバータといった電動車特有のコンポーネントが搭載されており、普通のガソリン車では扱えない大容量電源なども使えるのです。

ポイント

しかしプリウスにはその駆動用大型バッテリーとは別に普通のガソリン車などにも使われる12Vバッテリーが搭載されており、このバッテリーが経年劣化やライトの使い過ぎなどであがってしまうと車全体のシステムが動かせません。

プリウスは駆動用には大容量バッテリーを使っているものの、エンジンやミッションの制御用コンピューターが12Vバッテリーを使っているため、補機バッテリーがないとエンジンはかからないのです。

補機バッテリーの充電には駆動用バッテリーから給電されてはいるのですが、一度補機バッテリーが完全に上がってしまうと車のシステム自体が動かないので給電もできません。

もしさまざまな手順を踏んでエンジンをかけようとしても駄目だったときにはバッテリーを疑ったほうがよく、2年〜3年使っている補機バッテリーは経年劣化でいつあがってもおかしくありません。

MEMO

たとえライト類が多少ついたとしても電圧が低下しているとエンジンをかけるまでに行かないので、そういったときには新品の補機バッテリーに交換するのが一番の方法です。

また出先などでバッテリーがあがってしまったときには普通の車と同じくバッテリージャンプをするとエンジンがかかり、他の車のバッテリーとつなげてエンジンをかけることで走行可能状態になります。

バッテリーが劣化しているときにはその後にエンジンを切るとまたバッテリーあがりの状態になるので、できるだけエンジンを切らずに自宅、もしくはバッテリーが交換できるディーラーや自動車用品店に持ち込みましょう。

”ハイブリッドシステムチェック”と表示される

ハイブリッドシステムは補機バッテリーの劣化にかかわらず長期的に耐久性のあるシステムなのですが、もしコンソールに「ハイブリッドシステムチェック」という表示が出てエンジンがかからないときにはハイブリッドシステム自体の部品交換が必要かもしれません。

「ハイブリッドシステムチェック」はプリウスのハイブリッドシステムになにか障害があるときに表示されるもので、その原因はいくつか考えられます。

ハイブリッドシステムは主に3つのコンポーネントから成り立っているのですが、そのうち駆動用モーターに関しては頑丈な構造なのでそこまで問題にはなりません。

ですがインバーターと呼ばれる直流交流変換器は長年の経年劣化によって内部の電子部品が劣化することがあり、インバーターが故障するとハイブリッドシステムチェックがでてエンジンをかけることができません。

またハイブリッドシステム用の駆動用バッテリーは前述した補機バッテリーに比べればかなり寿命の長い部品なのですが、それでも経年劣化で最終的にはバッテリーのセルに不具合が起きてきます。

最終的には駆動用として使えないほど劣化してハイブリッドシステムチェックのインジケーターが出るのですが、この状態でもエンジンをかけることはできなくなります。

ハイブリッドシステムチェックが出たときには車をディーラーに入庫してチェックしてもらう必要がありますが、ハイブリッドシステムの経年劣化による部品の劣化に対しては部品交換をしなければ最終的にエンジンをかけるところまで行かないでしょう。

ハイブリッドシステムの経年劣化は数年程度じゃ起こらないのですが、10年経過したプリウスや走行距離が100,000kmを超えたようなプリウスではハイブリッドシステムチェックが出る可能性は高くなります。

なおハイブリッドシステムの部品交換には費用も結構かかるものとなっているので、車の乗り換えまで視野に入れておいたほうがよいでしょう。

ビックリマークや警告灯が点灯する

メーター 警告

ハイブリッドシステムの劣化や破損によるエンジンがかからない状況というのはプリウスのようなハイブリッドカーならではなのですが、その他にも従来の車にもあるようなシステムエラーは起こりえます。

プリウスのコンソールにはいろいろな警告灯が点灯するようになっているのですが、その中にエンジン警告灯というものがありこれはエンジンに何かしらの問題が起こっているのを知らせるものです。

警告灯は緑、黄色、赤の3種類で表示されるのですが黄色や赤の状態だと色に応じた深刻度の問題が発生しているということであり、エンジンがかからない原因かもしれません。

しかしこの警告灯だけでは細かい原因までは特定できないので、この警告が出てエンジンがかからないときにはディーラーなどに連絡して車を調べてもらうしかないでしょう。

またその他にも三角形のビックリマークのような警告灯もあるのですが、これはマスターウォーニングランプと呼ばれるもので車の何らかのシステムにエラーがあることを示すものです。

MEMO

この警告灯も緑、黄色、赤に点灯するものなのですが、エンジン警告灯と同じくこれが点灯してエンジンがかからないときにはディーラーに車を調べてもらうしかありません。

黄色の警告灯ぐらいなら時間が経てば解決することもあるのですが、赤色の警告灯だと無理にエンジンをかけるようなことはせずに素直に見てもらうほうが良いです。

なおコンソールには燃料警告灯もあるのですが、当然ながらこれが点灯してガス欠になっていればエンジンはかかりません。

一番身近な警告灯なので見落とすことはまずないと思いますが、原因の一つとして確認はしましょう。

エンジンをかけるときに異音がする

この原因は必ずしもエンジンがかからない原因にはならないのですが、プリウスではエンジンをかけるときにエンジンから異音が起こることがあります。

プリウスのエンジンがかかるときはかなり静かにかかるのでモーター走行からエンジン走行への切り替えに気づかないこともあるのですが、以前からプリウスでエンジンがかかるときに大きめの音が出ることが言われています。

これはあくまで異音が出るだけでエンジンはかかることが多いのですが、いつでも起こるわけではなく特定の条件で起こりやすいものとなっています。

その原因と言われているのはエンジンのシリンダー内で起こる失火であり、とくに低温時に発生しやすいものとなっています。

ポイント

プリウスは発進時などにはモーターだけで走行できるためエンジンがかかるのは発進して少し経ってからとなるのですが、その際冬などで外気温が寒くなっているとエンジンがかかるときに十分に内部で点火しないことがあります。

これを失火といい原因はスパークプラグのカブりやエンジンのが冷たいということもあるのですが、音が起こるのは始動時が主でありエンジンが温まってくれば解決することが多いです。

この問題は以前のモデルのプリウスではよく起こっていたようですが、現行モデルでは対策が入っているようで頻度は減っています。

もしエンジンをかけるときに異音が出ても基本的にはエンジンが壊れるといったことはありませんが、何度も何度も異音が出たり継続的に異音が出る場合にはディーラーに持ち込んで見てもらったほうが良いでしょう。

プリウスのエンジンがかからない場合の対処法

プリウスのエンジンがかからない原因は上記のように様々考えられるのですが、ハンドルロックやシフトポジション、インテリジェントキーの問題などを確認してもまだエンジンがかからないときには車の移送を考えなければならないでしょう。

エンジンがかからない原因として警告灯やハイブリッドシステムチェックなどの表示が出るような際には結構大きな問題となっていることが多く、そのままでは車が自走できない場合があります。

補機バッテリーがあがった程度であれば他の車にお願いしてジャンプしてもらうこともできますが、旅行先などでそういった状況にないときにはやはり自走ができません。

車が自走できないとディーラーや修理工場に持ち込んでエンジンがかからない原因を精査することができないので、陸送と呼ばれる車の運搬を行う業者にお願いすることになります。

車の陸送にはレッカー車や大型トラックなどを使って車を移動させるのですが、それには費用として数万円かかるものとなっており、日にちも多少かかる場合があります。

自宅がある地域まで陸送できればよいのですが、時間や費用がかかるときには旅行先のディーラーなどに持ち込むことも考えると良いでしょう。

また一部の保険会社のサービスにはこういったトラブルへの対応が含まれていることがあるので、その際は保険会社に連絡して陸送などの対応をお願いすることもできるでしょう。

なお例えば旅行先などで車のエンジンがかからず陸送する際には、自分や同乗者に関しては陸送と一緒に移動することは基本できないので、別途電車や飛行機などの交通手段を確保して移動することになるでしょう。

また車での移動がどうしても必要なときには、レンタカーを駆使することも考えましょう。