1分で車を60万円値引きする裏技

XVの荷室の良い点6つと悪い点1つ!荷物収納スペースが広くて充実?

スバルXVはスバルのクロスオーバーSUVで、ステーションワゴンのようなスタイリッシュなデザインが特徴です。

今回はスバルXVの後部座席についてご紹介します。

スバルXVの荷室・トランクの容量・寸法

 

この投稿をInstagramで見る

 

yun(@yun.sta_xv)がシェアした投稿


スバル XVは中型車クラスのクロスオーバーSUVで、扱いやすいサイズ感とかっこいいデザインが人気の車です。

XVは初代モデルが2010年登場とスバル車の中では比較的新しい車種となっており、現行モデルで3代目となります。

XVは全体的なサイズ感が控え目で扱いやすい車でありながら、SUVらしいマッシブなタイヤ周りとスポーティなデザインが魅力的です。

またXVはクロスオーバーSUVながらステーションワゴン的な位置づけの強い車種でもあり、歴史的にステーションワゴンが人気なスバルならではの車種でもあります。

ではXVの大まかなサイズやラゲッジスペースのサイズや容量についてご紹介しましょう。

スペックXV
乗車定員5名
全長4,465mm
全幅1,800mm
全高1,550mm
1,595mm (ルーフレール装着車)
1,575mm (Advance:ルーフレール装着車)
室内長2,085mm
室内幅1,520mm
室内高1,200mm
ラゲッジルーム高さ1.6i EyeSight/1.6i-L EyeSight:777mm
2.0e-L EyeSight/2.0e-S EyeSight/Advance:722mm
1,090mm(タイヤハウス間)〜1,356mm(ラゲッジスペース後部サイドトリム間)
奥行きセカンドシート展開時:820mm
セカンドシート収納時:1,631mm
ラゲッジ容量1.6i EyeSight/1.6i-L EyeSight:400L (内アンダーラゲッジ15L)
2.0e-L EyeSight/2.0e-S EyeSight/Advance:345L(内アンダーラゲッジ5L)
運転席寸法高さ約1,000mm
約500mm
奥行き約800mm
助手席寸法高さ約1,000mm
約500mm
奥行き約800mm
後席寸法高さ約1,000mm
約1,300mm
奥行き約1,000mm

XVは車の全長が4,400mm前後、全幅が1,800mmと全体的に中型車としては控え目なサイズ感であり、全高もクロスオーバーSUVながら1,600mmに満たない高さとSUVにしてはかなり低いフォルムです。

このサイズ感からSUVらしいオフロード走行よりはオンロード走行がメインの車であり、普段使いの乗用車として便利な車です。

車内スペースに関しては室内長がこのクラスにしては広いスペースが確保されており、セカンドシートの足下空間が広めで快適です。

ポイント

XVは車のタイプとしてはハッチバックカーになりますので、ラゲッジスペースはセカンドシート背面からテールゲートまでの間のスペースとなります。

その奥行きは820mmほど確保されており、中型車クラスのラゲッジスペースとしては標準的な広さです。

横幅もせまいタイヤハウス間でも1,000mm、最も広い箇所では1,300mm程度もありますので、荷物の横積みにもしっかり対応できています。

ラゲッジスペースの容量については車のグレード、主にエンジンスペックで違いがあり、1.6Lエンジンを搭載したグレードでは400Lと標準的な容量があります。

一方2.0Lエンジン搭載車はハイブリッド車となっていることからラゲッジスペースの床下にもさまざまな機器が搭載され、その結果ラゲッジ容量が345Lとコンパクトカー並みのサイズに留まっています。

ではこのXVのラゲッジスペースについて詳しくご紹介しましょう。

XVの荷室・トランク・荷物収納スペースの良い点

XVは基本的にラゲッジスペースの使い勝手は良い車で、次のような良い点があります。

普段使いがしっかり出来る標準ラゲッジスペース

XVの標準的なラゲッジスペースは普段使いには十分なサイズがあり、ちょっとした大きなものでも積み込めます。

XVの標準ラゲッジスペースはセカンドシートから後ろのスペースとなりますが、このスペースは奥行きと横幅が広めなため普段使いで不便しないほどのサイズはあるでしょう。

高さ方向はそこまで広いわけではないのですが、買物の荷物やちょっとした家具程度であれば十分に積み込めます。

高さのあるものなどは横倒しにしたり前後方向に積み込むなど工夫ができ、特にラゲッジスペースの1番テールゲート側が横幅の広いスペースとなっているためこの部分を活用すれば便利です。

またこの標準ラゲッジスペースのサイズでは意外と大きな物も積込むことができ、中型のゴルフバッグは横積みが可能です。

ゴルフバッグに関しては1.6Lモデルでも2.0Lモデルでも3つまで積込むことができ、XV1台で3人乗ってゴルフに行くなどの使い方が出来ます。

スーツケースなども中型、大型のスーツケースを横積みしたり前後に並べるようにすれば積み込むことも可能で、XVでの旅行にもしっかり活用できるでしょう。

車いすやベビーカーなど背の高いものに関しては折り畳んだ上で横倒しすればラゲッジスペースのサイズ的には対応できますので、普段使いでは不便に感じることは少ないでしょう。

コンパクトな車ながらもシートアレンジで広がるラゲッジスペース

XVのラゲッジスペースはシートアレンジを駆使することでよりスペースを広げることが可能で、より長い荷物を積み込めます。

XVはセカンドシートがベンチシート式の座席となっているのですが、そのセカンドシートはシートアレンジで背もたれを後ろに倒すことで収納できます。

シートアレンジを行えばセカンドシートのスペースもラゲッジスペースに活用できますので、奥行きが一気に1,600mmのスペースが生まれるので標準ラゲッジスペースの2倍もの広さがあります。

これだけの奥行きがあれば長い荷物や大きな荷物をしっかりと積み込めますし、大量の荷物も車内に満載できます。

またマウンテンバイクのようなサイズの大きなものであってもシートアレンジ後のスペースならしっかり積み込めるので、レジャーの際にも使い勝手が良いものとなります。

またXVのセカンドシートは左右の6:4分割式の構造となっており、左右の背もたれを独立して収納することが出来ます。

片側だけを倒して片側を座席として残しておけばある程度の荷室の広さを確保しつつ、乗車人数も3名〜4名にキープしながら運用できます。

この分割式の構造を活用すれば人数と荷物の量や大きさでフレキシブルに調整することが可能であり、上手に使い分けるようにしましょう。

フルフラットで凹凸の少ない便利なスペース

XVのラゲッジスペースは全体的にフラットなデザインとなっており、荷物の積み込みがしやすくなっています。

XVは標準ラゲッジスペースがある程度の面積のあるスペースとなっていますが、そのほぼ全体がデッキボードというフラットなボードで覆われており、全体的にフラットになっています。

余計な段差がありませんので荷物を安定して積み込むことができ、使い勝手が良いスペースです。

またXVは張り出しのあるタイヤハウス部分も可能な限り凹凸が少なくなるようなコンパクトな形状となっているので、横積みや荷物を積み上げるときに積み込みやすいデザインです。

ポイント

またラゲッジスペースでシートアレンジを行なった際にはシートの背もたれを折りたたむので、折り畳んだ背もたれの背面がわずかに斜めになる位置で止まります。

ですがシートと標準ラゲッジスペースの間には段差をカバーするためのスロープ状の形状がありますので、実質的にシートアレンジ後でもフラットなスペースを活用することができます。

特にシートアレンジ後では重たい荷物や大きな荷物を前後に移動するときに床面を滑らせることがあり、そういったときにも段差がなくスロープなどで繋がったラゲッジスペースは邪魔なものが少なく積み込みやすいデザインといえるでしょう。

なお最近ではキャンプの際に車内で宿泊する車中泊が人気となっているのですが、XVの車内スペースはそのままでは車中泊には不便です。

就寝するためにはシートアレンジをしてスペースを確保するのですが、その際にフラット面のスロープ部分が寝るためには気になってしまいます。

そのためXVで車中泊をするためにはこのスロープ部分の高さを補正するとよく、マットやボードなどを用意して可能な限りフルフラットに近づけると車中泊に対応できます。

防水性のあるアンダーラゲッジトレイ

XVの標準ラゲッジスペースはデッキボードで覆われているのですが、そのデッキボードの下にも収納があります。

MEMO

デッキボードはラゲッジスペース床面をフラットにするための機構であり、その下にも車の構造的にスペースがあります。

そのため最近の車種では床下スペースにはパンク修理キットや工具類などを収めており、余ったスペースは小物入れのようなアンダーラゲッジとなっています。

XVにもデッキボードの下にアンダーラゲッジが装備されており、普段使わないような工具や目立たない小物などを収めておくスペースに利用できます。

XVでは前述したエンジンの仕様違いにより標準ラゲッジスペースの下のスペースに違いがあり、1.6Lエンジンモデルであればアンダーラゲッジは15Lほどの容量があります。

そのアンダーラゲッジには単純な凹みがあるだけでなくトレイ状の構造になっており、シンプルながら積み込みやすい形状となっています。

アンダーラゲッジトレイは防水性もあるスペースとなっていますので、汚れた靴などを積み込むときにも標準ラゲッジスペースを汚さずに済みますので便利です。

またアンダーラゲッジは標準ラゲッジスペースの高さ方向を広げるための使い方も可能で、デッキボードを開いたままにしておけばアンダーラゲッジの深底部分を背の高い荷物を積み込むために利用できます。

植木など横倒しが出来ないものを積み込むなどに非常に便利であり、いろいろな使い方ができるでしょう。

なお2.0Lエンジンのハイブリッドモデルでは標準ラゲッジスペースを減らすほど床下スペースが機器の収納スペースに充てられており、アンダーラゲッジとして利用できる部分がほとんどありません。

容量的にはわずか5L程度のスペースしかありませんので、本当に小物入れとして使うぐらいのサイズです。

ラゲッジスペースの防水装備の充実さ

 

この投稿をInstagramで見る

 

shinji(@xv_shinji)がシェアした投稿

XVのラゲッジスペースでは防水性が必要な場合もあるのですが、そういった要求にもしっかり対応できるようになっています。

XVはクロスオーバーSUVという性格上キャンプやアウトドア、レジャーなどでも使える車であり、シートアレンジを駆使すればある程度大きな物も積み込めます。

XVの積載性ではあまり大量の荷物を積み込んでのキャンプとレジャーをあわせたりするとは難しいですが、ある程度同乗者を抑えめにすればなんとか対応はできるでしょう。

ただキャンプやアウトドアの際には遊んだ後に泥汚れや水で濡れたものを積込むことがあり、そういった際に車内の防水性が気になります。

XVの標準的な仕様ではラゲッジスペースの床面はカーペット生地になっていて汚れには弱いのですが、オプション装備を活用することで防水性は付与できます。

XVにはラゲッジスペース周りのオプション装備も結構充実しているのですが、その中に「カーゴトレーマット」という装備があります。

これは標準ラゲッジスペース及びセカンドシートの背面に樹脂製のパネルを装着する装備であり、ラゲッジスペース全体に防水性を与えてくれます。

シートアレンジ後のスペース全体が防水仕様となりますので、これを装着しておけば汚れたものを積み込んでも掃除がしやすくなります。

またカーゴトレーマットほど大掛かりではないカバー状の「オールウェザーカーゴカバー」という装備もあり、こちらはカーペット生地の床面及びリアバンパー部分までを覆える防水生地のカバーを装着できます。

オールウェザーカーゴカバーは価格も安価で不要なときには取り外しが出来る気軽さがありますので、カーゴトレーマットほどの機能がいらない方はこちらもおすすめです。

ラゲッジスペース周りの便利な装備

XVには前述したオプション装備の他にも便利に使える標準装備がラゲッジスペースに備わっています。

まずXVのラゲッジスペースではセカンドシートのシート背面にレバーが2箇所あるのですが、このレバーはシートアレンジの操作レバーです。

XVのセカンドシートは背もたれを前に倒して収納する機能があり、シートアレンジの操作は基本的にシート側から操作します。

ポイント

それに加えてXVではラゲッジスペース側からも同様の操作が可能となっており、多少ラゲッジスペースの奥なので乗り込む必要はあるもののシート側に回らなくても操作できる便利さがあります。

セカンドシートの分割構造に合わせてそれぞれにレバーがあり、細かく調整することも出来ます。

その他には標準ラゲッジスペースの左側の側面に1箇所照明が装備されており、夜間でも手元を照らしてくれるので便利に活用できる装備となっています。

また標準ラゲッジスペースの床面には前側に2箇所フックが装備されており、荷物の固定に活用できます。

シートアレンジ後のスペースでもおよそ真ん中あたりにありますので、さまざまなシーンでロープをひっかけたりネットを引っ変えたりして荷物を確実に固定しましょう。

XVの荷室・トランク・荷物収納スペースの悪い点

XVのラゲッジスペースは全体的に使い勝手が良いのですが、次の点については少し不便さが感じられます。

モデルによるラゲッジスペース容量の違い

XVでは前述でも触れていますがグレードによってラゲッジスペースの容量に違いがあり、主に高さ方向が違います。

XVの2つのグレードである1.6Lエンジンモデルと2.0Lエンジンモデルでは搭載されているエンジンの違い以外にも、エンジンのみの仕様か2.0L+ハイブリッドシステムかの違いがあります。

ハイブリッドシステムには電動車用のコンポーネントが追加されるため、その搭載場所としてスペースがあるラゲッジスペース部分が使われています。

その結果ラゲッジスペースの高さが1.6Lモデルと2.0Lモデルで50mm程度違っており、それに伴って容量も55L減少するなどラゲッジスペースの使い勝手は低下しています。

XVの2.0Lハイブリッドモデルは燃費性能は良好なのですが、ラゲッジスペースの実用性が犠牲になっているのは不便な点です。

ラゲッジスペースの高さが720mm程度しか無いのでコンパクトカー並の広さしかなく、あまり大きな物が載せられません。

また345Lという容積もコンパクトカーレベルのサイズですので中型車としては不足気味であり、特にキャンプやアウトドアなどの積載性が必要な用途には向いていません。

XVはこういった用途にあわせてグレードを選択する必要はあり、燃費性能か実用性かで選ばなければなりません。

XVの荷室・トランク・荷物収納スペースの口コミ・評判

XVのラゲッジスペースについてはtwitterでいろいろな投稿があるのですが、その中からいくつかご紹介します。

こちらの方はXVをどうやらキャンプに活用しておられるのですが、ラゲッジスペースのサイズには少し不便さを感じていらっしゃいます。

キャンプの際に使用するベンチを積み込んだそうなのですが、そのサイズが大きくてXVのラゲッジでは窮屈であり、使い勝手が悪い点が出てきていますね。

こちらの方はXVのラゲッジスペースを車中泊に活用されたことがあるようなのですが、車内の段差部分は邪魔になる部分のようです。

そこでキャンプ用のマットを敷くことで段差を解消されており、こういう工夫をすればしっかり車中泊が可能ということですね。

総評

スバル XVは比較的コンパクトなサイズを持つ中型クロスオーバーSUVで、そのスタイルや扱い易さは普段使いでも趣味の車でも活用できます。

ラゲッジスペースについてはある程度控え目なサイズではあるものの、グレードによっては普段使いに十分なサイズのある車には仕上がっています。

また価格も控え目でかっこいいデザインが魅力の車なので、ファミリーカーだけでなく一人暮らしの方の趣味の車にもぴったりでしょう。