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中古車購入の予算の決め方!手順を分かりやすく解説!

中古車の購入を考えているとき、「使いやすい便利な車がいいな」、「とにかく足になる車が欲しい」など大まかなイメージはあると思います。

しかしイメージに合った車はどのぐらいの予算が必要なのか、を把握するのはなかなか大変ですよね。

そこでこの記事では、中古車購入の予算の決め方を手順を追って説明します。

中古車購入の予算の決め方

車の予算

中古車は新車に比べて金額的に選択肢が多く、新車では手の届かなかった車が買えることが大きな魅力です。

そのため中古車購入のための予算を決めるときには、値段よりも性能やデザイン、機能などを優先させることができます。(もちろん安さを追求することもできますが)

そんな中古車の予算を考えるときには大まかに2つの方法があり、それぞれ次のような人におすすめです。

  • 車の用途や機能から決める:車に求める用途や機能がる程度決まっている人
  • 毎月の支払金額から決める:移動手段としての車が欲しい人
それぞれの方法について、予算を決める過程を説明していきましょう。

車の用途や機能から決める

①どんな車が欲しいかを決める

車の購入を考えるときにまず考えることは「ほしいのはどんな車が」です。

仕事の通勤用、お買い物用、レジャー、介護、などなど車のメインの用途を考えます。当然一つだけではなく、仕事とレジャーなど複数の用途があることもあります。

もっと気楽に、楽しいドライブができる、燃費が良くて買い物に使いやすい、などでもよいです。

②車に乗る人数を決める

次に一台の車で何人乗りが必要かを決めます。用途を決めるときに大まかには人数も考えると思いますが、車の乗車定員は2人、4人、5人、7人、8人、などがほとんどですので、この中から決めましょう。

③車種候補をいくつか決める

次に用途と人数から、車種の候補を何台か決めましょう。

中古車情報誌や中古車サイトを見ながら、用途に合った車を探します。サイトで調べるときにはいくつも検索条件を絞り込めますので、探すのが楽です。

④候補車の値段を調べ、大まかな購入費用を決める

車種がある程度決まったらそれぞれ値段を控えておき、自分に必要な車種の値段を把握します。

中古車情報サイトでは車種ごと、年式ごとに平均価格を調べることができますので、これを活用すると便利でしょう。

⑤購入総額を調べ、毎月の支払金額を把握する

車種の大まかな値段が決まったら、税金や各種費用などを足した購入総額を見積もりましょう。これも中古車情報サイトで計算することができます。

計算が難しいときには、税金などの諸経費を大まかに見積もってもよいです。車の大きさごとに大まかな諸経費は多めに見積もって以下の値段で考えておけばよいでしょう。

  • 軽自動車:150,000円
  • 小型車、普通車(2000㏄まで):200,000円
  • 大型車(2000㏄以上):250,000円
この購入総額から、毎月の支払金額を計算します。

自動車ローンの金利は購入する中古車屋によって変わりますが、平均金利7%でまずは考えましょう。また支払い期間は12か月~60か月まで1年ごとで考え、それぞれ1年増えるごとに、毎月の支払金額がどのぐらいになるかを把握しましょう。

例として車の金額が1,000,000円の普通車だった場合には、以下のような計算になります。

  • 支払い総額=(車本体1,000,000円+諸経費200,000円)×金利分1.07=1,284,000円
  • 48か月払い:1,284,000円÷48か月=毎月の支払金額26,750円
  • 60か月払い:1,284,000円÷60か月=毎月の支払金額21,400円

⑥支払金額が許容範囲であれば予算を決定し、車を選ぶ

毎月の支払金額があなたの収入から考えて許容範囲内であれば、この時点で支払い期間と支払総額、つまり予算が決定します。

あとは予算を考えながら実際に購入する車を決めていきましょう。

⑦購入する車の実際の支払い金額を見積もる

最後に購入しようとする車の実際の支払金額を、中古車店に見積もりを出してもらって確認しましょう。諸経費は車の状態で変わってきますし、ローン金利も購入する中古車屋で変わりますので、見積もりから毎月の支払金額を確認しましょう。

もし毎月の支払金額が予想より安かったら支払い回数を見直し、金利の支払い分をできるだけ減らしましょう。また予想より高くなってしまった場合は、別の車を探しましょう。

なお、正しいやり方で値引き交渉をすればしっかり安い価格で購入できます。

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毎月の支払総額から決める

①毎月の収入から、車の支払に使える金額を考える

まずは毎月いくらぐらいなら車の支払に使えるかを考えましょう。

車のローン支払いは長期にわたりますので、無理のない範囲で考えます。まずはざっくりと10,000円でも20,000円でもよいのです。

②支払総額を決める

毎月の支払可能な金額から、支払総額を考えます。自動車ローンの最大支払い回数は60か月がほとんどですので、ここでは60か月でまず考えましょう。

例えば毎月の支払金額が20,000円の場合は、60か月で1,200,000円が総額となります。

③支払総額から、車の購入に使える金額を計算する

支払総額からローンの金利支払い分、税金などの諸経費を差し引いて、車本体に使える予算を計算します。

ここでもローンは7%、諸経費は200,000円でまずは計算します。先ほどの例の場合、以下の計算の結果、車本体の購入に使える費用は921,500円となりました。

  • ローン金利分:1,200,000円÷1.07=1,121,500円
  • 諸経費分:1,121,500円-200,000円=921,500円

④車両値段から購入する車を決める

車に使える費用が決まりましたので、中古車情報誌や中古車情報サイトなどで実際に購入する車を決めていきましょう。

中古車情報サイトで予算から検索条件を絞り込めますし、ある程度の車の大きさや種類などを決めてあるとさらに調べやすくなります。

⑤ 購入する車の実際の支払い金額を見積もる

これは【車の用途や機能から決める】の項目で説明していますので、割愛します。

まとめ

選択肢

中古車の予算を決めるときには、性能、機能優先でいくか、支払金額優先で考えるか、です。

最初からいくら、と決めることはなかなか難しいですが、今回の方法である程度ざっくりと計算することで予算が絞り込めます。

しかし実際に車を探す段階になるといろいろと条件のよい車が見つかることも多く、予算から少し外れてしまうことも良くあります。

そんな時は予算を考えることも大事ですが、許容範囲であれば気に入った車を買うことをおすすめします。

その方が、後々「この車にしてよかった!」と思う日が来ると思いますよ!