中古車を購入する時って、車の事やお金のことなど気になることが沢山ありますが、手続きの書類準備もその一つでしょう。

でも車を買うときの必要書類って結構複雑で、何を用意しなければいけないかってよくわかりませんよね。

今回は中古車を購入する時に必要な書類や、その他準備が必要なものをご説明します。

この値引き交渉のやり方を知らないと、車を買う際に50万円以上の損をするかもしれませんよ。

営業マンに騙されずに、最大限まで値引きをしてもらうには、このやり方を知っておく必要があります。

詳しくは下記の車を確実に値引きして安く購入する二つの方法のページをご覧ください。

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中古車購入時の必要書類

書類

普通車の中古車を購入する際には、次の5つの書類が最低限必要になります。

この中で車庫証明は取得するのに1週間~2週間程度かかってしまいますので、そのことを踏まえて納車日を考えてください。

必要書類 購入者が
準備
販売店が
準備
取得日数
印鑑証明 1日
自動車検査証(車検証) 即日
自賠責保険証 即日
車庫証明 1週間~2週間
委任状 即日

それぞれの取得方法について、解説しましょう。

印鑑証明の取得方法

印鑑証明は実印を証明するための書類で、実印を登録した各市町村の役場で印鑑証明を入手できます。

市町村窓口で手続きを行い料金を支払って入手できますので、所要時間は30分といったところでしょう。

自治体によっては自動交付機が設置されているところもあり、役場の窓口が閉まっていても入手できるところもあります。

印鑑証明は発行後3カ月は有効なので、中古車を購入したいと思ったら取得しておいてもよいでしょう。

後述しますが、下取り車があるときには2枚目も必要なので、一緒に取っておきましょう。

車検証の入手方法

車検証は中古車屋さんで準備してくれますが、後述する車庫証明の取得時にも車検証の情報が必要となりますので、必ずコピーをもらっておきましょう。

自賠責保険証の入手方法

これも中古車屋さんが準備してくれるので、こちらですることはありません。

車庫証明の取得方法

駐車している車

自家用車の駐車場所が確保されているかどうかを証明する書類で、管轄の警察署で入手します。

車庫証明の入手には書類提出から車庫証明交付まで2週間程度はかかるので、時間に余裕をみて手続きしましょう。

車庫証明は次のような手順で入手します。

①管轄の警察署で書類を入手する

警察署で次の書類を入手します。ミスした時のことを考えて数部もらっておきましょう。

車庫証明
必要書類
駐車場
契約駐車場 自己所有
自動車保管
場所証明書
保管場所標章
交付申請書
保管場所の
所在図・配置図
保管場所使用
許諾証明書
×
自認書(保管場所
使用権原疎明書面)
×

一部の都道府県ではネットでダウンロードもできます。

②-A 契約駐車場の場合:車庫の使用許可を得る

月極などの契約駐車場の場合、そこの大家さんや不動産屋さんに許可をもらって、「保管場所使用許諾証明書」に記入してもらう必要があります。

同時に駐車場の賃貸契約書の写しを入手します。通常は手数料がかかりますので注意しましょう。

②-B 自己所有の駐車場の場合:自認書に記入する

駐車場の土地が自己所有の場合は、そこが自己所有であることを示す「自認書」に記入します。

夫婦で土地の権利が50:50であれば問題ありませんが、もし所有者が親や親類の場合は自己所有とは認められませんので、-Aに従います。

③書類を警察署に提出する

必要書類に記入をして、警察署に提出します。

上記の-Aか-Bかで書類が1部変わりますが、そのほかの3つの書類は同じです。提出時に免許証などで車の使われる住所を確認されますので、準備しておきましょう。

書類提出後、書類受け取りの日を事前に連絡され、納入通知書兼領収書が発行されます。

申請時に手数料として収入印紙2,000円程度を払います。印紙は通常は察署に併設されている印紙販売所で買うことが出来ます。

④警察署が駐車場を確認する

警察官が現地に出向いて確認するので、書類提出から4日~1週間ほど必要です。立ち合いの必要はありません。

⑤ 警察署に車庫証明を受け取りに行く

納入通知書兼領収書と標章交付手数料500円を印紙で準備して、警察署に車庫証明を受け取りに行きます。

駐車場の確認が問題なければ、その場で車庫証明が発行されます。

以上、車庫証明は入手まで手順が複雑で、時間も結構かかりますので注意してください。

委任状の取得方法

委任状は、車の所有変更の手続きを中古車屋さんに一任するための委任状となります。

用紙はネットでダウンロードもできますし、中古車屋さんで準備してくれることもあります。氏名、住所、実印など必要事項を記入します。

中古車購入時の必要書類「例外」

上記は一番一般的な場合の必要書類ですが、いくつか例外が発生することがあります。

一部書類の内容が変わったり、追加が必要になってきますので、ご説明します。

軽自動車を購入する場合

軽自動車は普通車に比べて手続き書類が簡略化されています。その為印鑑証明も車庫証明も原則不要で、その代わりに住民票が必要となります。

軽自動車の必要書類をまとめると次の通りです。

必要書類 購入者が
準備
販売店が
準備
取得日数
実印 即日
住民票 1日
自動車検査証(車検証) 即日
自賠責保険証 即日
委任状 即日
  • 住民票は市区町村の役場で入手でき、300円程度の手数料がかかります。印鑑証明と同じく、自動交付機での交付が出来る自治体もあります。
  • 一部地域では軽自動車であっても車庫証明が必要となっており、県庁所在地の市、人口10万人以上の市、東京や大阪の中心から30km圏内になる市などが対象です。

軽自動車の車庫証明は車の登録後に取得するのが普通車と違うところで、登録後15日以内に管轄の警察署に届け出をします。

車庫証明の書類は普通車の時と変わりませんが、警察官による実地確認が無く届け出だけなので、当日完了します。

人に委任して購入する場合

車の購入は、親兄弟や友人など他人に委任して購入手続きを行うことが出来ます。

必要書類を取得してもらう際には必ず委任状が必要となり、印鑑証明や車庫証明などを取得する際にはそれぞれの委任状が必要です。

また同様のことをディーラーさんや中古車屋さんに委任することもできます。

手数料は発生しますが、書類の取得から登録まですべてをお任せできるので、購入者は非常に楽な方法です。この場合も委任状が必要です。

下取り車がある場合

中古車購入と同時に今まで乗っていた車を下取りに出す場合、追加で次の書類が必要となります。

印鑑証明以外は基本的に車に設置されているものなので、新たに取得する必要はないでしょう。

下取り必要書類 取得日数
印鑑証明 1日
自動車検査証(車検証) 即日
自賠責保険証 即日
自動車納税証明書 即日
リサイクル券 即日

なお、正しいやり方で交渉をすれば下取り額をあげることができます。

このやり方を知っているだけで数十万円は違います。詳しく知りたい方は下記の車を確実に値引きして安く購入する二つの方法のページをご覧ください。

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個人売買の場合

中古車の売買は販売店だけでなく、友人同士などでの個人売買もあります。また近年はネットオークションなどで取引することも多くなってきました。

そんな個人売買で中古車を買う際には、名義変更手続きを自分でやる必要があるので必要書類がかなり増えます。

ほとんどは売主側が準備するものなので、購入側で準備するもの印鑑証明車庫証明の2つだけです。

しかしすべてそろっていないと名義変更手続きはできませんので、車の引き渡しの際に漏れがないようにしましょう。

必要書類 購入者が
準備
売主が
準備
取得日数
印鑑証明(購入者側) 1日
車庫証明 1週間~2週間
自動車検査証(車検証) 即日
自賠責保険証 即日
自動車納税証明書 即日
リサイクル券 即日
譲渡証明書 即日
印鑑証明(売主側) 1日
住民票(売主側) 1日
委任状(売主側) 即日

中古車購入時の必要なもの

では次に、必要書類以外で中古車購入に必要なものは次の5つです。

購入代金
実印
銀行印 ローンを組むのに必要
通帳、キャッシュカード
任意保険証

購入代金

当然と言えば当然ですが、購入代金を用意します。ローンを組む場合は頭金のみで十分でしょう。

実印

必要書類に押印する時は、すべて印鑑登録した実印を使いましょう。それ以外の印鑑は無効です。

ローンを組む際に必要なもの

購入代金をローンで支払う場合には、ローン手続きに次の2点が必要です。

実印と銀行印は違いますので注意しましょう。

  • 銀行印
  • ローンを組む銀行口座がわかるもの(通帳、キャッシュカードなど)

任意保険証

車を所有するなら、購入前に任意保険を契約しておきましょう。車には必ず自賠責保険という保険がかかっていますが、この保険は対人保証のみで保証金額も十分とは言えません。

その為民間の任意保険に加入するのが一般的となっており、対人無制限保証や対物、車両保証などを契約します。

制度上は任意保険に入らなくても車には乗れますが、自賠責保険のみではもしもの時に非常にリスクが高くなります。(私は若かりし頃に自賠責だけで事故って大変なことになりました

納車日には必ず任意保険の契約を済ませておき、納車時から保険が適用されるよう準備しましょう。

中古車購入時の必要なもの「例外」

陸運局

中古車購入の「例外」の場合でも、書類以外に必要なものは変わりませんが、個人売買の場合にはそれに加えて名義変更手続きがあることを忘れないようにしましょう。

名義変更を行わないと、ナンバープレートや車検証が購入者名義になりません。

名義変更手続きには管轄の陸運局に出向いて手続きする必要があり、個人売買の必要書類をすべてそろえて手続きします。

名義変更手続きは次のような流れで進めますが、陸運局は平日しか空いていないため、名義変更手続きをするには平日に行かなくてはなりません。

名義変更手続き
1 申請書記入、手数料納付
2 前のナンバープレートの返却
3 書類提出
4 新しい車検証の交付
5 自動車税、自動車取得税申告(納付)
6 新しいナンバープレートの交付、封印
7 名義変更手続き完了を売主に連絡

最初は手順が分からないなどで結構時間を取られますので、納車後にすぐ時間が取れるよう、仕事の休みの調整などを考えておきましょう。

車を確実に値引きし安く購入する方法!

これから車を買おうと思っている方、値引き交渉の正しいやり方はご存知ですか?

この値引き交渉のやり方を知らないと、車を買う際に最大で50万円以上の損をする可能性があります。

「値引きしてくれませんか?」「オプションをつけてくれませんか?」と何も考えずに交渉すると、営業マンに舐められます。「この客はバカだな(笑)」と足元を見られ、最低限の値引きしかしてくれないでしょう。

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この記事を書いた人

佐藤茂道
佐藤茂道
某自動車メーカーのエンジン部門で開発経験あり。子供の頃から車雑誌を切り抜きし、高校ではオートバイ・車にどハマりする。就職する際に、某自動車メーカーを選び、仕事でもプライベートでも車漬けに。今は日産スカイラインR33が愛車。