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プロボックスの後部座席(2列目)の広さは狭い?倒すこと(リクライニング)はできる?!

トヨタ プロボックスはトヨタの商用バンで、スクエアボディの質実剛健さが特徴です。

今回はこのプロボックスの後部座席についてご紹介します。

プロボックスの後部座席の2列目・セカンドシート

トヨタ プロボックス参考:toyota.jp

プロボックスはトヨタの商用車部門の中型バンで、商店や企業などで幅広く利用されている車です。

プロボックスは現在2代目となるのですが、実際は2002年から現在まで継続しているモデルであり、途中でのビッグマイナーチェンジがモデルチェンジ扱いとなっているので実質的に20年近くに渡って活躍している車です。

まずはそんなプロボックスの大まかなサイズ感についてご紹介します。

スペックプロボックス
乗車定員2名、5名
全長4,245mm
全幅1,690mm
全高1,525mm
(4WD:1,530mm)
室内長約2,000mm
室内幅約1,400mm
室内高約1,000mm
ラゲッジルーム高さ935mm
2名乗車時:1,415mm
5名乗車時:1,420mm
奥行き2名乗車時:1,810mm
5名乗車時:1,040mm
運転席寸法高さ約1,000mm
約500mm
奥行き約900mm
助手席寸法高さ約1,000mm
約500mm
奥行き約900mm
後席寸法高さ約1,000mm
約1,300mm
奥行き約800mm

プロボックスはボディサイズ的にはいわゆる5ナンバーサイズと呼ばれる大きさで、全長や全幅は比較的コンパクトに収まっていて扱いやすいボディとなっています。

プロボックスは商用メインのモデルなので狭い道でも運転しやすくなっており、取り回しの良さは抜群です。

プロボックスには今回ご紹介する後部座席のある5人乗りモデルはありますが、基本モデルは後部座席がない2人乗りモデルで後部に広大なラゲッジスペースがあるのが特徴となります。

5人乗りモデルは2人乗りモデルをベースに後部座席を追加したモデルとなりますが、上記のスペックを見ても分かるように後部座席の分ラゲッジスペースが減少しますので、商用車としての用途によって選べるようになっています。

ではプロボックスの5人乗りモデルの後部座席を見ていきましょう。

プロボックスの広さ・居住性


プロボックスは5人乗りモデルに後部座席として3人掛けのベンチシートを装備しており、5人乗りとなると乗用車に近いタイプとなります。

プロボックスの5人乗りモデルにはいくつかのグレードがあるのですが、後部座席の仕様は通常モデルと最上級モデルでは違っています。

まず通常モデルの後部座席は簡易的なデザインのベンチシートとなっており、フラットな形状のまさしくベンチといった形状です。

ポイント

プロボックスは商用車なので後部座席も簡易的で十分であり、補助的に3人追加で乗ることが出来るシートになっています。

この後部座席の横幅は1,300mm程度と一般的な中型車とほぼ同等のサイズ感はありますので、左右に1人ずつ座るぐらいであれば窮屈さはなく、3人掛けでちょうど詰めて座るぐらいとなります。

しかしこの後部座席はプロボックスの最上級モデルではより座り心地の良いシートに変更されており、商用車といえども乗用車並みのクオリティのシートが装備できます。

ベンチシートはベンチシートなのですが、デザイン的にアクセントをもたせたシート表皮となっており見た目からも差別化が図られていることがわかります。

シートの横幅などは変わりませんがクッション性の厚みがよりしっかりしたシートに仕上がっているので、基本モデルのシンプルなシートよりも上質なものとなっています。

MEMO

また後部座席に座ったときの足下空間などは基本的に基本モデルでも最上級モデルでも大差はなく、シートに座ったときの前席シートとの間の足下空間は拳1個がぎりぎり入る程度のスペースです。

このスペースは乗用車としてみると少し窮屈さのあるサイズ感であり、座れないほどではないものの足の組み換えなどには厳しいので近距離ならともかく長距離では厳しめでしょう。

シートに座ったときの頭上空間も標準的な身長の方がちょうど収まるぐらいのサイズ感で、広々としたゆとりまではあまり感じられません。

ですがこのあたりは商用車の後部座席としては必要十分なスペースですので、乗用車ほどの利便性を期待するのは難しいでしょう。

プロボックスのチャイルドシート対応

プロボックスは後部座席があることでチャイルドシートへの対応も気になるところなのですが、基本的にはあまりチャイルドシートを活用できるタイプの車ではありません。

チャイルドシートは子供専用の小型の専用シートであり、車の普通のシートは子供の体には大きすぎてしっかり支えることができないので、専用のシートの使用を義務付けられています。

チャイルドシートには乳幼児用、幼児用、学童用などさまざまな年齢や体の大きさに合わせたものがあるのですが、搭載位置としては事故の際により安全な後部座席に搭載されることが多いです。

またチャイルドシートの固定にはシートに備え付けのシートベルトをつかうことが一般的なのですが、最近では「ISOFIX」と呼ばれるチャイルドシート専用の固定規格が制定されており、これに対応したチャイルドシートと車であれば安定して固定ができます。

ですがプロボックスは元々チャイルドシートを使うようなファミリーカーではなく商用モデルなので、チャイルドシートを固定するISOFIXのような構造はありません。

シートベルトは当然あるので後部座席にチャイルドシートを固定することは可能ではありますが、シート自体のホールド性がほとんどないので一般的な乗用車にチャイルドシートを固定する場合と比べて安定さが微妙な点はあります。

また後部座席のスペースもそこまでゆとりがありませんので、チャイルドシート自体の大きさによっては搭載できない場合も出てきます。

プロボックスをファミリーカーとして運用している方も称すデスがいらっしゃいますが、チャイルドシートの搭載にはかなりの工夫が必要です。

プロボックスの座り心地

プロボックスの後部座席は座り心地も乗用車クラスほどはなく、硬めの感触のシートとなっています。

プロボックスの後部座席は基本モデルのシートでは非情に簡易的な形状となっており、薄めの背もたれと座面を持つまさにベンチといった形のシートです。

シートの座り心地は快適性よりもコストパフォーマンスを重視したものとなっており、乗用車の中型車ほどの快適性ではなく座れるだけで良いと行った感じの座り心地です。

ですが商用車なので日常的に乗るような用途にはあまり使われないので、この仕様でも最低限商用車の後部座席としての機能は確保されています。

一方で最上級グレードの後部座席は通常グレードの座席よりはクッション性があり、背もたれの厚みや座面の厚みも同クラスの乗用車レベルのサイズはあります。

ですがそれでもシートの座り心地としては商用車レベルの硬めの感触であり、スペース的な面も狭めなので快適性が多少上がる程度でしょう。

それでもプロボックスの後部座席を実用的に利用するのであればこの最上級グレードのほうが質感は高くなりますので、多少価格は高いですが最上級グレードがオススメです。

MEMO

一方で通常グレードはシートもそうですが各所が簡便になっている分コストパフォーマンスが高いので、商用モデルとしてはこちらのほうが実用性があるでしょう。

なおもう一つ最上級グレードの後部座席でメリットとなるのはヘッドレストの存在で、最上級グレードの後部座席のみにヘッドレストが装備されます。

ヘッドレストは通常は頭を乗せておくだけの装備ですが、事故の際の万が一の際には乗員の頭を前後にしっかりと支えてむち打ちを防ぐための重要な安全装備なので、近年の乗用車では特に重要視されます。

基本グレードの後部座席にはそもそもヘッドレストは装備されておらずそれに変わるものもないため頭はフリーになってしまっていますが、最上級グレードであれば左右の座席に関しては大型ヘッドレストでの保護が働きます。

しかし最上級グレードであってもセンター席にはヘッドレストはオミットされてしまっており、乗用車としてみたときには非常に残念な部分です。

商用モデルであるプロボックスなので後部座席は必要最小限の装備で基本的にはよいのですが、安全性が微妙なのは長距離走行をするときなどには不安な点です。

プロボックスの後部座席の装備

プロボックスの後部座席には乗用車にはよくあるような便利な装備というのはほとんどなく、非常にシンプルな構成となっています。

最近の乗用車は後部座席でも様々な便利装備が装備されており、特に収納などは前席シート裏のシートバックポケットや左右のドアに設けられたドアポケットなどは標準的に装備されてあちこちに荷物を置いておけます。

またドリンクホルダーやアームレストなども最近はコンパクトカーなどでも装備されることが多くなってきており、小さな車でもかなり便利になってきています。

ポイント

ですがプロボックスにはこういった一連の便利装備というのは装備されておらず、左右のドアに非常に小さな小物入れがあるぐらいなもので収納もアームレストもありません。

これはプロボックスの標準モデルだけでなく後部座席のシートの質感が上がった最上級モデルでも同様であり、後部座席はただ座るだけのシートとなります。

またシートベルトに関しては後部座席の左右の座席こそ運転席や助手席同様の3点式シートベルトが装備されており、意外に安全性は高い装備となります。

商用車の後部座席は補助シート的な役割が強くて、シートベルトも腰だけをささえる2点式シートベルトのみという場合もあるのですが、プロボックスでは標準モデルでも上級モデルでも3点式シートベルトがあるのは素晴らしいです。

しかし後部座席のセンター席に関しては2点式シートベルトとなっていますので、このあたりは商用モデルとしては仕方ない点でしょう。

プロボックスのリクライニング・シートアレンジ


プロボックスの後部座席は基本的には固定式シートとなりますが、シートアレンジに関しては可能となっています。

最近は中型車やコンパクトカーでも後部座席でのリクライニングやスライド機能と行った便利な機能がついてきており、後部座席が狭いときにはこれらの機能を活用して広くスペースを確保することができます。

しかしプロボックスは商用モデルということもありこういった機能は装備されておらず、プロボックスの後部座席の背もたれの角度やシート自体の前後位置は固定式で動かせません。

特に背もたれの角度はかなり直角に近いものとなっているため、長時間の乗車時には結構きつめの体勢で乗り続けることになります。

一方でシートアレンジとしては後部座席を前側に折りたたんで収納する機能があり、これを活用するとプロボックスのラゲッジスペースを後部座席のスペース分広げることができます。

収納するとほぼ完全にラゲッジスペースとの間がフルフラットになる構造となっており、そのために後部座席の厚みが薄くなっている面もあります。

なおシートアレンジはプロボックスの場合にはシート全体をまとめて折りたたむことしか出来ず、乗用車にありがちな6:4や5:5分割シートのように左右を独立して収納したりはできません。

ですがこのシートアレンジを使えばプロボックスの5人乗りモデルが2人乗りモデルとほぼ同等の積載量を発揮できるので、この機能を使うことで貨物車としての利便性と5人乗車できる乗用車としての側面を切替えられて便利です。

プロボックスの後部座席の評価・口コミ

プロボックスの後部座席についてはその評判がtwitterにも投稿されており、その中からいくつかご紹介します。

こちらの方はプロボックスの後部座席で長距離走行をされたようで、なんと5時間もの長旅を過ごされたそうです。

その結果かなりしんどい度になったようで、角度のきつい背もたれや窮屈な足下空間は近距離ならともかく長距離はかなり厳しいものとなっています。

こちらの方は初めてプロボックスの後部座席に乗られたそうなのですが、その乗り心地の悪さにかなり辟易されています。

プロボックスの後部座席はあくまで貨物車の補助シートというような仕様であり、どうしても快適性は厳しいものとなります。

総評

プロボックスは商用車のバンとして高い積載性と商用車では特に重要なコストパフォーマンスの高さを誇り、さまざまな業種で活躍している車です。

その積載性に利便性を見出して乗用車として乗っていらっしゃる方もいらっしゃるのですが、後部座席についてはどうしても一般的な乗用車よりも質感などは低く、あくまで商用車の後部座席ということで割り切りながら運用することとなります。

運転しているドライバーや助手席の同乗者はまだ良いのですが、後部座席に頻繁に乗る人がいる場合にはプロボックスはあまりおすすめできない車でもあります。