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プリウスに乗る女性は少数派?世間のイメージを調査!

トヨタ プリウスは燃費の良いハイブリッドカーとして人気が高く国内でもかなりの販売台数を持っている車ですが、そんなプリウスは女性からの人気はどうなのでしょうか。

今回はプリウスが女性ウケするのかどうかについて見ていきましょう。

プリウスに乗る女性の数

トヨタ プリウス参考:toyota.jp

トヨタ プリウスはハイブリッドカーとして非常に有名な車で、車をよく知らない人でもプリウスという名前は知っているという人も少なくないでしょう。

プリウスはハイブリッドカーというエンジンともーたーを併用して走行するタイプの車で、エンジンの非効率な部分をモーターで補うことで従来の車を大きく凌ぐ低燃費性能を持っています。

その性能の高さから国内の自動車販売台数では何度もトップを獲得しており、特に経済性とハッチバックカーという使い勝手の良さからファミリー層に多く受け入れられている車でもあります。

そんなプリウスですが女性視点で見たときには必ずしも人気な車種というわけではないようで、女性が自分で運転する車としてはむしろ選ばれにくい部分があるようです。

女性に人気の車とは?

ではまず女性に人気な車がどんな特徴をしているかを簡単にご説明していきますが、大きく分けると次のような点が女性人気を獲得する上で重要です。

  • 女性でも安心して運転できるサイズ感
  • 小回りが効いて狭い道の運転やバックもしやすい
  • 価格が手頃で維持費も少ない
  • かわいらしいデザインでボディカラーも明るいものがある
  • ファミリー向けには荷物がたくさん載せられ、かつ子供も載せられる車

このような女性の要望に合う人気の車としては、まず軽自動車やコンパクトカーなどの小型の車が挙げられます。

軽自動車やコンパクトカーは車のサイズが3.0m〜4.0m台の車となっており、ドライバーが扱いやすく車のサイズも把握しやすいので女性が安心して運転できる車です。

また小回りもしっかり効いてバックでの車庫入れも行いやすいですし、車両価格が抑えめで燃費も総じて良好なことから幅広い世代に受け入れられています。

加えて近年では女性をターゲットにしたポップで可愛らしいデザインの軽自動車やコンパクトカーが増えてきており、エクステリアデザインだけでなく内装もカジュアルな雰囲気になるなど満足感の高いデザインの車があります。

一方でファミリー世代の家族向けの車としてみたときには、中型、大型のミニバンタイプの車も人気があります。

これらの車は軽自動車やコンパクトカーと比べるとボディが非常に大柄で運転の難しさはありますが、その分大勢の家族とたくさんの荷物を一度に載せることができ、ファミリー世代の家庭の強い助けとなります。

またミニバンタイプは直線基調のスクエアボディなので車両感覚自体はつかみやすい車であり、女性でも慣れれば楽に運転できるようになる車種です。

加えてSUVなどのアウトドア系の車も意外と女性人気が高いことで知られており、特に近年人気の都会的なデザインを持つクロスオーバーSUVは女性人気も高いです。

その中でもコンパクトクロスオーバーSUVがデザインと扱いやすさから女性が運転する車として選ばれるようになっています。

プリウスが女性人気がイマイチなポイント

さてプリウスという車は国内のみならず世界中で人気が非常に高い車であり、たくさんの人がプリウスという車を運転しています。

MEMO

しかし女性が運転する車として考えたときにはプリウスは決して人気上位に入る車ではなく、同じトヨタのハイブリッドカーでも最近はトヨタ アクアや CH-R、シエンタといった車種が女性人気は高いです。

プリウスのどのような部分が女性にウケが悪いかは後述で詳しくご説明しますが、プリウスは従来のセダン系の車の延長線上のようなサイズ感やデザインをしていることが大きいでしょう。

プリウスは現行モデルで4代目となるのですが、初代こそ多少サイズが控えめな5ナンバーモデルだったのに対し、2代目以降はボディの大型化が進んで3ナンバーモデルとなっています。

またプリウスは車のボディタイプがファストバックスタイルのセダンとなっており、低いフォルムのボディとスポーティなイメージのあるデザインをまとっています。

このあたりが女性人気のポイントとは少しずれたところにあり、プリウスが女性人気を掴みづらい点でしょう。

ポイント

またプリウスはハイブリッドカーということで確かに燃費性能はよく経済性の高い車ではありますが、その新車価格自体はどうクラスのガソリン車と比べても数十万円も高く新車価格が高めです。

これはハイブリッドカー特有のモーターやバッテリーなどの費用がかさむためですが、経済性という面でシビアに見る女性には燃費だけでなく購入費用も重要な点となっており、他の車種に比べるとプリウスの魅力は半減してしまいます。

もちろんプリウスに乗る女性がまったくおられないわけではないのですが、女性人気として考えたときにはプリウスより他の車種のほうが選ばれやすい傾向にあります。

プリウスに乗る女性のイメージ

プリウスを運転している女性に対するイメージとしてtwitter上では次のような意見が多くみられました。

この意見は実際のプリウスドライバーすべてがひどいということではないのですが、実際プリウスという車は度々ニュースなどで事故を起こしている映像が流れるのでこのイメージを抱く人は少なくありません。

もちろん男性や若者の事故もあるのですが、割合として高齢ドライバーや女性ドライバーが多い印象はあります。

こちらはガソリンスタンドでの事例ですが、車を洗車機にぶつけてしまう事故があり、その際もプリウスの高齢ドライバーや女性が多かったイメージだそうです。

洗車機は結構狭い範囲に車を器用に入れなくてはならず意外と運転が難しいのですが、運転が不慣れな方だとぶつけてしまうことはあります。また一方で女性側からもプリウスの運転に関しては次のような意見も上がっています。

プリウスという車は男性目線からすると普通のサイズと感じるかもしれませんが、女性目線からすれば十分大きな車です。

全長の長さや車高の低さなどから車の車両感覚をつかみにくく、ペダルの踏み間違いもあるようです。このあたりがプリウスの女性人気がそこまで高くない原因の一つでしょう。

こちらの方の意見でもプリウスはやはり大きく重たいので、女性には運転しづらい車だと言われています。

また煽られることが多いようですが、大きくて扱いにくい車を運転すればどうしてもスピードが遅くなったり、何度も切り返しをしたりするので、ある程度許容すべき点でしょう。

煽られた焦りから運転をミスってしまったり事故につながったりもするので、煽り行為は非常に危険です。

女性がプリウスに乗るメリット・デメリット

さてプリウスが女性が運転する際には男性目線ではわからないことも多いのですが、そのメリット、デメリットをいくつかご紹介していきましょう。

メリット①:燃費性能はすばらしい

走っているプリウス参考:toyota.jp

プリウスは女性にとって運転しづらいなどの意見はありますが、プリウス最大のメリットである燃費性能の良さは女性にも嬉しい点なのは間違いありません。

ハイブリッドカーであるプリウスの燃費性能が高いのは有名ですが、実際にどのぐらいの燃費性能かというとカタログ燃費でも30km/Lを超えるほどの性能があり普通のガソリン車などと比べても圧倒的な優位性があります。

カタログ燃費は実際の走行時には下がる傾向にはありますが、プリウスは実燃費でも25km/L前後の燃費性能はあり、実用上かなりの燃料消費を減らせます。

今回は軽自動車の中で女性人気の高い軽自動車であるダイハツ ムーブキャンバスと燃費性能を比較してみますが、ムーブキャンバスはその広々としたサイズ感や女性向けデザインの車であることから女性人気が高い車です。

プリウスダイハツ ムーブキャンバス
実燃費2WD:24.94 km/L2WD:16.66 km/L
10,000km走行時の燃料消費量400.96L600.24L
10,000km走行時の燃料代(燃料単価150円/L)60,144円90,036円

今回はこの実燃費で10,000km走行した際の燃料代を計算し、燃料単価はレギュラーガソリンで150円/Lとしています。

この条件で比較するとプリウスの燃料消費量はムーブキャンバスの7割程度にまで下がっており、燃料代も10,000km走行で30,000円も変わってくるなどプリウスの燃費性能の高さがわかります。

軽自動車の中でもムーブキャンバスより背の低いスズキ ラパンなどではほぼ同等の燃費性能とはなりますが、積載量などの面でプリウスの大きなボディが活きてくるので実用面ではプリウスが上となります。

プリウスは大きな車でありながら軽自動車を上回るほどの燃費性能を有しており、燃料代の節約という面では経済性を気にする女性の方にも大きなメリットとなります。

メリット②:静粛性が高い

プリウスはエンジンと電動モーターの両方を搭載した車ですが、その走行は条件によってはかなり静かなものに仕上がっており、うるさい車が苦手な方におすすめです。

一般的なエンジンの車では車の走行中は常にエンジン音や振動がキャビンに伝わっており、どうしても騒音が発生します。

車好きの方であればそんな音も楽しむことはできるのですが、一般的に言えば車の静粛性は高いほうがよく、静かで快適な車が求められます。

その点プリウスはエンジン走行時はともかくとしてモーター走行時には非情に高い静粛性を発揮できる車で、エンジンが停止している間はモーターの走行音のみでほとんど騒音がありません。

そのため近距離の買い物やちょっとしたお出かけぐらいであればその恩恵をしっかり受けることができ、通常のガソリン車にはない静かさがあります。

またプリウスとコンパクトカーや軽自動車を比較したときにはプリウスのほうが各所の遮音材、吸音材など多くつかわれており、全体的にキャビンの静粛性自体も高くなります。

コンパクトカーや軽自動車はどうしてもコスト的に厳しい部分があるので、エンジンやモーターと合わせて静粛性の高さはプリウスのメリットの一つといえるでしょう。

デメリット①:車のサイズが大きい

さてここからは女性がプリウスを苦手としているデメリットをご紹介しますが、なによりまずプリウスの車体のサイズが大きいことが挙げられます。

プリウスは車のカテゴリーとしては中型車に位置づけられ、ボディサイズが以前より大きくなったとはいえ最大級のサイズではありません。

しかしコンパクトカーや軽自動車のような3.0m〜4.0mクラスの車と比べるとプリウスの全長は4.5m前後あり、かなり前後のサイズが大きくなります。

横幅に関しては軽自動車はともかくコンパクトカーとプリウスはそこまで大きく変わらないのですが、全長が長いということで見た目の印象もかなりプリウスは大きく見えます。

全長の長さは車の扱いやすさに大きく影響するもので、走行時の距離間隔、旋回時の距離間隔、狭い道での取り回しなど様々な部分でデメリットがあります。

車の運転が得意でない人は大きな車というだけでプレッシャーがあり、運転中の様々なシーンでストレスを感じることが多いでしょう。

車に慣れたとしても苦手間隔が解消されるかどうかは人次第であり、女性の方でプリウスに大きな車として扱いが難しいというイメージを持つ方は少なくないでしょう。

デメリット②:小回りは小型車ほど効かない

プリウス フロント参考:toyota.jp

もう一つ大きなプリウスのサイズで運転が大変な点として小回りの効きにくさがあり、狭い道での取り回しに不利となります。

車の小回りを表すスペックとして最小回転半径というものがあるのですが、この数値が小さければ小さいほど車が小さな半径で旋回できます。

ポイント

プリウスの最小回転半径は5.1m〜5.4mとなっているのですが、このスペックはプリウスクラスのサイズの車としては標準的です。

しかしコンパクトカーや軽自動車などの小型の車はさらに最小回転半径が小さく4.5m〜5.0mぐらいでできているので、スペックの上でも小回りに関してはプリウスが不利なことがわかります。

また実際に運転して比べてみても小回りの効きやすさはかなりの差があり、プリウスで狭い道を走ったり駐車したあとにコンパクトカーや軽自動車に乗るとその小回りの良さにびっくりするでしょう。

この小回りの効きの悪さが女性がプリウスを扱いにくいと感じるポイントの一つで、小型の車はその見た目通り小回りがきいて運転しやすいものです。

小回りがきかないと住宅地での走行や商店などへの駐車、自宅の駐車場への駐車などさまざまなシーンで不利であり、扱いやすさには結構な違いがあります。

デメリット③:運転時に視界が効きづらい

プリウスは車のサイズの大きさから運転しづらい部分があるのですが、特にドライバーからの視界の効きづらさがあります。

車の運転の際にはドライバーの運転感覚が重要になりますが、そのときに車のフロントのオーバーハングが短いほうが車の運転感覚をつかみやすくなります。

しかしプリウスは車のボンネットが長く設計されている車で、長いボンネットはドライバーが前方の車両感覚を把握しづらくします。

一方でコンパクトカーや軽自動車はオーバーハングがかなり短く設計されているのでそれだけ扱いやすい車になっており、女性がドライバーのときにどちらが運転しやすいかといえばコンパクトカーや軽自動車となります。

またファミリー層の女性には大型のミニバンなどが人気なのですが、ミニバン系の車種も車内を広く確保する必要性からボンネットのオーバーハングは小さくなっており、意外と前方の運転感覚はつかみやすくなっています。

たしかにミニバン系は車のサイズがプリウスより大きいのですが、運転感覚という点ではむしろプリウスより運転しやすい部分もあります。

加えてプリウスは車の構造的に後方視界がかなり悪いという特徴があり、これも合わせてプリウスが運転しづらい点となっています。

デメリット④:乗車定員、積載量はミニバンに及ばない

プリウス トランク参考:toyota.jp

プリウスが扱いにくい点としてはその乗車人数や積載量がミニバンには及ばない面があり、これはファミリー層の女性にとってのデメリットです。

ファミリー層の女性で子供がいたりするとコンパクトカーや軽自動車では小ささから不便な部分が多く、ほかの大きな車に乗り換えをすることがあります。

その際の乗り換え候補になるのはプリウスよりはミニバンのようなより大きな車がなることが多く、将来的な使い勝手の良さや今後買い物などで荷物が増えることを考えて積載量が重視されたりします。それに比べるとプリウスは両方の面で中途半端感が強く、選択肢から外れてしまうのです。

特にミニバンは車のサイズ自体は大きいものの快適性という面ではプリウスの比ではなく、解放感もあって満足度の高い車です。

いくらプリウスの燃費性能が高いとはいってもその他の面でほかの車のほうが有利なことが多いので、特に女性が運転する車としてプリウスは中途半端なのです。

また男性にとってはプリウスはデザイン的にシャープでカッコイイというメリットもありますが、あまり女性向け出ないデザインでもあります。

デメリット⑤:新車価格が高い

プリウスが女性にあまり人気がない点としては車の価格が割高なこともあり、コンパクトカーや軽自動車と比べてコストパフォーマンスが悪く見えます。

プリウスは確かに燃費性能が高くて燃料代を節約することが出来る車ですが、一方で車の新車価格自体がそもそも高い車です。

現行プリウスの新車価格は3,000,000円前後となっているのですが、プリウスと同クラスの普通車はだいたい2,000,000円〜2,500,000円ぐらいの価格帯にあります。

プリウスに搭載されているハイブリッドシステムがコストアップの要因であり、燃費性能を高めるために車両価格も高くなっているのです。

ポイント

一方で女性に人気なコンパクトカーや軽自動車は1,500,000円〜2,300,000円ぐらいまでの価格帯にあり、プリウスとの新車価格の差はかなりのものとなります。

そのためいくらプリウスの燃費性能が高くて燃料代が節約できるとしても、コンパクトカーや軽自動車との価格差を埋めるのにはかなりの走行距離や期間が必要となります。

前述の計算では1年10,000kmを走行してもせいぜい数万円ぐらいの節約にしかならず、それだけではプリウスとの価格差はほとんど埋まらないでしょう。

それ以外にもプリウスにはいろいろ良い点はあるのですが、経済性としてトータルを考えたときにプリウスはそんなに良い選択肢ではなくなります。むしろコンパクトカーや軽自動車のほうが全体的にコストパフォーマンスが高いことになるでしょう。

デメリット⑥:プリウスのデザイン

これは多分に好みの問題になるのですが、プリウスのデザインやインテリアカラーなどがどちらかといえば男性よりのものではあります。

プリウスは燃費性能を重視した環境性能の高い車ではありますが、車のデザインに関しては一貫してスポーティなイメージを保ってきました。

プリウスのボディデザインが空力的な意味からもシャープなものになっているのも一因ですが、プリウスのフロントマスクやリアのデザインは世代を重ねるごとに押し出し感が強く鋭いラインの多いものとなっています。

このデザインの流れは女性が好みとする柔らかなラインとは逆のものであり、プリウスの見た目の人気はどちらかというと男性向けといえるでしょう。

またプリウスのインテリアカラーはブラックやグレーを基調としたシックなものを採用しており、ベージュやホワイトなどの明るい色は選択できません。

プリウスのエクステリアデザインのイメージにはこのインテリアカラーがマッチするのは確かなのですが、女性向けのインテリアカラーとはイメージが離れています。

一応プリウスのボディカラー自体には明るい色も揃っていて選べるのですが、鮮やかなカラーや柔らかい印象のデザインを持つ車に比べるとプリウスはあまり女性向けではないと言えます。

女性がプリウスに乗るのはありか?

トヨタ プリウスはハイブリッドカーとして確かな燃費性能の高さを持っており、モーター走行による静かでパワフルな走りはプリウスならではのものがあります。

しかし車としては従来のセダンタイプの車の延長線上にある車で、車の使い勝手や運転のしやすさなどはほかの車のほうが便利なのも確かです。

女性でもプリウスを運転していらっしゃる方は多数おられ必ずしも不便というわけではないのですが、デザインや機能性を見る限り運転が苦手な女性にはそこまでおすすめする車ではなさそうです。