トヨタ プリウスはハイブリッドカーの元祖とも言える車種で、現在でも最新技術を採用した最新のハイブリッドカーです。
今回はプリウスのメーターについてご紹介します。
プリウスのメーターのデザイン
参考:toyota.jp
トヨタ プリウスはハイブリッドカーブームの火付け役となった車種で、現在のトヨタの代名詞的な車種になっています。
プリウスは2000年に世界初の量産型ハイブリッドカーとして登場し、初代の頃からその圧倒的な燃費性能は一躍世界的な話題となりました。
その勢いは5代目プリウスとなった現在でも衰えておらず、トップクラスの環境性能と乗用車としての扱いやすさを持っており国産車で高い人気を維持し続けています。
また現行プリウスはデザイン的にもレトロフィーチャーなフォルムに一新されており、これまでの未来的なフォルムも受け継ぎながらスタイリッシュなボディデザインを形作っています。
ではこのプリウスのメーターについて詳しくご紹介します。
プリウスのメーターのデザインについて
参考:toyota.jp
プリウスのメーターは最新型の5代目になったことで従来のモデルのコンセプトからは大きく変更されており、新世代のプリウスというイメージが運転席からも伝わってきます。
まず現行プリウスはメーターの配置がドライバーの目の前に配置されており、乗用車のメーター配置としてはオーソドックスに近いものです。
ですがプリウスはこれまでの4代に渡ってセンターメーターレイアウトを踏襲してきており、運転席脇のセンターコンソール上にメーターがあるデザインでした。
センターメーターレイアウトはドライバーが視線を下に落とさなくても済むということで一時期多くの車に採用されてきましたが、最近ではそこまでのメリットがないとともにナビのは位置の自由度確保のためにセンターメーターを廃止する車種は増えてきています。
プリウスは4代目まで比較的長期間に渡ってセンターメーターレイアウトを採用していましたが、時代の流れに合わせて5代目プリウスで大きく刷新した形となっています。
さらに現行プリウスのメーターは「トップマウントメーター」という一風変わった配置になっており、通常の車種がおよそハンドルの奥あたりにメーターがあるのに対し、トップマウントメーターはハンドルで視界が遮られない高い位置にメーターが配置されています。
この配置によってドライバーはほぼ前方を見たままでメーターの表示が確認できるようになっており、視線移動の少なさがメリットと言われています。
ただしドライバーのシートポジションや身長によってはメーター下部が多少ハンドルにかかってしまうこともあり、調整が結構シビアでもあります。
プリウスはその時代の最新技術を投入して開発された代表的な車種になっていますが、メーターに関しても現行5代目プリウスで大きな変更があった部分です。
プリウスのメーターのデザインについての評判
プリウスのメーターのデザインについてはX(twitter)にもいろいろな投稿があり、その中からいくつかご紹介します。
プリウスのメーターすっきりしすぎててガソリン注ぐのを忘れてしまいそう pic.twitter.com/abTaQ5Ut3z
— カニ@ (@ruruu224) November 10, 2023
こちらの方はプリウスのメーターが表示関係がスッキリしているとおっしゃっておられ、目立つメーター類がないことからも冗談交じりにガソリン補給を忘れてしまいそうとおっしゃっていますね。
従来のメーターはさまざまな情報が所狭しと配置された多機能なメーターが多かったのですが、フルデジタル式のメーターになったことで表示に自由度が生まれておりすっきりとまとまったメーターとなっています。
最新のTOYOTA・LEXUSのナビ🗺️は2画面に出来ないが、プリウスPHEVはフルではないが、7インチ液晶が中心のメーターなのでメーターリングがずれて左にナビ案内💁♀️出れば、案外2画面っぽく使えるの今更知った🫢 pic.twitter.com/XyULRdVBF7
— hiro✖︎hiro✖︎8 (@hiro455h) November 25, 2023
プリウスのメーターの詳しい機能については後述しますが、現行プリウスのメーターはこのようにさまざまなデザインが取れます。
このあたりもフルデジタル式のメーターの高い機能性を表しており最新仕様のメーターといえますね。
プリウスのメーター表示の意味・見方
次にプリウスのメーター表示について詳しくご紹介します。
メーター表示 | メーター機能 | ||
7インチトップマウントメーター | メーターリング中央時 | デジタルスピードメーター | 走行時速度表示 |
外気温表示 | 外気温の測定値を表示 | ||
ハイブリッドシステムインジケーター | ハイブリッドシステムの作動状態の表示 | ||
シフトポジション表示 | 現在のシフトポジションを表示 | ||
時計 | 現在時刻表示 | ||
燃料計 | 燃料残量表示 | ||
オドメーター&トリップメーター | 走行距離、総走行距離の表示 | ||
航続可能距離表示 | 現在の燃料残量で走行可能なおおよその距離を表示 | ||
メーターリング移動時 | デジタルスピードメーター | 走行時速度表示 | |
ハイブリッドシステムインジケーター | ハイブリッドシステムの作動状態の表示 | ||
マルチインフォメーションディスプレイ | さまざまな情報を表示できるディスプレイ ・走行情報表示(燃費グラフ、エコアクセルガイド、エコジャッジ、始動ご走行時間/EV走行比率など) ・運転支援システム(LTA(レーントレーシングアシスト)、LCA(レーンチェンジアシスト)、LDA(レーンディパーチャーアラート)等) ・オーディオ連携画面 ・車両情報表示画面(ドライブインフォメーション、エネルギーモニター、4WD作動状態表示など) ・設定画面 ・警告メッセージ | ||
外気温表示 | 外気温の測定値を表示 | ||
シフトポジション表示 | 現在のシフトポジションを表示 | ||
時計 | 現在時刻表示 | ||
燃料計 | 燃料残量表示 | ||
オドメーター&トリップメーター | 走行距離、総走行距離の表示 | ||
航続可能距離表示 | 現在の燃料残量で走行可能なおおよその距離を表示 | ||
警告灯 | ブレーキ警告灯:赤色、黄色 | ブレーキ液不足、ブレーキ系統の異常 | |
高水温警告灯 | エンジン冷却水の高温異常 | ||
ハイブリッドシステム過熱警告灯 | ハイブリッドシステムの高温異常 | ||
充電警告灯 | 充電系統の異常 | ||
油圧警告灯 | エンジンオイル圧力の異常 | ||
エンジン警告灯 | ・エンジン電子制御システムの異常 ・電子制御スロットルの異常 | ||
SRSエアバッグ/プリテンショナー警告灯 | ・SRSエアバッグシステムの異常 ・プリテンショナー付きシートベルトシステムの異常 | ||
ABS&ブレーキアシスト警告灯 | ・ABS(アンチロックブレーキシステム)の異常 ・ブレーキアシストの異常 | ||
ペダル誤操作警告灯 | ・ブレーキオーバーライドシステムの異常 ・ドライブスタートコントロールの異常 ・ドライブスタートコントロール作動時 | ||
パワーステアリング警告灯 | パワーステアリングの異常 | ||
パーキングブレーキ表示灯 | パーキングブレーキの異常 | ||
燃料残量警告灯 | 燃料残量が規定値以下 | ||
運転席・助手席シートベルト非装着用警告灯 | 運転席、助手席シートベルトの非着用警告 | ||
リア席シートベルト非装着警告灯 | セカンドシードのシートベルト非着用警告 | ||
スリップ表示灯 | ・TRC(トラクションコントロール)システムの異常 ・VSC(ビークルスタビリティコントロール)システムの異常 ・ヒルスタートアシストコントロールシステムの異常 | ||
PCS(プリクラッシュセーフティ警告灯) | プリクラッシュセーフティの異常 | ||
LTA(レーントレーシングアシスト)表示灯 | LTA(レーントレーシングアシスト)の異常 | ||
LDA(レーンディパーチャーアラート)表示灯 | LDA(レーンディパーチャーアラート)の異常 | ||
PDA(プロアクティブドライビングアシスト)表示灯 | PDA(プロアクティブドライビングアシスト)の異常 | ||
クルーズコントロール表示灯 | クルーズコンロトールの異常 | ||
レーダークルーズコントロール表示灯 | レーダークルーズコントロールの異常 | ||
運転支援情報表示灯 | PCS(プリクラッシュセーフティ)、LDA(レーンディパーチャーアラート)の異常 | ||
クリアランスソナーOFF表示灯 | クリアランスソナーの異常 | ||
ブレーキホールド作動表示灯 | ブレーキホールドシステムの異常 | ||
表示灯 | 方向支持表示灯 | ウインカー向き表示、駐車灯表示 | |
尾灯表示灯 | 尾灯点灯時の表示 | ||
ハイビーム表示灯 | ヘッドライト、スモールランプ点灯表示 | ||
オートマチックハイビーム表示灯 | ヘッドライトハイビーム表示 | ||
リアフォグランプ表示灯 | リアフォグランプ点灯表示 | ||
READYインジケーター | イグニッションONの状態表示およびハイブリッドシステムON状態の表示 | ||
クルーズコントロール表示灯 | クルーズコントロール作動時の表示 | ||
レーダークルーズコントロール表示灯 | レーダークルーズコントロール作動時の表示 | ||
LTA(レーントレーシングアシスト)表示灯 | LTA作動時の表示 | ||
LDA(レーンディパーチャーアシスト)表示灯 | LDA作動時の表示 | ||
PDA(プロドライビングアシスト)表示灯 | PDA作動時の表示 | ||
クリアランスソナーOFF表示灯 | クリアランスソナーOFF時の表示 | ||
クリアランスソナー検知表示灯 | クリアランスソナーの検知場所の表示 | ||
BSMドアミラーインジケーター | BSM(ブラインドスポットモニター)システム県知事の表示 | ||
スリップ表示灯 | ・VSC(ビークルスタビリティコントロール)、TRC(トラクションコントロール)、ABSの作動時 | ||
VSC OFF表示灯 | VSC(ビークルスタビリティコントロール)OFF時表示灯 | ||
PCS警告灯 | PCS(プリクラッシュセーフティシステム)の作動時表示 | ||
運転支援情報表示灯 | 各種運転支援システムの作動時表示 | ||
スマートエントリー&スタートシステム表示灯 | スマートエントリーシステム作動時の表示 | ||
パーキングブレーキ表示灯 | パーキングブレーキ作動時の表示 | ||
ブレーキホールドスタンバイ表示灯 | ブレーキホールドシステムスタンバイ時の表示 | ||
ブレーキホールド作動表示灯 | ブレーキホールドON時の表示 | ||
セキュリティ表示灯 | イモビライザーシステム作動時の表示 | ||
EVインジケーター | EVドライブモード(電気自動車モード)のON時の表示 | ||
EVドライブモード表示灯 | EVドライブモードON時の表示 | ||
低温表示灯 | エンジン水温の状態表示 | ||
プラスサポート表示灯 | 急アクセル時加速抑制機能の状態表示 | ||
制動灯表示灯 | ブレーキランプの操作や運転支援システムの作動で表示 | ||
ITS Connectアイコン | ITS Connectシステム作動時の表示 | ||
エコドライブモード表示灯 | ドライブモードセレクトスイッチ作動時の表示 | ||
スポーツモード表示灯 | |||
カスタムモード表示灯 | |||
パワーモード表示灯 |
プリウスのメーターの表示について
プリウスのメーターの表示については先進的な表示が多く、2つのタイプのメーターでかなり表示も変わってきます。
まずプリウスのメーターの「メーターリング中央時」での表示ですが、こちらはシンプルな表示が特徴です。
メーターリング中央時のメーターはメーターのセンターに大型の円形メーターがあり、こちらはハイブリッドシステムインジケーターになります。
スピードメーターはアナログ式スピードメーターのみの装備で、そのほかシフトポジション表示やオドメーター、トリップメーターなどがメーターの周辺に配置されており、これらは常時表示されます。
ただしメーターリング中央時の仕様のメーターにはマルチインフォメーションディスプレイが装備されておらず、細やかな情報表示はなくシンプルさを優先したデザインです。
これに対して「メーターリング移動時」のメーターに関してはメーターリング中央時のメーターと比べて円形アナログメーターが右側に寄るように配置されています。
そして左側にはマルチインフォメーションディスプレイが配置されるようになり、ここにさまざまなシステムの情報が表示されます。
マルチインフォメーションディスプレイには走行情報や運転支援情報、設定画面などさまざまな情報が切替式で表示できるのですが、操作はハンドルのボタンで行います。
メーターリング移動時のメーターはアナログメーターだけでなくマルチインフォメーションディスプレイによって情報量が多く機能的であり、複雑なメーターが好みの方にはこちらがおすすめです。
この2種類のメータータイプはドライバーが好みで切り替えられますので、シンプルなメーターが良い方も複雑なのが良い方も対応できる便利な機能です。
プリウスの警告灯
プリウスのメーターには各種警告灯がそなわっており、2タイプのメーターのデザインにかかわらず警告灯は同一です。
警告灯は車のシステムに問題が起こったときに表示されてドライバーに通知する表示灯であり、普段は基本的に消灯しています。
警告灯にはエンジン警告灯や高水温警告灯、ブレーキ警告灯などが黄本となりますが、その他プリウスはハイブリッドカーなのでハイブリッドシステムの過熱警告灯もあります。
またブレーキ関連の警告灯が結構数多く設置してあり、ブレーキの安全システムやペダル誤操作警告灯などがありますので、走行中にもし点灯したら車を一時停車させて対応を考える必要があります。
そのほかスリップ表示灯や運転支援情報表示等などは表示灯が警告灯も兼ねており、その表示によって内容が変わります。
もし表示がわからない場合には車に備え付けの取扱説明書を確認すると良いでしょう。
さらにクルーズコントロールや各種運転支援システムに対する警告灯もありますので、これらも点灯した際には一時停車して状況確認と自走できるかをディーラーなどと協議すると良いでしょう。
プリウスは搭載されているシステムが多いので警告灯も種類が多くメーター全体に配置されています。
プリウスの表示灯
プリウスのメーターには警告灯の他にも表示灯が多数搭載されており、こちらもシステムに関連した表示灯が多いです。
表示灯は普段からドライバーが見かけることの多い表示で、方向指示器表示灯やライト関連の尾灯やハイビーム表示灯などはドライバーの操作によって毎日のように見かけます。
表示灯はプリウスのメーターの2つのデザインでは変わらない位置に基本的に配置されていますので、どちらのメーターデザインでも使い勝手は変わらないでしょう。
またプリウスはハイブリッドカーでありそれに関連したEVインジケーターやEVドライブモード表示灯、各種走行モードに関連した表示灯も設置されています。
その他運転支援システムや安全システムなどに関する表示灯も多く、一部は警告灯と表示を共通化しています。
中でもスリップ表示灯は重要で、安全性を高めるVSCやTRC、ABSなどの作動時の表示なので安心感があります。
またいくつかの走行支援システムにはシステムOFFの表示灯がありますが、これらは特定の状況でシステムをOFFをすることで雪道などに対応するためのものなので普段はあまり使いません。
運転支援システムの表示灯もありマルチインフォメーションディスプレイに表示されますので、メッセージやグラフィックを確認しながら見ていきましょう。
プリウスのメーターの見やすさ
プリウスのメーターの見やすさについてはいろいろな意見があり、新型メーターになったことの影響が大きいです。
プリウスのメーターの見やすさについて
プリウスのメーターは現行モデルで最新型の仕様になっており、メーターの視認性はかなり大きな変更があります。
これまでプリウスのメーターではセンターメーターレイアウトが採用されており、運転席の目の前ではなく国産車では左脇のセンターコンソールの上にありました。
センターメーターのメリットは前述で述べたとおりですが、一時期センターメーターはかなり流行したものの現在ではセンターメーターからオーソドックスなメーター配置に戻す車種が多く、プリウスもその流れに乗ったものとなっています。
しかし最新プリウスではハンドルの奥に配置する従来のメーター配置でもなく、トップマウントメーターという最新の配置でありその視線移動の少なさのメリットは確かにあるでしょう。
ですがメーターの見やすさという点については賛否両論あるメーター仕様になっており、ドライバーの目線の位置によってはハンドルでメーターが隠れてしまうことがあるようです。
従来の配置のメーターでもそういった問題はあったもののハンドルの内側から見るので死角は少なかったのですが、トップマウントメーターではメーター下側が隠れてしまうため見えない範囲が多いことがあります。
もちろんシートポジションやハンドルのチルト機構などで調整は可能ですが、同様の調整が出来た従来のメーター配置と比べてもハンドルで隠れる範囲は大きめであり背の低い方などには不便さも感じる仕様になっています。
プリウスのメーターの見え方についての評判
プリウスのメーターの見え方についてはX(twitter)にも色々な投稿があり、その中からいくつかご紹介していきます。
一部が隠れると不評の新型プリウスのメーターパネル、私はハンドルを目いっぱい下げるドラポジということもあり余裕で全てを視認できて全く問題なし!
逆に普通のクルマのメーターパネルは隠れまくっています😅#車好きと繋がりたい pic.twitter.com/MRvQAhLRR6— オーバークレスト@Attract car (@AttractCar) December 22, 2023
こちらの方はプリウスのメーターの見え方についてはドライブポジションの調整で対応できているようで、視認性は良好なようです。
この方にとっては従来のメーター配置のほうが不便さがあるようで、プリウスの新型メーター配置は嬉しく思われています。
新型プリウスを運転席に座ったが写真のようにハンドルが邪魔でメーターが見えない。
シートポジション変えれば見えるようになるんだろうが、何もせずにメーターが全く見えないなんて初めて。 pic.twitter.com/pVap0ey7Do
— ヒロシ (@purfia) January 8, 2024
こちらの方は新型プリウスのメーター配置ではハンドルで隠れる部分が多いようで、不便さを感じていらっしゃいます。
これまでの車ではメーターの視認性でドライブポジションの調整をすることは稀だったため、プリウスではそういった面も気をつけなくてはならずかなり調整が重要となっています。
プリウスのメーターの故障
最後にプリウスのメーター故障についてご紹介します。
メーターは車の部品の中では信頼性の高い箇所であり、他の箇所に比べると故障する可能性は低い部品です。
車の経年劣化によってメーターが故障する可能性は高くなりますが、プリウスはデジタルメーターなので一部分だけの故障というのは意外と少なめです。
その分メーター故障が起こった場合にはメーター全体の交換が必要であり、修理費用としては少し高めになります。
特に新型プリウスはメーター配置の変更によってほぼ専用部品的なメーターとなっており、現時点では故障する確率が多いか少ないかはわかりません。
とはいうもののもともとの信頼性は高いですし、なにより新型プリウスはまだ発売から少ししか経っていませんので故障する可能性はかなり低いでしょう。
ただしもし故障した場合には修理費用としては50,000円前後はかかる可能性があり、メーター修理費用としては高めなものになりそうです。