プリウスαはハイブリッドカーであるプリウスの派生車で、ステーションワゴンタイプの車です。
今回はそんなプリウスαのオプション装備についてご説明します。
プリウスαのメーカーオプション
参考:toyota.jp
プリウスは世界中で有名なトヨタを代表するハイブリッドカーですが、そのプリウスをベースとしてステーションワゴン化、7人乗りも可能になった車です。
現在プリウスは4代目となっていますがプリウスαに関しては先代の3代目ベースの車種で、そのデザインも先代と同じフロントマスクになっています。
性能面でも3代目プリウスを踏襲しているので燃費性能は現行のプリウスには及びませんが、それでもステーションワゴンとしてはかなり良好な数値を発揮します。
また5人乗りまでだったプリウスより多人数乗れるようになったことで、よりファミリーカーとしての便利さが増しています。
そんなプリウスαのオプション装備は次のようなものがあります。
メーカーオプション一覧と価格
プリウスαのオプション装備にはメーカーオプションとディーラーオプションの2種類がありますが、まずはメーカーオプションをご説明します。
メーカーオプションはトヨタの生産工場で生産時に一緒に取り付けるオプションで、新車のオーダー時に一緒に注文する必要があります。
そんなプリウスαのメーカーオプションは次のようなものがあります。
種類 | オプション | 価格 |
エクステリア | 樹脂パノラマルーフ (電動ロールシェード&ドアロック連動クローズ機能付) | 108,000円(消費税抜き100,000円) |
視界 | ヘッドランプ Bi-Beam LED(オートレベリング機能付)+スマートエントリー&スタートシステム(運転席・助手席・バックドア) | 97,200円(消費税抜き90,000円) |
LEDフロントフォグランプ | 21,600円(消費税抜き20,000円) | |
先進装備 | インテリジェントパーキングアシスト(イージーセット機能&駐車空間認識機能&バックガイドモニター機能付) | 64,800円(消費税抜き60,000円) |
その他 | アクセサリーコンセント(AC100V・1500W、コンセント2) | 5人乗り 63,720円(消費税抜き59,000円) Lセレクション:64,800円(消費税抜き60,000円) |
寒冷地仕様(ウインドシールドデアイサー、ヒーター付ドアミラーなど)+リヤフォグランプ(右側のみ) ※Lセレクションはフロントドアガラス UVカットグリーンガラス・撥水機能付もセット | 通常仕様:23,760円(消費税抜き22,000円) Lセレクション:28,080円(消費税抜き26,000円) | |
スペアタイヤ(応急用タイヤ T145/70D17) | 10,800円(消費税抜き10,000円) |
プリウスαのメーカーオプションは主にエクステリア関係のものが多いのですが、インテリジェントパーキングアシストなどの先進装備もあります。
他の車種ではさまざまな衝突安全装備がオプションとなっている場合が多いのですが、プリウスαの場合は全て標準装備となっておりメーカーオプションではありません。
オプション人気ランキング
ではいくつかあるメーカーオプションの中から人気のアイテムをご紹介しましょう。
ランキング | 種類 | オプション | 価格 |
1 | エクステリア | 樹脂パノラマルーフ (電動ロールシェード&ドアロック連動クローズ機能付) | 108,000円(消費税抜き100,000円) |
2 | 先進装備 | インテリジェントパーキングアシスト(イージーセット機能&駐車空間認識機能&バックガイドモニター機能付) | 64,800円(消費税抜き60,000円) |
3 | 視界 | LEDフロントフォグランプ | 21,600円(消費税抜き20,000円) |
4 | その他 | アクセサリーコンセント(AC100V・1500W、コンセント2) | 5人乗り 63,720円(消費税抜き59,000円) Lセレクション:64,800円(消費税抜き60,000円) |
5 | 視界 | ヘッドランプ Bi-Beam LED(オートレベリング機能付)+スマートエントリー&スタートシステム(運転席・助手席・バックドア) | 97,200円(消費税抜き90,000円) |
1位:樹脂パノラマルーフ
参考:toyota.jp
樹脂パノラマルーフはプリウスαらしい装備の1つで、サンルーフの一種です。
サンルーフは屋根の上にウインドウを設けてそこから外光を取り込むためのもので、室内が明るく開放感が高まります。
通常サンルーフはガラス製なのですが、プリウスαは樹脂製のルーフが装着されており、より軽量なものとなっています。
プリウスαはなにより燃費が重要な車であり、重量のあるサンルーフが軽量化されるのは重要な点です。
またこのパノラマルーフには一種のサンシェードが組み合わされており、ロール式になっているシェードを電動で出し入れできます。
サンルーフから光を取り入れたくない時や、少しだけ開けたいときなどに有効な装備です。またドアロックに連動してシェードが閉まり、室内が無駄にあたたまるのを防げます。
樹脂パノラマルーフはファミリーカーとしてのプリウスαでは人気の装備です。
2位:インテリジェントパーキングアシスト
参考:toyota.jp
インテリジェントパーキングアシストは駐車時のアシスト機能で、駐車を半自動で行なうこともできる装備です。
インテリジェントパーキングアシストでは、駐車位置の近くで所定の位置に止めてからスイッチを入れると、プリウスαが周囲の状況を検知しながら自動的に駐車を行います。
その際は念の為ドライバーがハンドルに手をかけていなければなりませんが、不安の多い駐車が自動で行えるのはとても安心できる装備です。
ただしアクセルとブレーキの操作はドライバーに委ねられていますので、危険があれば止めることも出来ます。
またほかにもバックガイドモニター機能も設定されているので、通常のバック時などにもカメラで後方の状況が確認でき、とても便利な装備となっています。
特に運転に不安を持っている初心者ドライバーにはありがたい装備です。
3位:LEDフロントフォグランプ
参考:toyota.jp
フォグランプはフロントバンパーに装着される照明で、霧の中での視界を確保する働きがあります。
プリウスαのこのメーカーオプションはフォグランプをハロゲンからLEDに変更するものですが、LEDは消費電力がハロゲンより少なく、また長寿命という点がメリットです。
プリウスαはハイブリッドカーなので電力を使って車の走行も行っており、そのことで車の燃費を向上しています。そのためLED化による低消費電力化は燃費へ多少ながら影響があり、人気の装備の1つです。
またLEDは輝度が高く視認性に対してもメリットがありますし、装着には結構安価な装備ですので装着して損のないものでしょう。
4位:アクセサリーコンセント
参考:toyota.jp
アクセサリーコンセントは車室内で家庭用の100V電源が使えるようになる装備で、様々な家電製品が使えるようになる便利な装備です。
アクセサリーコンセントは車の2箇所に設定されていますが、その出力は1500Wと自動車用としてはかなり強力で、ほとんどの電化製品が使えるようになります。
プリウスα以外の車種でもアクセサリーコンセントはありますが、ガソリン車などでは大半は100Wまでとあまり強力ではありません。
ですがプリウスαにはハイブリッド車用のシステムが搭載されているので、それを活用して1500Wの電源を確保しています。
アクセサリーコンセントは普段でも携帯電話の充電などにも使えますし、またレジャーやアウトドアなどではキャンプ用品や調理器具などを便利に使うことができますので、非常に使い勝手の良いものです。
5位:ヘッドランプ Bi-Beam LED
参考:toyota.jp
5位はヘッドランプ関連のメーカーオプションとなっていますが、ヘッドライトをLED化するとともにその他の機能も追加されます。
LEDの利点は前述でも述べた通り省電力化、長寿命化、輝度の高さによる視認性などにあります。
ですがこのメーカーオプションには「Bi-Beam LED」という機能が追加されており、対向車がいるかどうかでヘッドランプをハイビームとロービームを自動的に切り替えることができます。
Bi-Beam LEDの特徴はその切り替えを1つのLEDユニットだけで行っていることで、プリウスから採用された装備です。
またこのオプションにはスマートエントリー、スタートシステムもセットで装備されており、乗り降りの際にも便利な装備となっています。
おすすめオプション
プリウスαには人気オプションが数多くありますが、その他におすすめのメーカーオプションもご紹介しましょう。
寒冷地仕様のメーカーオプションはその名の通り寒い地域向けに装着するオプションですが、その目的はエンジンやハイブリッドシステムの始動性改善などにあります。
ですがおすすめの点として寒冷地仕様に付属して装着される機能にが便利という点があり、ウインドシールドの曇りとり機能やドアミラーの霜取りのヒーター付きのものなどがセットになっています。
また仕様によってはフロントガラスの撥水機能などもセットになっており、完全な寒冷地でなくても装着する意味はあります。
いらないオプション
プリウスαのメーカーオプションの中にはあまり有用でないものもあり、その一つがスペアタイヤです。
スペアタイヤは一昔前の車には標準的に装備されていたものですが、現在は多くの車はパンク修理キットを採用していてスペアタイヤは装着してありません。
ですが緊急時にはスペアタイヤのほうが確実という人のために設定されているオプションですが、普通の状況ではパンク修理キットでも十分なのであまり必要性は高くありません。
もしスペアタイヤを装着するとプリウスαのラゲッジルームの下に収めるのですが、そこはもともとアンダーラゲッジとして荷物の収納場所となっているので、スペアタイヤのぶんだけ荷物が乗らなくなります。
また重量もタイヤ一本分重たくなるので、特に燃費と軽量化が重要なプリウスαではあまり装着したくないものです。
オプション総額
ここまででまとめたメーカーオプションについて、装着した際の総額を計算してみましょう。こちらは人気のオプションとおすすめオプションに分けてご紹介します。
人気メーカーオプションの総額
プリウスαの人気メーカーオプションは5種類ご紹介しましたが、LEDフロントフォグランプについては特定のグレード以外は標準装備となっていますので、それ以外の4つで総額を計算します。
車のグレードは「S 5人乗り」ですが、こちらにカーナビをエントリーグレードの「エントリーナビ(更新パック有)ステアリングスイッチ付 106,920円(消費税抜き 99,000円)」を組み合わせます。
グレード | 種類 | オプション | 価格 |
S 5人乗り | 車両価格 | 2,708,640円(消費税抜き 2,508,000円) | |
税金等諸費用 | 130,937円 | ||
カーナビ | エントリーナビ(更新パック有)ステアリングスイッチ付 | 106,920円(消費税抜き 99,000円) | |
エクステリア | 樹脂パノラマルーフ (電動ロールシェード&ドアロック連動クローズ機能付) | 108,000円(消費税抜き100,000円) | |
先進装備 | インテリジェントパーキングアシスト(イージーセット機能&駐車空間認識機能&バックガイドモニター機能付) | 64,800円(消費税抜き60,000円) | |
その他 | アクセサリーコンセント(AC100V・1500W、コンセント2) | 5人乗り 63,720円(消費税抜き59,000円) | |
視界 | ヘッドランプ Bi-Beam LED(オートレベリング機能付)+スマートエントリー&スタートシステム(運転席・助手席・バックドア) | 97,200円(消費税抜き90,000円) | |
総額 | 3,280,217円(消費税抜き 3,042,090円) |
Sグレードはプリウスαのベースグレードですが、安全装備などが標準装備になっているのでメーカーオプションを装着すれば上位グレードに匹敵する仕様となります。
総額は3,300,000円程度になりますがプリウスαとしては割と一般的なもので、そのうちオプション総額が400,000円近くに及んでいます。
おすすめメーカーオプションの総額
おすすめメーカーオプションは今回は寒冷地仕様関連だけなのでオプション総額はそこまで高くなりません。
なお車のグレードは同じく「S 5人乗り」で、カーナビも同じくエントリーグレードの「エントリーナビ(更新パック有)ステアリングスイッチ付 106,920円(消費税抜き 99,000円)」を組み合わせます。
グレード | 種類 | オプション | 価格 |
S 5人乗り | 車両価格 | 2,708,640円(消費税抜き 2,508,000円) | |
税金等諸費用 | 130,937円 | ||
カーナビ | エントリーナビ(更新パック有)ステアリングスイッチ付 | 106,920円(消費税抜き 99,000円) | |
その他 | 寒冷地仕様(ウインドシールドデアイサー、ヒーター付ドアミラーなど)+リヤフォグランプ(右側のみ) ※Lセレクションはフロントドアガラス UVカットグリーンガラス・撥水機能付もセット | 通常仕様:23,760円(消費税抜き22,000円) | |
総額 | 2,970,257円(消費税抜き 2,755,090円) |
この仕様ではメーカーオプションが23,760円しかありませんので、総額は3,000,000円を切っておりこのぐらいがプリウスαの底値です。
実際は寒冷地仕様だけでオプション装備はまとまりませんので、もう少し金額は高くなるでしょう。
プリウスαのディーラーオプション(後付けオプション)
次にプリウスαのディーラーオプションをご説明します。ディーラーオプションはトヨタの各ディーラーで取り付けられるものなので、新車の注文時に注文しなくても後付が可能です。
ディーラーオプションはメーカーオプションよりも種類が多く、ドレスアップパーツや便利装備が数多くあります。
そんなプリウスαのディーラーオプションは次のようなものがあります。
ディーラーオプション一覧と価格
プリウスαのメーカーオプションは何十アイテムも設定してありますので、今回はその中から20〜30程度をご紹介します。
種類 | オプション | 価格 |
エクステリア | フロントスポイラー | 42,120円(消費税抜き39,000円) |
サイドスパッツ | 43,200円(消費税抜き40,000円) | |
リヤバンパースポイラー | 27,000円(消費税抜き25,000円) | |
エアロパーツセット ・フロントスポイラー ・サイドスパッツ ・リヤバンパースポイラー | 112,320円(消費税抜き104,000円) → セット価格 92,880円(消費税抜き86,000円) | |
Aピラーガーニッシュ | 5,400円(消費税抜き5,000円) | |
エアロスタビライジングフィン | 16,200円(消費税抜き15,000円) | |
ロアグリルガーニッシュ | 37,800円(消費税抜き35,000円) | |
サイドプロテクションモール | 32,400円(消費税抜き30,000) | |
メッキドアミラーカバー | 10,800円(消費税抜き10,000円) | |
メッキガーニッシュセット ・ロアグリルガーニッシュ ・サイドプロテクションモール ・メッキドアミラーカバー | 81,000円(消費税抜き75,000円) → セット価格 73,440円(消費税抜き68,000円) | |
フロントメッキガーニッシュ | 21,600円(消費税抜き20,000円) | |
リアバンパーステップガード | 11,880円(消費税抜き11,000円) | |
サイドバイザー(RVワイド) | 21,600円(消費税抜き20,000円) | |
エクステリア GRシリーズ | GRブレース(フロントサスペンションメンバー+フロアセンター) | 38,880円(消費税抜き36,000円) |
GRブレース(リヤバンパーリインフォース) | 9,720円(消費税抜き9,000円) | |
GRホイールデカール | 1台分19,440円(消費税抜き18,000円) | |
GRボディストライプ | 1台分18,360円(消費税抜き17,000円) | |
インテリア | ラゲージルームランプ(5人乗り用、7人乗り用) | 各 14,040円(消費税抜き13,000円) |
フロアマット(デラックスタイプ)(5人乗り用、7人乗り用) | 5人乗り用:1台分 24,840円(消費税抜き23,000円) 7人乗り用:1台分 49,680円(消費税抜き46,000円) | |
トランクマット(カーペットタイプ)(5人乗り用、7人乗り用) | 5人乗り用:12,960円(消費税抜き12,000円) 7人乗り用:9,720円(消費税抜き9,000円) | |
IR(赤外線)カットフィルム(リヤサイド・バックガラス)(クリア、スモーク) | 各 21,600円(消費税抜き20,000円) | |
インテリアGR | GRスカッフイルミネーション | 1台分 34,560円(消費税抜き32,000円) |
GRフロアマット(5人乗り、7人乗り) | 5人乗り用:1台分 35,640円(消費税抜き33,000円) 7人乗り用:1台分 48,600円(消費税抜き45,000円) | |
GRシフトノブ(スモークアクリル+カーボン調加飾+ラメ入りピアノブラック塗装) | 7,560円(消費税抜き7,000円) | |
快適装備 | リバース連動ミラー | 14,040円(消費税抜き13,000円) |
コーナーセンサー(ボイス4センサー・インジケーター表示タイプ) | 50,760円(消費税抜き47,000円) |
プリウスαのディーラーオプションには意外なことにドレスアップパーツが多く、さまざまな種類の外観変更アイテムがあります。
それだけプリウスαはファミリーカーとはいえ外観を気にする人が多いということでしょう。
オプション人気ランキング
ではディーラーオプションでも人気ランキングをご紹介します。
ランキング | 種類 | オプション | 価格 |
1 | エクステリア | サイドバイザー(RVワイド) | 21,600円(消費税抜き20,000円) |
2 | インテリア | IR(赤外線)カットフィルム(リヤサイド・バックガラス)(クリア、スモーク) | 各 21,600円(消費税抜き20,000円) |
3 | インテリア | フロアマット(デラックスタイプ)(5人乗り用、7人乗り用)z | 5人乗り用:1台分 24,840円(消費税抜き23,000円) 7人乗り用:1台分 49,680円(消費税抜き46,000円) |
1位:サイドバイザー(RVワイド)
参考:toyota.jp
プリウスαのディーラーオプションで高い人気を持っているのは、ベーシックなアイテムの一つであるサイドバイザーです。
サイドバイザーはドアの上側に装着されるアクリル製のバイザーで、その効果は雨天時の雨の吹込み防止です。
雨天時には窓を少しだけ開けているとそこから走行風と共に雨が吹き込んでくるのですが、その状態では室内の換気が出来なく湿気がたまってしまいます。
ですがサイドバイザーがあれば少しだけ窓を開けることができるので、換気ができるというメリットが生まれます。
またプリウスαのサイドバイザーはSUV風のワイドなものとなっており、通常のものより窓を大きく開けることができます。
加えてドレスアップパーツとしての効果もあり、高級感が出せるのも人気な理由の1つです。
2位:IR(赤外線)カットフィルム
参考:toyota.jp
IR(赤外線)カットフィルムは車のサイドウインドウの一部とリアウインドウに貼り付けるフィルムで、そこに赤外線カットの機能がついています。
このアイテムはプリウスαのようなハイブリッドカーには重要なアイテムの一つで、陽の光で室内に入り込んでくる赤外線の一部をカットすることで室内の温度上昇を抑えることができます。
この効果は特にエアコンの冷却効率に関係してくるもので、温度上昇が少ないほどエアコンが効きやすくなりますが、それは結果的に車の燃費を改善することになります。
フィルムでの効果は大きいわけではありませんが、装備しておけば確実に効果を発揮します。またカラーはスモークとクリアーが用意されており、ドレスアップパーツとしてスモークを選べます。
3位:フロアマット(デラックスタイプ)
参考:toyota.jp
フロアマットは室内の床面に敷くマットですが、床面の汚れを防ぐ効果があります。
プリウスαのフロアマットにはデラックスタイプやラグジュアリータイプ、レジャータイプなどいくつかのタイプがありますが、それなりに高級感があり価格も比較的安価なのがデラックスタイプです。
フロアマットを装着しておけば、たとえマットが土汚れなどで汚れたとしてもすぐに取り外して掃除することが出来、常に綺麗に保つことができます。
またプリウスαのフロアマットは1台分がセットになっており、運転席だけでなくそれ以外の箇所にも敷かれます。
そのため5人乗りと7人乗りで価格が違いますが、純正品のマットということで装着感が良く人気は高いアイテムです。
おすすめオプション
次に人気のディーラーオプションとは別におすすめのディーラーオプションをご紹介します。
エアロパーツセット
参考:toyota.jp
エアロパーツセットはエクステリアのドレスアップパーツですが、3種類のアイテムがセットになっています。
プリウスαにはドレスアップパーツが多いですが、その中でも大型のアイテムになります。セットには「フロントスポイラー」、「サイドスパッツ」、「リヤバンパースポイラー」の3つが入っており、主に車の下側にエアロパーツを装着します。
スタイリッシュなエアロパーツはプリウスαのデザインにはよくマッチするもので、とてもカッコイイパーツです。
またエアロパーツのセットは単体で購入するよりも割引があり、19,440円も安くなります。それでも結構高額なオプション装備ではありますが、見た目が結構変わりますのでおすすめです。
リアバンパーステップガード
参考:toyota.jp
リアバンパーステップガードはラゲッジルームとリアバンパーの間に装着するプロテクター風のアイテムです。
リアバンパーステップガードの効果はリアバンパーの傷つき防止で、ラゲッジルームに荷物を載せるときにバンパーにの上に荷物を一時的に載せるなどすることで傷つくことを防ぎます。
また荷物を滑らしたりするときの傷つきも防げるので、装着しておくととても車を綺麗に使えます。
またプリウスαのリアバンパーステップガードが大型のものとなっているので、バンパーのドレスアップパーツにもなっています。
アイテムとしての価格もそこまで高くないので、傷つき防止のために装着しておくと良いでしょう。
GRブレース
参考:toyota.jp
GRブレースはプリウスαのようなファミリータイプの車には珍しいメーカーオプションですが、車体下部に装着する補強部品となっており車の操縦安定性が高まります。
GRシリーズはトヨタのスポーツモデルのパーツとなっており、プリウスαにもいくつものスポーティなパーツを供給しています。
その中でGRブレースは「フロントサスペンションメンバー」、「フロアセンター」、「リヤバンパーリインフォース」の3種類が設定されています。これらを装着すると車体下部の構造の補強となりますので、車の全体の剛性が高まります。
そうなると操縦時にしっかりした剛性感が出ますので、主に車のロールが減少して安定したコーナリングができます。
山道などのワインディングロードはもとより高速道路などでも威力を発揮します。またその効果に対して価格はそこまで高いものではなく、特にスポーツ走行をする人などにはおすすめのパーツです、
いらないオプション
プリウスαのディーラーオプションは有用なものが多いのですが、その一方で微妙なものもあります。
「エアロスタビライジングフィン」がその1つですが、このパーツはボディの後方に小さなフィン(羽根)のような物を装着して空気の流れを整えるパーツとなっています。
その効果はF1(フォーミュラ1)での実績からきているということなのですが、実際どのぐらいの効果があるのかは微妙な装備でもあります。
小さなフィンによる効果は高速域ではある程度効果があるかもしれませんが、プリウスαのほとんどのシーンは中低速ですので、装着しても効果のある場面は殆ど無いでしょう。
エアロスタビライジングフィンは16,200円となっていてそこまで高くはないのですが、見た目以上の効果はあまり体感できるものではないでしょう。
オプション総額
ではここまでまとめたディーラーオプションに関して、その総額を計算してみましょう。ディーラーオプションに関しても人気のアイテムとおすすめアイテムを分けて計算します。
またこちらもグレードとカーナビは「S 5人乗り」と「エントリーナビ(更新パック有)ステアリングスイッチ付 106,920円(消費税抜き 99,000円)」となります。
人気ディーラーオプションの総額
人気のディーラーオプションは3種類でしたので、この組み合わせで総額を計算します。
グレード | 種類 | オプション | 価格 |
S 5人乗り | 車両価格 | 2,708,640円(消費税抜き 2,508,000円) | |
税金等諸費用 | 130,937円 | ||
カーナビ | エントリーナビ(更新パック有)ステアリングスイッチ付 | 106,920円(消費税抜き 99,000円) | |
エクステリア | サイドバイザー(RVワイド) | 21,600円(消費税抜き20,000円) | |
インテリア | IR(赤外線)カットフィルム(リヤサイド・バックガラス)(クリア、スモーク) | 各 21,600円(消費税抜き20,000円) | |
インテリア | フロアマット(デラックスタイプ)(5人乗り用、7人乗り用) | 5人乗り用:1台分 24,840円(消費税抜き23,000円) | |
総額 | 3,014,573円(消費税抜き 2,791,271円) |
人気ディーラーオプションの総額は70,000円弱となっておりそこまで高額ではありませんので、総額は3,000,000円を少し上回る程度のものです。
ディーラーオプションは全てベーシックなアイテムであり、基本としてこのぐらいのオプションはほしいところです。
おすすめディーラーオプションの総額
次にディーラーオプションのおすすめアイテムによる総額を計算します。
こちらはエアロパーツキットやGRブレースで複数アイテムをおすすめしているので、合計7つのディーラーオプションとなります。
グレード | 種類 | オプション | 価格 |
S 5人乗り | 車両価格 | 2,708,640円(消費税抜き 2,508,000円) | |
税金等諸費用 | 130,937円 | ||
カーナビ | エントリーナビ(更新パック有)ステアリングスイッチ付 | 106,920円(消費税抜き 99,000円) | |
エクステリア | エアロパーツセット ・フロントスポイラー ・サイドスパッツ ・リヤバンパースポイラー | 112,320円(消費税抜き104,000円) → セット価格 92,880円(消費税抜き86,000円) | |
エクステリア | リアバンパーステップガード | 11,880円(消費税抜き11,000円) | |
エクステリア GRシリーズ | GRブレース(フロントサスペンションメンバー+フロアセンター) | 38,880円(消費税抜き36,000円) | |
GRブレース(リヤバンパーリインフォース) | 9,720円(消費税抜き9,000円) | ||
総額 | 3,096,857円(消費税抜き 2,867,460円) |
この仕様の支払総額は3,100,000円ぐらいとなりますが、そのうちオプション総額は150,000円ほどとなっており、装着されているオプションの種類にしてはなかなかお得です。
エクステリアデザインの改善と車体剛性アップによってスポーティな走行性能を持っていますので、ドライブにはピッタリの仕様でしょう。
プリウスαのオプション総額と値引き
では最後にプリウスαのメーカーオプションとディーラーオプションを合わせた総額を計算します。
グレードとカーナビについては変更はありませんが、こちらも人気のオプションとおすすめオプションに分けて計算していきます。
人気オプションの総額
グレード | 種類 | オプション | 価格 |
S 5人乗り | 車両価格 | 2,708,640円(消費税抜き 2,508,000円) | |
税金等諸費用 | 130,937円 | ||
カーナビ | エントリーナビ(更新パック有)ステアリングスイッチ付 | 106,920円(消費税抜き 99,000円) | |
エクステリア | 樹脂パノラマルーフ (電動ロールシェード&ドアロック連動クローズ機能付) | 108,000円(消費税抜き100,000円) | |
先進装備 | インテリジェントパーキングアシスト(イージーセット機能&駐車空間認識機能&バックガイドモニター機能付) | 64,800円(消費税抜き60,000円) | |
その他 | アクセサリーコンセント(AC100V・1500W、コンセント2) | 5人乗り 63,720円(消費税抜き59,000円) | |
視界 | ヘッドランプ Bi-Beam LED(オートレベリング機能付)+スマートエントリー&スタートシステム(運転席・助手席・バックドア) | 97,200円(消費税抜き90,000円) | |
エクステリア | サイドバイザー(RVワイド) | 21,600円(消費税抜き20,000円) | |
インテリア | IR(赤外線)カットフィルム(リヤサイド・バックガラス)(クリア、スモーク) | 各 21,600円(消費税抜き20,000円) | |
インテリア | フロアマット(デラックスタイプ)(5人乗り用、7人乗り用) | 5人乗り用:1台分 24,840円(消費税抜き23,000円) | |
総額 | 3,348,293円(消費税抜き 3,100,271円) |
こちらではメーカーオプション4種類、ディーラーオプション3種類の組み合わせとなりますが、そのオプション総額は400,000円前後と結構な金額となりました。
そのため支払総額は3,350,000円ぐらいになりましたが、オプションによって機能性の高い1台に仕上がっています。
おすすめオプションの総額
次におすすめのメーカーオプションとディーラーオプションの組み合わせで計算します。
グレード | 種類 | オプション | 価格 |
S 5人乗り | 車両価格 | 2,708,640円(消費税抜き 2,508,000円) | |
税金等諸費用 | 130,937円 | ||
カーナビ | エントリーナビ(更新パック有)ステアリングスイッチ付 | 106,920円(消費税抜き 99,000円) | |
その他 | 寒冷地仕様(ウインドシールドデアイサー、ヒーター付ドアミラーなど)+リヤフォグランプ(右側のみ) ※Lセレクションはフロントドアガラス UVカットグリーンガラス・撥水機能付もセット | 通常仕様:23,760円(消費税抜き22,000円) | |
エクステリア | エアロパーツセット ・フロントスポイラー ・サイドスパッツ ・リヤバンパースポイラー | 112,320円(消費税抜き104,000円) → セット価格 92,880円(消費税抜き86,000円) | |
エクステリア | リアバンパーステップガード | 11,880円(消費税抜き11,000円) | |
エクステリア GRシリーズ | GRブレース(フロントサスペンションメンバー+フロアセンター) | 38,880円(消費税抜き36,000円) | |
GRブレース(リヤバンパーリインフォース) | 9,720円(消費税抜き9,000円) | ||
総額 | 3,120,617円(消費税抜き 2,889,460円) |
こちらの仕様ではディーラーオプションの数が多いですが、そのオプション総額は200,000円弱なので前述の仕様よりは安く仕上がっています。
それでも寒冷地仕様による機能の追加と、デザイン関係の改善がありますので、車としての魅力は高いでしょう。
プリウスαのオプション値引きについて
新車の購入時には様々な値引きがありますが、プリウスαのオプション装備に対しても割引は適用されます。
プリウスαのオプション値引きはディーラーによっても違いますが、おおよそその値引率が10%〜20%程度となっています。
そのことから前述のオプション装備の総額計算の上では40,000円〜80,000円ぐらいは値引きが期待できます。