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プジョーはどこの国の車?国産車との違いはこの3つだ!

「プジョーの車をなんとなく買おうと思ってるけど、国産車となにが違うの?」

「そもそもプジョーってどこの国の車?」

海外の大衆車として有名な、プジョー。日本の街中でも走っているのをたまに見かけますよね。

そんなプジョーは、どこの国の車なんでしょうか? また、国産車との違いはどんなところでしょうか?

プジョーを生み出したメーカーの成り立ちから、わかりやすく解説します。

プジョーはフランスの車

まず成り立ちから解説します。プジョーは、フランスの車です。

プジョー ロゴ

1885年、親の運営する工業会社、「プジョー兄弟社」の経営に参加していたアルマン・プジョーは、自転車の大量生産販売で大成功しました。

しかしそれだけで満足せず、「自転車の人気は一時的なもの。これからは自動車の時代が来るに違いない」と考えて、蒸気自動車の開発を始めましたが、うまくいきませんでした。

そこで、のちにメルセデス・ベンツの生みの親の1人になるゴットリープ・ダイムラーのエンジンを、同じく自動車の開発をしていたエミール・ルヴァッソールから提供してもらい、ガソリンエンジン自動車の開発を始めます。

※ベンツの変遷については、以下の記事で詳しく解説しています。興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

ベンツのクラシックカーベンツはどこの国の車?国産車との違いはこの4つだ!

開発は順調に進んでいき、5年間で約140台製造したプジョー兄弟社は、「世界最古の量産自動車メーカー」になりました。

表で見るとわかりやすいので、下の表を見てください。

 年アルマン・プジョー
1865年親の運営する工業会社、Société PeugeotFrères
(プジョー兄弟社)の経営に参加
1885年プジョー兄弟社初の自転車を制作
販売開始すると飛ぶように売れる
1889年蒸気自動車「プジョー・セルポレ」を完成させたが、
テスト走行してみたら大失敗に終わる
1890年エミール・ルヴァッソールから
ゴットリープ・ダイムラーのエンジンを提供してもらい
ガソリンエンジン自動車の開発を始める
1893年24台の自動車を生産・販売
1894年40台の自動車を生産・販売
1895年72台の自動車を生産・販売
開発開始から5年間で約140台のガソリンエンジン自動車を生産
「世界最古の量産自動車メーカー」になる。
1896年Société Anonyme des Automobiles Peugeot
(オートモビル・プジョー社)として独立し
自社製のエンジンを開発
1915年アルマン・プジョー死去

量産体制をととのえて年々生産台数を増やしていったアルマン・プジョーは、親の会社から独立して、「オートモビル・プジョー社」という会社を設立します。

独立をきっかけに、それまで使用していたゴットリープ・ダイムラーのエンジンをやめて、自社製のエンジンを開発しました。

アルマン・プジョーが死去したあとも、オートモビル・プジョー社の生産台数はどんどん増えていき、日本でも1957年から輸入販売されるようになりました。

アルマン・プジョー死去後のプジョーの流れは下の表のとおりです。

 年アルマン・プジョー死去後のプジョー
1957年プジョーブランドの車を日本に輸出開始
1976年シトロエン社を吸収合併し、
「PSA・プジョーシトロエン社」を設立
1978年クライスラー・ヨーロッパ社を吸収合併し
フランス最大の自動車メーカーに

1976年にシトロエン社を吸収合併したオートモビル・プジョー社は、「PSA・プジョーシトロエン社」を設立してグループ企業になりました。

PSAはPeugeot Société Anonyme(プジョー・シトロエン・グループ)の略で、オートモビル・プジョー社とシトロエン社はその傘下の企業になった形です。

さらに2年後にはクライスラー・ヨーロッパ社を吸収合併し、PSA・プジョーシトロエン社はフランス最大の自動車メーカーグループになり、現在もその地位を維持しています。

ちなみにプジョーの本社はフランス・パリのグランド=アルメ通りにあり、日本でプジョーの輸入販売を行っている「プジョー・シトロエン・ジャポン社」の本社は東京都目黒区にあります。

シトロエンについては以下の記事で詳しく解説しています。興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

シトロエンシトロエンはどこの国の車?国産車との違いはこの3つだ!

プジョーと国産車との3つの違い

それでは、プジョーの車と国産車との違いについて解説していきます。

故障が圧倒的に多い

整備

プジョーの致命的な欠点は、国産車とくらべて圧倒的に故障が多いことです。(故障率の詳細は以下の記事をご参照ください。)

プジョー208プジョーは故障が多い?壊れやすいのか故障率をもとに解説!

故障したパーツの修理・交換費用だけで年間300,000円(月々25,000円)かかることも何ら特別ではなく、「機械だから壊れるのは当たり前。壊れたら直せばいい」という感覚でいないと、購入してもすぐに手放すことになってしまいます。

たとえば以下のような故障がよくあります。下の表を見てください。

よくある故障修理・交換費用
水温センサーの不具合5,000円
~10,000円程度
オイル漏れ10,000円
~20,000円程度
イグニッションコイルの
故障
25,000円
~30,000円程度
パワーウィンドウが
動かなくなる
35,000円
~90,000円程度
エアコンが効かなくなる140,000円
~230,000円程度
ATミッションの故障300,000円
~350,000円程度

例に挙げたなかでもっとも恐ろしいのは、ATミッションの故障です。

フランスではMT車が主流で、プジョーのAT車は日本に輸出するために作られたものです。

日本ではプジョーの販売台数はそれほど多くないので、ATの開発にはあまり力を入れていません。

そのため、新車で購入して10,000km程度で故障してしまう事例もめずらしくないんです。

2010年ごろからプジョーでは徐々に日本製のATミッションを使用するようになっていったので、最新モデルの車は以前より故障しにくくなっています。

しかし、中古車の場合はAL4というフランス製の壊れやすいATミッションが搭載されているので、2010年以前のモデルを購入する場合は特に注意が必要です。

そして、2番目に恐ろしいのがエアコンの故障で、多いのは以下のような症状です。

  • 夏に冷房をつけても冷たい風が出てこない
  • 風量調節ができなくなり、OFFか最大にしかできない
国産車でこんなことはめったにありませんが、プジョーでは「新車で購入した時からこんな症状が出ていた」という事例も少なくありません。

プジョーの車を購入する際は、これらの修理・交換費用もあらかじめ予算に入れておく必要があります。

MEMO

なお、正しいやり方で値引き交渉をすれば数十万円は安くなるので、修理費用も気にせず購入できます。

このやり方を知らないと最大60万円以上も損しますよ。詳しく知りたい方は、下記の『たった1分で車を60万円値引きできる裏技』のページをご覧ください。 裏技を知って後悔する人たった1分で車を60万円値引きできる裏技!安く購入する秘密のテクニックとは?!

車検代が高い

車検

国産の普通車の車検費用は80,000円~100,000円程度ですが、プジョーの場合は何も故障がなくても最低130,000円~150,000円程度かかります。

理由としては、プジョーのディーラーは整備費用が高く、国産車のディーラーの2倍程度の金額がかかるからです。

さらに大抵は消耗品の交換も必要になり、実際に車検にかかる金額は180,000円~330,000円程度。

プジョーディーラーで車検を受ける際、交換する消耗品には純正パーツを使用しますが、フランス本国から輸入しているものなので、輸送費がかかっているぶんだけパーツ代が髙くなるんです。

車の状態によってはもっとかかる可能性もあり、国産車と同じ感覚でいると危険です。

ワイパーとウィンカーが左右逆についている

プジョー 308 コクピット

国産車はハンドルの右側にウィンカー、左側にワイパーがついていますが、プジョーの車は左右逆で、右側がワイパーで左側がウィンカーになっています。

理由は、プジョーの車はフランス国内ではすべて左ハンドル仕様でつくられているからです。

日本で売られているプジョーの車は並行輸入車をのぞいて右ハンドル仕様でつくられていますが、ワイパーとウィンカーの位置はそのままフランス国内と同じ左右逆になっています。

操作に慣れるまで、右左折時や車線変更時は特に注意が必要です。

ここまで書いてきましたが、プジョーを国産車と比較した時にいちばんネックになるのは、やはり故障が多いというところです。

「車は乗れば壊れるものだ」と割り切れるかどうか、この記事を参考にして判断していただければ幸いです。

プジョーについては以下の記事でも詳しく解説しています。詳細まで知りたい方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

プジョー208プジョーのイメージは悪い?!乗ってる人のイメージまで徹底調査! プジョー 3008プジョーの決定的な特徴7つ!魅力から欠点まですべて解説します!