ノートは日産自動車のコンパクトカーのひとつで、日産の主力車種の中でもトップの売れ行きを誇る車です。
今回はそんなノートの納期に関してご説明します。
ノートの納車期間・納期状況
日産ノートは同社のコンパクトカーの中では2番目のサイズの車ですが、販売台数ではノートのほうが圧倒的に多く、日産車の中での最量販車となっています。
ノートは現行車で2代目となりますが、2012年に登場した少し期間がたった車種です。当初はそこまで販売台数の多い車ではなかったのですが、2016年に派生モデルでハイブリッドカーの「ノートe-power」が登場したことで一気に人気が爆発し、ここ数年に渡って何度も国内の自動車販売台数でトップを獲得しています。
そんなノートの納期は次の通りとなります。
ノートの納期
ノートの現在の納期は1ヶ月〜2ヶ月となっており、ノートの仕様にかかわらず新車の通常の納期に納まっています。
ノートには初期に登場したガソリンエンジンモデルと、e-powerのハイブリッドモデルの2種類がありますが、現在はどちらの仕様も納期は落ちついています。
ですがノートe-powerの発売前と後ではノートの納期は大きく変動しており、発売前に月間5,000台〜6,000台だった販売台数が、e-powerの効果で一気に10,000台〜15,000台規模に膨れ上がったのです。
そのため当時はノートe-powerの納期が数ヶ月待ちと長くなっていた次期もあり、最近になってようやく落ちついてきたところといえます。
ノートの納期に関する口コミ
ノートの納期に関してはTwitterにも色々な情報が投稿されていますので、その中からいくつかご紹介しましょう。
今日、日産ノートe-powerの本契約をしました😊✨
納期ははっきりとは決まってませんが早くて7月遅ければ8月。
3ヶ月以上待たなければならないなんて…😅笑
とりまロードバイクを積載するルーフアタッチメントとレカロシートのシートレールそして車高調を買わないと。 pic.twitter.com/QayfmWjTcr— ねがっち (@negachi2) April 10, 2018
こちらの方は去年の4月頃にノートe-powerを契約されましたが、4月契約で納車が7月〜8月ということで納期が3ヶ月ぐらいかかっています。
つまり1年前をまではまだ納期がかなり必要だったのです。
ノートe-POWER NISMO買ったった
✌︎(‘ω’✌︎ )三✌︎(‘ω’)✌︎三( ✌︎’ω’)✌︎
納車は7月予定…楽しみやで〜— かとしょう (@katosyou3) June 6, 2019
こちらの方はつい先日ノートe-powerを注文されましたが、納車は7月と1ヶ月程度の納期となっています。
これでようやく通常の新車の納期となっており、注文しやすい車になりました。
ノートの納車期間・納期の理由
ノートの納期が少し前まで長期化していた裏にはノートe-powerの圧倒的な人気の高さがあります。
ノートの発売時にはガソリンエンジンモデルのみの展開でしたが、そのときでもいち早く導入したダウンサイジングターボエンジンの効果で動力性能と燃費性能を両立する人気車でした。
ですがノートe-powerは前述したとおりそれ以上の売れ行きを見せ、ついにトヨタ アクアやプリウスを抑えて販売台数トップにまで躍り出るようになりました。
ノートe-powerの構造など詳しい説明は別の記事で行っていますので省きますが、何より子の車の特徴は電気自動車に近い走行感覚を持つハイブリッドカーという点です。
トヨタを始めとする他のハイブリッドカーとは違って、e-powerシステムは電動モーターのみで走行を行い、ガソリンエンジンは銃でん専用となっています。
このことから燃費も良好ですが、それよりもモーターのトルクフルな走行感覚が従来の車と大きく違うことが魅力となり、ほかのハイブリッドカーを抑える要因となっています。
ノートe-powerは想定外の売れ行きから生産が追いつかず納期が長期化していたのですが、度々日産は生産体制を整えて増産を行っており、その効果で納期が落ちついています。
ノートのグレード・仕様・色ごとの納車期間・納期
ノートには前述したようにガソリンエンジンとe-powerの2つのメイングレードがありますが、その他いくつかのボディカラーの設定があり、これらの中で人気のものを選ぶことで多少なりとも納期に影響があります。
ノートのグレードに関してはやはりハイブリッドカーであるノートe-powerが圧倒的な割合を占めており、ノートが成功した理由でもあります。
e-powerの中にも装備の違いでいくつかのモデルが設定されていますが、ベースグレードである「S」よりも安全装備などが充実した「X」が売れています。
またe-powerではないガソリンエンジンモデルもそれなりに好調で、こちらもXが人気となっています。
ボディカラーに関しては定番カラーといえるホワイト系やブラック系が人気で、一番人気はホワイト系の「ブリリアントホワイトパール」となっています。
その次はブラック系の「スーパーブラック」がつけていますが、その次には普通はあまり人気のないブルー系の「シャイニングブルー」がつけています。
このカラーはノートのイメージカラーであるとともに、エコカーのイメージも強いので人気があるのでしょう。
納期が現状のように落ち着いた現在では、これら人気の仕様による納期への影響は大きくありません。ですが少しでも納期を短くしたいのであれば、こういった点を考慮すると良いでしょう。
ノートの納車期間・納期の今後
ノートの納期の今後については、ようやく落ちついた現在の納期がこのまま続いていく可能性が高いでしょう。
ノートの納期が長かったのはオーダーの多さと生産能力のバランスが取れていなかったためであり、生産体制が整った現在では納期が長くなる原因はなくなりました。
またオーダーの数も最盛期に比べれば落ちついており、両面でノートの納期は最短クラスになっているのです。
現行ノートはまだ数年は現状のままでラインナップに乗るので、納期も現状で継続していくのです。
ノートの納車期間・納期を早める方法
ノートの納期は新車の納期としては最短クラスとなっていますが、もっと納期を短くしたいのであれば「登録済み未使用車」を利用すると良いでしょう。
登録済み未使用車はディーラーが販売ノルマ達成のために自社で登録した車で、それを中古車として販売している車になります。
車のクオリティは新車同然で走行距離もほとんどないのですが、それでも中古車なので納期は不要で即納も可能な点が大きなメリットとなっています。
一方で完成車なのでグレードやボディカラーの選択が出来ず、また価格も新車とほぼ変わらないという点がデメリッとにはなります。
しかしノートはガソリンエンジン車はもう7年近く、e-powerでも3年ほど新車発売から経過していますので、中古車市場には多数の登録済み未使用車が存在しています。
そのため比較的選択肢は広くなっており、よく探せば希望通りの完成車も見つかりやすいでしょう。
他の車の納車期間・納期
ノートe-powerのハイブリッドシステムは世界的には珍しいシステムとなっていますが、ノートと同クラスでハイブリッドカーとなるといろいろな選択肢が出てきます。
そんなノートのライバル車をご紹介しましょう。
トヨタ アクア
アクアはトヨタのコンパクトハイブリッドカーですが、ノートe-powerが登場するまでは長い間販売台数でトップを獲得していた車種であり、国内市場を代表するハイブリッド専用車となります。
アクアのハイブリッドシステムはプリウス譲りの高効率、低燃費ユニットが搭載されており、その燃費性能は長らくコンパクトカーの中でトップです。
ノートe-powerと比較しても燃費性能では拮抗しており、非常に高い環境性能を持ちます。また車が非常にコンパクトにまとまっており、取り回しの良さはトップクラスです。
一方でノートe-powerのような走行感覚の楽しさのような魅力はありませんが、それでも根強い人気を維持しています。
そんなアクアの納期は1ヶ月〜2ヶ月となっており、納期の差はありません。
スズキ スイフト
スイフトはスポーティな外観を持つスズキの代表的なコンパクトカーですが、現行車からハイブリッドモデルも追加され環境性能が高くなっています。
現行のスイフトのラインナップはノートに近く、小型のダウンサイジングターボエンジンやハイブリッドモデルの設定など、近い部分の多い車種です。
一方でスイフトには2種類のハイブリッドシステムが設定されており、コスト重視のマイルドハイブリッドシステムと、燃費重視のストロングハイブリッドシステムがあります。
ノートe-powerに近いのはストロングハイブリッドモデルのほうですが、燃費性能ではノートe-powerのほうが上回っています。
スイフトの魅力は何よりそのデザインにあり、カッコよさが特徴です。そんなスイフトの通常仕様は納期が1ヶ月〜2ヶ月と落ちついてますが、特別仕様のみ3ヶ月程度と長くなっています。
ホンダ フィット
フィットはホンダを代表するコンパクトカーですが、ガソリンエンジンモデルとハイブリッドモデルが設定され、トヨタや日産のコンパクトカーに対抗するモデルとなっています。
フィットの売れ筋はガソリンエンジンモデルですが、ホンダ独自のハイブリッドシステムを搭載したモデルも根強い人気があります。
このシステムはハイブリッドのモーターにDCTと呼ばれる高効率のオートマチックトランスミッションを組み合わせたもので、ホンダの大きな特徴となります。
一方で燃費性能に関してはノートe-powerなどに一歩及ばない面もあり、人気としてはノートのほうが高いです。
そんなフィットの納期も1ヶ月〜2ヶ月程度となっており、落ち着いた状況となっています。
ノートの納車後・納車式の口コミ・レビュー
では最後にノートが納車された方のレビューをいくつかご紹介しましょう。
父親の納車したてのノートe-powerで那須高原。気持ちいい🙋燃費いい🤣エルグランドど比較にならない(>_<)低燃費 pic.twitter.com/XQv91Q4q4b
— JP1BEG/exJK3MUO/JA1-82519/YokohamaNE351 (@gangtiancheng) June 16, 2019
こちらの方は納車されたばかりのノートe-powerに乗って、那須高原までドライブしてこられたようですね。
ノートe-powerは運転していて非常に楽しい車になっており、また燃費の良さも相まって長距離ドライブでも楽しい車となっています。
今日実は車を納車しました😀
今までクラウンアスリートに乗っていましたが、日産のノートに変えました
クラウンはいい車でしたがガソリンをばら撒くし、税金や維持費高いしで自分の中で
車は雨風防げれば十分という心の変化があったのでエコな車にしました😇
さよならゼロクラ😭 pic.twitter.com/DUX1HYau6b
— えんおう@雑記ブログ (@mellow_sweet2) June 16, 2019
こちらの方はトヨタの高級セダンであるクラウンからノートe-powerに乗り換えられたそうですが、その理由はやはり燃費性能などにあるようです。
ノートe-powerは環境性能の高さから維持費の安さには定評があり、また環境に対してエコな面も多いので、そういった乗り換え需要も強いのです。