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N-BOXのメーター表示の見方!ランプの点滅などの意味も全解説!

ホンダ N-BOXは軽自動車の箱型バンで、車内の広さが魅力の車となっています。

今回はN-BOXのメーターについてご紹介します。

N-BOXのメーターのデザイン

ホンダ N-BOX参考:www.honda.co.jp

ホンダ N-BOXはホンダの軽自動車の中でトップクラスの売上を誇る大人気車種で、小さめの車ながら使い勝手の良さが魅力です。

N-BOXは2023年に3代目モデルにフルモデルチェンジを果たし、キープコンセプトながらより存在感のあるデザインに進化しました。

N-BOXは軽自動車なので車の外観寸法には制限がありますが、その中で直線的なデザインによって車内スペースを有効活用できており意外と広い室内となっています。

また現行N-BOXはモダンなデザインも取り入れており、車内は落ち着いたインテリアで扱いやすい車になっています。

ではこのN-BOXのメーターについて詳しくご紹介します。

N-BOXのメーターのデザインについて

N-BOX メーター参考:www.honda.co.jp

現行N-BOXはフルモデルチェンジに合わせてメーターの仕様が大きく進化しており、最新式のフルデジタルメーターが採用されています。

まずN-BOXのメーターの配置はオーソドックスな配置であり、ドライバーの目の前のハンドルの奥に位置しています。

ポイント

従来の車のメーターは曲面の多い外観が多かったのですが、N-BOXのメーターはほぼ長方形の四角いメーターとなっているのが特徴的です。

このメーターは中央に大型のディスプレイとその左右に縦長の表示エリアを持っているのですが、この全てがデジタル表示のエリアとなっていて機械式のアナログメーターを持っていません。

このフルデジタルメーターという仕様は近年採用の進んでいる最新の仕様であり、ホンダの軽自動車としてはN-BOXが初めての採用となっています。

フルデジタルメーターとなったメーターではすべての表示をディスプレイに映し出すこととなり、四角いディスプレイ全体に渡ってさまざまな情報が表示されます。

MEMO

一部の情報は切替式で表示されますが、最も目立つ表示としてはメーター上側中央にあるデジタル表示のスピードメーターです。

非常に大きな文字の表示となっているので一番わかり易いのですが、逆にその他の表示は比較的小さめな文字などで表示されています。

そしてこのディスプレイは鮮やかなカラー表示のディスプレイなので明るさは申し分ありませんし、さまざまなイルミネーションや演出などもあり軽自動車のメーターとは思えない華やかさも備えています。

N-BOXのメーターのデザインについての評判

N-BOXのメーターのデザインについてはX(twitter)にもいろいろな投稿があり、その中からいくつかご紹介します。

こちらの方は以前からN-BOXに乗られているようですが、新型N-BOXのメーターについては良い感触を持っていらっしゃるようです。

メーターの位置はドライバーによって使い勝手を大きく左右するものなので、しっくりくるというのは使いやすい車であるといえるでしょう。

こちらの方はN-BOXを代車で乗っておられるのですが、メーターがフルデジタルメーターになっていることに驚いていらっしゃいます。

フルデジタルメーターはこれまで中、大型車種を中心に採用が進んできたので、軽自動車にも展開されているのは結構びっくりしますよね。

N-BOXのメーター表示の意味・見方

次にN-BOXのメーター表示について詳しくご紹介します。

メーター表示メーター機能
ガソリンエンジン車デジタルスピードメーター走行時速度表示
燃料計燃料残量表示
アンビエントメーター運転状態を表示する。省燃費状態のときは緑色に変化する。
オドメーター車の総走行距離表示
外気温表示車の外気温の測定値を表示
シフトポジション表示灯現在のシフトポジションを表示
シフトインジケーター/M(7速マニュアルシフトモード)表示灯7速マニュアルシフトモードのギア位置表示
マルチインフォメーションディスプレイさまざまな情報を表示できるディスプレイ
・シンプル
・タコメーター
・航続距離/燃費/トリップメーター
・車速/経過時間/トリップメーター
・オーディオ
・ナビゲーション
・電話
・全席シートベルト
・安全支援情報
・カレンダー
・表示なし
・明るさ設定
・時計/車両設定
・車両設定
・メーター表示設定
・警告メッセージ
標識認識機能表示走行中に認識した道路標識情報を表示
渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC)/車線維持支援システム(LKAS)表示以下の3つの機能についての現状の状態を表示 ・渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC)
・車線維持支援システム(LKAS)
・トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)表示
警告灯ブレーキ警告灯:赤色・パーキングブレーキ作動時に点灯
・ブレーキフルード量低下時に点灯
・ブレーキシステム異常
・電子制御パーキングブレーキの異常
ブレーキシステム警告灯:黄色・ブレーキに関係するシステムの異常
・電子制御パーキングブレーキ、オートマチックブレーキホールドシステムの異常
充電警告灯充電システムの異常
PGM-FI警告灯・エンジンの排気ガス制御システムに異常があると点灯
・エンジン各気筒の失火状態を検知したときに点滅
シートベルト非着用警告灯・運転席、助手席シートベルトの非着用警告
・パワーモードがON時に後席のシートベルトを外すとしばらく点灯
・走行中にシートベルト装着していない際にブザーと点灯表示
トランスミッション警告灯トランスミッションの異常
EPS(電動パワーステアリング)システム警告灯EPSシステムの異常
燃料残量警告灯・燃料残量が規定値以下
・燃料計の異常
ABS(アンチロックブレーキシステム)警告灯・ABS(アンチロックブレーキシステム)の異常
・ブレーキアシストの異常
エアバッグシステム警告灯・エアバッグシステムの異常
・プリテンショナーシステムの異常
VSA(ビークルスタビリティアシスト)警告灯・VSA作動時表示
・VSAシステム、ヒルスタートアシストシステム、電子制御ブレーキアシスト、発進補助ブレーキ機能、アジャイルハンドリングアシストのいずれかの異常
VSA(ビークルスタビリティアシスト) OFF警告灯VSA OFF時の表示
アイドリングストップシステム警告灯アイドリングストップシステムの異常
パーキングセンサー警告灯パーキングセンサーが障害物を検知したときに点滅
渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC)警告灯・渋滞追従機能付ACCシステムの異常
・カーゴスペースやリヤシートに重い荷物を積んで、車が傾いているときに点灯
車線維持支援システム(LKAS)警告灯・LKASの異常
・カーゴスペースやリヤシートに重い荷物を積んで、車が傾いているときに点灯
衝突軽減ブレーキ(CMBS)警告灯・CMBSの異常
・カメラ付近のフロントガラスの汚れなどで機能停止しているときに点灯
路外逸脱抑制機能警告灯路外逸脱抑制機能が異常のときやカメラ付近のフロントガラスの汚れなどで機能停止しているときに点灯
路外逸脱抑制機能操舵アシスト一時停止警告灯路外逸脱抑制機能の操舵アシストが一時停止している際に表示
安全支援情報警告灯・路外逸脱抑制機能
・歩行者事故低減ステアリング、踏み間違い衝突軽減システム、CMBSの異常
・パーキングセンサーが異常の時に点灯
・フロントガラス上部にあるカメラ内部の温度が高温になると点灯
・フロントガラス上部にあるカメラ付近に汚れ、氷、霜などの遮蔽物があるときに点灯
・カーゴスペースやリヤシートに重い荷物を積んで、車が傾いているときに点灯
・ソナーセンサーに汚れ、氷、霜などの遮蔽物があると点灯
表示灯方向指示器/非常点滅表示灯・方向指示器の点灯表示
・非常点滅灯の点灯表示
ライト点灯表示灯車幅灯、尾灯の点灯表示
ハイビーム表示灯・ハイビーム作動時の表示
・アダプティブドライビングビーム作動時の表示
オートハイビーム/表示灯オートハイビームの動作条件がそろった時に点灯
シフトポジション表示灯現在のシフトポジションを表示
シフトインジケーター/M(7速マニュアルシフトモード)表示灯・シフトポジションが Sで、7速マニュアルシフトモードのときM表示灯が点灯
・7速マニュアルシフトモード時のギヤ位置を表示
急アクセル抑制機能表示灯急アクセル抑制機能がONのときに点灯
インフォメーション表示灯異常検知時に警告音が鳴り、マルチインフォメーションディスプレイにメッセージが表示される
イモビライザーシステム表示灯イモビライザーシステムがキーの情報を認識できないときに表示
セキュリティアラームシステム作動表示灯セキュリティアラームシステムのセット時に点灯
ECON表示灯ECON ON時表示
オートマチックブレーキホールドシステム表示灯オートマチックブレーキホールドシステムON時表示
オートマチックブレーキホールド表示灯オートマチックブレーキホールドの作動時表示
アイドリングストップ表示灯アイドリングストップシステム作動時の表示
渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC)表示灯渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール作動時の表示
車線維持支援システム(LKAS)表示灯LKAS作動時表示
クルーズコントロール表示灯クルーズコントロール作動時の表示
衝突軽減ブレー キ(CMBS)表示灯CMBS をOFF にしているときに点灯
路外逸脱抑制機能表示灯路外逸脱抑制機能をOFF にしているときに点灯
安全支援情報表示灯路外逸脱抑制機能・歩行者事故低減ステアリング、踏み間違い衝突軽減システム、CMBS、パーキングセンサー警報がONのときに点灯
低水温表示灯エンジン水温が低いときに表示

N-BOXのメーター表示

N-BOXのメーター表示はフルデジタルメーターということでかなり特徴的であり、デジタル表示をフル活用した効率的なレイアウトになっています。

N-BOXのフルデジタルメーターはメインの表示エリアが長方形で非常にシンプルな見た目であり、従来の他の車のメーターと比べてもシンプルすぎるきらいはあります。

ですがイグニッションONになれば一気にイルミネーションによって華やかな見た目となり、そこにデジタルスピードメーターや標識認識機能表示などが大きく配置されていて目立っています。

またオドメーターや燃料計、時計、外気温表示などの細かな表示がディスプレイの外周部分に沿って配置されており、ほぼすべての表示が理路整然と横並びで配置されています。

またメーターのディスプレイの下半分はマルチインフォメーションディスプレイとなっており、こちらにはさまざまなシステムに関する細かな情報が配置されています。

N-BOXのメーターは全体がディスプレイですがその中でも細かい情報の表示は切替式で行われており、タコメーターや燃費情報、トリップメーターなど走行に必要な機能があります。

MEMO

またオーディオやナビゲーションの情報も表示されますし、さまざまな設定機能もこの表示エリアで行えますので実に多機能なメーターに仕上がっています。

さらに特徴的な機能としてカレンダー機能というものがあるのですが、こちらは日付や時刻の表示画面にさまざまな背景が表示できており、メーターとは思えないほどデザイン性の高いものとなっています。

このカレンダー機能はあまり他の車では見られないのでN-BOXの面白い点といえるでしょう。

N-BOXの警告灯

N-BOXのメーターには各種警告灯もそなわっており、警告灯はデジタルメーターの各所に配置されます。

N-BOXのフルデジタルメーターにはメインのディスプレイの左右に縦長の表示エリアがありますが、警告灯の一部はこのエリアに表示されたりメインのディスプレイの左右の脇に表示されたりします。

警告灯は車のシステムや走行状態でなにか以上が起こったときなどに表示され、普段は基本的に消灯しています。

またN-BOXに限らずホンダ車の警告灯には1つの警告灯に複数の意味が含まれており、点灯状態やブザーの状態で区別されているので取扱説明書をしっかり確認すると良いでしょう。

ブレーキ警告灯やPGM-F1警告灯、VSA警告灯などに複数の渓谷内容がありますので、もし点灯していたら一度車を停めてその状態を確認しましょう。

またN-BOXには軽自動車でありながら普通車同様の走行支援システムや安全システムがあり、ACCやLKAS、CMBS、路外逸脱抑制機能警告灯などが点灯した際には安全性を確保するため車を停車させて対応を決めましょう。

シートベルト非装着警告灯や燃料残量警告灯などは普段クルマに乗っているときにも点灯することが多いものであり、異常だけでなくシートベルトの装着状態や燃料残量の少なさなどでも点灯します。

さらにN-BOXの警告灯には安全支援情報警告灯がありますが、こちらには非常に多くの警告内容が含まれていますので、ディスプレイに表示されるメッセージなども参照して内容を確認しましょう。

N-BOXの表示灯

N-BOXのメーターには警告灯以外にも各種表示灯が設置してあり、表示灯もディスプレイの各所に分散して表示されます。

ポイント

表示灯はドライバーの操作や車の走行状態によって表示されるもので、一部の表示灯は使用頻度がかなり高いものがあります。

方向指示器関係の表示灯やライト点灯表示、ハイビーム表示灯などのライト関係の表示灯は頻繁に使用しますので、これらの表示灯はメインのディスプレイの中央や上側に配置されて視認性がよくレイアウトされています。

そのほかの表示灯は表示位置はまちまちですが、シフトインジケーターやシフトポジション表示等などはスピードメーターの横で見やすい表示灯になっています。

また安全装備としてオートマチックブレーキシステムや急アクセル抑制機能表示灯など近年の誤発進の問題に対するシステムがあり、これらの動作時に表示灯が点灯されます。

MEMO

また表示灯にも各種走行支援システムに関するものがあり、クルーズコントロールやACC、LKASなどはマルチインフォメーションディスプレイにグラフィック表示などとともに表示されます。

N-BOXのフルデジタルメーターは走行状態がグラフィックでわかりやすく表示されますので、軽自動車といってもかなり使いやすい仕様となっています。

そして表示灯にも安全支援情報表示灯という複数の表示内容を含んだ表示灯がありますが、各種システムがONの際に表示される表示灯なのであまり複雑に考えなくても良いでしょう。

N-BOXのメーターの見やすさ

次にN-BOXのメーターの見やすさについてご説明します。

N-BOXのメーターの見やすさについて

N-BOXのメーターはフルデジタルメーターとなったことで見やすさについては賛否両論あるものとなっており、ドライバーの慣れは必要でしょう。

メーターの見やすさに関する要素は結構色々あり、メーター自体の大きさやレイアウト、明るさや配置などのほかに、アナログメーターとデジタルメーターでの違いがあります。

またドライバーのメーター表示への慣れや好みでも見やすさを感じる部分は変化するもので、これまで乗っていた車と大きく違う表示だと戸惑う方もいらっしゃいます。

N-BOXは先代モデルまでアナログメーターが基本のメーターでしたので、現行N-BOXでフルデジタルメーターとなったことで乗り換えをされた方などは初期には慣れない点も多いでしょう。

またN-BOXのフルデジタルメーターの見やすさに対して大きく影響しているのがスピードメーターで、新型N-BOXでは完全にデジタル表示のスピードメーターしかありません。

アナログ式スピードメーターはドライバーが直感的に速度を把握しやすいという点があるのですが、それが数字の表示になったことで少し考えてしまう場合があります。

メーターの全体としては各種情報が整理されて配置されているのでメーターに慣れればそこまで不便なことはなく、それぞれの情報の表示場所が把握できていれば使いやすいです。

N-BOXのメーターの見やすさについての評判

N-BOXのメーターの見やすさについてはX(twitter)にもいろいろな投稿がありますので、いくつかご紹介します。

こちらの方はN-BOXのメーター表示をいくつも使いこなしておられ、気分で切り替えたりして楽しんでいらっしゃいますね。

またメーターのグラフィック表示が実車の動きになっているようで、直感的に使いやすいようです。

こちらの方は新型N-BOXを見に行かれて色々な点を確認されてきたようですが、メーターに関しては視認しやすいとおっしゃっています。

高級感などの質感は先代モデルが良かったようで、現行N-BOXはメーターもそうですがシンプルな感じが強い車となっています。

N-BOXのメーターの故障

最後にN-BOXのメーターの故障についてご紹介します。

車のメーター部分は部品の中ではかなり信頼性の高い箇所であり、故障については主に経年劣化による故障がメインとなります。

ですがフルデジタルメーターとなったことでモーターなどの可動部分が無くなっており、それに伴って故障する部分も少なくなっています。

そして現行N-BOXはまだ発売から間もない車なので現時点でメーターの故障は可能性が少なく、心配する必要はないでしょう。

それでももしメーターが故障してしまったときには基本的にはメーター全体の交換修理が必要で、ディスプレイ部分を新品部品に交換することになるでしょう。

費用としては30,000円〜40,000円ぐらいが相場となりますが、従来のアナログメーターよりは少し高めの価格になります。

また新しい仕様なので中古部品などもほぼありませんので、新品部品の修理が当分は基本となるでしょう。