ダイハツ ミラココアはダイハツの軽自動車のハッチバックカーで、レトロフィーチャーなデザインが特徴です。
今回はこのミラココアの給油口についてご紹介します。
ミラココアの給油口の位置
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ダイハツ ミラシリーズはダイハツのベーシックな軽自動車ですが、ミラココアはその派生モデルでデザインが特徴的な1台です。
ミラココアはダイハツ ミラのコンポーネントを流用しながらエクステリアデザインを大きく変更した車種で、丸めのライトや丸みを帯びたスクエアデザインのボディ、レトロフィーチャーなフォルムがかわいい車です。
ミラココアはスペック面では大人しい車ですがその分扱いやすく静粛性が高く、燃費性能も良好です。
またハッチバックカーとしての積載量もそこそこあり、車高の低いハッチバックカーなので使い勝手は良い車に仕上がっています。
そんなミラココアは2009年に登場して2018年まで生産されましたが、現在ではラインナップから廃止されていて中古車のみで手に入れられる車です。
そんなミラココアの給油口は車の左側面に位置しており、車の左後方の丸いフタが給油口となっています。
給油口のフタの形状は四角や丸などあるのですが、この給油口はミラココアの丸みを帯びたデザインにはフィットしておりかわいらしいものです。
この給油口を開いた中には燃料口がさらにあり、車の床下にあるフューエルタンクにつながるパイプとなっています。
ミラココアの給油口の開け方
次にミラココアの給油口の開き方と燃料補給の方法をご紹介します。
給油の前にはミラココアのウインドウやドアをしっかりと閉めておき、さらにパーキングブレーキをしっかりかけてエンジンもカットしましょう。
ミラココアの給油口を開ける方法
ミラココアの給油口の開閉方式はレバー式となっており、現在の車の開閉方式として最も一般的な方式です。
昔の車で給油口の開閉方式として普及していたのは鍵穴式という方式で、これは給油口やその近くに設けた鍵穴に車のキーを差し込んで回すとドアロックと同じように給油口のロックが解除される方式です。
シンプルな構造で信頼性も高いものでしたが、車の外に出てキーを回すという作業が多少面倒ということもあり、そのうちもっと簡単に開ける方式としてレバー式が登場しました。
レバー式では車内に設けられたレバーやボタンなどを操作することで給油口のロックを遠隔で解除する方式で、車内から操作できるので非常に楽になりました。
ただ初期には信頼性のとフェールセーフの観点からレバー式と鍵穴式が並行して採用されることもありましたが、レバー式の信頼性の向上から現在では鍵穴はなくレバー式のみが一般的です。
ミラココアの給油口の開閉方式もこのレバー式で、画像で見ると分かるように給油口の周囲には何もなくただの平らなフタになっています。
この給油口を開くレバーであるフューエルリッドオープナーはミラココアの運転席の脇にあり、運転席のダッシュボードの下、ハンドルのすぐ右脇にあります。
フューエルリッドオープナーにはガソリンスタンドの給油機のマークが入っているので、運転席に座った状態でも覗き込めばすぐ見つけることができるでしょう。
フューエルリッドオープナーを手前に引くと給油口のロックが解除され、給油口が少しだけ浮き上がります。その後は車外に出て手動で給油口を最大まで開きましょう。
ミラココアの給油の方法
ミラココアの給油口が開いたら次は燃料口を開放します。
燃料口は給油口の内側にある燃料タンクまでつながるパイプで、その上にはフタとなる燃料口キャップがかぶさっています。
燃料口キャップはねじ込み式で燃料口に取り付けられており、左回しに回していくことで取り外すことができます。
取り外した燃料口キャップは車体とひもでつなげてあり紛失防止ができているのですが、さらに給油口の蓋の裏にひっかけられるようになっているのでしっかり固定しておきましょう。
燃料口キャップが外れたら給油が開始できますので、ガソリンスタンドの給油機のプロープを差し込んで給油を行いましょう。
給油が完了したらまずは給油機のプロープを抜き出し、次に燃料口や給油口を閉める作業に移ります。
燃料口のキャップは外したときと逆の方向に回してねじ込んでいくことで取り付けることができますが、回していくと途中で「カチッカチッ」という音がしますのでこの音がしたらしっかり閉まった合図です。
そのあとは給油口を閉めるのですが、給油口は手動で押し込んで締めていくと自動的にロックがかかるようになっており、車体に沈み込むあたりで固定が完了します。
なお燃料口キャップを給油口の裏にひっかけておくと給油口を閉めるときに邪魔になるのですが、この構造が燃料口キャップの閉め忘れ防止になっているので積極的にこれを活用していきましょう。
ミラココアの給油口が開かない場合の対処法
ミラココアの給油口は開閉方式としてはシンプルな構造で信頼性も高いのですが、一方で一度故障してしまうと対処は非常に難しいです。
ミラココアの給油口の開閉方式はレバー式で開閉されており、ウンテンセキの脇にあるフューエルリッドオープナーから車の後部の給油口のロックまでワイヤーやリンク機構でつながっています。
これらの機構はシンプルな構造で故障も殆どないのですが、車の年式が古くなってくると経年劣化によってワイヤーが切れてしまったり、錆によって動かなくなってしまうことがあります。
もしこういった事態になると給油口が開かなくなってしまうのですが、そうなるとミラココアに給油ができなくなってしまいます。
こういった事態に気づくのはガソリンスタンドで給油をしようとしたときなのですが、そのときに給油口が開かないとそこから長距離走行できなくなってしまうのです。
給油口が故障してしまうと簡単に修理することは基本的に難しく、個人やガソリンスタンドでの緊急対応もできません。
給油口がまた開くようになるにはディーラーや自動車修理工場での部品交換による修理が必要であり、結構な大事になります。
そのためもし給油口の故障に気づいたらまずはディーラーや自動車修理工場に電話で連絡して対処を相談する必要があり、修理のためにはそこまで車を移動させる必要があるでしょう。
しかし燃料が少なくなっている状態では車が自走できる距離は限られており、ディーラーや自動車修理工場が近距離にあるのであるならともかく遠くにあったり旅行先でトラブルに見舞われたときには別の方法での陸送が必要となります。
もし遠出している先で故障したときには、もしかしたら近所に自動車修理工場などがあれば緊急対応として給油口を開けるまでの応急修理ぐらいは可能かもしれませんので、電話で確認するのも手ですね。
ミラココアの給油口レバー・ボタンが壊れた場合の対処法
ミラココアの給油口が故障してしまったときの対処は個人では難しく、いくら緊急対応でもそもそも故障箇所の確認すら難しいでしょう。
ミラココアのフューエルリッドオープナーから給油口の間のワイヤーなどは車内を通ってつながっているのですが、それは車内のダッシュボードやシートの下、パネルやカーペットの下などに位置しているので隠されていてみることができません。
修理にはこれらの部品を取り外す必要があるので、個人での修理やガソリンスタンドのスタッフの作業では対処ができないのです。
ディーラーや自動車修理工場であれば部品を取外した上で部品交換の修理を行いますので、交換部品さえあれば比較的簡単な修理ではあります。
なお一部の車種には緊急事態のフェールセーフのために給油口のロックを別の手段で解除できる機構が組み込まれている車もあり、緊急用のアクセスホールを設けることでそこから給油口のロックを直接解除できたりします。
ですがミラココアにはこういった機構も設けられていませんので、個人の対応ではこの対応もできません。
応急修理として自動車修理工場などでは車内のパネルを一部取外して給油口のロックを解除したりはできますので、そういう作業が可能な工場が故障した近所にあれば儲けものです。
ミラココアの給油口カバー・ステッカーおすすめ
では最後にミラココアの給油口カバーをドレスアップするパーツをご紹介しましょう。
まずこちらのパーツはミラココアの丸形の給油口のフタをスパルタンな印象にするカバーで、メッキパーツとカラーパネルを合わせたようなデザインはミラココアのエクステリアデザインに大きなアクセントを与えてくれます。
このドレスアップパーツはアルミ製の金属パーツですが、非常に薄型のものなのでミライースのボディに合わせて曲げて貼り付けることができます。
取り付けも両面テープ式によるステッカータイプですので、個人での施工も十分に可能です。
こちらのドレスアップパーツも給油口のフタに貼り付けるステッカー式のパーツとなりますが、こちらはデザインが花柄で可愛らしいものとなっています。
ミラココアはそのデザイン的に丸みを帯びた可愛らしい車であり、女性人気が高いことからこういった花柄のステッカーもよく似合います。
こちらも両面テープ式で取り付けが楽なので自分で簡単に取り付けられます。