アクセラ(マツダ3)はマツダの中型ハッチバックカーで、日本のみならず欧州でも高い人気を誇るモデるです。
今回はそんなアクセラ(マツダ3)の納期に関してご説明します。
アクセラ(マツダ3)の納車期間・納期状況
アクセラは2003年からラインナップされている中型ハッチバックカーで、それ以前に有名なモデルだったファミリアの後継車となります。
なおアクセラおよびマツダ3にはセダンモデルもあり、2つのボディタイプが選べるのも魅力の1つです。
日本ではアクセラという名称でラインナップされましたが、欧州や北米では同じ車を「マツダ3」という名称で販売していました。
ですがつい先日の2019年5月末にフルモデルチェンジを行った最新型は、国産モデルもマツダ3に名称が統一され、アクセラという名称はなくなりました。
数字名の車名は日本ではあまり馴染みのないものなので、一見するとアクセラの後継車とはわかりませんが、この記事では以降アクセラではなくマツダ3の名称で統一していきます。
そんなマツダ3の現在の納期は次の通りです。
マツダ3の納期
マツダ3は2019年5月24日にフルモデルチェンジが行われたバリバリの新型車であり、その納期は現在2ヶ月〜3ヶ月と一般的な新車の納期である1ヶ月より大幅に伸びています。
まだ発売から1ヶ月も経過していないため正確な受注状況などは不明ですが、3月頃から予約自体は始まっており好調な受注状況になっています。
そのためバックオーダーの多さから通常よりも納期が長くなる状況にはありますが、これはマツダ3のような人気車であればよくあることです。
ですが実は今後はもっと納期が長くなる可能性が高く、それに関しては後ほどご説明していきます。
マツダ3の納期に関する口コミ
マツダ3の納期に関しては発売直後ということもありまだ情報は少ないです。ですがTwitterでは次のような情報を見つけることが出来ました。
MAZDA3は6月の生産締め日に間に合えば7月下旬に納車可能ってディーラーが言ってたよ。
「マツダ3」「スープラ」「ジムニー」人気3車種の最新納期情報をリポート https://t.co/gMcI1lxkDf— Bolt69@「毒針殺法」 (@bolt69) June 5, 2019
こちらの方はマツダディーラーでマツダ3の納期を確認されたそうですが、6月中にタイミングよく注文できれば7月下旬には納車できるようです。
実際には日が経つにつれて受注は増加するので、今後はもう少し納期が長くなっていくでしょう。
“販売店からも「われわれが試乗したことのない新型車を売るのは心苦しい。お客さまに自信を持って説明できず、通常のセールス活動を行えない。商談は試乗車が整ってから始めたい」という声が聞かれる”>マツダ3」「スープラ」「ジムニー」 人気3車種の最新納期情報をリポート https://t.co/BHUXFfYTGH
— Mzd (@mazda_drv) June 5, 2019
さてマツダ3は現在主に3種類の仕様が設定されているのですが、実はもう一つ大注目の仕様の発売が控えており、大多数の注文はこの仕様に集まりそうです。
ですが現時点ではディーラーに試乗車すらない状況であり、マツダ3の本命仕様の納期がどうなるかは不透明です。
これに関しては後ほどご説明していきます。
マツダ3の納車期間・納期の理由
マツダ3の納期が2ヶ月〜3ヶ月と長くなっている理由は何より発売直後ということが大きな理由ですが、これには次のようなマツダ3の魅力の進化も関係しています。
更に洗練されたマツダデザイン
マツダは以前から車のエクステリアデザインが高い評価を受けていましたが、マツダ3はフルモデルチェンジによってよりシャープなデザインをまとっており、かっこよくなりました。
マツダ3はハッチバックを基本とした車ですが、シャープはヘッドライトデザインを始めとしてスポーティさが際立つデザインです。
前型のアクセラからキープコンセプトの部分も多いですが、全体的に正常進化という形になっており乗り換え需要をしっかり獲得しています。そのためアクセラからの人気は継続しており、良好な受注に結びついています。
実用性の高いエンジン仕様
マツダ3には現時点で3種類のエンジン仕様が設定されており、実用性の高いエンジンが揃っています。
ガソリンエンジンに関しては1.5Lおよび2.0Lの自然吸気エンジンが設定されており、アクセラでは1.5Lエンジンのみの設定でしたので走行性能の高い2.0Lエンジンが設定されたことが大きな違いとなっています。
燃費性能に関してはほぼアクセラから変化はありませんが、もともと良好な性能です。またマツダ車の特徴としてクリーンディーゼルエンジンがありますが、マツダ3では1.8Lクリーンディーゼルエンジンが設定されています。
アクセラでは1.5Lおよび2.2Lのクリーンディーゼルエンジンの2種類が設定されていましたが、それを統合する形で1.8Lとなりました。
燃費と出力やトルクなどの面で2つのディーゼルエンジンの中間的なスペックを持つエンジンに仕上がっています。
マツダのクリーンディーゼルエンジンは燃費性能が高く、またマツダ以外のメーカーが設定していないこともあって独自の魅力となっており、マツダ3でも高い人気を誇るでしょう。
新世代プラットフォームの採用
マツダ3からは車の基本骨格であるプラットフォームが一新され、「SKYACTIV-ビークルアーキテクチャー」というものになっています。
プラットフォームは車の基本的な性能を司る部分ですが、マツダは今回よりドライバーが効率的で楽に運転できることを目指して開発を行っており、ハンドルやペダルの位置やシートポジション、ボディ、タイヤの位置など様々な部分が進化しています。
このことにより長距離運転でも疲れにくい車に仕上がっており、上質な車となっています。
マツダ3のグレード・仕様・色ごとの納車期間・納期
一般的に新型車は人気の高いグレードやボディカラーを選択することで多少納期が短くなる場合がありますが、マツダ3の場合にはまだ正確な受注状況などが発表されておらず人気のグレードは正確にはわかりません。
ですがアクセラの人気などを見てもエンジンに関しては1.8Lクリーンディーゼルエンジンの人気が高く、コストパフォーマンスで優れるガソリンエンジンは燃費の面で一歩及びません。
しかし前述でも触れた本命仕様はまだスペックすら発表されていない段階であり、実際に発売されるとそちらが人気グレードとなる可能性は大きいでしょう。
ボディカラーに関しても同様に正確にはわかりませんが、アクセラからこの車のイメージカラーであるレッド系の「ソウルレッドクリスタルメタリック」が人気が高く、マツダ3でも多く選ばれることは間違いないでしょう。
その他にはホワイト系やブラック系の定番カラーも人気ですが、マツダ3から新色設定されたシルバー系の「ポリメタルグレーメタリック」が人気を集めています。
なおボディタイプに関してはセダンよりもハッチバックのほうが受注が多くなっています。
マツダ3の納車期間・納期の今後
前述でも触れたマツダ3の本命仕様は「SKYACTIV-X」と呼ばれる次世代の環境対応エンジンの搭載にあり、発売は2019年の10月ごろと半年遅れで登場する見込みです。
この仕様が発売されると、マツダ3の納期は仕様によっては半年から1年近くまで伸びる可能性もあります。
SKYACTIV-Xは数年前から世界中から注目されているもので、その中核技術である「予混合圧縮着火:HCCI」は世界中の自動車メーカーが開発していたものの実用化が難しいとされていたものです。
それをマツダが世界に先駆けて実用化に成功し、その量産車第一弾がマツダ3ということで否応なしに注目が集まるのも分かるでしょう。
SKYACTIV-Xに関しては別の記事で詳しくご説明していますが、その最大の特徴は従来のガソリンエンジンを大幅に超える低燃費性能にあります。
現在低燃費性能といえばトヨタ プリウスに代表されるハイブリッドカーがその代表格ですが、SKYACTIV-Xはそれに匹敵するほどの燃費性能を持つとも言われており、マツダ3の購入を検討している人の多くはSKYACTIV-Xの登場待ちとなっています。
現時点ではその正確なスペックや燃費性能、価格などが一切判明していないにもかかわらず、マツダディーラーには予約に来る人は少なくないようで、その注目は非常に高まっています。
そのため発売されるとオーダーは一気に増加するのは間違いありませんので、納期はかなり長くなるでしょう。
マツダ3の納車期間・納期を早める方法
マツダ3は発売してからまだ日が浅いため納期を現状より短くする方法はわかりません。
新車の発売から少し経過した車種であれば、納期を短くするために「登録済み未使用車」というものが活用できるのですが、マツダ3は現在登録済み未使用車が存在していないので使えないのです。
登録済み未使用車はディーラーが販売ノルマ達成のために自社で登録して、その後に中古車として発売している車であり、納期は中古車のためになく即納も可能です。
今後数ヶ月すればマツダ3にも登録済み未使用車が一定数出てくるでしょうが、現時点では早めに新車購入をするほうが最短で手に入れることが出来るでしょう。
他の車の納車期間・納期
マツダ3はバリバリの新車なので納期が長いのは仕方ない面がありますが、どうしても納期が気になる場合は別の車種も検討すると良いでしょう。そういったマツダ3と同クラスの車をご紹介します。
トヨタ カローラスポーツ
トヨタは近年スポーティなモデルに積極的になっており、その中の一つでスポーツハッチバック車の最新型なのがカローラスポーツです。
カローラはセダン系の大衆車ですが、カローラスポーツは基本的なプラットフォームを共通化しているだけで、デザインはカローラスポーツ独自のスポーティなものとなっています。
また搭載されるエンジンはトヨタが得意とするハイブリッドが設定されており、その燃費性能は現在のマツダ3を超えるほどの性能を持ちます。また走行性能を重視した小型ターボエンジンの設定もあり、車名に恥じない走行性能も持っています。
カローラスポーツの納期は本革仕様を除いて1ヶ月程度となっており、ほとんどの仕様は一般的な新車の納期に納まっています。
スバル インプレッサスポーツ
インプレッサスポーツはスバルの現在のエントリーモデルといえる車種の1つですが、ラリーカーを元とするスポーツハッチバックとして世界的に有名な車でもあります。
現行のインプレッサはラリーには参戦していないものの、以前からスバルが重視している走行性能の高さは変わらずあり、欧州車にも匹敵する剛性の高いボディもこの車の特徴です。
エンジンスペックなどは標準的ですが、上級グレードは非常に高いスペックを持つ仕様もあり、スポーツハッチバックとしての性能をしっかり持っています。またスバルは安全装備の標準化に積極的で、その面でも魅力が高い車です。
インプレッサスポーツの納期も1ヶ月程度と標準的なものになっており、手に入れやすい車となります。
マツダ CX-3
CX-3はスポーツハッチバックではなくコンパクトSUVに属する車ですが、スペック的にはマツダ3と同クラスの車となります。
CX-3はクロスオーバーSUVという都会的なでザインを持つ車で、スポーツハッチバックと近い車でもあります。
車高はSUVらしく高いですが、マツダでザインに連なるシャープなものとなっており、マツダ3とは違う魅力があります。またエンジンに関してもマツダ3と同じくマツダの特徴であるクリーンディーゼルエンジンが設定されており、同様の特徴を持ちます。
現行CX-3にはSKYACTIV-Xの設定はないでしょうが、その分納期に関しては落ち着いており1ヶ月程度で納車されます。
マツダ3の納車後・納車式の口コミ・レビュー
マツダ3は新車の発売からまだ1ヶ月も経過していないので納車の報告はTwitterには見られませんが、目撃例はあるようで実際には納車は始まっているようです。
納車まだかよ😣
さっきマツダ3すれ違ったぞ!羨ましい😒#マツダ3— ToR (@ToRmazda3) June 5, 2019
こちらの方はマツダ3の納車を待っている方のようですが、どうやら実際に走っているのを見かけられたようで、先行予約した人からすでに納車は始まっているようです。
フォローさせていただきました。
私はXDですけど、3/21契約で、昨日車体番号出ました!生産日は6/10です!
何とか月末納車出来るかギリギリ
1ヶ月間でどれだけ受注積んだかに寄りますね!月末生産ぐらいでないですかね?— tomosgw (@tomosgw0117) June 3, 2019
こちらの方は3月に契約した先行予約の方ですが、生産は近々行われることが確定しているようで、非常に待ち遠しいですね。
生産されてからディーラーに届いて、その後にオプション装備の装着などを行なうので、実際の納車は6月中と言う形でしょうか。