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レクサスRXの後部座席(2列目/3列目)の広さは狭い?倒す方法(リクライニング)も解説!

レクサスRXはレクサスの大型クロスオーバーSUVで大人数での移動も出来る車で、レクサスならではの高級感のあるクオリティも魅力です。

今回はこのレクサスRXの後部座席についてご紹介します。

レクサスRXの後部座席の2列目・セカンドシート

レクサス RX参考:lexus.jp

レクサスRXはレクサスが以前からラインナップしているクロスオーバーSUVで、高級車としてのクオリティとクロスオーバーSUVとしてのスタイリッシュなデザインを持っています。

まずはこのレクサスRXの大まかなサイズや特徴などをご紹介します。

スペックレクサスRX
乗車定員RX450hL:3列シート 6人乗り or 7人乗り
RX450h、RX300:2列シート 5人乗り
全長RX450hL:5,000mm
RX450h、RX300:4,890mm
全幅1,895mm
全高RX450hL:1,725mm
RX450h、RX300:1,710mm
室内長RX450hL 6人乗り:2,630mm
RX450h、RX300:2,095mm
室内幅1,590mm
室内高1,200mm
ラゲッジルーム高さ約700mm
約1,200mm
奥行き2列シート車:約1,000mm
3列シート車:約400mm
運転席寸法高さ約1,100mm
約500mm
奥行き約800mm
助手席寸法高さ約1,100mm
約500mm
奥行き約800mm
2列目寸法高さ約1,100mm
5人乗り、7人乗り:約1,400mm
6人乗り:約500mm×2
奥行き5人乗り:約1,000mm
6人、7人乗り:約800mm
3列目寸法高さ約900mm
約1,100mm
奥行き約700mm

レクサスRXは都会的なスポーティなデザインを持つクロスオーバーSUVでシャープなボディラインが特徴ですが、車のサイズとしてはかなり大型の車で全長が5,000mmに近いサイズとなっています。

全幅もかなりワイドで大柄なボディを持つ車ですが、全高は意外と大型の車にしては低く構えてシャープなデザインを形作っています。

またレクサスRXの大きな特徴として同じモデルの中で2列シート車と3列シート車の2タイプが用意されており、乗車人数も5人乗り、6人乗り、7人乗りがあります。

これによって一般的なSUVの使用に加えてミニバンのような使い方も出来、それに合わせて車のボディサイズや室内長、ラゲッジスペースのサイズ感などが違っており、細かに各所のサイズの違うグレードが存在します。

今回はレクサスRXの2列シートと3列シートそれぞれについて詳しく見ていきますが、まずは2列シートについてご紹介します。

レクサスRXの2列目シートの広さ・居住性

参考:lexus.jp

レクサスRXの2列目シートは乗車人数によって仕様が大きく変わる座席となっており、5人乗り、6人乗り、7人乗りで2列目シートの形状が違います。

まずレクサスRXの2列目シートへの乗り込みはどのグレードでも左右のリアドアから行うことが出来、5ドアタイプのSUVなのでドアの開口部が広くて乗降性は良好です。

ポイント

レクサスRXは車の横幅が大きめで室内幅も広めに確保されている車なので、2列目シートの左右の幅は一般的なSUVより多少広く出来ます。

その中でもっともベーシックな仕様である5人乗りモデルでは2列目シートは左右に3席繋がったベンチシート式になっており、室内幅の広さを活かして幅広のシートとなっているので2名乗車ならばかなりラクラク乗り込めます。

3名乗車のフル乗車状態であっても横の人とぶつかることなく楽に座ることができ、大型の高級車としてのゆとりをもっています。

6人乗りと7人乗りモデルでは後述する3列目シートがあることで大人数の乗車ができるようになったグレードなのですが、7人乗りモデルについては5人乗りモデルに2人乗りの3列目シートが追加された仕様なので、2列目シートは5人乗りモデル同様のベンチシートです。

ですがベンチシートの形状は多少違いがあり、7人乗りモデルでは3席が左右とセンターで別々に動くデザインとなっており、これは3列目シートへの乗り込みのために2列目シートを倒すための構造になります。

MEMO

また6人乗りモデルでは2列目シートが左右分割式のセパレートシートとなっており、それぞれのシートが運転席や助手席同様のサイズの快適性の高いシートになっています。

このセパレートシートはキャプテンシートとも呼ばれるもので、レクサスRXの中では最も豪華で質感の高いグレードに採用されており、特に快適なのがこの2列目シートとなります。

なお2列目シートに座ったときの前後のスペースについては3列シートを持つ6人乗り、7人乗りモデルよりも5人乗りモデルのほうが広く確保されており前席シートとの間のニースペースが5人乗りモデルのほうが拳1個分ぐらいは広いです。

それでも3列シート車でもニースペースは拳2個分ぐらいはゆとりをもたせてあるので十分快適であり、座ったときの体勢もフラットなので窮屈さを感じることは無いでしょう。

また頭上空間も広めに確保されたレクサスRXの室内高を活かしてゆとりが結構確保されており、そこそこ解放感を感じながら座ることができるのはさすが高級車といえるでしょう。

レクサスRXの2列目シートのチャイルドシート対応

レクサスRXはその利便性からファミリーカーとして使われることも多い車なのですが、2列目シートにはチャイルドシートの適用性も高い装備がついています。

チャイルドシートは子供専用の小型のシートになっており通常のシートの上に乗せて使うのですが、車の通常のシートは子供の身体には大きすぎて安定して保持が出来ないため専用シートが必要となるのです。

チャイルドシートには乳幼児用、幼児用、学童用などさまざまな年齢や体格に合わせたものがあるのですが、搭載する場所としては事故の際にリスクの高い助手席ではなく後部座席に搭載されることが多いです。

またチャイルドシートの固定にはシートベルトを利用するのが一般的なのですが、近年では「ISOFIX」と呼ばれるチャイルドシート専用の固定規格が普及してきており、これに対応した車とチャイルドシートであれば確実な固定が可能となります。

レクサスRXでは2列目シートにこのISOFIX対応の金具が設定されており、2列目シートへのチャイルドシート搭載が便利です。

レクサスRXの2列目シートはグレードによって3人掛けのベンチシートや左右に別れた2人掛けセパレートシートがあるのですが、どちらの仕様でも左右席にそれぞれ1組ずつのISOFIX金具が設定されているのでどのモデルでもチャイルドシートはしっかり固定できます。

またチャイルドシートの上側を固定するための「トップテザーアンカー」が2列目シートの背面に用意されており、確実な固定が可能です。

3人掛けシートで2つチャイルドシートを搭載するとその間のセンター席に座るのはサイズ的に厳しいですが、7人乗りモデルなどであれば3列目シートがまだ利用できるので乗車人数はそこまで困ることはないでしょう。

最終的にチャイルドシートが搭載できるかどうかは2列目シートのスペースとチャイルドシート自体の大きさにかかってくるのですが、レクサスRXの2列目シートであればサイズが広いのでそこまで困ることはありません。

またチャイルドシートへ子供を乗せるときにも左右のリアドアから行えるため、乗降性が良いのも便利な点です。

レクサスRXの2列目シートの座り心地

レクサスRXの2列目シートはこの車の座席の中で最も快適なシートに仕上がっており、高級車ならではのクオリティを持っています。

まず5人乗りモデルのレクサスRXの座り心地をご紹介しますが、5人乗りモデルではシート自体のデザインはオーソドックスなベンチシート式であり座席のスペースが広いので居住性は高いです。

シート自体の硬さも身体をしっかり包み込んでくれる柔らかさを持っており、全体的にゆったりと乗ることが出来て長時間でも疲れづらくて快適です。

シート全体は比較的フラットなデザインなのでホールド性は高くありませんが、レクサスRXは基本的にオフロードを走るような車ではなく一般道がメインですので、フラットなシートのほうがセンター席も不便なく座れてメリットがあります。

次に7人乗りモデルの2列目シートに当たる3人掛けベンチシートですが、7人乗りのベンチシートは左右とセンターの座席がの座面が少し離れたような形状となっており、左右席については大きめの座面で座り心地も良い座席になっています。

ですがセンター席については座面も背もたれも多少面積が小さめのものとなっているので座り心地が少し低下しており、硬めの座り心地の座席になります。

7人乗りモデルの2列目シートは全体的な広さも5人乗りに比べれば少し狭めなので、ある程度中型車の標準的なサイズ感といえるでしょう。

MEMO

最上級グレードである6人乗りモデルであれば2列目シートは左右分割式のセパレートシートなので特に座り心地を重視したシートになっており、一人分のシートで身体を包み込むようなデザインとなっているので快適です。

実はこの左右席は7人乗りモデルの左右席とほぼ同じ仕様のシートとなっており、座面や背もたれの厚みがしっかりあるので長距離でも近距離でも疲れにくいシートになっています。

このセパレートシートの真ん中に追加する形でセンター席があるのが7人乗りモデルとなっており、そのためセンター席の形状が独立しているようなデザインになっているのです。

なおレクサスRXの2列目シートにはどのグレードでもすべての席にヘッドレストがしっかり装備されており、安全性の面はしっかりしています。

ヘッドレストは通常は乗員が頭を乗せるクッションの役割をする部分ですが、事故の際などの緊急時には頭を前後にしっかりささえることでむち打ちを防いでくれる重要な装備でシートの装備では重要視されています。

レクサスRXでは5人乗りモデルや6人乗りモデルのセパレートシートにはどの席にも大型のヘッドレストがあって使い勝手がよく、7人乗りモデルの2列目シートのセンター席では多少小型にはなりますが補助シート的な座席の役割としては十分なものとなります。

レクサスRXの2列目シートの後部座席の装備

レクサスRXの2列目シートでは各種装備がかなり充実しており快適なシートになっています。

まずレクサスRXの2列目シートのシートベルトについて見ていきますが、シートベルトは5人乗り、7人乗り、6人乗り全てで全席が3点式シートベルトが装備されています。

ポイント

後部座席のセンター席などは補助シート的役割が強い車種では簡易的な2点式シートベルトである場合も少なくないのですが、レクサスRXではセンター席も3点式シートベルトなので安全性はしっかりしています。

また3点式シートベルトは走行中なども身体をしっかりと支えてくれる効果もあるため、安定したシートポジションも保てて楽に座れるシートにもなっています。

その他の2列目シート周辺装備に関しては基本的にはどのグレードでも共通のものが多く、まず快適性を高める装備として運転席と助手席の間のセンターコンソールの後ろに後部座席用のエアコンダクトが装備されていて、後部座席であっても独立した空調で快適な温度や風向きが調整できます。

収納関係についても左右のドアポケットに大型の収納があったり前席のシートバックポケットも容量が大きいので、ちょっとした荷物を収める場所には困りません。

エアコンダクトの下にはグレードやオプションによって充電ポートなども設定でき、非常に使い勝手の良いものとなります。

MEMO

また左右のドアにはスピーカーが設置されているので、2列目シートでも音響関係がしっかりしています。

乗車人数の違いで変わってくる装備としてはおもにアームレストがあるのですが、5人乗りモデルや7人乗りモデルの2列目シートにセンター席がある仕様はセンター部分の背もたれから引き出し式のアームレストが利用できます。

アームレスト自体の形状は多少違うものの、小物入れやドリンクホルダーが併設されているのは同様で使い勝手の良いものとなっています。

6人乗りモデルのセパレートシートではセンター席はないもののそれぞれの席の脇に個別のアームレストが装備されており、一人用のアームレストとして快適に利用できます。

さらにはレクサスRXの高級車的な装備としてリアの左右ドアのウインドウに手動式のサンシェードが装備されており、必要なときにはしっかり日差しを遮って快適な2列目シートの居住性を作ってくれます。

また前席シートの後ろにはエンターテイメントシステムとして左右それぞれ1つずつモニターなども設置でき、フル装備にすると2列目シートでかなりくつろいで過ごせる仕様となっています。

レクサスRXの2列目シートのリクライニング・シートアレンジ

レクサスRXの2列目シートではスライドやリクライニング、シートアレンジなどの機能が充実しており、使い勝手の非常に良い車に仕上がっています。

まずレクサスRXの2列目シートには前後へのスライド機能が備わっており、これは2列シート車でも3列シート車でも基本的には一緒です。

前後への調整が出来ると多少窮屈さを感じる場合に座席の足下スペースなどを広げることができ、調整長さも結構長いので前席や3列目シートとの関係で積極的に活用すると良いでしょう。

また2列目シートには前後へのリクライニング機能が備わっており、座り心地が悪いときに背もたれの角度を細かく調整できるのが高級車としての快適性をより高めています。

特にセパレートシートの6人乗りでは2列目シートでどっしりとくつろげるシートであり、他の人に影響されずに調整できるのは快適です。

またレクサスRXの2列目シートは背もたれを前側に大きく倒すことが出来るのですが、これには2つの機能があり乗降性の確保とシートアレンジがあります。

レクサスRXの3列目シートには乗り込みには2列目シート横のドアから行うのですが、その際に2列目シートの背もたれを前に倒して乗り込みます。

その際2列目シートはシートの上などに設けられたスイッチを操作することで電動式で前に倒すことができ、労力をあまりかけずに乗り込みが出来るのでとても楽です。

MEMO

シートアレンジについては主にラゲッジスペースの拡大のための機能になっており、2列目シートの背もたれを前に最大まで倒すことでラゲッジスペースとつながったスペースを作り出します。

レクサスRXのラゲッジスペースは結構広いのですが、より大きな荷物や長い荷物を積み込む際に必要でありとても便利な機能でもあります。

3列シートがあるグレードでは3列目シートも収納する必要がありますが、どちらも左右分割式でどちらかだけでも倒すことが出来るので、乗員の人数と荷物の大きさや量で調整できるのも利便性が高いです。

レクサスRXの後部座席の3列目・サードシート

レクサス RX シート参考:lexus.jp

レクサスRXには3列シートモデルがありミニバン的な役割も果たせる車です。

そんなレクサスRXの3列目シートについて詳しく見ていきましょう。

レクサスRXの3列目シートの広さ・居住性

レクサスRXの3列目シートは6人乗りおよび7人乗りモデルの最後尾のシートになり、どちらのモデルでも2名掛けの座席となります。

3列目シートは2席が横に繋がったベンチシート式の座席となっており、3列目シートであってもしっかりした座席となっています。

3列目シートは2人掛けということで横幅は2列目シートよりも小さめのサイズになっていますが、見た目以上に横幅は広くなっているので居住性は悪くありません。

1席あたりの横幅も他の座席よりも大きくなっていて座りやすいシートに仕上がっており補助シート的な役割ではなくしっかりした座席です。

3列目シートへの乗り込みは6人乗りモデルの場合には左右席の間の通路からでも行なえますが、7人乗りモデルなどでは2列目シートを前に倒しながら乗り込むスペースを確保して乗り込む形となっています。

3列目シートは座面が少し高くなって天井との間のスペースが2列目シートより狭めになっており、身長が高い方は2列目シートに乗ってもらって3列目シートとの使い分けをすると良いでしょう。

MEMO

ただし3列目シートの前後のサイズはさすがに他の座席よりも狭めとなっており、2列目シートとの間のニースペースは拳1個程度のスペースで多少窮屈さはあります。

そういった面もあって2列目シートなどよりも補助的な役割ではありますが、一般的な大型SUVの3列シート車よりはゆとりのあるサイズ感ともいえるでしょう。

3列目シートは座面や背もたれの厚みなども2列目シートに比べると少し薄くなっているのですが、これは後ほどご紹介するシートアレンジなどの関係もあります。

レクサスRXの3列目シートのチャイルドシート対応

レクサスRXの3列目シートではチャイルドシートへの対応も可能なのですが、ISOFIXへの対応はありません。

チャイルドシートはISOFIX対応がなくてもシートベルトでの固定が出来ますので3列目シートであってもチャイルドシートを固定することができ、スペース的にも搭載は不可能ではありません。

ISOFIXのチャイルドシートの固定には専用の金具が必要で2列目シートには備わっているのですが、3列目シートは補助シート的な役割の座席なのでそこまでの装備はありません。

搭載するにはシートベルト用のチャイルドシートを使う必要がありますが、搭載スペースの横幅としては十分に広いスペースがありますので左右に1つずつぐらいなら搭載することは可能です。

ポイント

一方で3列目シートにチャイルドシートを搭載した場合にはデメリットも結構多く、まず3列目シートにチャイルドシートを積み込む際にスペースが少ないという点があります。

3列目シートにチャイルドシートを乗せるには2列目シートを前に倒して積み込むのですが、あまり大きなチャイルドシートでは積み込むのが大変な部分はあります。

またチャイルドシートは小さな子供さんだと親御さんが座るまで補助しなければならないのですが、その際にも3列目シートにチャイルドシートがあるとわざわざ2列目シートを倒してから乗せなくてはならないので、手間がかかってシートを倒すのにも労力が必要なのでかなり大変です。

こういった不便な点を考えると3列目シートにチャイルドシートを搭載するのはあまりメリットがないのですが、一方で2列目シートは高級車としてのクオリティが高い座席なのでそちらをキープしておいてチャイルドシートは3列目に積み込むという形も十分あります。

レクサスRXの3列目シートの座り心地

レクサスRXの3列目シートは座席としては十分な座り心地はあるのですが、運転席、助手席、2列目シートなどに比べると少し座り心地は低下はしています。

レクサスRXの3列目シートの背もたれや座面のクッションの厚みは全体的に2列目シートよりも薄めとなっており、座席の座り心地としては多少硬めの感触になっています。

しかしシート表皮の豪華さや質感の高さは他のシートと遜色ないものになっているのでクオリティは高く、補助シート的な役割があるとはいえ高級車のシートとして十分な質感があります。

シートのスペース自体は少し狭めではあるものの長距離でもそこまで疲れやすいシートではなく、3列目シートにしては座り心地も十分といっても良いでしょう。

なお3列目シートは左右に繋がったような形のシートのデザインですが、そのセンター部分はシートの柔らかさではなく多少硬い素材となっているので、あまり座るのには適した場所ではありません。

一方で3列目シートは補助シート的なシートではありますがヘッドレストは十分大きなサイズのものが装備されており、安全性の面では十分なクオリティが確保されています。

3列目シートであっても衝突時の安全性と言うのは必要な要素ではありますが補助シートの場合には装備がないときもあり、そういった点ではレクサスの安全性の高さを表す要素の一つです。

ヘッドレストのサイズも大きいですし上下への調整機能も装備されていますので、3列目シートでも適切な位置へ調整できて便利な装備となっています。

レクサスRXの3列目シートの後部座席の装備

レクサスRXの3列目シートの周りの装備は結構充実したものがあてがわれており、3列目シートになっても結構快適に過ごすことができます。

まずレクサスRXの3列目シートのシートベルトを見ていきますが、3列目シートであっても3点式シートベルトが装備されているので安全性がしっかり確保されています。

3列目シートのシートベルトは座席のすぐ脇のピラー部分から出てきていますので使い方も他の座席とほぼ変わらないものとなっており、利便性も良いので安全性の部分はさすがレクサスというところです。

また3列目シートはフラットなデザインで多少ホールド性が少ない部分はあるのですが、3点式シートベルトを使うことで走行中もホールド性がありますので安心感があります。

また3列目シートの周辺装備としては収納の装備が多少少なく、小物入れやサイドのアームレストなどの装備はありません。

ですが3列目シートにも左右の脇にエアコンダクトが設けられており、エアコンのコントローラーも3列目シート用として独立したものが装備されていますので、空調関係の装備はかなり豪華なものとなっています。

3列目シートのセンター部分には収納はないもののドリンクホルダーは設けられており、左右に一つずつのドリンクホルダーがありますので利便性は十分なものとなっています。

レクサスRXの3列目シートは補助シート的な役割はあるものの、装備の面では十分なものとなっています。

レクサスRXの3列目シートのリクライニング・シートアレンジ

レクサスRXの3列目シートにはリクライニング機能などはありませんが、シートアレンジによって広いラゲッジスペースを確保できるので使い分けが重要となります。

レクサスRXの3列目シートではシートの背もたれが前後に動くスペース自体はあるのですが、シートポジションを調整するためのリクライニング機能は設定されていません。

またシートの前後へのスライド機能もありませんので、2列目シートの充実した装備に比べると少し不便な点は出てきます。

ポイント

3列目シートは全体的なスペースが狭いのでスライドできないのは残念ですが、その代わりに2列目シートが前後にスライドできますので2列目シートとのバランスを見ながら調整することで足下空間は広げることは可能です。

またシートアレンジとして3列目シートは前方へ背もたれを収納することは可能で、背もたれを収納すればラゲッジスペースとフラットな面が作られるようになっているので広々とした収納部分が確保できます。

レクサスRXでは2列目シートもシートアレンジで収納できるのでこれを組み合わせれば非常に広々としたラゲッジスペースが確保でき、大型SUVのスペースをしっかり活かすことができます。

さらに3列目シートも左右分割式の収納機構になっているので左右どちらかだけを倒すことも可能で、乗車人数とのバランスを見ながら調整できるのも便利です。

なお3列目シートの座面や背もたれの厚みが薄めになっているのはこの収納機構のためであり、ラゲッジスペースとフラットな面を作り出すために多少座り心地が下がっています。

また3列目シートの収納は電動式で行うことができ、ラゲッジスペース側からも操作できるので使い勝手は非常に良いものとなっています。

レクサスRXの後部座席の評価・口コミ

レクサスRXの後部座席についてはtwitterにもいろいろな投稿がありますが、その中からいくつかご紹介していきます。

こちらの方はレクサスRXの上級モデルであるFスポーツに乗っていらっしゃいますが、後部座席に乗っていらっしゃるようでゆったりくつろげる広さがあるようです。

Fスポーツはその名前の通り走りを磨け上げたモデルとなりますが、車内の広さはほかのグレードと同じで使い勝手が良いのはうれしいですね。

こちらの方はレクサスRXのFスポーツの他に3列シートの450hLも試乗されていますが、マイナーチェンジ前と比べて質感も向上していて魅力が上がっているようです。

3列目シートにしても基本的にはそこまで広くはないものの以前よりは改善しているようで、実用的になっている問ことでしょう。

総評

レクサスRXはレクサスの上級SUVとして存在感のあるボディサイズとシャープなデザイン、そしてレクサスらしい質感の高い車内のクオリティなどで魅力が非常に高い1台です。

基本の2列シートの他にミニバン的な使い方ができる3列シートモデルもあり、さまざまな用途に便利に使える車に仕上がっているのもメリットの一つです。

高級車ブランドであるレクサスですので価格帯はかなり高めの車ではありますが、それだけの満足感と利便性の高さはそれに見合うものがあります。