「車を買おうと思ってるんだけど、諸費用ふくめると価格ってどれくらいかかるの?」
「どの車種を買うかはもう決めてて、見積もりの相場が知りたいんだよね。実際の見積書を見て参考にしたい!」
車の見積もり、1台分だけ出してもらっても、相場がわからないと、高いのか安いのかわかりにくいですよね。
買う気がないのにディーラーで何枚も出してもらうのは気が引けるし、まわりの口コミだけ聞いても、うわさの域を出ません。
そこで、日産・リーフのすべてのグレードの見積書を出してもらいました。
実際の見積書を見ながら、どんな費用がかかるのか、支払いプランの例も紹介しながら、くわしく解説します。
リーフの見積もりのきっかけは一泊二日モニター試乗
見積もりを出してもらうことになったきっかけは、リーフの一泊二日モニター試乗というキャンペーンでした。
リーフの一泊二日のモニター試乗をやってみた!期間はいつまでか、条件や事故時の対応まで取材!二日間たっぷり試乗したあと、車を返却しに行くときについでに出してもらったんです。
「見積もりを出してください」とお願いしたのが二日目の昼過ぎだったので、営業マンからは「正確な見積もりを出したいので、後日郵送する形でもよろしいですか?」といわれていましたが、夕方ディーラーに着くと見積書が早く用意できたとのことで、当日中に見積書をゲット。
総額や支払い例、オプションについて、営業マンから直接説明を聞くことができました。
リーフの見積書と見積もり内容
それではさっそく、それぞれのグレードの見積書を見ていきましょう。
リーフSグレードの見積もり
リーフSグレードの見積もり総額は、3,811,116円。
メーカーオプションとして、寒冷地仕様+後席ヒーター&吹き出し口+ヒーターミラー+不凍液濃度アップで、27,000円の料金が総額に含まれています。
メーカーオプションを含めた車両本体価格が3,270,240円、付属品価格が347,236円で、車両代の合計は3,617,476円。
販売諸費用(課税)として、
- OSS(ワンストップサービス印鑑証明)申請代行費用(17,280円)
- 証明書等管理業者利用料(16,200円)
- 納車費用(10,800円)
- 下取り車手続き代行費用(0円)
- 希望ナンバー申し込み手続き代行料(3,240円)
- 環境整備費用(自社処理)(0円)
- 改造持ち込み(0円)
- 県外登録(0円)
- GP保証(8,600円)
- 査定料(0円)
の計56,120円がかかっています。
販売諸費用(非課税)として、
- 検査登録(届出)手続き預り法定費用(5,600円)
- 車庫証明手続き預り法定費用(2,600円)
- 下取り車諸手続き預り法定費用(0円)
- 公正証書作成費用(0円)
- 環境整備費用(委託処理)(0円)
- 廃棄車両処理費用(0円)
- 下取り車税(0円)
- 寄付金(0円)
- ロードサービス関連費用(6,000円)
- メンテプロパック(EV54アンシン)(71,800円)
- 販売車両リサイクル料金(9,840円)
の計95,840円がかかっています。
税金・保険料は、
- 自動車税(4,900円)
- 自動車重量税(0円)
- 自動車取得税(0円)
- 自動車賠償責任保険(36,780円)
- 自動車任意保険(0円)
の、計41,680円です。
リーフの年間の自動車税は29,500円ですが、1月に見積もりを出してもらったので、年度末までの残額として4,900円になっています。
また、エコカー減税の対象であるリーフは、購入時の自動車重量税と自動車取得税がかかりません。
車両代の合計3,617,476円と販売諸費用193,640円を合計して、支払い総額は3,811,116円です。
こちらは付属品(オプション)の明細。この見積もりに含まれているオプションは、
- ETCセットアップ(2,700円)
- リーフ推奨パック(92,448円)
- ETCユニット(HM12-S) 音声ガイドモデル/汎用取(22,888円)
- ナビレコカメラお買い得パック(MJE18D-EV)(229,200円)
の4つです。カーナビとドライブレコーダーがセットになった「ナビレコカメラ」と、「ETCユニット」はSグレードのみディーラーオプション(他グレードは標準装備)になっており、いらなければ外すこともできます。
最近は「スマホのマップアプリで代用できるから」という理由で、カーナビはいらないというお客さんも多いんだそうです。
リーフの純正ナビの各種機能をレビュー!走行中の機能からDVD/テレビの使用まで全て解説!しかし、外した場合はオーディオのみになりますが、オーディオもいらない場合はナビが置かれるスペースに穴が空いた状態で納車されてしまい、見た目が寂しいので、できればつけたほうが良いでしょう。
なおリーフの値引きについては以下の記事で詳しく解説しているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。
たった1分で車を60万円値引きできる裏技!安く購入する秘密のテクニックとは?!リーフXグレードの見積もり
リーフXグレードの見積もり総額は、4,061,448円。
メーカーオプションとして、
- プロパイロット
- BSW
- RCTA
- LI
- DA
- Pブレーキ
- アラウンドビューモニター
- インテリジェントルームミラー
- スイッチ
がついて、158,760円。
リーフのプロパイロットをレビュー!パーキングも実践!一般道で使えないのか実際にやってみた!寒冷地仕様+後席ヒーター&吹き出し口+ヒーターミラー+不凍液濃度アップで、27,000円の料金が総額に含まれています。
メーカーオプションを含めた車両本体価格が3,846,960円、付属品価格が95,148円で、車両代の合計は3,942,108円。
販売諸費用(課税)として、
- OSS(ワンストップサービス印鑑証明)申請代行費用(17,280円)
- 証明書等管理業者利用料(16,200円)
- 納車費用(10,800円)
- 下取り車手続き代行費用(0円)
- 希望ナンバー申し込み手続き代行料(3,240円)
- 環境整備費用(自社処理)(0円)
- 改造持ち込み(0円)
- 県外登録(0円)
- GP保証(8,600円)
- 査定料(0円)
の計56,120円がかかっています。
印鑑証明手続きを自分でやる場合は、OSS(ワンストップサービス印鑑証明)申請代行費用の17,280円はかかりません。
販売諸費用(非課税)として、
- 検査登録(届出)手続き預り法定費用(5,600円)
- 車庫証明手続き預り法定費用(2,600円)
- 下取り車諸手続き預り法定費用(0円)
- 公正証書作成費用(0円)
- 環境整備費用(委託処理)(0円)
- 廃棄車両処理費用(0円)
- 下取り車税(0円)
- 寄付金(0円)
- ロードサービス関連費用(6,000円)
- 販売車両リサイクル料金(9,840円)
の計24,040円がかかっています。
先ほどのSグレードでは、メンテプロパックEV54に加入する前提で見積もりを出してもらいましたが、この見積書では加入しないパターンで出してもらったので、71,800円安くなってますね。
税金・保険料は、
- 自動車税(2,400円)
- 自動車重量税(0円)
- 自動車取得税(0円)
- 自動車賠償責任保険(36,780円)
- 自動車任意保険(0円)
の、計39,180円です。
自動車税の計算が2月に購入した場合の金額になっており、Sグレードよりも2,500円安くなっています。
この金額は購入する時期によって変わってくるので、注意してください。年度末に近ければ近いほど安くなります。
自動車重量税と自動車取得税は、Sグレード同様、エコカー減税の対象なのでかかりません。
車両代の合計3,942,108円と販売諸費用119,340円を合計して、支払い総額は4,061,448円です。
こちらは付属品(オプション)の明細。この見積もりに含まれているオプションは、
- ETCセットアップ(2,700円)
- リーフ推奨パック(92,448円)
の2つです。ETCユニットとカーナビが標準装備されているぶん、Sグレードよりも200,000円以上安くなってますね。
リーフ推奨パックとは、
- オリジナルフロアカーペット
- プラスチックバイザー(雨よけ)
- ラゲッジアンダーボックス
- トノカバー
- ウィンドウ撥水(12ヶ月効果持続)
のセットです。
いらなければ、92,448円値引きしてもらうことができます。
リーフGグレードの見積もり
リーフGグレードの見積もり総額は、4,322,372円。
メーカーオプションとして、寒冷地仕様+後席ヒーター&吹き出し口+不凍液濃度アップで、27,000円の料金が総額に含まれています。
先ほどのXグレードでつけていた、
- プロパイロット
- BSW
- RCTA
- LI
- DA
- アラウンドビューモニター
- インテリジェントルームミラー
といった装備は、すべて標準装備されているので、オプション料金はかかりません。
メーカーオプションを含めた車両本体価格が4,026,240円、付属品価格が95,148円で、車両代の合計は4,121,388円。
販売諸費用(課税)として、
- OSS(ワンストップサービス印鑑証明)申請代行費用(17,280円)
- 証明書等管理業者利用料(16,200円)
- 納車費用(10,800円)
- 下取り車手続き代行費用(0円)
- 希望ナンバー申し込み手続き代行料(3,240円)
- 環境整備費用(自社処理)(0円)
- 改造持ち込み(0円)
- 県外登録(0円)
- GP保証(8,600円)
- 査定料(7,344円)
の計63,464円がかかっています。先ほどのSグレードやXグレードの見積もりでは0円だった、査定料の項目が7,344円になっていますね。
査定料は車を下取りに出す場合にかかる費用であって、グレードの違いによってかかる費用ではありません。
今回見積書を複数出すにあたって、営業マンが「こういうパターンもありますよ」ということで気を利かせて盛り込んでくれました。
Gグレードを購入する場合でも、いま乗っている車を下取りに出さないならこの費用は0円で済みます。
販売諸費用(非課税)として、
- 検査登録(届出)手続き預り法定費用(5,600円)
- 車庫証明手続き預り法定費用(2,600円)
- 下取り車諸手続き預り法定費用(0円)
- 公正証書作成費用(0円)
- 環境整備費用(委託処理)(0円)
- 廃棄車両処理費用(0円)
- 下取り車税(0円)
- 寄付金(0円)
- ロードサービス関連費用(6,000円)
- メンテプロパック(EV54アンシン)(71,800円)
- 販売車両リサイクル料金(9,840円)
の計95,840円がかかっています。
メンテプロパックに加入する前提で見積もりを出してもらったので、Xグレードの見積もりよりも71,800円高くなっていますね。
いらない場合は、加入せずにこのぶん値引きしてもらうことが可能です。
税金・保険料は、
- 自動車税(4,900円)
- 自動車重量税(0円)
- 自動車取得税(0円)
- 自動車賠償責任保険(36,780円)
- 自動車任意保険(0円)
の、計41,680円です。
自動車税が1月に購入した場合の金額になっており、Xグレードよりも高い見積もりになっていますが、金額の違いはグレードによるものではなく、年度末に近ければ近いほど安くなります。
車両代の合計4,121,388円と販売諸費用200,984円を合計して、支払い総額は4,322,372円です。
こちらは付属品(オプション)の明細。この見積もりに含まれているオプションは、
- ETCセットアップ(2,700円)
- リーフ推奨パック(92,448円)
の2つです。Xグレードとおなじく、ETCユニットとカーナビが標準装備されているぶん、Sグレードよりも200,000円以上安くなってますね。
なおリーフの値引きについては以下の記事で詳しく解説しているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。
たった1分で車を60万円値引きできる裏技!安く購入する秘密のテクニックとは?!リーフe+ Xグレードの見積もり
リーフe+ Xグレードの見積もり総額は、4,562,568円。
メーカーオプションとして、
- プロパイロット
- BSW
- RCTA
- LI
- DA
- Pブレーキ
- アラウンドビューモニター
- インテリジェントルームミラー
- スイッチ
がついて、158,760円。
リーフのプロパイロットをレビュー!パーキングも実践!一般道で使えないのか実際にやってみた!寒冷地仕様+後席ヒーター&吹き出し口+ヒーターミラー+不凍液濃度アップで、27,000円の料金が総額に含まれています。
メーカーオプションを含めた車両本体価格が4,348,080円、付属品価格が95,148円で、車両代の合計は4,443,228円。
販売諸費用(課税)として、
- OSS(ワンストップサービス印鑑証明)申請代行費用(17,280円)
- 証明書等管理業者利用料(16,200円)
- 納車費用(10,800円)
- 下取り車手続き代行費用(0円)
- 希望ナンバー申し込み手続き代行料(3,240円)
- 環境整備費用(自社処理)(0円)
- 改造持ち込み(0円)
- 県外登録(0円)
- GP保証(8,600円)
- 査定料(0円)
の計56,120円がかかっています。
希望ナンバー申し込み手続き代行料の3,240円は、希望ナンバーがとくにない場合はかかりません。
販売諸費用(非課税)として、
- 検査登録(届出)手続き預り法定費用(5,600円)
- 車庫証明手続き預り法定費用(2,600円)
- 下取り車諸手続き預り法定費用(0円)
- 公正証書作成費用(0円)
- 環境整備費用(委託処理)(0円)
- 廃棄車両処理費用(0円)
- 下取り車税(0円)
- 寄付金(0円)
- ロードサービス関連費用(6,000円)
- 販売車両リサイクル料金(9,840円)
の計24,040円がかかっています。
税金・保険料は、
- 自動車税(2,400円)
- 自動車重量税(0円)
- 自動車取得税(0円)
- 自動車賠償責任保険(36,780円)
- 自動車任意保険(0円)
の、計39,180円です。
自動車賠償責任保険料の金額は固定なので、どの時期にどのグレードを購入しても変わりません。
車両代の合計4,443,228円と販売諸費用119,340円を合計して、支払い総額は4,562,568円です。
こちらは付属品(オプション)の明細。この見積もりに含まれているオプションは、
- ETCセットアップ(2,700円)
- リーフ推奨パック(92,448円)
の2つです。ETCユニットとカーナビが標準装備されているぶん、Sグレードよりも200,000円以上安くなってますね。
リーフの純正ナビの各種機能をレビュー!走行中の機能からDVD/テレビの使用まで全て解説!リーフe+ Gグレードの見積もり
リーフe+ Gグレードの見積もり総額は、4,970,808円。
メーカーオプションとして、寒冷地仕様+後席ヒーター&吹き出し口+不凍液濃度アップで、27,000円の料金が総額に含まれています。
先ほどのe+ Xグレードでつけていた、
- プロパイロット
- BSW
- RCTA
- LI
- DA
- アラウンドビューモニター
- インテリジェントルームミラー
といった装備は、すべて標準装備されているので、オプション料金はかかりません。
メーカーオプションを含めた車両本体価格が4,756,320円、付属品価格が95,148円で、車両代の合計は4,851,468円。
販売諸費用(課税)として、
- OSS(ワンストップサービス印鑑証明)申請代行費用(17,280円)
- 証明書等管理業者利用料(16,200円)
- 納車費用(10,800円)
- 下取り車手続き代行費用(0円)
- 希望ナンバー申し込み手続き代行料(3,240円)
- 環境整備費用(自社処理)(0円)
- 改造持ち込み(0円)
- 県外登録(0円)
- GP保証(8,600円)
- 査定料(0円)
の計56,120円がかかっています。
販売諸費用(非課税)として、
- 検査登録(届出)手続き預り法定費用(5,600円)
- 車庫証明手続き預り法定費用(2,600円)
- 下取り車諸手続き預り法定費用(0円)
- 公正証書作成費用(0円)
- 環境整備費用(委託処理)(0円)
- 廃棄車両処理費用(0円)
- 下取り車税(0円)
- 寄付金(0円)
- ロードサービス関連費用(6,000円)
- 販売車両リサイクル料金(9,840円)
の計24,040円がかかっています。
車庫証明手続きを自分でやれば、車庫証明手続き預り法定費用の2,600円はかかりません。
税金・保険料は、
- 自動車税(2,400円)
- 自動車重量税(0円)
- 自動車取得税(0円)
- 自動車賠償責任保険(36,780円)
- 自動車任意保険(0円)
の、計39,180円です。
車両代の合計4,851,468円と販売諸費用119,340円を合計して、支払い総額は4,970,808円です。
こちらは付属品(オプション)の明細。この見積もりに含まれているオプションは、
- ETCセットアップ(2,700円)
- リーフ推奨パック(92,448円)
の2つです。ETCユニットとカーナビが標準装備されているぶん、Sグレードよりも200,000円以上安くなってますね。
各グレードの違い
グレードによる違いは、まずSグレードはドライブレコーダーとカーナビがディーラーオプションになっていること。ほかのグレードはすべて標準装備です。
XグレードとGグレードの違いは、GグレードがLEDヘッドランプと17インチアルミホイールを装備しているのに対して、Xグレードはハロゲンヘッドランプと16インチフルホイールカバーを装備しています。
e+とついているグレードは62kWh仕様になっているため、航続距離が長いのが特徴ですね。
営業マンの話によると、「Sグレードは近所の買い物程度にしか使わないひとのためのグレード、乗る距離が中距離になればXグレード、リーフにがっつり乗りたいひとにはGグレードをおすすめしています」とのことでした。
リーフの値引き額
リーフで値引きしてもらえる要素といえば、
- ETCユニット(HM12-S) 音声ガイドモデル/汎用取(22,888円)
- ナビレコカメラお買い得パック(MJE18D-EV)(229,200円)
- プロパイロット+BSW+RCTA+LI+DA+Pブレーキ+アラウンドビューモニター+インテリジェントルームミラー+スイッチ(158,760円)
- リーフ推奨パック(92,448円)
- 寒冷地仕様(27,000円)
- OSS(ワンストップサービス印鑑証明)申請代行費用(17,280円)
- 車庫証明手続き預り法定費用(2,600円)
の7つです。前者5つはオプションなので、いらなければ外して値引きしてもらうことができます。後者2つはそれぞれの手続きを自分でやれば、費用がかかりません。
車両本体価格からの値引きは、営業マンの話によると、「いますぐに購入されるというお話なら私が店長と戦って少しでも多く値引きしますが、購入が何か月先になるかわからない、ということであれば、いま具体的な額を教えることはできません」とのこと。
私は今すぐに購入する意思で見積もりを出してもらったわけではないので、車両本体価格からの値引き額については教えてもらえませんでした。
とりあえず、自分次第で確実に値引きできるのはいま挙げたオプション・代行費用の総額で、
- Sグレードは391,416円
- Xグレード・e+ Xグレードは298,088円
- Gグレード・e+ Gグレードは139,328円
です。
なおリーフの値引きについては以下の記事で詳しく解説しているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。
たった1分で車を60万円値引きできる裏技!安く購入する秘密のテクニックとは?!リーフの支払いプラン・ローン
つづいて、リーフの支払いプラン・ローンの例について解説していきましょう。通常ローンは60回払いで見積もりを出してもらいましたが、最長で84回払いまで設定可能です。
リーフSグレードの支払いプラン・ローン
まず、リーフSグレードの現金価格は3,811,116円。
プラン1は残価設定ローンの均等払いで、初回分割支払額が63,833円、その後は58,800円×58回で支払い、最終回分割支払額が654,000円になっています。分割払い手数料率は2.9%で、支払い総額は4,139,349円。
プラン2は残価設定ローンのボーナス併用払いで、初回分割支払額が52,016円、その後はボーナス月に100,000円支払い、50,500円×48回支払って、最終回分割支払額が654,000円になっています。分割払い手数料は2.9%で、支払い総額は4,141,132円。
プラン3は通常ローンの均等払いで、初回分割支払額が77,278円、その後は73,400円×58回支払い、最終回分割支払額も73,400円になっています。分割払い手数料率は6.0%で、支払い総額は4,418,994円。
頭金はどのプランでも共通の11,116円です。支払い総額がもっとも安いのはプラン1ですね。
リーフXグレードの支払いプラン・ローン
リーフXグレードの現金価格は4,061,448円。
プラン1は残価設定ローンの均等払いで、初回分割支払額が68,066円、その後は61,700円×58回で支払い、最終回分割支払額が769,000円になっています。分割払い手数料率は2.9%で、支払い総額は4,417,114円。
プラン2は残価設定ローンのボーナス併用払いで、初回分割支払額が61,126円、その後はボーナス月に100,000円支払い、53,900円×48回支払って、最終回分割支払額が769,000円になっています。分割払い手数料は2.9%で、支払い総額は4,418,774円。
プラン3は通常ローンの均等払いで、初回分割支払額が83,870円、その後は78,400円×58回支払い、最終回分割支払額も78,400円になっています。分割払い手数料率は6.0%で、支払い総額は4,710,918円。
頭金はどのプランでも共通の1,448円です。月々の支払額は、プラン2がもっとも安くなります。
リーフGグレードの支払いプラン・ローン
リーフGグレードの現金価格は4,322,372円。
プラン1は残価設定ローンの均等払いで、初回分割支払額が72,021円、その後は65,500円×58回で支払い、最終回分割支払額が805,000円になっています。分割払い手数料率は2.9%で、支払い総額は4,698,393円。
プラン2は残価設定ローンのボーナス併用払いで、初回分割支払額が64,515円、その後はボーナス月に100,000円支払い、58,500円×48回支払って、最終回分割支払額が805,000円になっています。分割払い手数料は2.9%で、支払い総額は4,699,887円。
プラン3は通常ローンの均等払いで、初回分割支払額が84,561円、その後は83,500円×58回支払い、最終回分割支払額も83,500円になっています。分割払い手数料率は6.0%で、支払い総額は5,013,433円。
頭金はプラン1とプラン2が22,372円で、プラン3のみ2,372円で見積もりをしているので、プラン1・2とプラン3の月々の支払額の差がより大きくなっていますね。
リーフe+ Xグレードの支払いプラン・ローン
リーフe+ Xグレードの現金価格は4,562,568円。
プラン1は残価設定ローンの均等払いで、初回分割支払額が71,518円、その後は67,200円×58回で支払い、最終回分割支払額が1,000,000円になっています。分割払い手数料率は2.9%で、支払い総額は4,971,685円。
プラン2は残価設定ローンのボーナス併用払いで、初回分割支払額が66,540円、その後はボーナス月に100,000円支払い、60,500円×48回支払って、最終回分割支払額が1,000,000円になっています。分割払い手数料は2.9%で、支払い総額は4,973,108円。
プラン3は通常ローンの均等払いで、初回分割支払額が91,554円、その後は88,100円×58回支払い、最終回分割支払額も88,100円になっています。分割払い手数料率は6.0%で、支払い総額は5,292,022円。
頭金はどのプランでも共通の2,568円です。プラン1・2とプラン3では、分割払い手数料だけで300,000円以上の差が出ていますね。
リーフe+ Gグレードの支払いプラン・ローン
リーフe+ Gグレードの現金価格は4,970,808円。
プラン1は残価設定ローンの均等払いで、初回分割支払額が83,321円、その後は73,100円×58回で支払い、最終回分割支払額が1,093,000円になっています。分割払い手数料率は2.9%で、支払い総額は5,416,929円。
プラン2は残価設定ローンのボーナス併用払いで、初回分割支払額が74,684円、その後はボーナス月に100,000円支払い、67,700円×48回支払って、最終回分割支払額が1,093,000円になっています。分割払い手数料は2.9%で、支払い総額は5,418,092円。
プラン3は通常ローンの均等払いで、初回分割支払額が101,040円、その後は96,000円×58回支払い、最終回分割支払額も96,000円になっています。分割払い手数料率は6.0%で、支払い総額は5,765,848円。
頭金はどのプランでも共通の808円です。支払い総額のもっとも安いプラン1でも、現金価格とくらべると400,000円以上の差が出てますね。
リーフ購入時の注意点
ここからは、リーフを購入する際の注意点について解説していきましょう。
「おねがいクレジット」に注意
支払いプランを決めるときに、営業マンから「おねがいクレジット」を提案される可能性があります。
おねがいクレジットとは、現金一括で購入しようとするお客さんに、3ヶ月のローンを組んでもらう手法。
これはクレジット会社に利益をもたらすためのローンで、金利はかかりません。3ヶ月経過後は残額を一括で支払えば、ローンの支払いはそこで終わります。
このプランで注意しなければいけないのは、残額の支払いが終わるまで、車検証に記載される「所有者」が日産になってしまうこと。
もし購入後すぐに売りたくなっても、所有者が自分になるまでは売ることができないんです。
お客さん側にとってはなんのメリットもないプランなので、現金一括で購入するつもりなら、この提案は断りましょう。
充電器を自宅に設置する場合の工事費に注意
リーフの充電は月額2,000円でし放題ですが、自宅に充電器を設置することもできます。
工事費用は70,000円~80,000円程度で、ここまで紹介してきた見積もりにはふくまれていないので、注意してください。
なお充電については以下の記事でも取り上げているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。
リーフの充電方法!普通/急速充電の充電時間を実際に計測してみた!総評
さすが日産のディーラーだけあって、諸費用の金額が良心的ですね。
悪質な中古車販売店だと、よくわからない代行費用をたくさん請求されることもありますが、今回の見積もりでは本当に必要な費用だけしかかかっていませんでした。
メンテプロパックは維持費を安くする手段として、個人的には入っておいたほうが良いと思うものの、いらないと思うユーザーのことも考えて、加入しないパターンの見積もりも出してくれています。
自動車税についても今すぐに購入する場合の金額だけでなく、1ヶ月考えた後に購入する場合も想定して金額を載せてくれており、諸費用についての知識がないユーザーにもやさしいですね。
ちなみに今すぐに購入した場合の納期は、e+ Xとe+ Gグレードが2ヶ月後、それ以外のグレードは1ヶ月~1ヶ月半後だそうです。
ここまで書いてきましたが、諸費用に関してはだいたいこれが相場なので、ぜひ参考にしてくださいね。この記事を読んだことで、車の見積書に関する疑問が解消されることを願っています。
なおリーフについては以下の記事でも取り上げているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。
リーフの口コミ/評判!価格から外装や走行性能まで全てチェック!リーフの燃費/電費は悪い?街乗りや高速の実燃費/電費は?改善し向上させる方法まで解説!