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インプレッサG4は車中泊が快適な理由6つ!フルフラット化のやり方も!人数は2人まで!

インプレッサG4はスバルの中型セダンで、コンパクトなサイズ感とスバル特有の走行性能が特徴です。

今回はそんなインプレッサG4での車中泊についてご説明していきます。

インプレッサG4の車中泊が快適な理由

スバル インプレッサG4参考:www.subaru.jp

インプレッサはスバルが以前からラインナップしている中型車で、スポーティな性能やデザインと扱いやすいサイズ感が特徴の車になっています。

インプレッサにはハッチバックタイプのインプレッサスポーツとセダンタイプのインプレッサG4があり、今回はセダンのインプレッサG4について見ていきます。

インプレッサG4とインプレッサスポーツではデザイン的な面や動力性能などはほぼ同一なのですが、インプレッサG4ではトランクルームがある分全長が長くなっています。

またインプレッサG4のほうがセダンということでおとなしめのイメージであり、スポーツモデルなどはありません。

近年車の利用法の1つとして車中泊というものがあり、これは旅行のときに宿に泊まらず車の車内で一晩を過ごす方法です。

車中泊はホテルや旅館の代わりに利用できるので費用を抑えることができ、一気に人気が高まってきています。

また車中泊はキャンプの代わりとしても利用することができ、車中泊専用のオートキャンプ場も登場しています。

一般的にはインプレッサG4のようなセダンは車中泊には向いていないと言われるのですが、実際にはどうなのかまずは車のサイズを見てみましょう。

スペックインプレッサG4
価格2,002,000円〜2,706,000円
乗車定員5名
全長4,640mm
全幅1,775mm
全高1,455mm
室内長2,085mm
室内幅1,520mm
室内高1,200mm
ラゲッジルーム高さ492mm
1,151mm
奥行き1,007mm
運転席寸法高さ約1,000mm
約500mm
奥行き約900mm
助手席寸法高さ約1,000mm
約500mm
奥行き約900mm
後席寸法高さ約1,000mm
約1,300mm
奥行き約1,000mm
3列目寸法高さ3列目シートなし
奥行き

インプレッサG4は中型車クラスのセダンですが、車の大きさとしては多少コンパクトな部類に入ります。

全長は4,640mmとセダンとしては控えめですが、全幅は多少ワイドで広めなサイズとなっています。また全高はセダンらしく低めになっていて、スポーティなフォルムを形作っています。

車内の広さについてはセダンとしての標準的なものとなりますが、室内長は2,085mmとそこそこ広めのものとなっています。

室内幅も1,520mmと広々としており、5ナンバーサイズのセダンにしてはかなり広いです。またインプレッサG4はセダンなのでトランクルームがあるのですが、トランクルームは奥行きも幅も広々としており使い勝手が非常に良いものとなっています。

そんなインプレッサG4ですが、セダンタイプの車であるにもかかわらず車中泊はそこそこ適正があり、なかなか快適な車中泊を過ごせるのです。

そんなインプレッサG4の車中泊に向いている点をご紹介します。

車内がフルフラット化出来て車中泊が可能

インプレッサG4 シート参考:www.subaru.jp

まずインプレッサG4で驚きな点が車内がフルフラット化できることで、車中泊用の寝台を構成できます。

車中泊に何より必要な要件としては車の車内に快適な寝台を作ることで、これには車内をフルフラット化できるかが重要です。

車の車内というのは構造やサイズによってさまざまな凹凸や段差があり、必ずしも自宅の寝台と同じ用にフルフラットになるわけではありません。

またインプレッサG4のようなセダン系の車種はもともと車室とラゲッジスペースが分割されている構造からフルフラットを考えられていないことも多く、セダンはあくまで乗用車としての性能が優先されがちです。

ポイント

しかしインプレッサG4はなんと後部座席を前側に倒すことでトランクルームと車室をつなげることができ、ここの形状がフルフラットになるので寝台として利用することができるのです。

この構造はトランクスルーと呼ばれており、トランクルームに収まりきらない長い荷物などを収納するために車室内が活用できる構造です。

車によっては後部座席の一部しか開かない車もありますが、インプレッサG4では後部座席をすべて倒すことができ、横幅のすべてのスペースを寝台とて利用できるようになっています。

この構造がインプレッサG4が車中泊に向いている点となっており、外観からは予想できない特徴となります。

フルフラットモードの奥行きが広い

インプレッサG4ではフルフラットモードにできる点がセダンとして珍しいものとなっていますが、その奥行きも広くなっており車中泊に向いているサイズになります。

車中泊を快適に過ごすためにはフルフラットな寝台も必要ですがそのサイズも重要で、寝る方が足を伸ばして寝られることが重要です。

そのサイズは寝る方の身長によって変わってくるのですが、汎用性のあるサイズとして考えると170cmぐらいの成人男性が寝られるサイズが必要でしょう。

しかし身長ギリギリの1,700mmのサイズではまだ窮屈さを感じてしまうので、快適さを確保するためにはそれより長い1,800mm〜1,900mmぐらいは必要です。

これに対してセダン系の車種では前後サイズが小さい車も多いのですが、インプレッサG4についてはフルフラットモードでかなり広々とした車内を確保できます。

インプレッサG4のフルフラットモードでは前後サイズが1,900mm〜2,000mmは確保することができ、前席を前側にスライドさせなくてもそれだけのサイズが確保できます。

これだけの奥行きがあれば身長が高い人でもしっかり足を伸ばして寝ることができ、非常に快適な車中泊を過ごせるでしょう。

トランクの横幅があるので2人ぐらいなら寝られる

インプレッサG4は車内の幅が広々としているのですが、その特徴は車中泊のときにも活きています。

インプレッサG4は中型セダンの中ではなかなか室内幅が広い車となっていて快適性が高いのですが、その室内幅はほとんどが車中泊用として使えます。

ただ後席シートの部分では横幅は広いのですがトランク部分になると多少少なくなっており、トランクスルー部分も同じぐらいのサイズです。ですが横幅が1,100mmぐらいは利用することができ、これだけあれば車中泊には十分です。

横幅の広さは同時に何人寝られるかどうかのサイズにかかってくるのですが、大型のミニバンなどでは室内幅をすべて活用することで3人ぐらいまでなら寝ることはできます。

インプレッサG4の室内幅ではここまでの使い方はできないものの、セダン系の車種として横並びで2人ならば快適に寝ることができるでしょう。

車中泊に向かないセダンという車種でこれだけ室内幅が確保できるのは便利な点といえるでしょう。

前席が荷室として使える

インプレッサG4の車内のレイアウトでは車中泊に使うのは後席とトランクルームなので、前席がそのまま残っておりそこを荷室として使えます。

車中泊では車内の殆どのスペースを寝台として活用することでラゲッジスペースがなくなってしまうことがあり、荷物の置き場所に困ることがあります。

車中泊では車内のサイズが特に注目されるのですが、車中泊自体は旅行の際に活用されるものなので荷物の量が多いことがほとんどでしょう。

しかし車中泊で旅行するということは寝る時に荷物をホテルや旅館に持ち込めませんし、車の中にすべてを収めなくてはならないので荷室の減少はなかなか問題です。

ポイント

ですがインプレッサG4の車中泊では前席をスライドさせることなく後席とトランクルームだけで車中泊スペースを確保できるので、前席のスペースがすべて活用できます。

トランクルームのスペースと前席のスペースはほぼ同サイズですので、トランクルームに収まる荷物であれば前席にも収納することはできるでしょう。

またそれ以外にも寝台の奥行きが広いので、頭の上や足元の空間なども少しだけ荷物を載せる場所が残っており、利便性の高い車内となっています。

ある程度アンダーラゲッジの容積がある

インプレッサG4 荷室参考:www.subaru.jp

インプレッサG4には車中泊時に利用できる荷室として前席もあるのですが、それ以外にもアンダーラゲッジがあります。

アンダーラゲッジは通常のラゲッジルームやトランクルームの床面の下に備わっているラゲッジスペースで、ここにはスペアタイヤやパンク修理キットなどが収まっていることが多いです。

インプレッサG4にはトランクルームの床面のボードを上げるとアンダーラゲッジが現れますが、そこにはパンク修理キットなどが収まっています。ですがそれ以外にも少しだけ荷物を収めるスペースが残っており、ここも車中泊で活用できます。

インプレッサG4のアンダーラゲッジはサイズとしてはそんなに大きくはないのですが、それでも貴重なスペースです。

旅行時には必要でも車中泊には不要なもの収めておいたり、必要ない靴などの汚れ物を収めるのにはもってこいのスペースです。

ただ車中泊のときには寝台のすぐ下に位置するので寝ている時にはアクセスできませんので、不要なものを収めるようにしましょう。

車内にUSBソケットが装着できる

インプレッサG4 USB参考:www.subaru.jp

インプレッサG4の車内には電源ソケットとしてUSBソケットを装着できるのですが、これを活用することで車中泊も便利になります。

近年車内にはAC100Vのコンセントを設置できる車種が増えてきていますが、インプレッサG4ではその変わりにUSBソケットが設置されています。

USBソケットは車内のシガーソケットの代わりに使えるものなのですが、これを車内で使えるとUSBで稼働する電気製品を使えるようになります。

電気製品はキャンプでは使えないのですが、車内で一晩を過ごす車中泊では活用できるようになります。

車内で電気製品が使えるようになると車中泊の幅が一気に広がるのですが、USB式のものだけとはいえ毛おいたい電話の充電などには使えます。

またその他にはUSB給電の機器がたくさん増えてきており、照明やちょっとした調理器具、音響機器なども使えるでしょう。USB式なので出力がそこまで高くはないのですが、車中泊用に使えるものとしては十分でしょう。

ただUSB式とはいっても実際には車のバッテリーを消費しているので、使用時にはバッテリーが上がらないようにエンジンはアイドリング状態にしておいたほうが安心です。

インプレッサG4で車中泊をする方法

次にインプレッサG4で車中泊をする方法をご説明します。

車内のフルフラット化

まずインプレッサG4で車中泊をするには車内のフルフラット化が必要で、これには後部座席の操作が必要です。

ポイント

通常のセダンなどのトランクスルーでは後部座席のセンター部分だけ倒すなどの簡単な方法なのですが、インプレッサG4の場合には後部座席全体を倒すことができます。

この操作でトランクルームとつなげることが出来ますが、その操作にはシートの通常のリクライニングレバーとは別の位置にある操作が必要となります。

インプレッサG4の場合には後部座席の上側にレバーがあり、これを車内から操作することでトランクスルーが出来ます。

トランクスルーで後部座席を前側に倒せばほぼ操作は完了となり、他のセダン系の車で気になるような後部座席のシートベルトもうまく収納されます。

また後部座席のヘッドレストなども取り外す必要はなく、フルフラットモードにする操作はとても簡単です。

とはいえ初めてではわからない部分もあるので、自宅などで一度操作をしてみると良いでしょう。

車中泊アイテムの準備

 

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次に行うのは車中泊アイテムの準備で、最低限必要なものは2種類あります。

1つ目は車中泊マットが必要ですが、これは車中泊時の布団代わりとなるものです。インプレッサG4では車中泊ができるスペースはほぼ完全なフルフラットにはなるのですが、その上面は樹脂製で構成されているので感触は硬めです。

そのため車中泊で安眠するためにはクッション性のあるものが必要で、市販されている車中泊マットなどをそろえてインプレッサG4の車内にフィットするものを探すと良いでしょう。

またその他には遮光カーテンや遮光ボードが必要で、これはインプレッサG4の車内のウインドウを塞ぐためのものです。

ウインドウがそのままだと車中泊の時に外から街灯の光や他の車のヘッドライトの光などが入ってくるので、安眠の妨げとなってしまいます。

これを防ぐためにはウインドウを塞ぐことが必要で、こちらも市販されている汎用品の遮光ボードや遮光カーテンなどを装着してしっかり光が入るのを防ぐと良いでしょう。

ただインプレッサG4のウインドウに完璧にフィットする製品があるとは限らないので、汎用品を購入して自分で加工するなどの方法もフィット感が高くて便利です。

車中泊の注意点

車中泊には寝台のサイズや形状なども重要ですが、そのほかに注意点もありそれは車内を換気することです。

注意

車中泊を初めて行う時などには防犯などを考えると窓を締め切った状態で寝ようとすると思いますが、その状態で一晩を過ごすと朝に起きた時に息苦しさを感じたり汗をかいていたりします。

これは車内で寝ている間に車内の空気を消費して二酸化炭素が増えたためで、汚れた空気が密閉度の高い車内で滞留しているからです。

一晩程度なら健康に関わるほどではないのですが、あまり快適に寝ることができないので対策は必要です。

これを対策するには車内の換気をしっかり行うことが重要で、一番簡単な方法は窓を空けておくことです。

しかし窓を開けると外から虫が入ってきたり外の音が聞こえてきたりするので、出来れば窓は締め切っておきたいところです。

そこで車内で便利に過ごすためにはエアコンを外気循環モードで動かすのが便利であり、エアコンなので温度管理も出来て快適性が高まります。

ただエアコン稼働時にはバッテリーが上がるのを防ぐためにエンジンはアイドリング状態にしておく必要があるので、燃料残量には気をつけましょう。

なおアイドリング時にもし積雪などで排気管が詰まると排気ガスの逆流の問題がありますので、そういった危険が考えられる時には安全のために窓を少しだけは開けておいたほうが良いでしょう。

インプレッサG4の車中泊に向かない点

インプレッサG4は中型セダンとしては破格の車中泊向けの性能があるのですが、次のような点は不向きな点といえます。

セダンなので上下のスペースが窮屈

インプレッサG4 シート参考:www.subaru.jp

まずこれはセダンとしては仕方ない点ではありますが、車中泊スペースの上下のサイズは狭くなっています。

通常車中泊をする車というのはミニバンであったりSUVであったりと天井が高めの車で、車中泊の際には寝ている人と天井までの距離がそこそこ広く確保されます。

また車高の低い車であってもハッチバック式の車なら窮屈すぎるほど天井まで近いことはなく、身体を起こしたり出来ない場合はあるものの仰向けで寝る分にはそこまで問題になることはないでしょう。

ですがインプレッサG4の場合にはトランクルームを利用して車中泊を行うため、その上下の高さはかなり狭くなっています。

ポイント

インプレッサG4のトランクルームの高さは500mm程度となっており、仰向けで寝る分にはなんとか納まりますが横に寝たり足を曲げたりするとトランクルームの上に当たることがあるでしょう。

また寝返りを打つときなどにも大変なサイズ感なので、インプレッサG4での車中泊では多少慣れが必要といえます。

寝る際にはトランクルーム側は足になって頭は車室内になるのが一般的なので頭の上が窮屈ということは無いと思いますが、セダンというサイズが限られた車種ではこの点は仕方ない面でもあります。

寝台へのアクセスが大変

インプレッサG4での車中泊では車内である程度快適な寝方ができるのですが、その寝る形になるまでがちょっと大変です。

インプレッサG4で車中泊をする時には車内の後部座席を倒してフルフラットにし、その上に車中泊マットなどを敷き詰めます。

またウインドウには遮光ボードなどを装着して、その後に旅行の荷物を前席などに収めます。その後に寝台に寝るのですが、車の外側から寝台に入ろうとすると結構窮屈なのです。

インプレッサG4は4ドアセダンなので後部座席のドアから乗り込むのが一般的なのですが、通常座るのとは逆の向きで車の車内に入らなければならず結構入るのは窮屈です。

1人で寝るだけなら良いのですが2人で寝ると結構ぎゅうぎゅうで、2人で収まるのにはそこそこ工夫がいるでしょう。

またトランクルーム側から入れば良いと思われるかも知れませんが、その際も上下が窮屈であることと収まったあとにトランクルームを閉めなくてはならないという点で、こちらも結構大変です。

トランクルームを使って寝るという形になるのでどうしても窮屈な面がありますが、何度か車中泊を経験すれば最適な方法は見つかるでしょう。

インプレッサG4の車中泊の口コミ・評判

インプレッサG4の車中泊に関してはtwitterにもさまざまな評判が投稿されていますが、その中からいくつかご紹介しましょう。

こちらの方はインプレッサG4を非常に高く評価されておられ、さまざまなシーンで活躍されているようです。

長距離を走ったあとにその疲れを癒やす車中泊ができる車は案外少ないので、インプレッサG4は貴重な1台といえるでしょう。

こちらの方はなんとインプレッサG4でなんと3人で車中泊をしたことがあるそうです。

さすがに3人では車内がかなり窮屈であることでしょうが、友達同士なら楽しい思い出になる車中泊となるでしょうね。

総評

インプレッサG4はスバルの中型セダンとしては少し地味な存在で、インプレッサのイメージの強いハッチバックタイプのほうが人気があります。

ですが車中泊となるとトランクルームの分長いインプレッサG4のほうが得意となっており、このクラスのセダンとしてはかなり快適な車中泊が過ごせる車といえるでしょう。

もちろんセダンの形状から来るデメリットもありますが、セダンで車中泊が可能と言うだけで大きなメリットです。