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ハイゼットの給油口の開け方を画像付きで解説!開かない場合の対処法も!

ダイハツ ハイゼットは軽自動車の商用車で、さまざまな商店や企業で便利に使われています。

今回はこのハイゼットの給油口についてご紹介します。

ハイゼットの給油口の位置

ダイハツ ハイゼット参考:www.daihatsu.co.jp

ハイゼットはダイハツが昔からラインナップしている軽自動車の商用車シリーズの一つで、ハイゼットにはバンタイプとトラックタイプがあります。

ハイゼットは初代が1960年代に遡るほど歴史の古い車種で、何度もフルモデルチェンジを行いながらダイハツの商用車として長年愛されてきた車です。

現行のハイゼットはすでに11代目を数えており年々進化している車なのですが、現行モデルでは積載スペースの拡大や安全装備などの充実など最新の車としての性能を持ちながら軽自動車の扱いやすさと商用車としてのコストパフォーマンスも持ち合わせています。

またハイゼットにはバンタイプのハイゼットカーゴとトラックタイプのハイゼットトラックがあり、両者ともそれぞれの使い勝手が良くさまざまなシーンで活用されています。

今回はハイゼットカーゴとハイゼットトラックそれぞれの給油口についてご紹介しましょう。

ハイゼットカーゴの給油口

ハイゼットカーゴはバンタイプのハイゼットで、商店などで活用されることの多いタイプです。

ハイゼット フロント参考:www.daihatsu.co.jp

一般的な車では給油口は車の後部におもにあり、その形状が丸形や四角形などひと目見ればわかりやすい給油口です。

しかしハイゼットカーゴの給油口は一見すると車の外観では見つけることができないのですが、その形状が車のデザインにしっかり溶け込んでいるのでわかりにくいのです。

給油口の位置は運転席のドアのすぐ下に位置しており、ドアの後方下側の切り欠きの部分が給油口となっています。

この位置はバンタイプの車種では標準的なレイアウトで、乗用車系の車とは燃料タンクの位置などが違います。

ハイゼット サイド参考:www.daihatsu.co.jp

なおハイゼットカーゴの左側面にも右側の給油口のフタと同じデザインが入っているのですが、左側はあくまでデザインだけの形状となっています。

右と左のドアの形状や側面のデザインを揃えるための構造であり、こちらもバンタイプのレイアウトとなっています。

ハイゼットトラックの給油口

ハイゼットトラックはハイゼットをベースとしたトラックモデルで、ハイゼットカーゴのキャビンがトラックの荷台になっています。

ハイゼット サイド参考:www.daihatsu.co.jp

このハイゼットトラックでは給油口の位置もハイゼットカーゴとは変わっており、ハイゼットカーゴであった運転席ドアの下にある給油口はないのでドアの形状も変わっています。

ハイゼットトラックの給油口は車の右側の後部に位置しており、トラックの荷台のすぐ下側の脇にあります。

ハイゼットトラックのリアタイヤのすぐ後ろに荷台の一部が丸くカットされているようなデザインが見えるのですが、まさにここが給油口です。

給油口の位置が違うということは燃料タンクの位置が違うということであり、ハイゼットカーゴとハイゼットトラックは荷室と荷台の構造の違いによって給油口の位置が全然違うのです。

また後述する給油口の開け方もこの2車種では違っており、同じ世代のハイゼットシリーズではありますが給油口に関しては大きく違います。

ハイゼットの給油口の開け方

給油口

次にハイゼットの給油口の開け方と給油の方法をご紹介しますが、ハイゼットカーゴとハイゼットトラックそれぞれでご紹介します。

なお給油の前にはどちらのモデルでも車のドアやウインドウはしっかりと閉めておき、車のパーキングブレーキをかけてエンジンも切っておきましょう。

ハイゼットカーゴの給油口の開け方

まずバンタイプのハイゼットカーゴでの給油口の開け方ですが、ハイゼットカーゴではレバー式となっています。

MEMO

昔の車種では給油口の開け方は鍵穴式が一般的となっており、給油口の近くに設けた鍵穴に車のキーを差し込むことで旧ユコウのロックを解除する方式です。

この方式はシンプルで信頼性も高いのですが、一方で鍵穴にキーを差し込んで回すという作業が多少面倒くさいという点があり、そのうちもっと楽な方法としてレバー式が登場しました。

レバー式では車内に設けたレバーやボタンを操作することで給油口のロックを解除する方式ですが、初期には信頼性の問題などから鍵穴式も同時に採用されていることがありました。

しかしその後に信頼性の向上から鍵穴は廃止されることがほとんどとなり、現在はレバー式だけで車の外側には鍵穴などはないことが多いです。

ポイント

ハイゼットカーゴの給油口の開け方もこのレバー式であり、外観を見て分かるように給油口の周りには何も開閉機構はありません。

そして給油口を開くためのレバーであるフューエルリッドオープナーはハイゼットカーゴの運転席のシートの足下にあり、それを引くことで給油口のロックが解除されます。

フューエルリッドオープナーは運転席に座った状態では視界に入りづらい位置にあるのですが、一度車の外に出てから車内を覗き込めばすぐに位置が分かるでしょう。

フューエルリッドオープナーを引くと給油口のロックが解除されて少しだけフタが開きますので、その後は車の外に出て手動で給油口のフタを全開にしましょう。

ハイゼットカーゴの給油方法

ハイゼットカーゴの給油口が開きましたら給油が実施できるのですが、その前に給油口の中にある燃料口のキャップを外します。

燃料口は燃料タンクまでつながっているパイプ部分ですが、この燃料口には密閉するフタとなる燃料口キャップがかぶさっています。

燃料口キャップは燃料口にねじ込み式で固定されているので、左に回していくことで燃料口キャップを取り外します。

外した燃料口キャップは車体とフタでつながっているので紛失防止ができていますが、さらに燃料口キャップを給油口のフタの裏にひっかけられるので、ブラブラしないように固定しておきましょう。

燃料口キャップが外れたらガソリンスタンドの給油機のプロープを差し込んで給油を実施しましょう。

給油が完了しましたら給油機のプロープを取り外してから燃料口や給油口を閉める作業に移りましょう。

MEMO

燃料口キャップは右回しでねじ込む形で取り付けできるようになっていますが、ある程度締め込んでいくことで「カチッカチッ」という音がすればきちんと閉まっている合図です。

その後燃料口は手動で押し込むことでロックすることができ、車体に沈むぐらいのあたりで自動的にロックがかかって給油作業は完了となります。

このとき燃料口キャップが給油口の裏に引っ掛けてあると給油口を閉めるときに引っかかるのですが、これが燃料口キャップを締め忘れないためのフェールセーフになっているので給油口が閉まらないときには再度チェックしましょう。

ハイゼットトラックの給油口の開け方と給油方法

ハイゼットトラックは給油口の開け方がハイゼットカーゴとは違っており、トラックとしての標準的な給油口の開閉方式となっています。

ハイゼットトラックの給油口は昔の乗用車には多かった鍵穴式となっているのですが、更にシンプルな構造で燃料口キャップに直接鍵穴がついています。

ポイント

ハイゼットトラックには給油口のフタのような部分はなく、燃料口が直接外部に露出しているタイプです。

これは荷台のあるトラックでは通常のレイアウトで、開き方は燃料口キャップの中央にあるカバーをまず押し上げて開き、その中にある鍵穴に車のキーを差し込んで回すことでロックが解除されます。

そして燃料口キャップを抜き出して燃料口を開けますが、その際はゆっくり燃料口キャップを回して取り外し、紛失防止のひもがねじれたりしないように注意しましょう。取り外した燃料口キャップのひもを近くにあるフックにかけることで固定できます。

その後の給油作業などはハイゼットカーゴと同じですが、給油完了後には燃料口キャップを閉めると作業が完了します。

MEMO

燃料口キャップは取り外したときと逆方向に回してかぶせるのですが、その後にもう一度燃料口キャップの中央にあるフタを開いてキーを差し込む必要があります。

燃料口キャップが正しい位置にはまっていればキーを差し込んで右に回すことでロックがかかるようになっています。

こういった作業はハイゼットカーゴでの燃料口キャップの取り付けよりはわかりにくい作業であり、レンタカーなどで給油するときには車に備え付けられている取扱説明書を見て確認しましょう。

なおハイゼットトラックの燃料口キャップはシンプルでハイゼットカーゴのように閉め忘れ防止の構造はないので、燃料口の締め忘れには気をつけましょう。

ハイゼットの給油口が開かない場合の対処法

ハイゼットの給油口の開閉構造はハイゼットカーゴでもハイゼットトラックでもシンプルな構造で信頼性は高いのですが、万が一故障すると対処が面倒な場合があります。

こちらもハイゼットカーゴとハイゼットトラックそれぞれでご紹介します。

ハイゼットカーゴの給油口が開かない場合

ハイゼットカーゴの給油口はレバー式の開閉方式となっているのですが、この構造が故障すると対処が非常に難しいこととなります。

ハイゼットカーゴの給油口のレバーであるフューエルリッドオープナーは運転席ドアの下辺りにある給油口のロックまでワイヤーなどで機械的につながっており、フューエルリッドオープナーを引くことでワイヤーでロックを引っ張って解除します。

この機構は機械的にはシンプルで信頼性も十分にあるのですが、車の年式が古くなってくると経年劣化や錆の発生などによって動かなくなってしまうことがあります。

特にワイヤーが切れるとフューエルリッドオープナーをいくら引いても給油口が開くことはなく、ガソリンスタンドなどでこの状態になると燃料が少ないにもかかわらず給油ができないという事態に陥ります。

もしこの状態になってしまうと個人での緊急対処などは基本的に不可能で、専門会による修理対応が必要となってしまいます。

そのためガソリンスタンドなどで故障に気づいたときには普段整備をしてもらっているディーラーや自動車修理工場に連絡を行い、その後の対処を相談する必要があります。

また修理をするにしても車をディーラーや自動車修理工場まで運ばないと行けないのですが、近場であればともかく燃料が少ない状態ではそこまで自走して移動できない場合も出てきます。そういったときには陸送など他の手段での車の移動も考えなくてはならなくなるでしょう。

ハイゼットトラックの給油口が開かない場合

ハイゼットトラックの給油口の場合はハイゼットカーゴのようなレバー式とは構造が違い、故障の問題もかなり状況が変わってきます。

ハイゼットトラックでは給油口のフタはそもそもなく燃料口のキャップにロック機構が付いています。

そのため給油口の開閉機構が故障して給油できないという事態は起こらないのですが、一応ハイゼットトラックでの故障事例としては燃料口にある鍵穴のロック機構が動かなくなってしまうという場合はあります。

もし鍵穴にキーが刺さらなくなったりキーを差し込んでも回らなくなってしまったらハイゼットカーゴ同様給油が実施できない状態となるので、そういったときには同様に修理対応が必要となります。

ですがハイゼットトラックの鍵穴式はレバー式よりさらに構造がシンプルなので、そもそも故障するという事態はかなり稀です。

鍵穴は車のドアに使われている鍵などと同じなので、これが故障する事態がほとんどないように燃料口のロックが故障する自体もかなり稀でしょう。

給油口にある鍵穴自体もカバーで覆われる構造となっているので錆や雨などに強く、ハイゼットカーゴの給油口よりはさらにでしょう。

ハイゼットの給油口レバー、鍵穴などが壊れた場合の対処法

ハイゼットの給油口カバーや鍵穴などのロック機構が故障してしまうと緊急時であっても応急修理などの対処は難しく、修理対応がどうしても必要です。

ハイゼットカーゴの給油口のフタやハイゼットトラックの燃料口キャップのロックは故障してしまうとその他の手段で燃料口を開ける方法がなく、個人で緊急修理したりしようとすると被害が拡大してしまうこともあります。

ポイント

ハイゼットカーゴのフューエルリッドオープナーや給油口のロックは車内をワイヤーなどでつながっているのですが、そのワイヤーはシートの下やパネルの奥などに入っているのでアクセスすることは難しく修理ができません。

またガソリンスタンドのスタッフなどでも修理は難しい部分であり、ディーラーや自動車修理工場で部品を外した上での修理をしなければなりません。

ハイゼットトラックの場合にも燃料口キャップに鍵穴があるというシンプルな構造ではあるのですが、この箇所の故障も鍵穴が動かなくなったら開ける方法がありません。

無理やり燃料口キャップをねじったり回そうとしたりすると燃料口のパイプ自体を破損してしまうこともあり、キーを差し込んでも回らないときには先にディーラーや自動車修理工場に連絡して対処を確認しましょう。

なお故障したところの近所に自動車修理工場があれば完全修理とはいかなくても緊急修理として給油口や燃料口を開いてもらえるかもしれません。

ハイゼットの給油口カバー・ステッカーおすすめ

ハイゼットは商用車がメインの車種ではありますが、給油口や燃料口をドレスアップするアフターパーツがあります。

ハイゼット HIJET 給油口ステッカー Aタイプ 全26色 【車 フューエルステッカー シール デカール フィルム かっこいい fuel ワーニング warning 注意書き カッティング】【名入れ】【文字 変更可】

ハイゼットカーゴではおもに給油口のフタをドレスアップするパーツとなっていますが、こちらのパーツはステッカー式のパーツとなっています。

この給油口のステッカーはある程度汎用のものですが、文字でアクセントを与えてくれるものでありその中にハイゼットの車名が入っているので面白いです。

またこのステッカーはシールタイプのステッカーなので個人でも施工が可能で、自分でやってみるのも面白いです。

こちらのドレスアップパーツはハイゼットトラックやその派生モデルであるハイゼットジャンボの専用部品となっており、燃料口キャップにかぶせる形のカバーになっています。

このパーツはステンレス製となっているので見た目が一気に豪華に早変わりし、意外とカスタム要素の多い軽自動車のトラックにアクセントを与えてくれる一つのパーツとして便利です。
またこちらも取り付けも簡単なので個人で十分に作業できます。