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フェラーリのハイブリッドシステムの特徴!車の種類一覧と人気車種1つ!口コミ/評判はいかに?!

フェラーリは世界有数のスーパーカーメーカーとして非常に有名で、車好きなら一度は触って見たいと思う車でしょう。

そんなフェラーリですが、近年ハイブリッド車の開発を積極的に進めています。

今回はフェラーリのハイブリッド車に関してご説明します。

フェラーリのハイブリッド車の特徴

フェラーリ ハイブリッド参考:auto.ferrari.com

ハイブリッド車はエンジンとモーターを併用して車の燃費を向上させる技術で、日本のトヨタ自動車が世界初の量産型ハイブリッドを登場させたことで、その後一気に世界に広がりました。

ハイブリッド車の特徴はなんと言っても燃費が従来のガソリン車よりも大幅に高まるという点にあり、これまでガソリンエンジンが走行中に非効率で燃費を悪化させていた部分をモーターで補うことで燃費を伸ばします。

モーターで走行中にはエンジンを完全に停止させることも出来、その間の燃料消費は完全に停止できます。またモーターでエンジンの出力やトルクをアシストすることも可能で、比較的小型のエンジンでもモーターを併用すれば高い走行性能を発揮することも出来ます。

これらの特徴を活かして国内のみならず世界中のメーカーが燃費の良いハイブリッド車の開発を進めていますが、フェラーリのようなスポーツカーに対してはあまりそぐわない技術のようにも見えます。

ですがフェラーリのハイブリッドには世界最高峰レースのF1が関係しています。

フェラーリとF1の関わり

フェラーリは量産型のスポーツカーを主に発売するメーカーですが、昔からモータースポーツにも力を入れており、世界最高峰レースであるF1(Formula 1)にも最初期から参戦しています。

フェラーリの量産車の開発には常にF1を始めとするモータースポーツで培った技術が取り込まれており、エンジン、車体、サスペンション、ブレーキなど走行性能に関する技術のフィードバックが量産車の性能向上には不可欠です。

F1は1950年から現在まで続く歴史の長いレースですが、その間何度もレギュレーションが変更されており、その都度さまざまな技術開発が必要となります。

そのうちの1つに「KERS」というシステムがあり、これがフェラーリのハイブリッド技術の中核となっています。

MEMO

KERSは日本語では「運動エネルギー回生システム」と呼ばれており、「Kinetic Energy-Recovery System」の頭文字を取って名付けられました。

KERSは簡単にいえばレース用のハイブリッドシステムであり、走行中の走行エネルギーの一部を回生ブレーキで電気として回収し、その電機を利用して任意のタイミングでモーターを作動させます。

それによりF1カーの出力が一時的に増加し、レース中の追い抜き(オーバーテイク)などに使うことができるシステムです。

KERSの導入には様々な理由がありますが、1つはモータースポーツであっても環境へのアピールをする必要が出てきたため、エコカー技術として定評のあるハイブリッドシステムを採用したことです。

また他にもエンジンのレギュレーションが厳しくなって差別化が難しくなったため別の技術競争の機会を与えたことや、レース中のオーバーテイクの機会を増やすことで活性化を図るなどです。KERSの開発は各メーカーに委ねられたのですが、そのうちの1つがフェラーリでした。

フェラーリはKERSが導入された2009年度から一貫して独自に開発、採用しているメーカーでフェラーリのハイブリッド技術はまさにここで成熟されたものです。現在フェラーリの市販車に搭載されているハイブリッドシステムもKARSがベースとなっています。

フェラーリのハイブリッドシステム

フェラーリ HY-KERS参考:auto.ferrari.com

フェラーリの市販車に使われるハイブリッドシステムは「HY-KARS(ハイカーズ)」と呼ばれており、名称の通りKARSをベースとしたものとなっています。

ポイント

HY-KARSは変速機として利用するモーター1基、及びエンジンアシスト専用のモーター1基を搭載する2モーター式のハイブリッドシステムです。

システム的にはモーターでエンジンのアシストをメインで行うマイルドハイブリッドシステムで、モーターのみでの走行は出来ないようになっています。

ですがそもそもKERSは燃費の向上を目的としたシステムではなく、あくまでエンジンの補助をして出力とトルクを高めることが目的です。

ハイブリッドシステム用の駆動用バッテリーにはリチウムイオン電池を採用しており、そこへの充電は回生ブレーキシステムによって主に行われます。また巡航運転時にも充電が行われるので外部からの充電は不要です。

HY-KERSは現在まで後述する「ラ・フェラーリ」にしか搭載されていませんが、非常にパワフルなシステムとなっておりHY-KERSのみでの出力は163馬力に登ります。

またトルクも200N・m近いアシストが可能で、モーター出力だけでコンパクトカー用のエンジン程度の性能を持っています。

そこにさらに大排気量のV12気筒エンジンが搭載されることで、ラ・フェラーリの走行性能は従来より大幅に向上するのです。

ハイブリッドシステムは一般的には燃費を追求する効率重視のユニットになるのですが、フェラーリに関してはあくまで走行性能、出力、トルクなどの強化のためのシステムとなります。

ですが実際にはCO2排出量も50%削減できるなど環境性能にも秀でており、フェラーリの未来を見据えた車にもなっています。

フェラーリのハイブリッド車の耐久性/故障のしやすさ

フェラーリのハイブリッド車は現在の所「ラ・フェラーリ」のみとなっており、あまりにも希少な車種であるためハイブリッドっシステムの故障などに関して正確な情報はありません。

ですがHY-KERSはそのベースを高い耐久性が必要なF1の技術としており、基本的な耐久性や信頼性は高いことが予想されます。また非常に高価な車であることから設計に関しても信頼性は高いといえるでしょう。

一方でフェラーリというメーカーとしての耐久性や信頼性に関しては、国産メーカーよりは低いのが現状であり、そういった意味では国産車より故障率は高くなるでしょう。

とはいえ故障箇所はハイブリッドシステムに限ったことではなく、他の部分での故障率のほうが高くなるでしょう。

フェラーリのハイブリッド車の評価・評判

フェラーリのハイブリッド車の評判についてもその台数の少なさからあまり見かけることはありませんが、そのために当時はかなりの注目を受けたことが次のツイートからもわかります。

ラ・フェラーリの登場時にはかなり異例のキャンペーンが行われたようで、フェラーリ市販初のハイブリッド車ということで非常に大きな注目をされていました。事前キャンペーンなども行われ、その注目の高さが透けて見えますね。

一方でフェラーリが今後ハイブリッド車を投入していくに当たって、次のような懸念を持っている人もいるようです。

フェラーリといえばやはり世界最高峰の性能を持つスポーツカーのイメージが強く、ハイブリッド車とはあまりにもかけ離れたものです。

そのため今後フェラーリがハイブリッドを拡充していくと発表したことから、将来性としてこれまでのスタンスと大きく変わっていかないかがファンの間でも注目されているようです。

とはいえフェラーリもいつまでも環境負荷の高い車ばかり作ってはいられないので、ハイブリッド化は正常な流れの1つといえるでしょう。

フェラーリのハイブリッド車の種類・ラインナップ

フェラーリ ラ・フェラーリ参考:auto.ferrari.com

フェラーリのハイブリッド車は現在の所「ラ・フェラーリ」のみで、この車が同社初の市販型ハイブリッド車です。

ラ・フェラーリは2013年に発売された車ですが、フェラーリの最高級スーパーカーに位置づけられる車種でフェラーリの技術の粋を集めた車となりました。

スペックラ・フェラーリ
エンジン6,262cc V型12気筒DOHC
モーターHY-KERSシステム
駆動方式4WD
最高出力800PS/9,000rpm
システム合計出力:963PS/9,250rpm
最大トルク700N・m/6,750rpm
システム合計トルク:900N・m
モーター出力163PS
モータートルク不明
最高速度350km/h以上

前述でもご紹介したHY-KERSシステムによって出力、トルクとも大幅に底上げがなされていますが、そもそもエンジンだけでも十分すぎる性能を持っています。

ポイント

6.3Lというとてつもなく大きなV12気筒エンジンは800馬力を叩き出し、V12エンジンの吹け上がりで9,000rpmまで官能的な音を響かせます。

その結果0-100km/h加速は2.4秒で、0rpmから最大限のトルクを発揮できるモーターアシストがあってこその性能です。

現時点においてもこの加速性能はハイブリッド車の中ではポルシェ 918スパイダーと同タイムで、世界トップです。また最高速度も350km/Lと非常に高速で、フェラーリを代表する1台と言えるでしょう。

ラ・フェラーリは499台限定生産となっており、当然ながら現在は生産終了となっています。限定ということもあって、当初1億6,000万円の価格だったラ・フェラーリは、現在の市場価格では7億円近くまで高騰しているようです。

今後発売予定のフェラーリのハイブリッド車

フェラーリはスポーツカー、スーパーカーメインのメーカーということもありハイブリッド車への参入は限定的でしたが、前述のツイッターにもあるように今後は採用を拡大する計画のようです。

2018年9月に発表されたフェラーリの方針では、2022年までに新型車の6割をハイブリッド化すると発表しています。

フェラーリにもいくつかカテゴリーがありますが、そのうちスポーツカー系の車種に関しては全車がKERSをベースとしたハイブリッドシステムを組み込んでいくようです。

現在はフェラーリ488や812スーパーファストなどが属するカテゴリーなので、フェラーリのスポーツカーは電動化されます。

またラグジュアリーカーの一種であるグランツーリズモに関しては、燃費と環境性能を重視した「プラグインハイブリッドシステム」が組み込まれるようです。

プラグインハイブリッドはハイブリッド車のバッテリーを外部から充電できるようになるシステムで、従来のハイブリッド車よりもモーターのみでの走行領域を増やすことで燃費を大幅に向上させる技術です。

現在はポルトフィーノやGTC4ルッソなどが属するカテゴリーですが、こちらはスペック重視のハイブリッドシステムではなく環境重視のものになるようです。

このようにフェラーリには急激にハイブリッド化の流れがきており、ここ数年での進化は非常に大きいものとなるでしょう。

フェラーリのハイブリッド車の理想的な運転方法・コツ

フェラーリのハイブリッド車はラ・フェラーリしかありませんので、現時点では入手すること自体があまり現実的ではありません。

ですがもし購入できたとしたら、そのハイブリッドシステムは国内のどのハイブリッド車とも違うものですので、あまり燃費のことなど考慮する必要はないでしょう。

フェラーリの持つ世界最高の性能を存分に味わうことこそ、この車の最良の乗り方です。そのためには公道などよりサーキットで走行することをおすすめします。