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エブリィの給油口の開け方を画像付きで解説!開かない場合の対処法も!

スズキ エブリィはスズキの軽自動車のバンで、商用車としての需要の多い車種です。

今回はそのエブリィの給油口についてご説明します。

エブリィの給油口の位置

スズキ エブリィ参考:www.suzuki.co.jp

スズキ エブリィは商用バンがメインの軽自動車で、荷室の広さを優先して設計されたセミキャブオーバーバンです。

エブリィは軽自動車の中でも結構歴史の古い車で、初代エブリィから数えるとなんと通算で12代目となっています。

エブリィはセミキャブオーバーバンということで車のほぼ全体が車室として設計されているレイアウトで、車の前側のオーバーハングが非常に短くなっているとともに後部のラゲッジスペースが広々と確保されており、小型でサイズ制限のある軽自動車ながら広々とした荷室を確保しています。

またエブリィは前席と後席の構成になっていますが、後席はしっかり収納することができてその分ラゲッジスペースをより広く活用することができます。

このレイアウトで荷物を運ぶ商用車としてのニーズが多いのですが、扱いやすさと利便性からプライベートユースでも使われる車になっています。

エブリィ フロント参考:www.suzuki.co.jp

そんなエブリィの給油口は一般的な乗用車とは位置が違っており、車の右側の運転席のドアのすぐ下になっています。

普通の乗用車では燃料タンクが車の後部にあるので給油口も後部にあり、後部ドアの後ろの右か左側に位置しています。

ポイント

これに対してエブリィでは燃料タンクが前側に近い場所に位置しており、給油口が車の前側に位置しています。

エブリィのフロントドアには下側に切り欠きのような四角い部分があるのですが、ここが給油口のフタになっておりここを開くと燃料口があります。

なおエブリィでは左側にも同様の切り欠きのデザインが入っていますが左側は開くような構造にはなっておらず、あくまで右側とデザインを合わせた形となっています。

エブリィの給油口の開け方

給油口

では次にエブリィの給油口の開き方をご紹介します。

なお給油をする前にはエブリィのウインドウやドアをしっかり閉めておき、パーキングブレーキをしっかりかけてエンジンも切っておきましょう。

エブリィの給油口の開き方

エブリィの給油口はレバー式で開くようになっており、操作自体は非常に簡単です。

MEMO

昔の車ではエブリィでもそうでしたが給油口のロック方式は鍵穴式が一般的で、給油口の近くにある鍵穴にキーを差し込んで回すことでロックを解除する方式です。

この方式はシンプルで長らく使われていたのですが、その後もっと簡単に給油口を開く方式としてレバー式が登場し、運転席の周りにあるレバーやボタンを操作することで給油口のロックを解除する方式が増えました。

ですが初期にはレバー式のフェールセーフとして鍵穴式も並行して採用されていたりしたのですが、レバー式の信頼性向上に伴って鍵穴式は廃止されていき、防犯の兼ね合いもあって現在ではレバー式のみという形が主流です。

エブリィのような商用車では以前はコストなどの観点から鍵穴式もまだまだ残っていましたが、現行エブリィでは既にレバー式となっています。

エブリィの給油口のロックを解除するためのフューエルリッドオープナーは運転席のシートの足下にあり、運転席に座っていると目視では見えない位置です。

ですが車から降りて運転席のシートの下を見ればすぐ分かる位置にありますし、慣れてくればブラインド操作でもフューエルリッドオープナーの位置を探り当てて開けることができるでしょう。

なおフューエルリッドオープナーにはガソリンスタンドの給油口のマークが入っていてわかりやすくなっていますし、車に備えつけられている取扱説明書にもフューエルリッドオープナーの位置が図入りで解説されているので、どうしてもわからない場合はこちらを参照しましょう。

エブリィの給油の方法

エブリィのフューエルリッドオープナーを引くと給油口のフタが少しだけ開きますので、その先は車の外に出て手動で給油口のフタを開きます。

給油口のフタは手動で全開まで開くことができますが、一応運転席のドアの真下に位置していますので車を下りるときに引っかかったりしないように注意しましょう。

給油口を全開するとその中には燃料口が位置していますが、燃料口のパイプには燃料口キャップがねじ込み式ではめ込まれており、まずはこれを取り外します。

燃料口キャップは左回しで回していけば簡単に取り外すことができるようになっており、数回回すだけで外すことができます。

取り外した燃料口キャップは車体と樹脂のひもでつながっているのでおちないようになっていますが、更にそのひもを給油口の裏に設けられたホルダーに引っ掛けることでブラブラしないようになります。

燃料口が開いたらそこにガソリンスタンドの給油機のプロープを差し込んで給油を開始します。

そして給油が完了したらプロープを抜いてから燃料口キャップを締め付けますが、締め付ける際には外したときと逆の右に回してねじこんでいきます。

MEMO

なおねじ込んでいくとあるところで「カチッカチッ」という音がしますので、この音がしたら燃料口キャップがしっかり閉まった合図となっています。

その後給油口のフタを手動で押し込んで閉めていくとボディに沈み込むあたりでロックがかかりますので、浮いてこなくなったらしっかり閉まっています。

なお燃料口キャップを外した状態では給油口を閉めるときにじゃまになって閉まらなくなるのですが、これは燃料口キャップの閉め忘れ防止につながっているのでもしうまく給油口が閉まらないときには一度確認しましょう。

エブリィの給油口が開かない場合の対処法

エブリィの給油口はシンプルな構造で故障もほとんどないのですが、もし万が一故障してしまうと給油ができず個人での対処はなかなか難しい部分です。

エブリィの給油口を開くフューエルリッドオープナーは給油口のロックと簡単なワイヤー構造でつながっており、フューエルリッドオープナーを引くと機械的にワイヤーでロックを引っ張って解除する形です。

ポイント

エブリィではフューエルリッドオープナーと給油口の位置がかなり近いので一般的な乗用車に比べると非常に経路もシンプルなのですが、万が一車が古くなってきての経年劣化などによってワイヤーが切れてしまうと給油口を開くことができなくなります。そして給油口が開けないと当然ながら給油ができませんので、意外と対処が大変です。

もし給油口の機構が故障して開かなくなってしまうと、個人でその場で対処することは難しくしっかりした修理対応が必要となります。

まず給油口が開かなくなってしまったことに気づいたときには普段整備をお願いしているディーラーや自動車修理工場に連絡を取り、今後の対応を相談しましょう。

多くの場合はディーラーや自動車修理工場に車を入庫しての修理なのですが、給油口が開かないと燃料不足で入庫するために自走できない可能性が出てきます。

近距離であれば燃料の残量と相談しながら可能ならすぐに自走して入庫することが望ましいですが、遠出をしていたり旅行先などでトラブルにあってしまったときには車をトラックなどで陸送するような対処も考えなければなりません。

いずれにしてもガソリンスタンドなどでその場での対応は難しいので、意外と悩ましい故障です。

エブリィの給油口レバーが壊れた場合の対処法

エブリィの給油口が開かなくなった場合には修理対応が必要となるのですが、その修理はとても個人でちょこちょこ行えるものではありません。

エブリィのフューエルリッドオープナーから給油口のロックまでは車内でワイヤーなどでつなげているのですが、このワイヤーは車内からは見えないような位置に配置されています。

エブリィの運転席や車内パネル、ピラーの内側など隠れた位置に這っているので故障していてもそこまでアクセスするのは簡単ではなく、さまざまな周辺部品の取り外しも伴う作業となります。

また取り外したとしても交換部品などもなければならず、いずれにしてもガソリンスタンドなどで簡単に直すレベルの内容ではありません。

ディーラーや自動車修理工場であれば比較的簡単な修理ではあるので部品があれば対応は速いのですが、残りの燃料が少なかったら修理待ちがあるとその間は車は預けっぱなしにするしかないでしょう。

MEMO

なお一部の車種ではこういったトラブルのフェールセーフのために給油口のロックを別の手段で解除できる構造を持つ車種もあるのですが、エブリィには現時点でこういった構造はありません。

ですのでガソリンスタンドで給油できなくなった場合には他の対処方法はなく、ディーラーや自動車修理工場への連絡と修理対応しか方法はないでしょう。

なおガソリンスタンドのスタッフでも車内の部品を外しての修理などは難しく、いくらお願いしても厳しいでしょう。

エブリィの給油口カバー・ステッカーおすすめ

では最後にエブリィの給油口をドレスアップするためのアフターパーツをご紹介します。

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まずこちらのドレスアップパーツは比較的汎用品のステッカー式のパーツとなっていますが、現行のエブリィにも使用できるものです。

ステッカーのデザインはさまざまな文字を組み合わせたものとなっており、これを貼り付けることでエブリィの多少無機質なエクステリアデザインにアクセントを与えてくれます。

ステッカーにはエブリィの車名が入っているのでピッタリのデザインです。またステッカーはシール式で取り付けられるので個人でも簡単に施工することができ、すぐにでもドレスアップが完了します。

なおこちらのドレスアップパーツは現行エブリィではなく先代エブリィのものですが、こちらは給油口のフタ自体を交換するためのパーツとなっています。

ドレスアップパーツではなく純正デザインの部品ではありますが、給油口のフタの故障などによって交換部品が必要になったときにはこういった部品も活用できます。

こういったネット販売の部品なら多少納期が短く修理期間を減らすことができるかもしれません。