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エスティマのサイズ/広さ/大きさは狭い?寸法(車高/長さ/車幅/最低地上高/重さ)まとめ!

トヨタ エスティマはスタイリッシュなミニバンの先駆けともいえるものです。

今回はそんなエスティマのサイズや寸法などについてご紹介します。

エスティマのサイズ・寸法と広さ・大きさ

トヨタ エスティマ参考:www.toyota.com.tw

エスティマはトヨタを代表するミニバンの一つで、日本で1990年代に大人気となった車種です。

初代エスティマが登場したのは1990年ですが、当時の国産車がワンボックスタイプのミニバンしかない中でエスティマはスタイリッシュなボディデザインで一躍目を惹く存在として大人気となりました。

卵型のボディに7人〜8人乗車が可能な利便性の高さがあわさり、ファミリーカーとして必要なスペックを数多く併せ持った便利な車です。

エスティマは2代目、3代目と続いて2代目からはハイブリッドカーも追加されるなど、燃費性能も高くなりよりファミリーカーとしてのメリットも高まっています。

エスティマは現在のミニバンブームの流れを定着させた1台であるのは間違いないのですが、現在主流なのはトールサイズミニバンという背の高いミニバンです。

エスティマは比較的車高が低めのミニバンでありトールサイズミニバンの販売に押される部分もあり、2019年には生産終了となっています。

ですがエスティマのようなデザインのミニバンは逆に少なく珍しくなっており、未だに人気は根強く残っています。

そんなエスティマですが、サイズ感や寸法についてまずは外観についてご説明します。

エスティマの外観

 

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エスティマの外観サイズは次の通りとなっており、最終型の3代目エスティマのものとなります。

スペックエスティマ
全長4,820mm
全幅1,810mm
全高1,730mm〜1,760mm
ホイールベース2,950mm
トレッド(前/後)1,545/1,550mm
最低地上高145mm〜170mm
車両重量エスティマ(ガソリン車):1,730kg〜1,800kg エスティマハイブリッド:1,950kg〜2,020kg
タイヤサイズフロントタイヤ225/50R18 215/55R17 215/60R16
リアタイヤ225/50R18 215/55R17 215/60R16
ウインドウサイズフロントウインドウ約500mm✕1,600mm
サイドウインドウ約500mm✕約3,000mm
リアウインドウ約500mm✕1,600mm
ミラー幅約2,300mm
エンブレム・ロゴサイズ約100mm✕約100mm

エスティマの寸法

車の外観寸法には大きく分けて2種類の区分があり、5ナンバーサイズと3ナンバーサイズという区分があります。

5ナンバーサイズと3ナンバーサイズは以下の基準で決まっているのですが、4つある基準のどれか1つでも5ナンバーサイズを超えると3ナンバーとなります。

以前は5ナンバーと3ナンバーで税金などの分類があって重要だったのですが、現在ではそういった差はなくなっておりナンバーの区分だけです。

ですが5ナンバーサイズというサイズにはコンパクトな車というイメージが国内では根強く残っており、車のセールス上でこのサイズ感は重要です。

スペック5ナンバー3ナンバー
エンジン排気量2,000cc以下2,001cc以上
全長4,700mm以下4,701mm以上
全幅1,700mm以下1,701mm以上
全高2,000mm以下2,001mm以上

ですがエスティマの寸法は全長および全幅が5ナンバーサイズを越えており、エンジン排気量も2,000ccを越えていることから3ナンバーサイズとなっています。

国内市場のミニバンとしては結構全長が長いほうでありゆとりのあるサイズ感が特徴です。

全高についてはトールサイズミニバンに比べると低めの寸法となっており、全高はサイズの中では余裕があるので5ナンバーサイズにはしっかり納まっています。

エスティマは駐車場に収まるか?

次にエスティマのサイズ感で気になる点は駐車場に収まるかという点で、平置きの駐車場と立体駐車場の2つが主にあります。

まず平置きの駐車場は自宅の駐車場や契約駐車場で普段から停めることの多いものですが、その他にショッピングセンターなどでもよく見かけるものです。

ポイント

そのサイズ感は場所によってまちまちなのですが、おおよそ幅が2.5m・奥行き5.0mとなっている場合が多いです。

この寸法であればエスティマのサイズならしっかり収まるサイズ感となっており、平置きの駐車場で困ることはないでしょう。

一方で立体駐車場に関しては高さの制限が強く、昔からある立体駐車場の高さ制限は「1.57m」であることが多いです。

この高さ制限はセダン系やコンパクトカーが収まる高さとなっており、エスティマの全高では駐車することができません。

ですが近年はトールサイズミニバンの人気から高さ制限が2.0m〜2.5mとなっている立体駐車場が増えてきており、トールサイズミニバンより低いエスティマであれば十分収まるでしょう。

エスティマを立体駐車場に駐車する際には高さ制限に気をつけるとともに、新し目の立体駐車場を探すと良いでしょう。

その他の外観のサイズ感

エスティマの外観サイズで他に気になる点としてはウインドウサイズの広さがあり、車のサイズに対してのウインドウの比率が結構大きいです。

エスティマは初代からウインドウサイズの広さには定評があり、車内の開放感がとても高くて快適な車として人気が高かった車です。

最終型の3代目エスティマにもこの特徴が受け継がれており、幅が広く高さもしっかり確保されているウインドウは広々とした車内空間を演出するのにも役立っています。また後ほどご説明するドライバーの視界も良好で、運転しやすいという特徴もあります。

また他のサイズ感の特徴としてはホイールベースの長さがあり、タイヤの前後の間隔が大きく取られているためその分室内寸法が広々と出来ています。

このホイールベースの長さは走行安定性も高いという特徴もあり、高速道路などでは運転しやすい車となっています。

エスティマの内装

 

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次にエスティマの内装の寸法などについてご説明します。

スペックエスティマ
室内長3,010mm
室内幅1,580mm
室内高1,255mm
ラゲッジルーム高さ1,075mm
1,265mm
奥行き3列目使用:565mm 3列目格納時:820mm
運転席寸法高さ約1,100mm
約500mm
奥行き約900mm
助手席寸法高さ約1,100mm
約500mm
奥行き約900mm
2列目寸法高さ約1,100mm
7人乗り:約500mm✕2 8人乗り:約1,400mm
奥行き約1,000mm
3列目寸法高さ約1,000mm
約1,300mm
奥行き約800mm

エスティマの車内の広さ

まずエスティマの室内の広さについてですが、ミニバンらしく広々とした車内寸法になっています。

ポイント

まず室内長ですが、エスティマは3列シートで7人〜8人乗車できる車なので3.0m越えとかなり広々とした室内長をしています。

ホイールベースとほぼ同程度の寸法なので、タイヤの前後の間が室内長でしっかり使われています。室内幅に関しては車幅に対して標準的な割合の室内幅になっていますが、もともとが大型の車なので広くなっています。

室内高に関しては近年トレンドであるトールサイズワゴンが1.4m〜1.5m程度であるのに対し、車高が低い分1,255mmに納まっています。

ですが座席に座れば結構頭上空間は確保されていますので、乗用車としては広々としていると言っても良いでしょう。

エスティマのラゲッジルームの広さ

エスティマのようなミニバンは車内の広さに加えて沢山の荷物を載せることが多く、ラゲッジルームの広さも重要な点です。

エスティマのラゲッジルームは高さや幅は結構広々としたラゲッジ寸法となっており、高さのある大きな荷物を載せることも可能です。

ですがラゲッジルームの奥行きに関してはシートアレンジでの違いが大きく、3列目を使用した状態では奥行きは565mmとそこまで広くはありません。

ですがシートアレンジで2列目シートを格納した状態では820mmまで奥行きが確保できるので、結構長い荷物も載せられます。

3列目のシートアレンジは左右どちらかだけを選択的に倒すことができるので、乗員とラゲッジを両立することもできるでしょう。

その他の内装のサイズ感

エスティマの内装のサイズ感でもう一つ気になる点は3列シートのサイズ感で、1列目および2列目のシートより少し狭めになっています。

1列目と2列目シートのサイズはほぼ同様な高さ、奥行きをもっており、快適性の高いシートサイズとなっています。

特に2列目シートが最も快適感の高いシートとなっており、奥行きが広めにとってあって高級感のあるものです。

ですが3列目シートは高さや奥行きが1列目、2列目に比べると少し狭めになっており、補助的な使用が想定されています。

7人乗りか8人乗りが可能とはいっても実際に使用するのは2列目までのことが多く、3列目まで使うことは稀です。

3列目シートの寸法は前述したラゲッジルームの広さにも影響してきますので、寸法自体が少し狭めとなっており、快適性からすると少し劣っているといえます。

エスティマの運転

次にエスティマの運転性に関する寸法などについてご説明します。

スペックエスティマ
最小回転半径5.7m〜5.9m
ハンドルサイズ370mm

エスティマの旋回性

まずエスティマの運転性に関して気になる点は小回りが効くかどうかという点が重要で、車の最小回転半径が影響します。

最小回転半径は車のハンドルを左右どちらかに最大限切り、その後低速で1周走行した場合の半径を表しています。

ポイント

この最小回転半径が小さいほど車の小回りが効くのですが、軽自動車では4.5m前後、コンパクトカーは5.0m前後が一般的なスペックとなっています。

ですがエスティマの最小回転半径は5.7m〜5.9mと結構大きめとなっており、エスティマと同クラスの中型車が5.5m前後のスペックが一般的なのに対するとちょっと大きめとなっています。

これはエスティマのホイールベースが広いことが影響しているのですが、車の運転性としては少し悪化しているといえます。

とはいえ室内の広さを優先した結果ではあるので、エスティマという車としては仕方ないといえるでしょう。

エスティマの走行感覚

エスティマの走行感覚は車のサイズが結構大きいことから普通のセダンなどに比べれば少し運転しづらい点もあります。

エスティマのボディサイズは国内の中大型車としては大柄なボディをしており、車高が低いことを除けば大型ミニバンに匹敵するサイズ感となっています。

当然全長が長い分5ナンバー車などに比べれば運転しづらい部分もありますが、海外の車に比べればそこまで大型でもなく国内の道でも走行しにくいときはあまりないでしょう。

ただエスティマは座席のレイアウトがかなり広めに取られていることもあり、ドライバーシートは車のかなり前方側に配置されています。

そのため車の前方の見切りは非常に良く、デザイン的な面もあってドライバーは車の前方感覚をつかみやすい車です。

車のサイズは大きいですが、そういった意味ではサイズに対しては運転しやすいと言っても良いでしょう。

エスティマの車内の運転感覚

エスティマの車内からの運転感覚は見切りの良さも一つのメリットですが、その他にウインドウサイズの広さも良い影響を与えてくれます。

エスティマのウインドウサイズは前述で述べた通り広々としており、快適性や開放感が高いウインドウです。

ですがフロントウインドウの広さは運転時もメリットが多く、比較的寝ている形のウインドウサイズは前方のみならず左右の見切りがよく視界が広いです。

トールサイズワゴンなどでは切り立ったウインドウで左右が見づらい部分もありますが、エスティマではその点は大丈夫です。

またリアウインドウの広さもしっかり確保されており、ドライバーの後方視界も良好です。エスティマの後方のデザインは飛び出る部分が少なく車両感覚をつかみやすいこともあり、大きな車ながらドライバーが慣れればそこまで運転が難しくはありません。

リアサイドのウインドウの視界も良好なので、バックの際にも安全確認をしやすい車といえるでしょう。

エスティマのサイズの評判

エスティマのサイズに関してはTwitterでも色々な意見があり、その中から次のツイートをご紹介します。

現在国内のミニバン使用はほとんどがトールサイズミニバンとなっており、エスティマのようなタイプのミニバンは逆に希少になってきました。

ですがそのサイズ感は使いやすくてデザインも良好で丁度いいという意見があり、エスティマの生産終了を惜しむ声は多く見られました。

エスティマの走行感覚は現在の最新のミニバン系車種とも少し違っており、視認性や見切りなどの点で独特の運転感覚を持っているとおっしゃってます。

その運転感覚は初めて乗ると少し違和感があるかも知れませんが、慣れると乗用車感覚で運転できるでしょう。

エスティマを他の車と比較

では最後にエスティマとその競合車種のサイズ感やスペックを比較してみましょう。

スペックエスティマホンダ オデッセイ日産 エルグランドスバル レガシィ アウトバック
価格2,667,000円〜4,289,563円3,035,186円〜4,314,852円3,380,300円〜8,316,000円3,410,000円〜3,630,000円
全長4,820mm4,840mm4,835mm4,820mm
全幅1,810mm1,820mm1,795mm〜1,815mm1,840mm
全高1,730mm〜1,760mm1,685mm〜1,715mm1,805mm〜1,815mmB-SPORT、Limited:1,605mm X-BREAK:1,660mm
ホイールベース2,950mm2,900mm2,950mm2,745mm
トレッド(前/後)1,545/1,550mm1,560/1,560mm1,535/1,540mm1,575/1,590mm
最低地上高145mm〜170mm150mm145mm200mm
車両重量エスティマ(ガソリン車):1,730kg〜1,800kg エスティマハイブリッド:1,950kg〜2,020kg1,750kg〜1,890kg2,010kg〜2,200kg1,845kg〜1,855kg
タイヤサイズフロントタイヤ225/50R18 215/55R17 215/60R16215/60R16 95H 215/55R17 94V 225/45R18 91W215/65R16 225/55R18225/60R18、225/65R17
リアタイヤ225/50R18 215/55R17 215/60R16215/60R16 95H 215/55R17 94V 225/45R18 91W215/65R16 225/55R18225/60R18、225/65R17
室内長3,010mm2,935mm2,920mm2,030mm
室内幅1,580mm1,560mm1,665mm1,545mm
室内高1,255mm1,300mm〜1,325mm1,310mm〜1,325mm1,240mm
ラゲッジルーム高さ1,075mm1,030mm940mm750mm
1,265mm1,220mm1,190mm1,100mm
奥行き3列目使用:565mm 3列目格納時:820mm・380mm〜580mm(3列シート使用時) ・1,320mm(3列シート収納時)・310mm〜550mm(3列シート使用時) ・1,140mm(3列シート収納時)1,070mm
最小回転半径5.7m〜5.9m5.4m5.7m5.5m

エスティマとホンダ オデッセイのサイズ感の比較

エスティマのような天井の低いミニバンは現在結構珍しくなってきましたが、その中でもホンダはスタイリッシュなミニバンを特徴としておりオデッセイが直接的なエスティマのライバルでしょう。

ポイント

オデッセイは現在はホンダの最上級ミニバンと位置づけられている車で、トヨタのミニバンに対してはトールサイズワゴンのアルファードの対抗車種となります。

ですがアルファードのような1.8mクラスの車高を持つトールサイズワゴンではなく、オデッセイは前項が1.7m前後でエスティマに近いスペックをもっています。

全長や全幅もほぼエスティマと同等で、車のサイズだけを見ればエスティマのライバルと言ってもよいでしょう。

ですが比較した際に大きく差があるのが最少回転半径で、エスティマが5.7m〜5.9mと大きめに対してオデッセイは5.4mとかなり差があります。

このことからオデッセイのほうが小回りが効く車となっており、運転感覚は良好といえるでしょう。エスティマはその生産期間が非常に長いことから設計が少し古くなっており、最小回転半径などの点では最新型のオデッセイのほうが有利なのはしかたないでしょう。

エスティマと日産 エルグランドのサイズ感の比較

日産エルグランドもトヨタ アルファードやホンダ オデッセイと同クラスの高級ミニバンですが、最新型は背の低いミニバンになっておりエスティマとサイズは同クラスです。

エルグランドはもともと高級トールサイズワゴンの先駆けとして登場した車種で、トヨタ アルファードが生み出される原因となった車種でもあります。

ですが販売面でアルファードが大きくリードしたことから、現行型の3代目エルグランドは大きくコンセプトを変更し、スポーティな背の低めのミニバンとなりました。

そのためデザイン的にはエスティマと同じようなスタイリッシュに見えますが、寸法を比較してみるとエスティマよりは車高が高く一回り大きめの車といえます。

ですがホイールベースに関しては同スペックとなっており、最小回転半径もほとんど変わらないなど運転性は似たような点があります。

ですが車内の寸法に関しては室内長はエスティマのほうが少し長くなっており、シート感の余裕などは案外エスティマも悪くありません。

しかし室内幅や室内高などはさすがにエルグランドのほうが広く、流石に高級ミニバンといえるでしょう。

ただラゲッジルームはエスティマのほうが全体的には広々としているので、荷物を載せる際にはエスティマも良好なスペックです。

エスティマとスバル レガシィ アウトバックのサイズ感の比較

レガシィはスバルの伝統的なセダンもしくはステーションワゴン系列の車ですが、スバルにはミニバンがない代わりにこのレガシィ アウトバックがラインナップされています。

レガシィ アウトバックはミニバンではなくクロスオーバーSUVという車種ですが、ハッチバックタイプの多目的にも使える車でありエスティマと競合する部分が多い車種です。

寸法に関しては全長や全幅はエスティマとレガシィ アウトバックはほとんど変わらず同クラスですが、全高に関してはSUVのレガシィ アウトバックよりミニバンのエスティマのほうが高くなっています。

またレガシィ アウトバックは5人乗りの車なので2列シートで室内長はそこまで長くありませんが、室内幅や室内高はほとんど変わらず快適性はそんなに変わらないでしょう。

加えて3列目シートがないことでレガシィ アウトバックのラゲッジルームは広く取られており、2列目シート使用時にも1.0m近く確保できるので大きな荷物も載せやすい車です。

加えてレガシィ アウトバックは小回りも効きますし、SUVらしい高い走破性も併せ持っているので、レジャーやアウトドアに対しては5人乗りまでならエスティマより有利な部分があります。

総評

エスティマは30年近くトヨタを代表するミニバンとしてラインナップに残り続けていましたが、トールサイズワゴンの台頭によりモデルチェンジが行われず生産終了となりました。

ですがそのスタイリッシュなデザインと使い勝手の良さは現在でも好評なことが多く、長年培われてきたエスティマのコンセプトは決して悪くありません。

なおエスティマは今後数年で新型が登場するという噂もあり、まだまだ期待がもてる車種といえるでしょう。