エクリプスクロスは三菱の新型SUVで、世界戦略車として重要な車種です。
今回はそんなエクリプスクロスの納期に関してご説明します。
エクリプスクロスの納車期間・納期状況
参考:www.mitsubishi-motors.co.jp
エクリプスクロスは日本で2018年の3月から発売が開始された新型車で、まだ1年ほどしか経過していません。
三菱には以前から「エクリプス」という車名のスポーツセダンがあり、北米専用車として人気を誇っています。
エクリプスクロスはクロスオーバーSUVでスポーティなデザインですが、エクリプスとは直接的な関わりはなく、独自の車種として独立しています。
エクリプスクロスは北米や欧州、中国市場なども視野に入った世界戦略車で、海外市場に先行で投入された後に日本市場に導入されました。
そんなエクリプスクロスの現在の納期は次のとおりです。
エクリプスクロスの納期
エクリプスクロスの現在の納期は1ヶ月〜2ヶ月となっており、通常の新車の納期と同等の期間になっています。
エクリプスクロスは世界で発売から1年で80,000台を記録し、日本でも11,500台近くを販売した人気車です。
それでもエクリプスクロスの納期は安定しており、特別に長期間がかかるような車種にはなっていません。
そんなエクリプスクロスの納期についてはTwitter上でもいろいろな情報が挙がっていますので、次にそれをご紹介しましょう。
エクリプスクロスの納期に関する口コミ
エクリプスの納期に関する口コミはTwitterに次のようなものが見られます。
車を買うことにした。結局悩んで新車、エクリプスクロスかデリカD:2で悩みに悩みまくって値段と使い勝手と維持の面でD:2に軍配。色も悩みまくって彼女と意見が一致した黒に。もう返事はしたので来週契約して、冬の納車は色々と大変なので3月登録の4月納車とすることにした。楽しみ楽しみ
— ノシ。 (@noshi0820) January 12, 2019
この方は今年の1月中に注文され3月には納車が可能な状態になったようですので、1ヶ月半ほどの納期となっています。ただ実際の納車は冬の時期を避けて4月にされたようですね。
僕の次の愛車「エクリプスクロス」(カラー:ライトニングブルーマイカ)がディーラーに届いたとの連絡あり
ディーラーオプションやナビの取り付けがあるため納期はまだ先ですけど、先行して見せてくれると… https://t.co/y52LbcjUVr
— A M (@AM62016626) March 15, 2018
この方はエクリプスクロスの発売直後の2018年3月にディーラーに届いた新車を見られたそうで、発売直後でもすぐに納車できる体制にはなっていたようです。
その後ディーラーでオプション装備の装着を行って最終的に納車されます。
エクリプスクロスの納車期間・納期の理由
エクリプスクロスの納期が新車発売からあまり期間が経って無くても納期が安定している裏には、生産体制が確立されたあとに日本生産が開始されたことも大きな理由ですが、もう一つSUV人気の新たな展開も働いています。
エクリプスクロスの生産体制
エクリプスクロスは北米や欧州で先行で販売され、その1年あとに日本市場に投入されました。しかし日本市場向けのエクリプスクロスは国内工場での生産であり、海外生産車種を輸入する形にはなっていません。
もし輸入する形になっていたら輸送で期間がかかることで納期は長期化するので、国内生産ということが納期が安定している理由です。
また海外で先行で発売されたことで国内の予約と生産体制の構築にも時間が取れたことで、混乱なく安定した生産体制がしけたこともあるでしょう。
コンパクトSUVの需要
もう一つはエクリプスクロスが属するコンパクトSUV市場が活性化していることがあり、販売台数が見込めることから国内生産が可能となったこともあります。
通常海外をメインとした車種は、国内に導入される場合に台数が見込めないと国内生産を行わない場合もあります。
ですがコンパクトSUVは三菱以外の各社がゾクゾクと新型車を投入するほど活性化している市場であり、それまで三菱がラインナップしていなかったこのカテゴリーに参戦した車がエクリプスクロスだったのです。
そのため国内生産としても販売台数が見込めるカテゴリーであることから生産体制もしっかり対応させてあり、納期はしっかり安定した形で発売されたのです。
そして結果的にも1年で1万台以上発売する好調さを見せており、三菱の戦略は正解だったといえるでしょう。
エクリプスクロスのグレード・仕様・色ごとの納車期間・納期
エクリプスクロスにはいくつかのグレードとボディカラーが設定されていますが、人気のものを選ぶことで多少ながら納期を短くすることは可能です。
エクリプスクロスのグレードには大きく2種類あり、ベースグレードの「M」と上級グレードの「G」および「Gプラスパッケージ」があります。
この2つでエンジンなど主要なコンポーネントの違いはなく、基本的に装備の違いのみとなります。またGに標準装備されている安全装備がMではオプション設定となっており、これらの理由からGとGプラスパッケージで9割近い注文となっています。
またボディカラーに関しては定番といえるホワイト系やブラック系のカラーが人気で、「ブラックマイカ」や「ホワイトパール」の注文が特に多くなっています。
またその次にはエクリプスクロスのイメージカラーであるレッド系の「レッドダイヤモンド」が入っており、SUVらしく派手なカラーも人気です。
これらのグレードやカラーを選択することで納期は多少早くなる可能性がありますので、ディーラーに事前に確認しながら決めると良いでしょう。
エクリプスクロスの納車期間・納期の今後
エクリプスクロスの納期に関しては現状でも最短クラスの期間となっていますので、これ以上の納期短縮はあまり考えられません。
新車の納期は生産体制や輸送の状況によって多少前後するものの、1ヶ月ほどは標準的に必要なものですので、それ以上の短縮がされることは普通はありません。
エクリプスクロスは人気車種ではありますが他の車種を凌ぐほどではありませんので、今後もこの納期が続いていくことになるでしょう。
またマイナーチェンジなどが起こると一時的に納期が伸びたりすることもありますが、エクリプスクロスは新車発売からまだ1年ですので、納期に関係するようなマイナーチェンジは起こらないでしょう。
エクリプスクロスの納車期間・納期を早める方法
エクリプスクロスの納期を早めるには前述したようなグレードやボディカラーの選択で調整することもありますが、もっと納期を短くさせたいのであれば「登録済み未使用車」を探してみると良いでしょう。
登録済み未使用車とは、各自動車ディーラーが新車同然の車を中古車として販売している車で、完成車ですので納期はなく即納も可能となります。
この車はディーラーが販売ノルマ達成のために自社で登録した車であり、中古車市場には一定数の台数が存在しています。
走行距離もごく僅かで新車とほぼ同じクオリティですので、新車をすぐ手に入れられるような形となります。
ただ既に完成した車ですのでグレードやボディカラー、オプション装備の選択は出来ず、必ずしも希望通りの車になるかは微妙なところです。
とはいえ登録済み未使用車は人気グレードやカラーとなっていることが多いので、ニッチな仕様でなければほぼ希望通りとなるでしょう。
他の車の納車期間・納期
エクリプスクロスのようなコンパクトSUVはライバル車種も多く、いくつか比較検討が可能です。そんな他の候補車種をいくつかご紹介しましょう。
ホンダ ヴェゼル
ヴェゼルはホンダの主力車種の1つとなったコンパクトSUVで、その使い勝手の良さとデザインで高い人気を誇ります。ヴェゼルの納期もエクリプスクロスと同じく1ヶ月〜2ヶ月程度であり、納期に関する差はありません。
一番大きな違いはヴェゼルにはハイブリッドモデルがあることで、燃費性能に関してはヴェゼルハイブリッドのほうが上回ります。
ですがその分車両価格も高くなっていますので、コストパフォーマンスに関してはエクリプスクロスのほうが良好です。
ヴェゼルのデザインは少し落ち着いた形のものとなっていますが、エクリプスクロスは押し出しの強い力強いデザインになっているので、そのあたりも比較する点となるでしょう。
トヨタ C-HR
C-HRはトヨタの主力SUVの一つで、販売台数も非常に多い車種となっています。
C-HRの納期も1ヶ月〜2ヶ月となっており差はありませんが、こちらもエクリプスクロスにはないハイブリッドモデルが主力モデルとなっており、燃費性能はC-HRのほうが高くなります。
またデザイン的にもC-HRは強めのデザインとなっており、エクリプスクロスとは少し方向性は違いますがSUVらしいデザインといえるでしょう。
C-HRはトヨタ車ということでも人気があるのですが、エクリプスクロスと乗り比べて決めると良いでしょう。
スズキ エスクード
エスクードはスズキが以前からラインナップしているコンパクトSUVですが、これまではオフロード走行を重視した車種でした。
ですが現行車からは都会的なクロスオーバーSUVに変更され、エクリプスクロスと同じカテゴリーとなりました。
エスクードの納期も1ヶ月〜2ヶ月と変わりはありませんが、デザイン的にはエスクードのほうが幾分オフロード向きなものとなっており、エクリプスクロスのほうが都会的なデザインです。
ですがどちらの車種にもハイブリッドモデルはありませんので、燃費性能に関してはそんなに大きな差はありません。そのためデザインと各種装備の違いで比較すると良いでしょう。
エクリプスクロスの納車後・納車式の口コミ・レビュー
エクリプスクロスはTwitterに納車後のレビューのようなものも投稿されていますので、それもいくつかご紹介しましょう。
ついにエクリプスクロスの新車が納車されました! グレードは4WDのG plus package。
買う決め手になったのは一目惚れしたから。 イカツカッコいいフロントフェイス、個性的で既視感を持たせないリア、上質に纏まったインテリア、どれも琴線に響きまくりでした。 これから愛でていきます。 pic.twitter.com/1SO0G0908m— こうき (@0927Spyair) March 22, 2019
この方のエクリプスクロスは3月末に納車されたそうですが、この車の大きな特徴であるフロントフェイスや各種デザインに大満足されているようで、とても魅力的な車であることが伝わってきます。
インテリアなども満足されているようなので、末永く乗り続けていかれるでしょう。
三菱エクリプスクロス納車。ダイヤモンドレッド。うんまあ、控えめに言ってド派手だわ。 pic.twitter.com/p1rU0mcsGH
— ドングリ (@nekocatdqx) January 27, 2019
この方はダイヤモンドレッドのエクリプスクロスを納車されましたが、写真で見てもやはりカッコいい車です。
派手な見た目の車なのでレッドという鮮やかなボディカラーはとてもマッチしています。