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クラウンのメーカーオプションおすすめ1つ!後付けのものも人気度や価格とともに解説!

トヨタ クラウンは日本車の中でも歴史の長い高級車で、現在でも高い人気を誇る車です。

今回はそんなクラウンのオプション装備に関してご説明します。

クラウンのメーカーオプション

クラウン フロントから

クラウンは日本でもっとも有名な高級車と言っても良い車で、以前は「いつかはクラウン」というキャッチフレーズと共に憧れの車の代名詞となっていました。

現在はトヨタ アルファードなどの高級ミニバンにその座は奪われていますが、それでもクラウンの持つ高級感とスポーツ感はいまでも人気が高く、国産高級セダンの最高峰の1つとして存在感を発揮しています。

現行のクラウンは15代目を数えるほどモデルチェンジを繰り返してきましたが、フルモデルチェンジは2018年と非常に新しい車です。

現行クラウンではよりスポーツセダンとしての性格が色濃くなっており、デザインも走行性能も世界的な高級セダンとの競争力を獲得しています。

そんなクラウンにもさまざまなオプション装備が設定されており、次のようなものがあります。

メーカーオプション一覧と価格

クラウンのオプション装備には大きく分けて2種類あり、1つ目は車のオーダー時に一緒に注文するメーカーオプションです。

メーカーオプションはトヨタの生産工場で組み付けられるオプション装備で、後述するディーラーオプションのように後付できません。そんなメーカーオプションは次のようなものがあります。

種類オプション価格
エクステリアマイコン制御チルト&スライド電動ムーンルーフ(挟み込み防止機能+パワーOFF後作動機能付)108,000円(消費税抜き100,000円)
予防安全、ドライビングサポートパーキングサポートブレーキ(後方歩行者)/リヤカメラディテクション+パノラミックビューモニター&インテリジェントパーキングアシスト2(巻き込み警報機能付)125,280円(消費税抜き116,000円)
ITS Connect27,000円(消費税抜き25,000円)
視界リヤフォグランプ(リヤバンパー中央)10,800円(消費税抜き10,000円)
インナーミラー(デジタル)43,200円(消費税抜き40,000円)
インナーミラー(防眩)アクセサリーコンセントと一緒にオプション設定
オートワイパー(雨滴感知式)アクセサリーコンセントと一緒にオプション設定
ドアスマートエントリー&スタートシステム(スマートキー×2)※全ドアアクセサリーコンセントと一緒にオプション設定
電動式リヤサンシェード32,400円(消費税抜き30,000円)
電源、照明おくだけ充電12,960円(消費税抜き12,000円)
アクセサリーコンセント AC100V・1500W、コンセント(1個)※グレードによって価格差あり・非常時給電システム付 43,200円(消費税抜き40,000円) ・71,280円(消費税抜き66,000円)
AC100V・100W、コンセント(1個)28,080円(消費税抜き26,000円)
ナビ、オーディオ、コネクテッドT-Connect SDナビゲーションシステム+トヨタプレミアムサウンドシステム(16スピーカー/12chオーディオアンプ)101,520円(消費税抜き94,000円)
ETC2.0ユニット(VICS機能付)16,200円(消費税抜き15,000円)
タイヤ&ホイール225/45R18タイヤ&18×8Jノイズリダクションアルミホイール(ハイパークロームメタリック塗装)&センターオーナメント71,280円(消費税抜き66,000円)
215/60R16タイヤ&16×7Jアルミホイール(シルバーメタリック塗装)&センターオーナメント22,680円(消費税抜きー21,000円)
スペアタイヤ10,800円(消費税抜き10,000円)
その他寒冷地仕様(ウインドシールドデアイサー、PTC*29ヒーター[3.5L車のみ]など)※グレードによって価格差あり・6,480円(消費税抜き6,000円) ・14,040(消費税抜き13,000円)

クラウンのメーカーオプションはさまざまなアイテムが準備されており、便利な装備も沢山設定されています。

またメーカーオプションはクラウンのグレードによっても違いがありますが、一部は上級グレードでは標準装備化されているものもあります。

また電源のアクセサリーコンセントには他のメーカーオプションが一緒に組み合わされている場合もあり、いくつも一緒に装備されます。

オプション人気ランキング

上記のメーカーオプションの中から人気のアイテムを5つご紹介しましょう。

ランキング種類オプション価格
1予防安全、ドライビングサポートパーキングサポートブレーキ(後方歩行者)/リヤカメラディテクション+パノラミックビューモニター&インテリジェントパーキングアシスト2(巻き込み警報機能付)125,280円(消費税抜き116,000円)
2電源、照明アクセサリーコンセント AC100V・1500W、コンセント(1個) ※グレードによって価格差あり・非常時給電システム付 43,200円(消費税抜き40,000円)・71,280円(消費税抜き66,000円)
3エクステリアマイコン制御チルト&スライド電動ムーンルーフ(挟み込み防止機能+パワーOFF後作動機能付)108,000円(消費税抜き100,000円)
4ドア電動式リヤサンシェード32,400円(消費税抜き30,000円)
5予防安全、ドライビングサポートITS Connect27,000円(消費税抜き25,000円)

1位:パーキングサポートブレーキ他

クラウン パーキングサポートブレーキ参考:toyota.jp

1位は安全装備のメーカーオプションで、複数の機能が統合されています。

まずパーキングサポートブレーキとリアカメラディテクションは車の後方を警戒するシステムで、バックの際に後方にある歩行者や障害物、車などをセンサーとカメラで検知してドライバーに注意を喚起するシステムです。

また衝突の危険がある時には自動でブレーキサポートを開始し、積極的に衝突回避を行います。

ポイント

もう一つのパノラミックビューモニター&インテリジェントパーキングアシストは車の周囲を警戒するシステムで、パノラミックビューモニターは車の周りに設置されたカメラで車を上から見たような映像を作り出します。

またインテリジェントパーキングアシストはセンサーやカメラなどで駐車のアシストを行なうもので、楽に安全に駐車できるシステムです。

こういった安全装備は最新の車には採用が進んでいるもので、クラウンにはトヨタ最新のシステムが搭載されています。安全装備はメーカーオプションの中でも人気のものです。

2位:アクセサリーコンセント

クラウン アクセサリーコンセント参考:toyota.jp

アクセサリーコンセントは車の室内に普通電源のコンセントポートを追加するメーカーオプションですが、クラウンのこのオプションにはいくつものメーカーオプションが一緒に設定されます。

アクセサリーコンセントには出力の違いで2種類設定されており、1500Wのアクセサリーコンセントはさまざまな家電製品も扱えるものです。

この2つのアクセサリーコンセントにはどちらにも「自動防眩インナーミラー」、「オートワイパー」、「スマートエントリー&スタートシステム」が組み合わされており、便利な機能が多数設定されます。

中でもスマートエントリー、スタートシステムは便利なもので、鍵を所持しているだけで車に乗ってエンジンスタートまでできる楽な装備です。

こういった点があるのでアクセサリーコンセントは人気のメーカーオプションとなっています。

3位:マイコン制御チルト&スライド電動ムーンルーフ

クラウン マイコン制御チルト&スライド電動ムーンルーフ参考:toyota.jp

このメーカーオプションはいわゆるサンルーフで、さまざまな機能が付いた高機能なアイテムとなっています。

サンルーフはクラウンのようなセダン系の車種でも人気の装備で、以前から装着するユーザーが多かった装備です。最新のクラウンのサンルーフにはチルト機構とスライド機構が設定されており、どちらも電動で自動で開閉できるものとなっています。

サンルーフの効果の1つは車室内に多くの光を取り込めることにあり、車内が明るく広くなります。加えてチルト機能などによって一部サンルーフを開き、外部の空気を取り入れることによる換気効果などもあります。

加えてサンルーフの装備で高級感も出ますので、メーカーオプションの中でよく選ばれています。

4位:電動式リヤサンシェード

クラウン 電動式リヤサンシェード参考:toyota.jp

4位のリアサンシェードはクラウンのリアウインドウに設置する半透明の日よけで、なおかつ電動式で出し入れが可能です。

クラウンのようなセダンはリアウインドウに日よけや視認性などからスモークなどを着ける場合があるのですが、スモークは後方視界が悪くなるというデメリットがあります。

そこで電動サンシェードは必要なときだけスモークを設置できる装備となっており、不要な際には閉まって視界をよく出来ます。

セダン系の車種でもリアにこういった電動サンシェードを設定できる車は少なく、クラウンならではの便利装備といえるでしょう。

5位:ITS Connect

クラウン ITS Connect参考:toyota.jp

ITS Connectはトヨタの最新の安全装備の1つで、車車間通信や路車間通信ができるようになる装備です。

これまでの車の安全装備は1台の車の中で完結しており、車に設置したセンサーやカメラなどを駆使して安全を確保しています。

ですがITS Connectではそれに加えて車と外部を接続することでより精度の高い安全装備となっており、次世代の安全装備となっています。

このシステムによりほかの車の状況や道路の状況を逐一ドライバーに知らせることが出来、ドライバーが把握できる状況が増えます。

こういった最新の安全装置はクラウンのような大きな車には特に必要なものであり、選ぶ人が多いのもうなずけるでしょう。

おすすめオプション

では次に人気のメーカーオプションとは別におすすめのメーカーオプションをいくつかご紹介します。

インナーミラー(デジタル)

クラウン インナーミラー(デジタル)参考:toyota.jp

インナーミラーとはバックミラーのことでクラウンの室内に設置されているのですが、このメーカーオプションはミラー部分をカメラの画面としても使えるものとなります。

ポイント

ミラーには運転席後方の景色が鏡に映し出されるのですが、後席に人が乗っていたりすると案外視界が遮られるものです。

またクラウンのようなセダン系の車は後方視界がそこまで良くないので、特に後方の角などが大きな死角となります。

そこでこのメーカーオプションでは車の後方に設置されたカメラの映像をインナーミラーに直接映し出すことで、余計な障害物なしにクリアな視界を確保できます。

このことにより死角がほぼない状態でドライバーは後方確認が出来、より安全な走行ができるのです。
また不要な時には普通のバックミラーとしても使えるので、とても便利な装備です。

215/60R16タイヤ&16×7Jアルミホイール

クラウン ホイール参考:toyota.jp

クラウンにはメーカーオプションに18インチのアルミホイールもありますが、今回おすすめするのは特にホイールのデザインにこだわる人向けのものです。

このメーカーオプションは、表にもある通り装備すると値段を22,680円安くすることができる装備です。

一見するとよくわからない装備なのですが、このホイールは新車購入後に車外のホイールなどに交換することを想定しており、トヨタの完成車としてはもっともベーシックなホイールを装備したものとなります。

社外品のホイールはデザインが様々なものがあり、車の外観を大きく左右するドレスアップパーツの一つでもあります。

ですが新車の状態ではあくまでトヨタが純正で設定しているホイールを使う必要があるため、後々交換するのであれば安いほうの純正品で良いというわけです。

全ての人に必要な装備ではありませんが、あらかじめホイールを別のものに決めている人にはとてもありがたい装備でしょう。

いらないオプション

クラウンのメーカーオプションはユニークなものも多く便利なものとなっています。ですがその中であまり必要性のない場合があるオプションもあり、寒冷地仕様のメーカーオプションがこれに当たります。

MEMO

寒冷地仕様はその名の通り寒い地域で必要な装備をまとめた仕様で、ウインドシールドデアイサー、PTCヒーター(3.5L車のみ)などのヒーター系の装備が充実します。

また他にもエンジンの冷却水であったりバッテリーなどが寒冷地向けのものとなり、国内では東北、北陸、北海道などでは有用です。

ですがそれ以外の地域では冬場でもそこまで冷えることは稀なため、あまりいらない装備となります。

このことから通常は必要性が薄いためここでご紹介しましたが、一方で冬場にウインタースポーツなどで寒冷地に行くことがある人は、あらかじめ設定しておいたほうが良いでしょう。

なお寒冷地仕様は車の始動性やヒーター性能の強化などが高まりますが、車の走行性能が変わるわけではなく、雪道の走行自体は変わらず注意しなければなりません。

オプション総額

ではここまででまとめたメーカーオプションに関して、その支払総額をまとめてみましょう。

人気メーカーオプションの総額

人気ディーラーオプションを5種類全部装着した場合の総額が次となります。

なお車のグレードはトヨタ公式HPで一番人気の「HYBRID RS Advance」、ボディカラーやインテリアカラーは追加費用の無い仕様とします。またカーナビはこのグレードには標準装備されています。

グレード種類オプション価格
HYBRID RS Advance車両価格5,799,600円
税金等諸費用137,057円
予防安全、ドライビングサポートパーキングサポートブレーキ(後方歩行者)/リヤカメラディテクション+パノラミックビューモニター&インテリジェントパーキングアシスト2(巻き込み警報機能付)125,280円(消費税抜き116,000円)
電源、照明アクセサリーコンセント AC100V・1500W、コンセント(1個)※グレードによって価格差あり  ・非常時給電システム付 43,200円(消費税抜き40,000円)・71,280円(消費税抜き66,000円)
エクステリアマイコン制御チルト&スライド電動ムーンルーフ(挟み込み防止機能+パワーOFF後作動機能付)108,000円(消費税抜き100,000円)
ドア電動式リヤサンシェード32,400円(消費税抜き30,000円
予防安全、ドライビングサポートITS Connect27,000円(消費税抜き25,000円)
総額6,135,480円

人気のメーカーオプションを全て装備した場合のオプション総額は330,000円程度と結構な額に登りますが、クラウンのこのグレードはハイブリッドということもあり車両価格が結構高額ですので、このぐらいのオプション総額は許容範囲内でしょう。

支払総額では6,000,000円を超えていますが、ハイブリッドの高級セダンということでこのぐらいの額が現在は一般的です。

おすすめメーカーオプションの総額

では次におすすめのメーカーオプションを設定した場合の総額を計算してみます。

こちらも車のグレードは「HYBRID RS Advance」、ボディカラーやインテリアカラーは追加費用の無い仕様とします。

なおアルミホイールに関してはあまり一般的な装備ではありませんので、こちらでは除外します。

グレード種類オプション価格
HYBRID RS Advance車両価格5,799,600円
税金等諸費用137,057円
視界インナーミラー(デジタル)43,200円(消費税抜き40,000円)
総額5,979,857円

インナーミラー(デジタル)はメーカーオプションとしては結構高額なオプションで、専用のミラーと後部カメラがセットになっています。

そのため他のオプションと一緒に設定するには結構負担が大きいですが、単独で採用する分にはそこまででもないでしょう。

クラウンのディーラーオプション(後付けオプション)

クラウンにはメーカーオプションの他にディーラーオプションも豊富に設定されています。

ディーラーオプションはメーカーの工場で組み付けるメーカーオプションとは違って、ディーラーで取り付けるオプション装備です。

そのためディーラーオプションに関しては新車のオーダー時でなくても後から設定することができます。そんなクラウンのディーラーオプションは次のようなものがあります。

ディーラーオプション一覧と価格

クラウンのディーラーオプションは全部で100アイテム以上ありますので、今回はその中から20〜30アイテムに絞ってご紹介します。

種類オプション価格
エクステリアフロントスポイラー65,880円(消費税抜き61,000円)
リアスパッツ71,280円(消費税抜き66,000円)
エアロパーツセット(フロントスポイラー+リアスパッツ)137,160円(消費税抜き127,000円)
ピラーエンブレム3,780円(消費税抜き3,500円)
サイドプロテクションモール34,560円(消費税抜き32,000円)
リアバンパーステップガード21,600円(消費税抜き20,000円)
サイドバイザー(ベーシックタイプ)31,320円(消費税抜き29,000円)
バンパープロテクター4,860円(消費税抜き4,500円)
インテリアフロアマット(伝統工芸西陣織)105,840円(消費税抜き98,000円)
シートカバー(伝統工芸西陣織)124,200円(消費税抜き115,000円)
フロアマット(カラーセレクション)92,880円(消費税抜き86,000円)
フロアマット(エクセレントタイプ)81,000円(消費税抜き86,000円)
フロアマット(ロイヤルタイプ)54,000円(消費税抜き50,000円)
フルシートカバー(エクセレントタイプ)54,540円(消費税抜き50,500円)
プロジェクションカーテシイルミ19,440円(消費税抜き18,000円)
IR(赤外線)カットフィルム(リヤサイド)(スモーク、ダークスモーク)16,200円(消費税抜き15,000円)
ラゲージマット(ベーシックタイプ)15,120円(消費税抜き14,000円)
ラゲージソフトトレイ15,120円(消費税抜き14,000円)
スノー・レジャー用フロアマット(縁高タイプ)(運転席・助手席)11,340円(消費税抜き10,500円)
セーフティ・セキュリティキー付ホイールナット10,800円(消費税抜き 10,000円)
MODELLISTAフロントウイングスポイラーMODELLISTA 塗装済54,000円(消費税抜き50,000円) 素地 48,600円(消費税抜き45,000円) MODELLISTA for RS 塗装済 64,800円(消費税抜き60,000円) 素地 58,320円(消費税抜き54,000円)
サイドスカート MODELLISTA 塗装済 91,800円(消費税抜き85,000円) 素地 83,160円(消費税抜き77,000円) MODELLISTA for RS 塗装済 86,400円(消費税抜き80,000円) 素地 71,280円(消費税抜き66,000円)
リヤスタイリングキットMODELLISTA 塗装済 81,000円(消費税抜き75,000円) 素地 76,680円(消費税抜き71,000円) MODELLISTA for RS 塗装済 237,600円(消費税抜き220,000円) 素地 231,120円(消費税抜き214,000円)
TRDフロントスポイラー塗装済 61,560円(消費税抜き57,000円) 素地 56,160円(消費税抜き52,000円)
サイドスカート塗装済 77,760円(消費税抜き72,000円) 素地 72,360円(消費税抜き67,000円)
リヤバンパースポイラー塗装済 60,480円(消費税抜き56,000円) 素地 55,080円(消費税抜き51,000円)
リヤトランクスポイラー塗装済 37,800円(消費税抜き35,000円) 素地 34,560円(消費税抜き32,000円)
パフォーマンスダンパーセット97,200円(消費税抜き90,000円)
ドアスタビライザーセット1台分(4個)32,400円(消費税抜き30,000円)
19インチ鍛造アルミホイール「TRD SF4」&タイヤセット・G-Executive、G-Executive Four 1台分 708,480円(消費税抜き656,000円) ・除くG-Executive、G-Executive Four 1台分 686,880円(消費税抜き636,000円)
プッシュスタートスイッチ15,120円(消費税抜き14,000円)

クラウンのディーラーオプションの特徴としては、標準的な装備のものと特別仕様のものに分かれていることです。

標準的なディーラーオプションはエクステリアやインテリアのドレスアップを行なうものがありますが、それとは別に「MODELLISTA」という高級モデルと「TRD」というスポーツモデルがあります。

どちらもクラウンの持つスポーツセダンのデザインにマッチしたものとなっていますが、TRDはよりスポーツカー風の装備が多いですね。

オプション人気ランキング

ではこのディーラーオプションの中から人気のアイテムをご紹介しましょう。

ランキング種類オプション価格
1エクステリアサイドバイザー(ベーシックタイプ)31,320円(消費税抜き29,000円)
2インテリアフロアマット(ロイヤルタイプ)54,000円(消費税抜き50,000円)
3セキュリティ、セーフティキー付ホイールナット10,800円(消費税抜き 10,000円)

1位:サイドバイザー(ベーシックタイプ)

クラウン サイドバイザー(ベーシックタイプ)参考:toyota.jp

人気のディーラーオプションの中で一番人気となっているのはサイドバイザーで、便利さとドレスアップパーツも兼ねている点が陰気です。

サイドバイザーはドアの上側に装着するアクリル製のバイザーで、その効果は雨天時に発揮されます。

雨天時にバイザーがない状態だと窓を少しだけ開けるだけでもそこから雨が侵入してくるので外気の取り込みができないのですが、バイザーがあれば窓の上側を少し開けられるので、室内の空気循環ができます。

またサイドバイザーは外観上もスポーティな雰囲気を出せるドレスアップパーツでもあるので、クラウンにはもってこいのパーツです。

2位:フロアマット(ロイヤルタイプ)

クラウン フロアマット(ロイヤルタイプ)参考:toyota.jp

クラウンのディーラーオプションには何種類物フロアマットが用意されていますが、その中で人気なのはロイヤルタイプというものです。

フロアマットは運転席や助手席の床に敷くマットですが、泥や雨で汚れた靴で乗り込んでもマットによって床が直接汚れなくなっています。

ポイント

マットは取り外しができるので汚れてもすぐに掃除ができるのも便利な点です。また純正品のフロアマットはしっかり固定ができるので、ズレたりアクセルペダルに巻き込んだりということがないことも安全な点です。

ロイヤルタイプのフロアマットは何種類かあるマットの中で最廉価なもので、そのことも人気が高い要因の一つです。

ほかのカラーセレクションやエクセレントタイプは値段が1.5倍ぐらい高くなりますが、その分高級感やスポーツ感の高いデザインとなります。

またスノー・レジャー用フロアマットという10,000円ほどのアイテムもありますが、これはゴム製のマットでより泥汚れに強いアイテムになっています。その分高級感は薄いのでレジャー用という名前どおりといえるでしょう。

3位:キー付きホイールナット

クラウン キー付きホイールナット参考:toyota.jp

3位はセキュリティ関係のアイテムですが、このナットはタイヤの盗難を防止する特殊ナットとなっています。

クラウンのような高級車は昔からタイヤの盗難にあうことが多く、高額なアルミホイールなどを履いているとある日突然タイヤが盗まれているということもあります。

そこでこのディーラーオプションはホイールを固定しているナットに特殊なものを使い、専用工具でなければ外せないようになるものです。この構造により、通常では外すのが非常に大変になるので盗まれにくいものとなります。

トヨタの他の車種にもこのホイールナットはディーラーオプションにあるのですが、コンパクトカーやミニバンなどではあまり選ぶ人がいません。クラウンでこのアイテムが人気なのは高級車で盗難の危険が高いからです。

おすすめオプション

人気のディーラーオプションとは別におすすめのディーラーオプションもいくつかご紹介していきます。

シートカバー、フロアマット(伝統工芸西陣織)

クラウン フロアマット(伝統工芸西陣織)参考:toyota.jp

クラウンにはシートカバーやフロアマットに色々な種類があるのですが、その中でもクラウンだけの特別なものとして西陣織のシートカバーとフロアマットがあります。

西陣織は京都の伝統工芸の1つですが、車の内装に使われるのは稀なことで、日本を代表する高級車であるクラウンならではの装備です。

この西陣織のシートカバーはシックなデザインの中に特徴的なパターンが織り込まれており、高級感の漂うものとなります。またフロアマットにも同様なパターンが使われており、デザインの統一感が図られています。

そのためぜひシートカバーとフロアマットは西陣織のものでまとめると良く、クラウンにしかない装備ですのでとてもおすすめです。価格は少し高めなのですが、それだけの価値はあります。

リアバンパーステップガード

クラウン リアバンパーステップガード参考:toyota.jp

リアバンパーステップガードはトランクルームとバンパーの間に装着する樹脂製のパーツですが、このパーツはバンパーの傷つきを防ぐ効果があります。

トランクルームには様々な荷物を載せますが、重たい荷物を載せるときなどはバンパーの上に一度乗せたりすることがよくあります。

ですがそれを何度も行っているといつの間にかバンパーが傷だらけということも珍しくなく、クラウンのような高級車では特に気になる点でもあります。

そこで傷つきやすい部分に樹脂製のプロテクターを装着することでバンパーへの傷を防ぐ効果があり、長期間に渡って車を綺麗に使えます。

ディーラーオプションとしては安価でシンプルなアイテムではありますが、その効果は高くおすすめです。

TRDシリーズ

クラウン TRDシリーズ参考:www.trdparts.jp

クラウンのディーラーオプションの中でスペシャリティなアイテムにTRDシリーズがあり、クラウンにスポーティなアイテムをいくつも設定できます。

ポイント

TRD(Toyota Racing Development)はトヨタのモータースポーツやスポーツモデルを手がける部門で、量産車にもさまざまなパーツを供給しています。

クラウン向けにも多数のパーツがあり、TRD専用のスポーティなデザインを持つスポイラーやサイドスカートなどのエクステリアパーツや、専用のアルミホイールもあります。

またパフォーマンスダンパーは車の内側に付けることで車体のねじれを低減する装備で、これは走行性能や走行安定性などに寄与します。

ほかにはTRDらしい赤色のプッシュスタートスイッチやサンシェードなどのインテリアの小物も揃っており、TRDで一色揃えるとかなり印象の違うクラウンが完成するでしょう。

いらないオプション

クラウンのディーラーオプションはさまざまな有用なオプションが揃っているのですが、中にはあまり万人に効果のないものもあります。

そのうちの一つが「プロジェクションカーテシイルミ」というイルミネーションの一種です。

プロジェクションカーテシイルミはドアの下側に装着されるイルミネーションですが、その効果は「CROWN」という文字を地面に映し出すものとなっています。

一種のおもてなし用のイルミネーションではあるのですが、他のイルミネーションに比べると有効に活用できる場面は限られており、全ての人におすすめできるものではありません。ですが足元を照らすという効果もあるので、高級感を演出することはできるでしょう。

オプション総額

ではここまでまとめたディーラーオプションについて、こちらも総額を計算してみましょう。

人気ディーラーオプションの総額

まず人気ディーラーオプション3種類を組み込んだ場合の総額を見てみましょう。

こちらも車のグレードは「HYBRID RS Advance」、ボディカラーやインテリアカラーは追加費用の無い仕様とします。

グレード種類オプション価格
HYBRID RS Advance車両価格5,799,600円
税金等諸費用137,057円
エクステリアサイドバイザー(ベーシックタイプ)31,320円(消費税抜き29,000円)
インテリアフロアマット(ロイヤルタイプ)54,000円(消費税抜き50,000円)
セキュリティ、セーフティキー付ホイールナット10,800円(消費税抜き 10,000円)
総額6,032,777円

人気ディーラーオプション3種類の合計のオプション総額100,000円弱となっており、オプション総額としては比較的安価となっています。

車両価格が高いので総額は6,000,000円以上となりますが、それに対してオプション総額はむしろひかえめです。

おすすめディーラーオプションの総額

次におすすめのディーラーオプションの総額を計算しますが、こちらは西陣織のシートカバー、マットおよびバンパープロテクターとTRDパーツと結構多くの装備を取り付けます。

グレード種類オプション価格
HYBRID RS Advance車両価格5,799,600円
税金等諸費用137,057円
インテリアフロアマット(伝統工芸西陣織)105,840円(消費税抜き98,000円)
インテリアシートカバー(伝統工芸西陣織)124,200円(消費税抜き115,000円)
エクステリアバンパープロテクター4,860円(消費税抜き4,500円)
TRDパーツフロントスポイラー塗装済 61,560円(消費税抜き57,000円) 素地 56,160円(消費税抜き52,000円)
サイドスカート塗装済 77,760円(消費税抜き72,000円) 素地 72,360円(消費税抜き67,000円)
リヤバンパースポイラー塗装済 60,480円(消費税抜き56,000円) 素地 55,080円(消費税抜き51,000円)
リヤトランクスポイラー塗装済 37,800円(消費税抜き35,000円) 素地 34,560円(消費税抜き32,000円)
パフォーマンスダンパーセット97,200円(消費税抜き90,000円)
ドアスタビライザーセット1台分(4個) 32,400円(消費税抜き30,000円)
19インチ鍛造アルミホイール「TRD SF4」&タイヤセット・G-Executive、G-Executive Four 1台分 708,480円(消費税抜き656,000円) ・除くG-Executive、G-Executive Four 1台分 686,880円(消費税抜き636,000円)
プッシュスタートスイッチ15,120円(消費税抜き14,000円)
総額7,262,357円

この構成では高額のメーカーオプションが多数組み合わされており、支払総額は7,200,000円とオプション総額だけで1,200,000円以上かかっています。

ですがその内訳は大半がTRD専用のアルミホイール+タイヤで占められており、これだけで700,000円となっています。

タイヤもスポーツグレードのものとなっており高額なのですが、このディーラーオプションをやめるだけでもかなり費用は圧縮できるでしょう。

しかしここまでTRDパーツと西陣織のインテリアパーツで彩れば、かなりの満足度を得られるでしょう
クラウンは今でも高級セダンの一つであり、しっかりカスタマイズした1台も素晴らしいものとなります。

クラウンのオプション総額と値引き

ではここまでまとめたディーラーオプションとメーカーオプションを合わせた総額を計算してみます。
こちらも人気のオプションとおすすめオプションに分けて計算します。

人気オプションの総額

人気オプションはメーカーオプション5つ、ディーラーオプション3つを組み合わせたものとなっており、なかなかオプションがしっかりした1台です。

こちらもグレードは「HYBRID RS Advance」で、ボディカラーなどの条件も以前の計算と同じです。

グレード種類オプション価格
HYBRID RS Advance車両価格5,799,600円
税金等諸費用137,057円
予防安全、ドライビングサポートパーキングサポートブレーキ(後方歩行者)/リヤカメラディテクション+パノラミックビューモニター&インテリジェントパーキングアシスト2(巻き込み警報機能付)125,280円(消費税抜き116,000円)
電源、照明アクセサリーコンセント AC100V・1500W、コンセント(1個) ※グレードによって価格差あり・非常時給電システム付 43,200円(消費税抜き40,000円) ・71,280円(消費税抜き66,000円)
エクステリアマイコン制御チルト&スライド電動ムーンルーフ(挟み込み防止機能+パワーOFF後作動機能付)108,000円(消費税抜き100,000円)
ドア電動式リヤサンシェード32,400円(消費税抜き30,000円)
予防安全、ドライビングサポートITS Connect27,000円(消費税抜き25,000円)
エクステリアサイドバイザー(ベーシックタイプ)31,320円(消費税抜き29,000円)
インテリアフロアマット(ロイヤルタイプ)54,000円(消費税抜き50,000円)
セキュリティ、セーフティキー付ホイールナット10,800円(消費税抜き 10,000円)
総額6,231,600円

人気のオプション装備をまとめた仕様では支払総額は6,200,000円ほどと、ディーラーオプションだけのときと大きくは変わりません。

メーカーオプションのオプション総額が100,000もいかないからですが、ディーラーオプションでサンルーフなどの快適装備やさまざまな安全装備が組み合わされ、総合的な性能は高くなっています。

これでもオプション総額は300,000弱と、このクラスの高級セダンとしてはそこまで高額とはならないでしょう。

おすすめオプションの総額

次におすすめオプションで総額を計算しますが、こちらはメーカーオプションのアルミホイールが限られたグレードにしか付けられないため、今回の計算からは外します。

グレード種類オプション価格
HYBRID RS Advance車両価格5,799,600円
税金等諸費用137,057円
視界インナーミラー(デジタル)43,200円(消費税抜き40,000円)
インテリアフロアマット(伝統工芸西陣織)105,840円(消費税抜き98,000円)
インテリアシートカバー(伝統工芸西陣織)124,200円(消費税抜き115,000円)
エクステリアバンパープロテクター4,860円(消費税抜き4,500円)
TRDパーツフロントスポイラー塗装済 61,560円(消費税抜き57,000円) 素地 56,160円(消費税抜き52,000円)
サイドスカート塗装済 77,760円(消費税抜き72,000円) 素地 72,360円(消費税抜き67,000円)
リヤバンパースポイラー塗装済 60,480円(消費税抜き56,000円) 素地 55,080円(消費税抜き51,000円)
リヤトランクスポイラー塗装済 37,800円(消費税抜き35,000円) 素地 34,560円(消費税抜き32,000円)
パフォーマンスダンパーセット97,200円(消費税抜き90,000円)
ドアスタビライザーセット1台分(4個) 32,400円(消費税抜き30,000円)
19インチ鍛造アルミホイール「TRD SF4」&タイヤセット・G-Executive、G-Executive Four 1台分 708,480円(消費税抜き656,000円) ・除くG-Executive、G-Executive Four 1台分 686,880円(消費税抜き636,000円)
プッシュスタートスイッチ15,120円(消費税抜き14,000円)
総額7,305,557円

この仕様ではほとんどすべてがディーラーオプションでTRDパーツの比率が高く、そこにメーカーオプションとしてデジタル式のインナーミラーを組み合わされています。

支払総額は7,300,000とクラウンとしては結構な高額仕様となりましたが、ほぼフル装備といってもよい形です。ここまでこだわれば長年付き合える素晴らしい1台となるでしょう。

オプション値引きについて

新車の購入時にはディーラーによっては値引きがありますが、メーカーオプションやディーラーオプションに関しても値引きがある場合があります。

値引き額は車の新しさや人気、また時期などによっても前後しますが、現行のクラウンはフルモデルチェンジからまだあまり経っていないことから値引率は高くありません。

ディーラーによっても違いますがおおよそ10%〜20%ぐらいが現在の相場です。そうなると前述の計算ではオプション総額300,000円ぐらいの場合で30,000円〜60,000円、TRDパーツを組み合わせた場合では100,000円前後はオプション値引きが期待できるでしょう。