トヨタ カローラクロスはカローラをベースとしたクロスオーバーSUVで、スタイリッシュな1台となっています。
今回はカローラクロスのメーターについてご紹介します。
カローラクロスのメーターのデザイン
参考：toyota.jp
トヨタ カローラクロスは2021年に初めて登場した非常に新しい車種で、中型クロスオーバーSUVの新型車でもあります。
カローラクロスはその車名の通りカローラをベースにしたクロスオーバーSUVなのですが、車のデザイン自体は現行カローラとはかなり違う独特のデザインです。
一方で車内のコンポーネントの多くを現行のカローラと共通化しており、カローラの派生車種という位置づけになっています。
カローラクロスはカローラの持つ扱いやすいサイズ感や完成度の高いコンポーネントを持っているので素性の良い車であり、オフロード走行よりもオンロード走行がメインの都会的なクロスオーバーSUVになっています。
ではこのカローラクロスのメーターについて詳しくご紹介します。
カローラクロスのメーターのデザイン
参考：toyota.jp
カローラクロスのメーターは基本的にベースとなったカローラと同じ装備となっており、最新仕様のメーターも装備されています。
現行のカローラクロスのメーターは搭載位置としてドライバーの目の前、ハンドルの奥にある位置に配置されており、メーターの搭載場所としてはスタンダードです。
メーターの配置や外観デザインは割とオーソドックスなのですが、現行のカローラクロスにはなんとメーターの仕様として3種類あります。
「4.2インチディスプレイ」、「7インチディスプレイ」、「12.3インチディスプレイ」という3タイプのメーターがあり、このメーターの種類はカローラクロスのグレードやオプション装備の差で変わってくるものです。
カローラクロスの2021年の発売時には「4.2インチディスプレイ」、「7インチディスプレイ」の2種類があり、4.2インチディスプレイはベースグレード〜中級グレード、7インチディスプレイは中級〜上級グレード向きの仕様になっていました。
ですが2022年のマイナーチェンジでトヨタは多くの車種に最新のメーターを採用しており、これがカローラクロスにも装着された「12.3インチディスプレイ」のメーターとなっています。
現在では12.3インチディスプレイのメーターがカローラクロスの上級グレード向けとなっており、合計で3種類のメーターがあることになります。
各メーターのレイアウトなど細かい点は後述でご紹介しますが、メーターの仕様の違いはカローラクロスのグレードを選ぶポイントの一つになるでしょう。
カローラクロスのメーターのデザインの評判
カローラクロスのメーターのデザインについてはX（twitter）にもいろいろな投稿があり、その中からいくつかご紹介します。
新型カローラクロス
メーターカッコいいです pic.twitter.com/IEJssxZMVZ— ゆでたまご (@HDl5G0IovArfu5m) November 25, 2023
こちらの方はカローラクロスの新しいメーターを確認されたようなのですが、そのかっこよさを褒めていらっしゃいますね。
カローラクロスはスタイリッシュなボディデザインの車であり、そのスタイルにメーターの先進性が良く似合っています。
カローラクロスのメーターいじれるの6ヶ月経って気づいた pic.twitter.com/vcuVDiVvB5
— OTOKOUME (@ototamaking) August 11, 2022
こちらの方はカローラクロスのメーターの設定や機能の切り替えなどを行なっていらっしゃいますが、どうやら購入した当初には気づかなかった機能のようです。
カローラクロスもそうですが近年の車のメーターは非常にたくさんの機能や表示があるものであり、ドライバーも一度見ただけではその機能のすべてを把握することはできないでしょう。
カローラクロスのメーター表示の意味・見方
ここからはカローラクロスのメーターについて詳しくご紹介していきますが、3種類のメーターのタイプについてもそれぞれ詳しくご紹介していきます。
| メーター表示 | メーター機能 | ||
| 4.2インチディスプレイ装着車 | アナログスピードメーター | 走行時速度表示 | |
| タコメーター | エンジン回転数表示 | ||
| マルチインフォメーションディスプレイ | さまざまな情報を表示できるディスプレイ ・走行情報表示 ・車速表示/航続可能距離表示 ・燃費グラフ ・エコドライブインジケーター/航続可能距離 ・運転支援機能情報表示 ・オーディオシステム連携表示 ・車輌情報表示 ・設定 ・警告メッセージ | ||
| 外気温表示 | 外気温の測定値を表示 | ||
| シフトポジション表示 | 現在のシフトポジションを表示 | ||
| 時計 | 現在時刻表示 | ||
| 燃料計 | 燃料残量表示 | ||
| オドメーター&トリップメーター | 走行距離、総走行距離の表示 | ||
| オドメーター、トリップメーター表示切り替えボタン ※切り替えスイッチはハンドル部 | 走行距離、総走行距離の表示の切り替え | ||
| 水温計 | エンジン冷却水の温度表示 | ||
| 7インチディスプレイ装着車 | ハイブリッドシステムインジケーター/アナログスピードメーター/タコメーター | 3つの情報を同心円状に切替式で表示 ・ハイブリッドシステムインジケーター：ハイブリッド走行時の状態表示 ・アナログスピードメーター：走行時の速度表示 ・タコメーター：エンジン回転数表示 | |
| デジタルスピードメーター | 走行時速度表示 | ||
| マルチインフォメーションディスプレイ | さまざまな情報を表示できるディスプレイ ・走行情報表示 ・車速表示/航続可能距離表示 ・燃費グラフ ・エコドライブインジケーター/航続可能距離 ・運転支援機能情報表示 ・オーディオシステム連携表示 ・車輌情報表示 ・設定 ・警告メッセージ | ||
| 外気温表示 | 外気温の測定値を表示 | ||
| シフトポジション表示 | 現在のシフトポジションを表示 | ||
| 時計 | 現在時刻表示 | ||
| 燃料計 | 燃料残量表示 | ||
| オドメーター&トリップメーター | 走行距離、総走行距離の表示 | ||
| オドメーター、トリップメーター表示切り替えボタン ※切り替えスイッチはハンドル部 | 走行距離、総走行距離の表示の切り替え | ||
| 水温計 | エンジン冷却水の温度表示 | ||
| 12.3インチディスプレイ装着車 | ダイヤルなしディスプレイ | デジタルスピードメーター | 走行時速度表示 |
| マルチインフォメーションディスプレイ | さまざまな情報を表示できるディスプレイ 〈中央画面表示〉 ・運転支援システム情報 ・地図表示 ・ナビゲーションシステム表示 ・設定 ・警告メッセージ 〈サイド画面表示〉 ・燃費グラフ ・エコドライブインジケーター ・運転支援システム情報 ・ナビゲーション表示 ・オーディオシステム連携表示 ・ドライブインフォメーション ・トリップインフォメーション | ||
| 外気温表示 | 外気温の測定値を表示 | ||
| シフトポジション表示 | 現在のシフトポジションを表示 | ||
| 時計 | 現在時刻表示 | ||
| ウィジェット | オーディオシステム連携表示の一部を簡易表示できる | ||
| 燃料計 | 燃料残量表示 | ||
| オドメーター&トリップメーター | 走行距離、総走行距離の表示 | ||
| オドメーター、トリップメーター表示切り替えボタン ※切り替えスイッチはハンドル部 | 走行距離、総走行距離の表示の切り替え | ||
| 航続可能距離表示 | 現在の燃料残量で走行可能なおおよその距離を表示 | ||
| ウィジェット 燃費グラフ | 燃費グラフの一部を簡易表示 | ||
| 水温計 | エンジン冷却水の温度表示 | ||
| 1ダイヤルディスプレイ | アナログスピードメーター/タコメーター | 走行時速度表示、エンジン回転数表示 | |
| デジタルスピードメーター | 走行時速度表示 | ||
| マルチインフォメーションディスプレイ | さまざまな情報を表示できるディスプレイ 〈中央画面表示〉 ・運転支援システム情報 ・地図表示 ・ナビゲーションシステム表示 ・設定 ・警告メッセージ 〈サイド画面表示〉 ・燃費グラフ ・エコドライブインジケーター ・運転支援システム情報 ・ナビゲーション表示 ・オーディオシステム連携表示 ・ドライブインフォメーション ・トリップインフォメーション | ||
| 外気温表示 | 外気温の測定値を表示 | ||
| シフトポジション表示 | 現在のシフトポジションを表示 | ||
| 時計 | 現在時刻表示 | ||
| ウィジェット | オーディオシステム連携表示の一部を簡易表示できる | ||
| 燃料計 | 燃料残量表示 | ||
| オドメーター&トリップメーター | 走行距離、総走行距離の表示 | ||
| オドメーター、トリップメーター表示切り替えボタン ※切り替えスイッチはハンドル部 | 走行距離、総走行距離の表示の切り替え | ||
| 航続可能距離表示 | 現在の燃料残量で走行可能なおおよその距離を表示 | ||
| ウィジェット 燃費グラフ | 燃費グラフの一部を簡易表示 | ||
| 水温計 | エンジン冷却水の温度表示 | ||
| 2ダイヤルディスプレイ | アナログスピードメーター | 走行時速度表示 | |
| デジタルスピードメーター | 走行時速度表示 | ||
| マルチインフォメーションディスプレイ | さまざまな情報を表示できるディスプレイ 〈中央画面表示〉 ・運転支援システム情報 ・地図表示 ・ナビゲーションシステム表示 ・設定 ・警告メッセージ 〈サイド画面表示〉 ・燃費グラフ ・エコドライブインジケーター ・運転支援システム情報 ・ナビゲーション表示 ・オーディオシステム連携表示 ・ドライブインフォメーション ・トリップインフォメーション | ||
| 外気温表示 | 外気温の測定値を表示 | ||
| シフトポジション表示 | 現在のシフトポジションを表示 | ||
| 時計 | 現在時刻表示 | ||
| ウィジェット | オーディオシステム連携表示の一部を簡易表示できる | ||
| 燃料計 | 燃料残量表示 | ||
| オドメーター&トリップメーター | 走行距離、総走行距離の表示 | ||
| オドメーター、トリップメーター表示切り替えボタン ※切り替えスイッチはハンドル部 | 走行距離、総走行距離の表示の切り替え | ||
| 航続可能距離表示 | 現在の燃料残量で走行可能なおおよその距離を表示 | ||
| ウィジェット 燃費グラフ | 燃費グラフの一部を簡易表示 | ||
| 水温計 | エンジン冷却水の温度表示 | ||
| 警告灯 | 電子制御ブレーキ警告灯、ブレーキ警告灯：赤色、黄色 | 赤色：ブレーキ液不足、ブレーキ系統の異常 黄色：電子制御ブレーキシステム異常 | |
| 高水温警告灯 | エンジン冷却水の高温異常 | ||
| ハイブリッドシステム加熱警告灯 | ハイブリッドシステムの高温異常 | ||
| 充電警告灯 | 充電系統の異常 | ||
| 油圧警告灯 | エンジンオイル圧力の異常 | ||
| エンジン警告灯 | ・エンジン電子制御システムの異常 ・電子制御スロットルの異常 | ||
| SRSエアバッグ/プリテンショナー警告灯 | ・SRSエアバッグシステムの異常 ・プリテンショナー付きシートベルトシステムの異常 | ||
| ABS&ブレーキアシスト警告灯 | ・ABS（アンチロックブレーキシステム）の異常 ・ブレーキアシストの異常 | ||
| パーキングブレーキ警告灯 | パーキングブレーキの異常 | ||
| 燃料残量警告灯 | 燃料残量が規定値以下 | ||
| 運転席・助手席シートベルト非装着用警告灯 | 運転席、助手席シートベルトの非着用警告 | ||
| リア席シートベルト非装着警告灯 | セカンドシードのシートベルト非着用警告 | ||
| スリップ表示灯 | ・TRC（トラクションコントロール）システムの異常 ・VSC（ビークルスタビリティコントロール）システムの異常 ・ヒルスタートアシストコントロールシステムの異常 | ||
| PCS（プリクラッシュセーフティ警告灯） | プリクラッシュセーフティの異常 | ||
| ペダル誤操作警告灯 | ・ブレーキオーバーライドシステムの異常 ・ドライブスタートコントロールの異常 | ||
| ブレーキホールド作動表示灯 | ブレーキホールドシステムの異常 | ||
| LTA（レーントレーシングアシスト）表示灯 | LTA（レーントレーシングアシスト）の異常 | ||
| パワーステアリング警告灯 | EPS（エレクトリックパワーステアリング）の異常 | ||
| LDA（レーンディパーチャーアラート）表示灯 | LDA（レーンディパーチャーアラート）の異常 | ||
| PDA（プロアクティブドライビングアシスト）表示灯 | PDA（プロアクティブドライビングアシスト）の異常 | ||
| クルーズコントロール表示灯 | クルーズコンロトールの異常 | ||
| レーダークルーズコントロール表示灯 | レーダークルーズコントロールの異常 | ||
| 運転支援情報表示等 | PCS（プリクラッシュセーフティ）、LDA（レーンディパーチャーアラート）の異常 | ||
| クリアランスソナーOFF表示灯 | クリアランスソナーの異常 | ||
| ブレーキホールド作動表示灯 | ブレーキホールドシステムの異常 | ||
| 表示灯 | 方向支持表示灯 | ウインカー向き表示、駐車灯表示 | |
| 尾灯表示灯 | 尾灯点灯時の表示 | ||
| ハイビーム表示灯 | ヘッドライト、スモールランプ点灯表示 | ||
| オートマチックハイビーム表示灯 | ヘッドライトハイビーム表示 | ||
| フロントフォグランプ表示灯 | フロントフォグランプ点灯表示 | ||
| リアフォグランプ表示灯 | リアフォグランプ点灯表示 | ||
| READYインジケーター | イグニッションONの状態表示およびハイブリッドシステムON状態の表示 | ||
| クルーズコントロール表示灯 | クルーズコントロール作動時の表示 | ||
| レーダークルーズコントロール表示灯 | レーダークルーズコントロール作動時の表示 | ||
| クルーズコントロールセット表示灯 | クルーズコントロールシステムセット時の表示 | ||
| LTA（レーントレーシングアシスト）表示灯 | LTA作動時の表示 | ||
| クリアランスソナーOFF表示灯 | クリアランスソナーOFF時の表示 | ||
| PKSB OFF表示灯 | PKSB（パーキングブレーキサポート）システムOFF時の表示 | ||
| BSM表示灯 | BSM（ブラインドスポットモニター）ON時表示 | ||
| RCTA OFF表示灯 | RCTA（リアクロストラフィックアラート）OFF時の表示 | ||
| BSMドアミラーインジケーター | BSM（ブラインドスポットモニター）システム県知事の表示 | ||
| スリップ表示灯 | ・VSC（ビークルスタビリティコントロール）、TRC（トラクションコントロール）、ABSの作動時 | ||
| VSC OFF表示灯 | VSC（ビークルスタビリティコントロール）OFF時表示灯 | ||
| PCS（プリクラッシュセーフティ）警告灯 | PCS OFF時の表示 | ||
| 電動パーキングブレーキ表示灯 | 電動パーキングブレーキ作動時の表示 | ||
| ブレーキホールドスタンバイ表示灯 | ブレーキホールドシステムスタンバイ時の表示 | ||
| ブレーキホールド作動表示灯 | ブレーキホールドON時の表示 | ||
| EVインジケーター | EVドライブモード（電気自動車モード）のON時の表示 | ||
| EVドライブモード表示灯 | EVドライブモードON時の表示 | ||
| エコドライブモード表示灯 | エコドライブモードON時の表示 | ||
| パワーモード表示灯 | パワーモードON時の表示 | ||
| スポーツモード表示灯 | スポーツモードON時の表示 | ||
| 低温表示灯 | エンジン水温の状態表示 | ||
| スマートエントリー&スタートシステム表示灯 | スマートエントリーシステム、スタートシステムの動作表示 | ||
| セキュリティ表示灯 | イモビライザーシステム作動時の表示 | ||
| プラスサポート表示灯 | 急アクセル時加速抑制機能の状態表示 | ||
| 制動灯表示灯 | ブレーキランプの操作や運転支援システムの作動で表示 | ||
カローラクロスの4.2インチディスプレイメーターのメーター表示
カローラクロスの4.2インチディスプレイのメーターはベーシックな仕様になっており、スタンダードな仕様のメーターになっています。
4.2インチディスプレイのメーターはメーターのレイアウトとして2メーター式になっており、メーターの左右に大型の円形メーターが2つあります。
メーターの左側がタコメーター、右側がスピードメーターになっており、その円形メーターの間にディスプレイがあります。
このマルチインフォメーションディスプレイのサイズが4.2インチのサイズであり、ディスプレイは縦長に配置されています。
また円形メーターは内側に小さめの扇状のメーターがあり、水温計や燃料計が配置されています。
マルチインフォメーションディスプレイには車の走行状態や各種システムの動作などさまざまな表示が可能で、先進的なシステム表示などができるので利便性の高い装備です。
一方で円形メーターはどちらもアナログタイプのメーターなのでこれまでの車のメーターと近いタイプであり、他の車から乗り換えた人には馴染みのあるレイアウトです。
ベーシックな仕様なのでシンプルにまとまっているメーターですが、直感的にメーターが視認できるのがメリットと言って良いでしょう。
カローラクロスの7インチディスプレイメーターのメーター表示
7インチディスプレイのメーターはカローラクロスの現行モデルでは中級グレード向きのメーターになります。
7インチディスプレイのメーターは4.2インチディスプレイと同じ外観のメーターでパット見では変わらないのですが、イグニッションONになるとセンターのディスプレイに大型の円形メーターが1つ表示されます。
メーターが表示されているのは横長の大型の7インチディスプレイで、このメーターはディスプレイにスピードメーターやタコメーターなどを表示します。
マルチインフォメーションディスプレイのメーターは切替式で1つの円形アナログ式メーターを使うのですが、そのほかにデジタル式のスピードメーターを併設されているのでスピードは常に確認できます。
またマルチインフォメーションディスプレイの左右には半円形のメーターが2つあり、こちらは水温計と燃料残量計となります。
これらのメーターは4.2インチディスプレイの仕様よりも表示のサイズが大きく、全体的にデザイン重視で未来的なスタイルのメーターになっています。
そのためデザイン的にはスタイリッシュでカローラクロスのデザインにもぴったりなのですが、スタンダードなメーター配置ではないので慣れるのには少し時間もかかるでしょう。
一方でマルチインフォメーションディスプレイのサイズが大きいため各種情報の表示は大きくなっており、その点の視認性は高いメーターになっています。
カローラクロスの12.3インチディスプレイメーターのメーター表示
カローラクロスの上級グレードには12.3インチディスプレイメーターという最新のメーターがあり、こちらはフルデジタルメーターという仕様です。
フルデジタルメーターは2022年からトヨタの車種に採用されたメーターで、カローラクロスに搭載されているメーターは同じものがトヨタの高級車などにも採用されています。
フルデジタルメーターはその名前の通り全体がマルチインフォメーションディスプレイになっているメーターであり、メーターの表示範囲もほかの仕様のメーターよりも大きくなっています。
マルチインフォメーションディスプレイなのでメーターの表示にも自由度が生まれており、なんと3種類のメーターレイアウトから自由に選ぶことができます。
まず1つめは「ダイヤルなしディスプレイ」と呼ばれる仕様で、こちらはアナログメーターがなくディスプレイ中央にデジタル式スピードメーターのみが配置されます。
ですが水温計や燃料残量計などはマルチインフォメーションディスプレイの決まった場所に配置されており、そのほかの情報もマルチインフォメーションディスプレイへ表示されます。
2つ目の表示は1ダイヤルディスプレイというデザインで、こちらは7インチディスプレイメーターに近いセンターに大きな円形アナログメーターが配置されるデザインとなります。
そして3つ目の表示が2ダイヤルディスプレイで、こちらは4.2インチディスプレイメーターと同じような2つの円形メーターが配置されており、フルデジタルメーターのデザインの中では最もスタンダードな配置です。
つまり12.3インチディスプレイメーターはほかの仕様のメーターのレイアウトを好きに変更できる仕様であり、非常にシンプルなダイヤルなしディスプレイも選択できるのでドライバーの好みや慣れに合わせた調整がすぐに出来る点が大きなメリットです。
こういった切替式でデザインを変えられるメーターというのはこれまであまりありませんでしたので、非常に先進的な装備となっています。
カローラクロスのメーターの警告灯
カローラクロスのメーターには各種警告灯もそなわっており、普段は基本的に消灯していますが車のシステムなどに問題があるときに表示されます。
カローラクロスにはメーターの仕様が3タイプありますが、警告灯については基本的に表示される内容はほとんど変わっておらずメーターごとに表示する位置が変わります。
警告灯は非常に沢山の種類がそなわっており、エンジン警告灯や燃料残量警告灯、高水温警告灯などの昔からある表示から、最新の各種安全装備や走行支援システムに対するものまで多彩です。
基本的な警告灯であればマークを見てすぐに把握できますが、もしわからない警告灯が表示されたときには車に備え付けの取扱説明書を見てみると良いでしょう。
また警告灯にはそのほかにもマルチインフォメーションディスプレイに表示されるものがあり、各警告灯での状態表示やメッセージによっても問題点を警告してくれます。
カローラクロスにはPCSやブレーキホールドシステムなど安全性に関わるシステムも数多くありますので、これらの警告灯の点灯時には車を停めてその状況を確認しましょう。
さらに最近の警告灯としてペダル誤操作警告灯というものがあり、こちらは誤発進対応をするシステムの警告灯なのでかなり重要な警告灯になっています。
カローラクロスのメーターの表示灯
カローラクロスのメーターには警告灯の他にも表示灯が数多くあり、表示灯は普段の走行時から使うものです。
カローラクロスの3種類のメーターには表示灯もそれぞれ違う位置に配置されますが、基本的な表示灯の種類はほぼかわらないものです。
表示灯の基本的な表示としては方向指示器の表示等やライト関係の表示灯などがあり、これらは比較的メーターの中央付近飲みやすい位置に配置されています。
また一部の表示灯は警告灯と表示が同じになっているものもあり、スリップ表示灯やブレーキホールド作動表示等などはその色や表示内容で区別出来るようになっています。
表示灯は普段から見かけるものが多いので知らない表示灯はあまりないものですが、もしわからない表示灯があった場合にはこちらも取扱説明書を確認すると良いでしょう。
またカローラクロスの表示等にはマルチインフォメーションディスプレイに表示されるものも多く、クルーズコントロールシステムやLTAなどの運転支援装備については動作時に車の走行状態や作動状態が表示灯としてグラフィック付きでわかりやすく表示されます。
またブレーキ関係の表示灯もかなり数多く配置されており、近年の安全機能の必要性の高まりからシステムはかなり増加しています。
最近らしい表示等としては制動表示灯という表示があるのですが、こちらはブレーキ関係が作動したときに表示される表示灯となっています。
カローラクロスのメーターの見やすさ
カローラクロスのメーターの見やすさについては3種類あるメーターの種類で決まる部分が大きいです。
カローラクロスのメーターの見やすさ
カローラクロスのメーターの見やすさは3種類のメーターそれぞれでメリットデメリットがあり、ドライバーの好みや慣れによる部分もかなりあります。
メーターの見やすさという点にはさまざまな要素があり、メーター自体の表示の大きさや輝度、配置などがあり、その他にもドライバーがこれまで運転してきた車での慣れや好みもあります。
4.2インチディスプレイメーターについてはメーターのレイアウトが2メーター式でスタンダードな配置なので、以前から車に乗っている人には馴染みのある直感的に見やすいレイアウトではあります。
その一方でマルチインフォメーションディスプレイが4.2インチサイズと小さめなため表示される情報の視認性は少し低めなメーターとなっています。
7インチディスプレイメーターについてはマルチインフォメーションディスプレイのサイズや水温計、燃料残量計などの表示が大きいため、各種情報は大きく表示され視認性は良好です。
一方でマルチインフォメーションディスプレイのセンターに大きな円形アナログメーターが配置されていますので、あまり馴染みのない方にはメーターの切り替えも含めて若干使いづらさもあるメーターでしょう。
それでも走行支援情報などの表示がかなり大きくなっていますので、メーターの表示に慣れると使いやすくなっていきます。
そして12.3インチディスプレイのメーターでは4.2インチディスプレイと7インチディスプレイのレイアウトや見え方を切り替えることが出来ますので、メーターの見やすさについてはドライバーが選択できる点が大きなメリットです。
最もシンプルな表示が良い方向けのダイヤルなしディスプレイ仕様というのもあり、また基本的なディスプレイサイズの大きさもありますので、見やすさや使い勝手の良さについてはこのメーターに勝るものはないでしょう。
ただし現状ではカローラクロスの上級仕様でしか選択できないので、価格面では高いものとなるでしょう。
カローラクロスのメーターの見え方についての評判
カローラクロスのメーターの見え方についてはX（twitter）でも投稿があり、その中からいくつかご紹介します。
今さらながらカローラクロスのメーターって表示変えられるのねw感動した pic.twitter.com/AJ3cmyjJEv
— リリィ (@Akebono_bonbon) December 24, 2021
こちらの方は7インチディスプレイタイプのメーターを使っていらっしゃいますが、メーター表示の切り替えが出来ることに感動していらっしゃいます。
車に乗り始めたときにはこういった機能はすべて把握できないのですが、どこかの時点で使えるようになると新鮮ですよね。
カローラクロスのメーター。デジタルにも変更できます。一月以上乗って初めて気がつきました。。。アナログよりスッキリしてて見やすいですね。 pic.twitter.com/TFKZJJV9js
— エス (@es_time0204) January 15, 2023
こちらの方はどうやら12.3インチディスプレイタイプのメーターのカローラクロスに乗っていらっしゃるようですが、メーターの仕様をアナログ式からデジタル式に変えることで見やすさが向上したようです。
デジタル式のシンプルな表示のほうが良い方も少なからずいらっしゃいますので、そういった方には12.3インチディスプレイ仕様がおすすめですね。
カローラクロスのメーターの故障
カローラクロスの故障については基本的に部品交換による対応が必要となります。
カローラクロスのメーターは3種類のメーターのどれも基本的にデジタル式のメーターであり、昔のメーターのように一部だけの修理は基本的に出来ません。
昔のアナログメーターでは例えば警告灯や表示灯の切れた電球だけを交換するような修理も出来ましたが、現在のカローラクロスのメーターについては故障の際にはメーター全体の好感が必要となります。
もしメーターが故障した場合にはメーター部品全体を取り外して交換部品との好感という形になるでしょう。
メーターの交換部品は各種類によって価格も変わってくるのですが、4.2インチディスプレイと7インチディスプレイのメーターについてはおおよそ30,000円前後の部品となっています。
一方で12.3インチディスプレイのメーターは最新メーターということもあって50,000円を超える価格となっており、修理の際には価格面でのデメリットはあります。
ただしカローラクロスを始めとしたトヨタ車の信頼性や耐久性は世界トップクラスであり、メーターも故障する可能性は結構低い部品です。
カローラクロス自体登場してからまだまだ期間の短い車ですので、現状メーターの故障を心配する必要はないでしょう。
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