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ビートのメーター表示の見方!ランプの点滅などの意味も全解説!

ホンダ ビートは軽自動車のオープンスポーツカーで、平成のホンダを代表する1台でもあります。

今回はビートのメーターについてご紹介します。

ビートのメーターのデザイン

 

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ホンダ ビートは1991年から1996年まで生産された軽自動車で、軽自動車としては珍しくオープンの2シータースポーツカーでした。

ビートが登場した時代にはバブルのあおりを受けて国内の自動車メーカーが特別な車を次々登場させており、軽自動車でもオープン2シータースポーツカーが何車種も登場しました。

ビートもそのうちの1台であり、軽自動車のコンパクトなボディながらMRエンジンレイアウトとオープンカー、2シーターというスポーツカーの要素を存分に盛り込み、プレミアムな魅力を持つ軽自動車となりました。

生産終了からかなり経過した現在でもビートには根強いファンがついており、そのコンセプトは現在のホンダ車にも受け継がれています。

ではこのビートのメーターについて詳しく見ていきましょう。

ビートのメーターのデザインについて

 

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ビートは1991年発売の車であり、メーターについても現代の車から見ると非常にシンプルな構成となっています。

ビートのメーターは配置場所としてはオーソドックスな運転席前であり、小型のハンドルの奥に配置された小さめのメーターとなります。

ポイント

ビートのメーターが特徴的なのはメーターパネルがダッシュボードに埋め込まれるような現代の形ではなく、メーターパネル自体が独立して設置されていることでしょう。

このメーターには大きな3つの円形メーターが横並びで配置されており、どこかレトロなスポーツカーのような雰囲気もあります。

中央にはアナログタイプのタコメーターが配置されており、スポーツカーではタコメーターの動きが車の走りを表現する要素となりますので、もっとも見やすい位置に配置されています。

メーター右側にはアナログ式スピードメーターが配置されており、その内側には走行距離を示すメーターが2つ配置されています。

MEMO

そして左側には複数のメーターが配置された円形のエリアとなっており、ここには細かな情報は表示灯、警告灯などが集中して配置されています。

なお最近の車には細かな情報を表示すデジタルディスプレイが標準装備されているのですが、ビートが発売されていた当時は高級車ぐらいにしかデジタル装備は採用されなかったため、ビートのメーターはすべてがアナログ式のメーターや電球式の表示灯になっています。

またメーターの表示の種類も現在から見るとかなり少ないものとなっており、車の走行システムや安全システムなどがまだまだ少なかった時代のメーターといえるでしょう。

ビートのメーターのデザインについての評判

ビートのメーターについてはX(twitter)にも色々な投稿があり、昔の車ながら今でもファンが多いことがわかります。

そんな投稿の中からいくつかご紹介しましょう。

こちらの方はつい先日ビートについて投稿していらっしゃいますが、実際の車に乗っていらっしゃるようでメーターがかっこいいとおっしゃっています。

優れたデザインのメーターは時代を超えてもその素晴らしさが伝わる方には伝わるようですね。

こちらの方は車の見た目のデザインについていろいろ意見があるようですが、特にメーターについては魅力を感じる車に乗りたいとおっしゃっています。

その中でビートのメーターは最高ともおっしゃっており、発売終了から20年以上経過していても色褪せないというのはすごいものです。

ビートのメーター表示の意味・見方

次にビートのメーター表示について詳しくご紹介します。

メーター表示メーター機能
標準メーター表示スピードメーター走行時速度表示
タコメーターエンジン回転数表示
燃料計燃料残量表示
オドメーター総走行距離を表示
トリップメーター走行距離を表示
水温計エンジン冷却水の温度表示
リセットボタントリップメーターのリセット用ボタン
警告灯ブレーキ警告灯・パーキングブレーキ作動時に点灯
・ブレーキフルード量低下時に点灯
油圧警告灯エンジンオイル系統の異常
充電警告灯充電システムの異常
排気温警告灯触媒装置の温度が異常に高いときに表示
PGM-FI警告灯エンジン制御システムの異常
シートベルト警告灯・運転席シートベルトの非着用警告
・走行中にシートベルト装着していない際にブザーと点灯表示
SRSエアバッグシステム警告灯SRSエアバッグシステムの異常
表示灯方向指示器表示灯方向指示器の点灯表示
前照灯の上向き(ハイビーム)表示灯ハイビーム作動時の表示

ビートのメーター表示

ビートのメーター表示はシンプルな構成ですが、スポーティな車としてほしいものは揃っています。

ビートのメーターはメーターパネルとしてダッシュボードに取り付けられている板のような形状で、そこに3連の大きなメーターが配置されます。

センターに配置されたタコメーターはなんと10,000rpmまでの表示で軽自動車としては破格の表示ですが、ビートの性能的に最高回転数が8,500rpmと非常に高い性能となっているため十分なタコメーターといえます。

右側のスピードメーターは140km/hまでの表示となりますが、スポーツカーといっても軽自動車の排気量なのでサーキット走行などをしたとしてもそこまで使えないでしょう。

その他の計器類についてもオドメーターやトリップメーターは標準的なものですが、水温計がありますのでスポーツ走行中の水温を常に監視できます。

ただしサーキットなどで負荷の高いスポーツ走行を行う際には油音や油圧などの監視も行いたいため、ビートに社外品の追加メーターを取り付けている方も多いです。

ビートの表示灯や警告灯などでは油温、油圧などの状況があまり良くわからないですし、ビートは結構油温などが上がりやすい車といわれていますので監視は必要です。

特に現在ビートに乗っている方はかなり古い車をメンテナンスして乗っていらっしゃいますので、少しでも不具合を早めに発見できるようにノーマルのメーター以外で必要なものは追加すると良いでしょう。

ビートの警告灯

ビートのメーターには各種警告灯も用意されていますが、最近の車と比べるとかなり種類は少ないものとなっています。

警告灯は車の走行状況やシステムに何会場が起こった際に表示されるもので、搭載される安全システムや走行支援システムが多いとそれに応じて警告灯も増えていきます。

最近の車種では警告灯が20〜30個ある場合も少なくなく、さまざまなシステムが搭載された結果メーターも複雑なものとなっています。

ですが1991年設計のビートでは警告灯はわずか7つにとどまっており、時代の差を感じます。

それでも重要な警告灯としてブレーキ警告灯や油圧警告灯、充電警告灯などがあり、これらの表示は最新の車と同じなのでわかりやすい表示です。

MEMO

またその他に排気温警告灯やPGM-F1警告灯などエンジンに関する警告灯があり、負荷の高いビートのエンジンではこれらの警告灯が点灯したらオーバーヒートの可能性が高くなりますのですぐに対処しましょう。

最近の車には必ず装着されている燃料残量警告灯はビートには設定がありませんので、燃料残量は燃料計をしっかり確認しましょう。

さらに安全装備に関するものとしてシートベルト警告灯やSRSエアバッグ警告灯があり、もしこれらの警告灯が点灯していたら安全な走行ができないので停車して状況を確認しましょう。

ビートは現在でも走れる車が比較的多く残っていますが、内部は結構経年劣化が進んでいる場合がありますので警告灯の点灯には特に注意しましょう。

ビートの表示灯

ビートのメーターには表示灯も設定されていますが、表示等に関してはわずか2つだけと非常にシンプルです。

表示灯は車の走行状態やドライバーの操作状態を示すための表示で、表示灯も車のシステムに対して設定されますので最近の車種では20個以上搭載されていることもほとんどです。

ポイント

そのすべてを毎日活用するわけではありませんが、さまざまなシステムの動作や運転支援システムの表示など重要なものは多く、表示灯なしには状況のわからないシステムもほとんどです。

ですがビートには運転支援システムなどは全くありませんので表示灯は最小限でよく、その結果方向指示器表示灯とハイビーム用のライトの表示灯の2つになりました。

方向指示器表示灯はウインカーの向きを表示するもので、こちらはタコメーターの左右に配置されていてわかりやすい表示になっています。

また前照灯の上向き(ハイビーム)表示灯はライトのレバーで上向きに操作すれば表示され、夜間に活用する表示灯になります。

近年の車ではハイビームだけではなくフォグランプやライト点灯時の表示灯などもあるのですが、ビートには標準でそういった機能はないためハイビームのみとなっています。

あまりにシンプルすぎるため最近の車から乗り換えた方には結構違和感があるかもしれませんが、これも1991年当時の車としては十分標準的な仕様となっています。

ビートのメーターの見やすさ

次にビートのメーターの見やすさについてご説明します。

ビートのメーターの見やすさについて

ビートのメーターは見やすさはかなり良好な部類であり、シンプルで機能の少ないメーターなので表示がわからないことはないでしょう。

メーターの見やすさの要素としてはメーター自体のサイズや配置場所、明るさ、アナログかデジタルかなどがありますが、その他にドライバーの慣れや好みによる点も大きいです。

また最近ではメーターをセンターコンソール上に配置するセンターメーター車も増えてきており、メーターの配置場所でも見え方は変わってきます。

ですがビートのメーターについてはドライバーの目の前の配置であり、メーター全体がコンパクトにまとまっていますのでハンドルの内側からしっかり視認できており見やすいメーターと言えるでしょう。

またメーター自体がアナログメーターなので直感的に情報を確認できますし、それぞれのメーターも大きく表示されますのでわかりやすい表示です。

表示灯や警告灯が少ないことも見やすさには影響しており、最近の車ではあまりに手狭で複雑な配置となったメーターですが、ビートのメーターには配置のゆとりがあり読み取りやすくなっています。

細かな情報表示や高い機能性はないビートのメーターですが、シンプルながらの見やすさは十分確保されています。

ビートのメーターの見やすさについての評判

ビートのメーターの見やすさについてはX(twitter)でもいろいろな投稿があり、その中からいくつかご紹介します。

こちらの方はビートのメーターについてかなり良い思い出を持っていらっしゃるようで、かなり魅力的に感じていらっしゃいますね。

特にタコメーターの配置やレンジの広さを評価されており、ビートという車をメーターでも楽しんでいらっしゃいますね。

こちらの方はビートのメーターが故障してしまったようで、修理して乗り続けられるつもりのようです。

ビートのメーターはシンプルな仕様ではありますがどうしても昔の車なので故障はあり、メーターもさまざまな故障が起こりやすくなっています。

ビートのメーターの故障

最後にビートのメーター故障についてご紹介します。

メーターという部品は車の部品の中では可動部分が少ないため耐久性が高く、信頼性自体は高い部品になっています。

ですが経年劣化によってアナログメーターが動かなくなったり表示灯や警告灯が点灯しなくなったりしますので、そういったときには修理が必要です。

ビートのメーターについてはデジタル表示の部分がありませんので機械的な故障がメインであり、修理についてもメーターの一部の部品交換で済む場合があります。

ビートは1996年に生産終了となった車なので当然ながら新品の交換部品などはありませんが、現在でもビートのメーターの中古部品は各所で手に入れることが可能で修理自体は十分なものができます。

メーター自体の交換から細かな内部部品の交換修理までが可能な状況で、中にはビートのメーターのオーバーホールを行う業者さんもいらっしゃいます。

費用は数千円から数万円と状況に応じてかなり開きがありますが、30年近く前の車のメーターが現在でも満足な修理ができるということが驚くべき状況でしょう。

これも軽自動車のオープンスポーツカーという非常に特徴的な車で、現在でも多くのファンがいらっしゃるビートならではといえるでしょう。